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第4章 中級冒険者編
04.まだ俺のターン
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眠ることなく朝を迎える。
ぼーっとしながら、準備をしているとカルディアものそのそ起きだした。
途中で何かを思い出したようで、せかせか動きだした。忙しい奴だ。
そして「風呂いってくる!」とか言いながら、朝風呂にいった。相当気に入ったようだ。
どうせしばらく帰ってこないだろうから、フロントでカルディアの部屋手続きと支払いをしておく。フロントのお姉さんがチラチラ俺のを見てるのが気になる。あ、昨日の人か。そうゆう関係じゃないですから、まだ。
もろもろ準備が終わってカルディアも風呂からでてきたので、朝飯をサクッと食べてギルドへ向かう。
ギルドに着くと、すでに他の3人がコーヒー飲んでまったりしていた。
俺も濃いめのコーヒーを入れてもらって、ぐっと飲みほして試験会場に向かう。
カルディアとアディさんは、待機しててもらうことに。
試験会場についた。俺ら3人を入れて30人ぐらいが、今回筆記試験を受けるようだ。多いのかすくないのか。平日は毎日やってるそうだから、多い方かな。
試験官が試験の注意点を説明する。不正をすると冒険者資格を剥奪するといっている。
問題と答案が前から裏向きで配られて、全員に行き渡ったのを試験官が確認して開始の合図がでた。
さて、どんな問題かな。
ふむふむ魔物の特性、薬草の知識などか。まぁ、これは普通に依頼をこなしてれば身に付く知識だな。
無難に答えて、次のページへ移って絶句した。
算術と社会情勢、王国法律だと。きゅ、急にレベルあがってない?算術は四則演算程度なので余裕だが、社会情勢なんて知らねーよ。
王国法律なんてもっと知らねーよ。
やべ、まじでやべー。
これか、兄貴が言ってた、「運も実力も努力も全部揃ってないと、Cにはなれない。」の運の部分か・・・。4択かぁー。きっつ。
社会情勢で、唯一自信をもって答えられたのは、ここ最近使用される様になったクーポンの概念についてだけだった。アイデア提供したの俺だし。
他は、全くわからない。1ミリもわからん。
次は法律だが、そんなの明確に決まりあんの?って感じの問題ばっかりだった。
ダンジョンの遺留品の取り扱いとか、大型魔石の取得時の報告義務についてとか、やべー俺が知らないだけか?
この辺の法律は、たぶんギルド人とかが、うまいことやってくれてて俺ら意識してない部分なんだろうな。今回は、マジで運ねーと、これは超えられない。
兄貴、俺もやべーかもっす・・・
残り時間は、半分ぐらい。
この世界にきて一番頭を使ってるかもしれない。全く知らない知識を、脳内で選択肢ごとの場面をシュミレーションして、それっぽいのを選んでいく。
しかし、俺にはまだここの常識がないから、ズレてる可能性がある。
それが一番怖い。今までの数年間で得たこの世界の常識で回答を導き出す。
俺が悪戦苦闘してると、もう数人が退室していく。はやっ。
エリサも退室してやがる。あいつすぐ病むくせに、頭はいいからな。
睡眠不足がめちゃめちゃアダとなったが、ギリギリの集中力でとりあえず、全部埋めた。
手をあげて、試験官を呼び答案を回収してもらって、俺の筆記試験は終わった。
外に出て、食堂でまってる3人のところに行く。
どうだったか聞かれた、「正直わからん」としかいえない。
エリサはと聞くと「私は大丈夫だと思う」
なにその自信、お前法律とか社会情勢とかわかんのかよ。
アディさんはわからんが、カルディアは・・・無理そうだな。
これ。マジでCの壁は厚いわ。
しばらくたって、マークが出てきた。
清々しい顔だった。え、実は秀才パターンか?
どうだったと聞くと、「ほとんどわからなかった」とのこと。だよなぁー。
とりあえず気を取り直して、カルディアとアディさんのランクあげを開始することにした。
受付に行って「手っ取り早くランクあげたいんですが」と正直にお姉さんに聞くと、怒られることなく効率の良いやり方を教えてくれた。
まずは、Fランクの常設依頼でてる小型の魔物を狩って、Eランクにあげて中~大型の魔物を討伐してれば、すぐDランクになれるそうだ。
まぁ、そりゃそうだろうな。戦闘特化じゃないとできないやり方だけど、この二人なら余裕か。
というわけで、王都付近に出るゴブリンを狩に行く。2ランク離れているので、Dランクの俺らは手伝えない。そもそも手伝う必要はないが。
やっぱエルフと魔族ですからね、あっという間ですよ。
カルディアは言うまでもなく強い。そして、アディさんもとんでもなく強い。
探すのが面倒だったみたいで、アディさんの影が林の中に伸びていって多数のゴブリンを引っ張ってきた。なんというチート。
カルディアとともに証明部位だけ残して魔物の跡形もなく消し去っている。
1時間もかからずに依頼達成受付に向かう。
そして、Eランクに上がる。次の依頼を受けに行くと、お姉さんが「す、すご、こんな早いなんて。サイン貰っとこうかしら」とかいっている。
次は、ホブゴブリンと、オークの中型の魔物を狩る。これも、先ほどと同様にアディさんが集めたので、すぐ終わった。
今回は、エリサが闇属性の魔法を使う練習もかねて戦闘に参加したが、魔法がまったく出せず苦労していた。
魔法さえだせれば、それを呼び水として指輪からアディさんの魔力が供給され、高威力の闇魔法が出るそうだ。だが、肝心の魔法が出ない。俺も苦労したからな。
ダメ元で普通に魔術をとなえてみたところ、杖の魔石にアディさんの魔力が供給されて、真っ黒なファイヤーボールが飛んでいった。
威力も大幅にアップされているようで、着弾と同時にオークが粉々になった。地形もちょっとえぐれてる・・・。
悦った顔しながら「私、これでいい」そうだ。
こちらの依頼もすぐに終わって、依頼達成受付に戻ってきた。
ギルドの人たちはめちゃめちゃ驚いていたが、「あぁ、この二人か」とか、「この二人ならこうなるか」とか勝手に納得していた。
というわけで、あっという間にDランク。
明日も試験やってるそうなので、カルディアとアディさんをエントリーさせて解散となった。
ちなみに、今週分の試験結果は全て、来週中に発表されるそうだ。
夕方の帰り道、カルディアが味噌ラーメン食べたいと言いだしたので、みんなでラーメン屋に向かう。
アディさんはラーメン自体初めてだそうだ。そもそも、食事自体の必要性がなく、魔族は魔素があれば大丈夫らしい。
ただ、食事もできるし、味覚もあるので、ぜひ食べたいそうだ。
ということで、味噌ラーメン屋に行く。
今日も賑わってる。列に並んで、ちょうどタイミングよくみんな入れた。
そして、チロさんたちにまたきちゃいましたーとか言いながら、みんなで食べた。
マークとエリサを連れてきたのは、2回目ぐらいだったか。美味しそうに食べてる。アディも初味噌ラーメンを大絶賛だ。もちろんカルディアも。
「おいしーなにこれ!タケシ君、おいしすぎでしょこれ、魔界にもラーメン店出すべきよ」
「うまいー。ずっとうまい、ずっと食べれる」
みんな替え玉まで注文して、大満足だったようだ。
そして、帰りにソース唐揚げを買って帰る。
マークとエリサとは宿が別なので途中で別れた。アディも魔力を回復するために魔界に帰っていった。
そして、俺とカルディアは、昨日と同じ様に風呂入った後に、エール飲みながらソース唐揚げつまんで、カルディアの冒険者論を聞きいたり、くだらない話をした。
エールを何杯かのんで、お互い結構酔っ払いながら部屋に戻って寝た。
夜中うっすら、意識がもどった。
あぁそうだ、忘れてた、カルディアの部屋、別にとったんだった。
横を見ると寝てる。ねちゃってるし、明日からでいいか。
ん?
あれ、俺ベッドで寝てる。
そして、俺にカルディアが抱きついてる。
それからどうしたかって?
ええ、もちろん。ずっーっと、マッチ棒みたいに真っ直ぐ硬直してましたよ。
抱きつかれるがままにね。紳士だからね。
緊張のあまり唾を飲み込んでむせて、カルディアが目を覚まして「おお、すまん」といいながら、普通に反対に寝返って寝始めたから、こいつ何考えてんだとDT殺す気かと本気で思った。
とりあえず、あまりに普通の対応だったので、けっこう傷つきながらそのまま俺も寝た。
朝、カルディアに「朝だぞー」って起こされて、幸せだった。
まぁいいや。
今日も頑張れそうな気がしてきた。
ぼーっとしながら、準備をしているとカルディアものそのそ起きだした。
途中で何かを思い出したようで、せかせか動きだした。忙しい奴だ。
そして「風呂いってくる!」とか言いながら、朝風呂にいった。相当気に入ったようだ。
どうせしばらく帰ってこないだろうから、フロントでカルディアの部屋手続きと支払いをしておく。フロントのお姉さんがチラチラ俺のを見てるのが気になる。あ、昨日の人か。そうゆう関係じゃないですから、まだ。
もろもろ準備が終わってカルディアも風呂からでてきたので、朝飯をサクッと食べてギルドへ向かう。
ギルドに着くと、すでに他の3人がコーヒー飲んでまったりしていた。
俺も濃いめのコーヒーを入れてもらって、ぐっと飲みほして試験会場に向かう。
カルディアとアディさんは、待機しててもらうことに。
試験会場についた。俺ら3人を入れて30人ぐらいが、今回筆記試験を受けるようだ。多いのかすくないのか。平日は毎日やってるそうだから、多い方かな。
試験官が試験の注意点を説明する。不正をすると冒険者資格を剥奪するといっている。
問題と答案が前から裏向きで配られて、全員に行き渡ったのを試験官が確認して開始の合図がでた。
さて、どんな問題かな。
ふむふむ魔物の特性、薬草の知識などか。まぁ、これは普通に依頼をこなしてれば身に付く知識だな。
無難に答えて、次のページへ移って絶句した。
算術と社会情勢、王国法律だと。きゅ、急にレベルあがってない?算術は四則演算程度なので余裕だが、社会情勢なんて知らねーよ。
王国法律なんてもっと知らねーよ。
やべ、まじでやべー。
これか、兄貴が言ってた、「運も実力も努力も全部揃ってないと、Cにはなれない。」の運の部分か・・・。4択かぁー。きっつ。
社会情勢で、唯一自信をもって答えられたのは、ここ最近使用される様になったクーポンの概念についてだけだった。アイデア提供したの俺だし。
他は、全くわからない。1ミリもわからん。
次は法律だが、そんなの明確に決まりあんの?って感じの問題ばっかりだった。
ダンジョンの遺留品の取り扱いとか、大型魔石の取得時の報告義務についてとか、やべー俺が知らないだけか?
この辺の法律は、たぶんギルド人とかが、うまいことやってくれてて俺ら意識してない部分なんだろうな。今回は、マジで運ねーと、これは超えられない。
兄貴、俺もやべーかもっす・・・
残り時間は、半分ぐらい。
この世界にきて一番頭を使ってるかもしれない。全く知らない知識を、脳内で選択肢ごとの場面をシュミレーションして、それっぽいのを選んでいく。
しかし、俺にはまだここの常識がないから、ズレてる可能性がある。
それが一番怖い。今までの数年間で得たこの世界の常識で回答を導き出す。
俺が悪戦苦闘してると、もう数人が退室していく。はやっ。
エリサも退室してやがる。あいつすぐ病むくせに、頭はいいからな。
睡眠不足がめちゃめちゃアダとなったが、ギリギリの集中力でとりあえず、全部埋めた。
手をあげて、試験官を呼び答案を回収してもらって、俺の筆記試験は終わった。
外に出て、食堂でまってる3人のところに行く。
どうだったか聞かれた、「正直わからん」としかいえない。
エリサはと聞くと「私は大丈夫だと思う」
なにその自信、お前法律とか社会情勢とかわかんのかよ。
アディさんはわからんが、カルディアは・・・無理そうだな。
これ。マジでCの壁は厚いわ。
しばらくたって、マークが出てきた。
清々しい顔だった。え、実は秀才パターンか?
どうだったと聞くと、「ほとんどわからなかった」とのこと。だよなぁー。
とりあえず気を取り直して、カルディアとアディさんのランクあげを開始することにした。
受付に行って「手っ取り早くランクあげたいんですが」と正直にお姉さんに聞くと、怒られることなく効率の良いやり方を教えてくれた。
まずは、Fランクの常設依頼でてる小型の魔物を狩って、Eランクにあげて中~大型の魔物を討伐してれば、すぐDランクになれるそうだ。
まぁ、そりゃそうだろうな。戦闘特化じゃないとできないやり方だけど、この二人なら余裕か。
というわけで、王都付近に出るゴブリンを狩に行く。2ランク離れているので、Dランクの俺らは手伝えない。そもそも手伝う必要はないが。
やっぱエルフと魔族ですからね、あっという間ですよ。
カルディアは言うまでもなく強い。そして、アディさんもとんでもなく強い。
探すのが面倒だったみたいで、アディさんの影が林の中に伸びていって多数のゴブリンを引っ張ってきた。なんというチート。
カルディアとともに証明部位だけ残して魔物の跡形もなく消し去っている。
1時間もかからずに依頼達成受付に向かう。
そして、Eランクに上がる。次の依頼を受けに行くと、お姉さんが「す、すご、こんな早いなんて。サイン貰っとこうかしら」とかいっている。
次は、ホブゴブリンと、オークの中型の魔物を狩る。これも、先ほどと同様にアディさんが集めたので、すぐ終わった。
今回は、エリサが闇属性の魔法を使う練習もかねて戦闘に参加したが、魔法がまったく出せず苦労していた。
魔法さえだせれば、それを呼び水として指輪からアディさんの魔力が供給され、高威力の闇魔法が出るそうだ。だが、肝心の魔法が出ない。俺も苦労したからな。
ダメ元で普通に魔術をとなえてみたところ、杖の魔石にアディさんの魔力が供給されて、真っ黒なファイヤーボールが飛んでいった。
威力も大幅にアップされているようで、着弾と同時にオークが粉々になった。地形もちょっとえぐれてる・・・。
悦った顔しながら「私、これでいい」そうだ。
こちらの依頼もすぐに終わって、依頼達成受付に戻ってきた。
ギルドの人たちはめちゃめちゃ驚いていたが、「あぁ、この二人か」とか、「この二人ならこうなるか」とか勝手に納得していた。
というわけで、あっという間にDランク。
明日も試験やってるそうなので、カルディアとアディさんをエントリーさせて解散となった。
ちなみに、今週分の試験結果は全て、来週中に発表されるそうだ。
夕方の帰り道、カルディアが味噌ラーメン食べたいと言いだしたので、みんなでラーメン屋に向かう。
アディさんはラーメン自体初めてだそうだ。そもそも、食事自体の必要性がなく、魔族は魔素があれば大丈夫らしい。
ただ、食事もできるし、味覚もあるので、ぜひ食べたいそうだ。
ということで、味噌ラーメン屋に行く。
今日も賑わってる。列に並んで、ちょうどタイミングよくみんな入れた。
そして、チロさんたちにまたきちゃいましたーとか言いながら、みんなで食べた。
マークとエリサを連れてきたのは、2回目ぐらいだったか。美味しそうに食べてる。アディも初味噌ラーメンを大絶賛だ。もちろんカルディアも。
「おいしーなにこれ!タケシ君、おいしすぎでしょこれ、魔界にもラーメン店出すべきよ」
「うまいー。ずっとうまい、ずっと食べれる」
みんな替え玉まで注文して、大満足だったようだ。
そして、帰りにソース唐揚げを買って帰る。
マークとエリサとは宿が別なので途中で別れた。アディも魔力を回復するために魔界に帰っていった。
そして、俺とカルディアは、昨日と同じ様に風呂入った後に、エール飲みながらソース唐揚げつまんで、カルディアの冒険者論を聞きいたり、くだらない話をした。
エールを何杯かのんで、お互い結構酔っ払いながら部屋に戻って寝た。
夜中うっすら、意識がもどった。
あぁそうだ、忘れてた、カルディアの部屋、別にとったんだった。
横を見ると寝てる。ねちゃってるし、明日からでいいか。
ん?
あれ、俺ベッドで寝てる。
そして、俺にカルディアが抱きついてる。
それからどうしたかって?
ええ、もちろん。ずっーっと、マッチ棒みたいに真っ直ぐ硬直してましたよ。
抱きつかれるがままにね。紳士だからね。
緊張のあまり唾を飲み込んでむせて、カルディアが目を覚まして「おお、すまん」といいながら、普通に反対に寝返って寝始めたから、こいつ何考えてんだとDT殺す気かと本気で思った。
とりあえず、あまりに普通の対応だったので、けっこう傷つきながらそのまま俺も寝た。
朝、カルディアに「朝だぞー」って起こされて、幸せだった。
まぁいいや。
今日も頑張れそうな気がしてきた。
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