魔導銃器の開発者

載騒 春都

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ミナミと銃器-上

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昔から銃を作るのが好きだった。
私には母親がいた。他のみんなと違って母体から生まれた人間。
父親は私が生まれる前に寿命で死んだ。
母は銃器開発のプロだった。街を代表する企業で働いていたし、家にも偉い人がよく来ていた。
そんな母から生まれた私は母の才能を引き継いだらしい。
私は何かを作ることが得意だった。
小学一年生でテレビのリモコンを作ったし、小学3年生の頃になった時、自由研究で銃を作った。

今考えればかなり酷い出来だったが、きちんと電気回路を生成して魔力弾を発射できるようになっていたので、
みんなが驚いて、すごい凄いと囃し立てくれた。

母もそんな私を褒めてくれて、嬉しかったのを覚えている。

「将来はお母さんと一緒の企業に入るね!」

ただ、私がそういった時、少しだけ悲しそうな顔をしていた。


中学2年生の頃だった。母が死んだ。寿命だった。母の年齢は当時35歳で、葬儀の時、

「ここまで成長したミナミちゃんを見れて、幸せだったね」

と親戚の人が言っていたのを覚えている。この世界では、人間の寿命は短すぎる。父も母ももっと生きるべきだった。

…私が母の意思を受け継ぐんだ。

そう心に近い、開発、研究を続け、私は中学3年生になった。

_____________

車の中から街を見る。
アレスの街を出てから、ずっと海と森が続いている。
ここはヘパイストスとアレスの丁度間、ヘパイストスの街ほど荒れてなく、アレスの街が手を出せない。
自然が残った境目。
私はこの国で天才が集まる学校、「アテナ開発高校」のオープンキャンパスに行くために、アテナの街に車で向かっていた。

「やはり心配ですか?ミナミ様」

…運転をしてくれている護衛チームの人が話しかけてくる。名前は何で言ったっけか…忘れてしまった。

「ヘパイストスは治安が悪いですからね。でも大丈夫です!私たちがついてますから!」

護衛チームの1人がそういうと、前に乗っている4人が一斉にグッドポーズを決める。

ヘパイストス、あそこは教会が牛耳っていて、「道を外れた人間にも救済を」と綺麗事をほざくもんだから、浮浪者やならず者の溜まり場になっている。

ただ、私が一番心配しているのは、今ここにいるのが女性が1人と男が3人の4人チームというところだ。

男は女性よりも寿命が短い、25歳には寿命で死んでしまう。

しかも彼らは魔力の放出ができないので銃器もテレビリモコンすら使えない。
その代わり身体能力に特化しているが、護衛用ナイフを装備している女性は男性の身体能力など、魔術で軽々越えることができる。

それなのに、男性のチームを寄越していたということは、もしかして私はあまり重要視されていないのだろうか。

「それにしても、ミナミ様から頂いたこのリボルバー、昨日使われて貰ったのですが、かなり使いやすいですね」

「貴方マシンガンを支給されていたでしょ、そんな連続して魔力弾を撃てるほど、貴方器用じゃなさそうだから、言っとくけど1000は作ったうちの名前もない試作品をあげただけだからね」

「いやいや!ミナミ様のものが貰えるだけで嬉しいですよ!名前つけてもいいですか!?」

「別に好きにつけなさい」

「ありがとうございます!何にしようかなー!」

…試作品を与えただけなのに、何故こんなにも楽しそうなのだろうか。

「それにしても、ミナミ様ももうすぐ高校生ですね、高校に入った後、企業はどこに行きます?やっぱりお母様と同じ企業に入るんですか?」

「運転に集中しなさい」

…企業、私はお母さんと一緒の企業に入るつもりだ。だけど、あの顔が忘れられない。

お母さん、なんであんな悲しそうな顔をしたの?

…唐突に車が止まる。

「お嬢様、隠れていてください」

護衛が1人を除いて外に出る。外を覗くと、道路にたくさんの人が屯していた。

「すみませんが、ここを通していただけますか?」

「あ?馬鹿じゃねぇのか、てめぇらを待ってたんだよ。高級車の部品っていうのは高く売れるからな」

…相手は合計で10人くらいだろうか、全員女性だ。手には市民が護身用に持っている電気ナイフを持っている。

少し身体能力が上がる程度の機能はあるが、それまでだ。

あいつに持たせたのは、試作品のリボルバーだが、身体能力強化の機能もついている私特製のものだ。

私の銃は、あんな市販で売っている奴とは訳が違う。

「…そうですか、では、行きます」

その瞬間、10人のナイフを持ったならず者たちが彼女を囲み始める。それぞれの顔には悪意と欲望が滲んでいた。

月明かりが闇を照らし出し、彼女の姿がはっきりと見えた。彼女の目は鋭く、冷たく、一筋の恐怖も感じさせない。彼女の左手には、確かにリボルバーが握られていた。

ならず者たちは、一斉に彼女に襲いかかる。しかし、ルナはその脅威に動じることはなかった。まるで空気を切り裂くかのような動きで、彼女はアクロバティックに避け、彼らの攻撃を次々とかわしていく。

彼女はまるで風のように軽やかに動く。彼女の足が地面に触れることはほとんどないかのようだった。そのスピードと瞬発力は、まるで神業のように見えた。彼女は動きでならず者たちを翻弄し、ならず者達はなんとかその姿を捉えようと立ち止まる。

だが、それは銃相手には愚かな行為だ。

「…捉えました」

彼女は、空中で回転しながらリボルバーを構える。銃声が響き渡り、たちまち2人のチンピラが倒れる。彼女の銃撃は、見事なまでの命中率を誇っていた。

「…ビビるな!数はこっちの方が上だ!」

残りのならず者たちは、恐怖に震えながらも彼女に襲いかかる。しかし、彼らはとうに彼女の手の内にあった。ルナは一瞬の隙も見せず、リボルバーを片手に、驚異的なバランス感覚でチンピラたちを次々と倒していく。

彼女の動きは、まるで舞台のバレリーナのように美しく、流れるようだった。リボルバーの弾丸が次々と敵を打ち倒す。彼らはどんな抵抗を試みても、ルナの優れた戦術と技術の前には、とうてい勝てるはずもなかった。それでも彼らは必死で抵抗し続けるが、彼女の動きを捉えられることはなかった。

最後のチンピラが地面に倒れ込むと、ルナは身軽な身のこなしで彼の横に降り立った。彼女は冷たい瞳でならず者を見下ろし、最後のならず者の頭に銃を突きつける。

彼女が立っていた場所からは、すでに9人のならず者たちが気絶し、倒れ伏していた。

「さて、私たちはただ、道を開けて欲しいだけです。わかりますね」

最後に残ったならず者は、恐怖で声もあげられないようだ。

「…はぁ、もういいです。さて!ミナミさ」

彼女が私の名前を呼ぼうとしたその瞬間。

リボルバーの音ではない銃声が響き渡った。

その瞬間、彼女が倒れる。

…ああ、彼女の動きに見惚れて、私も気が付かなかった。

彼女について行った男2人が、静かに倒れているのを

『…あそこまでの力を持っていながら、何故背後を確認すると言う簡単なことができないのですか?』

…そいつは、ならず者達がいた場所の逆方向から現れた。

黒いコートを着ていて、ヘルメットをしているそいつは、手に、SMGを装備していた。コートの中には沢山のアクセサリーをつけている。

『さてと、お嬢さん、出てきてもらえますか?』

…そういって奴は車の窓をノックする。残っていた男の護衛は首を横に振り、出るなと言うジェスチャーを送った。

…だが、このままだと彼女は死んでしまう。それに、私を外に出すということはすぐには殺さないはずだ。

…護衛には待機するようジェスチャーをし、私はゆっくりと外に出る。だが私が出ると同時を男の護衛も外に出た。

『なるほど、まだ残っていたのですね』

男の護衛は奴に向かって飛び出す。だが、奴はそれを軽々と受け止め、手に持った電気ナイフで首を切る。

だから、言ったんだ。この世界では男は女に勝てない。

『さてと、ミナミさん、お会いできて光栄です。ずっと貴方に会いたかった』

「何それ、愛の告白?」

『いえいえ、私はこう見えて女性なので女性に恋をする事はありませんよ』

…体を観察する。どうやら旧式のアクセサリーやナイフを複数装備して全てを起動してるようだ。

確かにこれなら気付かないうちに男2人くらいなら始末できるだろう。

本人の体が保てばの話だが、

『さてと、貴方には私が持っている銃を強化してほしくてですね。ほら、アクセサリーやナイフは比較的独学でできるのですが』

「…市販の銃なら1年あれば改造できるようになるわよ。試してみたら」

これは本当だ、市販の銃はそこまで構造は難しくない。道具がない状態でもある程度強化ができる。

『天才なのに察しが悪いのですね』

…こいつはいちいち毒を吐かないとやっていけないのだろうか

「何?言いたいことがあったらはっきり言いなさい」

『この銃は貴方が作った銃なのですよ』

…え?

『一年前、アテナで行われた第8回アテナ魔術戦術大会の戦闘部門のナナ選手覚えていますか?』

「…ええ、彼女のサポートは私が担当したもの、覚えてるわ」

『その際、貴方は彼女に合う銃を作るために数十台の銃を作り廃棄した。これはその銃の一つです』

…うそだ、そんなわけない。だって悪用されないためにそもそも電気基盤を取り外したはず。

『苦労しましたよ。でも、電気基盤と本体を同時期に捨てるのはどうかと思いますよ。そんなの探せばすぐ見つかりますから』

…別々の場所で捨てたものを見つけてきたって言うの?意味がわからない。

『それにしても、ナナ選手のあの動きは凄まじかった。目にも止まらない速さで敵を翻弄し、その中で正確に頭を当ててくる。しかも弾切れもしないほどの魔力量、流石の優勝者です。ですが、天才に合う銃を作れる貴方も天才です』

…こいつは頭がおかしい。何を考えてるかわからない。

『私が持っているこのSMG、大会ではGP-865と呼ばれていたこの銃、大会用には精密生を重視して作られていましたが、この試作品では、ただ威力を重視して作られている。原則この世界では銃で人は殺せません。せいぜい気絶させる程度です。ただ、私が持つ膨大な魔力とアクセサリー、そしてこのGPの試作品と組み合わせば、この世界で初めて人を殺せる銃を作れる。そう思ったのですが…』

奴はSMGを構え、壁に連射する。壁は忽ちボロボロに砕け落ち、石屑に変わった。

『確かに壁は壊せます。ですが、人間はと言うと』

「…まっ!?」

奴は気絶している護衛の彼女に向かって、SMGを乱射した。

彼女の顔が苦しそうになる。だが、彼女のいくら撃ち続けても、彼女が死ぬ事はない。

『と、このように、人間を撃ち続けても死にません。本当に嫌になりますよ』

「…要件を早く言いなさい」

『おっと失礼しました。私はですね、人を殺せる兵器を作りたいのです。ですが、私の力だけでは不可能でしてね。貴方に協力して欲しいのですよ』

…こいつの言っていることがわからない。だが、確かに奴の魔力量は異常だ。その証拠に護衛の彼女の様子がおかしい。呼吸の仕方も変だ。
多分骨が折れている。奴は魔弾を使い、人の体を傷つけることに成功している。

…こいつには、計画がある。駄目だ、奴は逃しちゃ

(その際、貴方は彼女に合う銃を作るために数十台の銃を作り廃棄した。これはその銃の一つです)

…私が作った?彼女をこんなに傷だらけにしたものを私が…?

「ゔっ…」

少し胃液が出た。私が作ったのか?奴が使っている銃を、私を守ってくれた彼女をが傷つけた銃を……

「あ…ああああ…」

『おや、壊れてしまいましたか、仕方ありませんね、一回気絶させ』

「ヘパイストス様、私に力を」

その瞬間、奴がいる場所に光の柱が出現する。声のした方を向くと、シスター姿の女性が本を片手で読みながら立っていた。

「勧誘ですか?本当にやめてもらえませんか。貴方の悪事に一般人を巻き込まないでください」

『無能飼いのシスターか』

光の柱から奴が出てくる。奴は先ほどより動きがぎこちない。結構なダメージを受けているようだ。

「彼女達は私たちが保護します。貴方には手を出させません」

『そうやって、無差別に無能を助けて、何の利益にもならないゴキブリどもを放し飼いにするのは楽しいか?』

「…それは貴方が才能があるからそう言えるのです。ただちに立ち去りなさい。これ以上は容赦しません」

シスターが本のページを捲る。それをみて、どうやら諦めがついたようだ。

『では、ミナミさん。お待ちしておりますよ。何年でも』

そういって、奴の姿は消えて行った。
私は足の力が抜けそうになるが、力を振り絞り、撃たれた彼女に近寄る。

辛うじて息はしているが、呼吸が変になってる。このままじゃ危ない。

「すぐ教会に案内します。ただ、今は私だけなので、度教会に言って応援を呼ぶことになりますが」

「...私は歩けるわ、彼女を運んであげて、他の人は車の中で寝かせてあげてほしい」

「...わかりました」

...彼らを車で寝かせ、シスターが携帯で連絡を取る。

私は助かったのだろう。もう誰も襲ってこない。
だけど、安心できなかった。

(その際、貴方は彼女に合う銃を作るために数十台の銃を作り廃棄した。これはその銃の一つです)

その言葉だけが頭の中で反響していた。

_______________________


「...」

私はベットに横たわる彼女の横に座る。

あの後、彼女の手当てをした後に、シスターが車と残りの警護隊、そして戦闘で倒れたならず者達を救護しに行った。
...私が作った銃が、私が失敗作と言って捨てた銃が、今奴らの手に渡っている。

自分の銃が人を殺す可能性があるなんて考えたことがなかった。この世界では人は人を殺せないと思っていて、ただ、作りたくて作って。その結果、今まさに傷ついた人間がいる。

「...こんにちは」

声がした方を見ると、助けに来てくれたシスターがドアの前に立っていた。

「彼女は大丈夫ですよ、命に別状はありません。それに後遺症も残らないと思います」


「そう...ありがとう、彼女を助けてくれて」

私はシスターの顔が見れなかった。何を言えばいいか、わからない。

「...貴方達は私達が絶対にアレスにお返しします。ですが、このまま帰れば、あの男がまた襲ってくる可能性があります。あので、一旦はヘパイストスの隣にある街、アルテミスの街に一時的に避難して貰うことになります」

「...そう」

アルテミス、確か銃器が禁止されている。狩りや牧場が有名な田舎町だったはずだ。
あそこなら確かに奴らはこれないかもしれない。

「彼女はしばらくは寝たきりだと思います...貴方のせいではないですよ、ミナミさん」

...どうして私の名前を知っているか、少し疑問に思ったが、聞く気分でなかった。
今はただ、考える時間が欲しかった。

「...じゃあ、そろそろ私は他の方の様子を見てきますね」

「待って」

何故引き留めたか、じぶんでもわからない。

「貴方は人を殺してしまうかもしれないって感じたことはある?」

ただ、その質問が口から出た。

「私達は主に従い、人を救うだけですよ」

そう言ったシスターの顔は、まるで生まれたばかりの赤子を見る母親のように優しい顔をしていた。

それがたまらなく気持ち悪く感じた。
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