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モブだったみたい
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部屋へ戻ると既に食事が用意されていた。紅焔は優秀で戦闘力が高くお金持ちなハイスペイケメンなので7人もの女を住まわせる豪邸を持っていて、そこを管理する使用人も大勢いる。私専用の使用人も当然いて、私のために私が快適に過ごせるように常に尽くしてくれる。なんという天国か。
「今日は外で」
「かしこまりました」
部屋には庭を見渡せる広いバルコニーがついていて、お洒落なテーブルセットが置かれている。天気の良い日はそこで食事するのが好きだ。
前世では食事は家族揃ってするものだったが、この家には妻が7人もいるためそうはいかない。別に仲が悪いわけではなく、紅焔とそれぞれの妻には関係性があっても、妻同士には特に関係がないということだ。
他人と毎回顔を付き合わせて食事するのは疲れるので、それぞれの妻の部屋に夫が日替わりで訪れるのがこの世界のハーレム。しかし、紅焔はなんちゃって色男なので妻の部屋を訪れることはない。ハーレムを持っていながら実は大して女に興味がない、とか言う謎の硬派設定だ。なんかよくありそうでしょ?
おかげで、私は一人で気楽に豪華な生活を楽しんでいる。前世でもお一人様だったので、寂しいとか言う感情はない。むしろ人付き合いがなくて楽だ。
「あー美味し!」
この世界特有の魔物のステーキを頬張りながら外の風を楽しむ。私の独り言が多いのはこの生活のせいかもしれない。使用人は厳しくしつけられているらしく、不用意に私に話しかけてきたりはしない。気配を消して私の指示を待つのが仕事なのだ。このハーレムで暮らす限り、私は一人で楽しく過ごすしかない。
初夜と言うかエッチしなくて良いのも楽だ。この世界では女にエッチする権利があるので女から誘わないと初夜が迎えられない。その代わりに、初夜を過ごした妻から順番に第一夫人第二夫人というようにハーレム内での序列が決まっていく。実は彼と結婚したのは私が最初なのだが、私が彼の部屋に行かないため後から来た夫人が次々に初夜を越えてしまい、私はあれよあれよと言う間に第七夫人になった。
それでも離婚されないで済んでいるのは、彼の謎の硬派設定のおかげだ。結婚するときにも『無理してエッチしなくても良い』という約束を取り付けている。しかもそのルールは紅焔の方から言い出したことなので、彼は本当に女に興味がないのだろう。性欲はあるから来るもの拒まずなところがあるだけで。
「ん?」
そんなことをつらつら考えながらのんびり食事していると、バルコニーの下にある庭の方から視線を感じた。
見れば、さっきの勇者くんだ。私と目が合うとハッとして視線を逸らし、それからそわそわと手を動かしつつ庭の花を眺めるような振りをし始めた。
さっき私が注目を集めるようなことを言ってしまったので、気になっているのだろう。
「何かご用ですか、勇者様?」
私は一旦食事を止めて、バルコニーの手摺に乗り出した。勇者くんはビクッと毛を逆立てるように反応して、そろそろと私の方を見る。
「あ、いえ、その……さ、先程はありがとうございました。助け船を出していただいて」
「いいえ、どうせ彼の態度は変わらなかったでしょ。別にお礼を言われる程のことはしてない」
「しかし! 僕がそうしたくて! あ、いや、すみません。大きな声を出して」
彼は急に大きな声を出したかと思えば、その勢いが嘘のようにしょんぼりと肩を落とす。犬狼族とはいえ彼に犬耳はついていないのに、群青色の犬耳がぺしょんと垂れてしまったような幻覚が見える。
「かわいい……」
「えっ」
思わず呟くと、勇者ファーガスはパッと顔を上げてほんのり頬を染めた。紅焔も分かりやすいけれど、ファーガスも分かりやすくて可愛い。前世ではどっちかというと、彼のような可愛い系の方が好みだった。まあ、イケメンはみんな好きだったと言った方が正しい。
可愛らしい反応をする彼を微笑ましく見下ろしていると、ファーガスが一歩前に足を出して膝をついた。
「じ、実は、僕もあなたのことを美しいと思っておりました! 初めて笑顔を見た瞬間、あなたに一目惚れしました! 僕を、あなたの夫の一人に加えていただきたい!」
「……ん?」
予想外のことを言われたので咄嗟に言葉が出てこなかった。いや、勇者くん惚れやすすぎん? しかも私は他人の妻だぜ。君が助力を請おうとしている紅焔の。
とは言え、実際には勇者ファーガスの言ったことも実現可能なのがこの世界のややこしいところだ。男のハーレムが許されるように、この世界では女のハーレムもとい複数の夫を持つことが許される。一夫多妻ならぬ多夫多妻制だ。この世界のハーレムと言うのは男が作る家のことなので、女の場合はハーレムとは言わない。
「夫の目の前でその妻を口説こうとは良い度胸だな」
「コウエン!」
声に横を見ると隣の部屋のバルコニーに紅焔が出てきていた。彼の名を叫んだのは勇者くんだ。こころなしか紅焔の顔が怒っているような気がする。さすがに、こう堂々と妻を口説かれたら彼も良い気はしないのだろうか。
「すまない、コウエン。だが、一目惚れなんだ! チャンスをくれないか?!」
「黙れ、小僧!」
「私は別に良いけど。好みだし」
「!」
「本当ですか?!」
私がそう言うと紅焔はバッとこちらを振り向いて睨むと言うか苦虫を噛み潰したような焦ったような顔をした。ファーガスの方はぱあっと表情を明るくして私を見上げる。
「必ず幸せにします! 僕は何番目でも構いませんから、だから僕が魔王を倒すまで待っていてくれますか?」
「忘れないように、時々遊びに来てね」
「はい!」
ファーガスは感激したみたいに飛び上がって私に手を振ってから帰っていった。彼が頼んで私が了承したので、これで私と彼は結婚したことになる。そこら辺は口約束でなんとでもなる文化なのだ。しかも、私は紅焔と初夜を迎えていないので、ファーガスが二番目になるとは限らない。て言うか、夫の場合って何て呼べば良いんだろう。女の場合は夫人だから、男は婦人? それはなんかおかしいよね。
「サリーナ」
ファーガスに手を振り返しながら見送っていると、紅焔が私を呼んだ。
「何?」
自分もハーレムを持っているくせに私が複数の夫を持つのはダメだとか言い出したらどうしよう。ま、そんなわけないか。女に興味ないやつだし。
「あの小僧を第一夫君にするつもりか……?」
あ、夫の場合は夫君って言うんだ。勉強になる。この世界は日本語が共通語なので、元になる物語も日本語で書かれているんだと思う。つまり、夫君という日本語があるということだ。前世では聞いたことがなかった言葉を異世界で知るなんて不思議な気持ちになる。
「答えろ、サリーナ!」
私がちょっと答えるのに遅れると、焦れたように紅焔が怒鳴った。珍しい。私を始め、妻たちにはいつも興味無さそうにしていて、他の夫人から話しかけられても無視するか適当に答えるかしかしないのに。
彼の態度をちょっと不思議に思いつつ、私は正直に答えた。
「まあ、好きになったら? そうするかも」
「……っ、そうか」
紅焔は一瞬息を呑んだみたいだった。気のせいかもしれない。それくらい一瞬のことで、私の返事を聞くとサッと身を翻して自分の部屋に戻ってしまった。
考えてみれば私はずっと気ままに暮らしてたから、急に現れた男に興味を持ったのが珍しかったのかもしれない。
ま、どうせ勇者くんも自分のハーレムを作るだろうし私がモブのままなのは変わらないと思う。
「今日は外で」
「かしこまりました」
部屋には庭を見渡せる広いバルコニーがついていて、お洒落なテーブルセットが置かれている。天気の良い日はそこで食事するのが好きだ。
前世では食事は家族揃ってするものだったが、この家には妻が7人もいるためそうはいかない。別に仲が悪いわけではなく、紅焔とそれぞれの妻には関係性があっても、妻同士には特に関係がないということだ。
他人と毎回顔を付き合わせて食事するのは疲れるので、それぞれの妻の部屋に夫が日替わりで訪れるのがこの世界のハーレム。しかし、紅焔はなんちゃって色男なので妻の部屋を訪れることはない。ハーレムを持っていながら実は大して女に興味がない、とか言う謎の硬派設定だ。なんかよくありそうでしょ?
おかげで、私は一人で気楽に豪華な生活を楽しんでいる。前世でもお一人様だったので、寂しいとか言う感情はない。むしろ人付き合いがなくて楽だ。
「あー美味し!」
この世界特有の魔物のステーキを頬張りながら外の風を楽しむ。私の独り言が多いのはこの生活のせいかもしれない。使用人は厳しくしつけられているらしく、不用意に私に話しかけてきたりはしない。気配を消して私の指示を待つのが仕事なのだ。このハーレムで暮らす限り、私は一人で楽しく過ごすしかない。
初夜と言うかエッチしなくて良いのも楽だ。この世界では女にエッチする権利があるので女から誘わないと初夜が迎えられない。その代わりに、初夜を過ごした妻から順番に第一夫人第二夫人というようにハーレム内での序列が決まっていく。実は彼と結婚したのは私が最初なのだが、私が彼の部屋に行かないため後から来た夫人が次々に初夜を越えてしまい、私はあれよあれよと言う間に第七夫人になった。
それでも離婚されないで済んでいるのは、彼の謎の硬派設定のおかげだ。結婚するときにも『無理してエッチしなくても良い』という約束を取り付けている。しかもそのルールは紅焔の方から言い出したことなので、彼は本当に女に興味がないのだろう。性欲はあるから来るもの拒まずなところがあるだけで。
「ん?」
そんなことをつらつら考えながらのんびり食事していると、バルコニーの下にある庭の方から視線を感じた。
見れば、さっきの勇者くんだ。私と目が合うとハッとして視線を逸らし、それからそわそわと手を動かしつつ庭の花を眺めるような振りをし始めた。
さっき私が注目を集めるようなことを言ってしまったので、気になっているのだろう。
「何かご用ですか、勇者様?」
私は一旦食事を止めて、バルコニーの手摺に乗り出した。勇者くんはビクッと毛を逆立てるように反応して、そろそろと私の方を見る。
「あ、いえ、その……さ、先程はありがとうございました。助け船を出していただいて」
「いいえ、どうせ彼の態度は変わらなかったでしょ。別にお礼を言われる程のことはしてない」
「しかし! 僕がそうしたくて! あ、いや、すみません。大きな声を出して」
彼は急に大きな声を出したかと思えば、その勢いが嘘のようにしょんぼりと肩を落とす。犬狼族とはいえ彼に犬耳はついていないのに、群青色の犬耳がぺしょんと垂れてしまったような幻覚が見える。
「かわいい……」
「えっ」
思わず呟くと、勇者ファーガスはパッと顔を上げてほんのり頬を染めた。紅焔も分かりやすいけれど、ファーガスも分かりやすくて可愛い。前世ではどっちかというと、彼のような可愛い系の方が好みだった。まあ、イケメンはみんな好きだったと言った方が正しい。
可愛らしい反応をする彼を微笑ましく見下ろしていると、ファーガスが一歩前に足を出して膝をついた。
「じ、実は、僕もあなたのことを美しいと思っておりました! 初めて笑顔を見た瞬間、あなたに一目惚れしました! 僕を、あなたの夫の一人に加えていただきたい!」
「……ん?」
予想外のことを言われたので咄嗟に言葉が出てこなかった。いや、勇者くん惚れやすすぎん? しかも私は他人の妻だぜ。君が助力を請おうとしている紅焔の。
とは言え、実際には勇者ファーガスの言ったことも実現可能なのがこの世界のややこしいところだ。男のハーレムが許されるように、この世界では女のハーレムもとい複数の夫を持つことが許される。一夫多妻ならぬ多夫多妻制だ。この世界のハーレムと言うのは男が作る家のことなので、女の場合はハーレムとは言わない。
「夫の目の前でその妻を口説こうとは良い度胸だな」
「コウエン!」
声に横を見ると隣の部屋のバルコニーに紅焔が出てきていた。彼の名を叫んだのは勇者くんだ。こころなしか紅焔の顔が怒っているような気がする。さすがに、こう堂々と妻を口説かれたら彼も良い気はしないのだろうか。
「すまない、コウエン。だが、一目惚れなんだ! チャンスをくれないか?!」
「黙れ、小僧!」
「私は別に良いけど。好みだし」
「!」
「本当ですか?!」
私がそう言うと紅焔はバッとこちらを振り向いて睨むと言うか苦虫を噛み潰したような焦ったような顔をした。ファーガスの方はぱあっと表情を明るくして私を見上げる。
「必ず幸せにします! 僕は何番目でも構いませんから、だから僕が魔王を倒すまで待っていてくれますか?」
「忘れないように、時々遊びに来てね」
「はい!」
ファーガスは感激したみたいに飛び上がって私に手を振ってから帰っていった。彼が頼んで私が了承したので、これで私と彼は結婚したことになる。そこら辺は口約束でなんとでもなる文化なのだ。しかも、私は紅焔と初夜を迎えていないので、ファーガスが二番目になるとは限らない。て言うか、夫の場合って何て呼べば良いんだろう。女の場合は夫人だから、男は婦人? それはなんかおかしいよね。
「サリーナ」
ファーガスに手を振り返しながら見送っていると、紅焔が私を呼んだ。
「何?」
自分もハーレムを持っているくせに私が複数の夫を持つのはダメだとか言い出したらどうしよう。ま、そんなわけないか。女に興味ないやつだし。
「あの小僧を第一夫君にするつもりか……?」
あ、夫の場合は夫君って言うんだ。勉強になる。この世界は日本語が共通語なので、元になる物語も日本語で書かれているんだと思う。つまり、夫君という日本語があるということだ。前世では聞いたことがなかった言葉を異世界で知るなんて不思議な気持ちになる。
「答えろ、サリーナ!」
私がちょっと答えるのに遅れると、焦れたように紅焔が怒鳴った。珍しい。私を始め、妻たちにはいつも興味無さそうにしていて、他の夫人から話しかけられても無視するか適当に答えるかしかしないのに。
彼の態度をちょっと不思議に思いつつ、私は正直に答えた。
「まあ、好きになったら? そうするかも」
「……っ、そうか」
紅焔は一瞬息を呑んだみたいだった。気のせいかもしれない。それくらい一瞬のことで、私の返事を聞くとサッと身を翻して自分の部屋に戻ってしまった。
考えてみれば私はずっと気ままに暮らしてたから、急に現れた男に興味を持ったのが珍しかったのかもしれない。
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