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終章 世界の終わりと創世の伝説
231 強化される戦意と強化繊維
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僕は代表に就任する前も後も、帝国との直接の対話を行っていない。
用件は代わりの者に話させている。
それもこれも、僕を知るギスケに情報が漏れると困るからだ。
僕の顔を知る者は元々この世界に二人。
向こうの世界で面識のあったアリスとギスケだけだ。
二人以外には絶対にバレない自信があった。
しかし次々に身バレしていく僕。
顔も年齢も人種も違うんだから、絶対にバレないと確信していたのだ。
だから気を回しすぎて不自然になるぐらいならと、特に気にせず普通に振る舞っていた。
結果は散々だ。
ジェイエルには僕の方から正体を明かしたからいい。
しかしリプリア、師匠、エリザさんの人外三人組。
この人達は言っては悪いけど、頭がおかしい。
僕が逆の立場だったら絶対に気が付かない自信がある。
雰囲気が似ている別人だとしか思わない。
そしてついさっき、帝国からの使者がやってきた。
僕と会いたいらしい。
僕は「恥ずかしがり屋なので勘弁してください」と、伝言を伝えてもらった。
もう少しマシな言い訳の方が良かっただろうか?
いや、下手に忙しいからとか言うと、手が空くまで待つとか言い出しかねない。
レイネスの幹部達は、僕に何かしらの事情があることは察したようだけど、特に何も言って来なかった。
いや、言おうとした人はいた。
それに対してリプリアが睨み付けると、それを虎の尾と感じたのか、結局諦めた様子だった。
僕は大量破壊兵器と呼ばれる分野に手を染めた。
オキス時代にストップをかけた化学兵器も開発を再開させた。
元の世界では化学兵器や生物兵器は使用が禁止されている。
しかし異世界の辞典には、それらの最新の技術が大量に記載されている。
扱いが簡単で環境に残留せず人を効率的に殺す兵器、そんな情報がぽんぽん出てくる。
ジェイエルでは無いけれど、ちょっと人間不信になりそうだ。
武器に関しては開発も順調であり問題ない。
きちんと運用すれば、ゴーレムだけでなく神鳥にすら余力を持って対応することが可能になるだろう。
そして運用面はグレゴラス団長率いる傭兵団が一翼を担ってくれる。
傭兵団は最新の武器を手にすると、技術者からの説明を真剣に聞き、マニュアルに目を通し、仕組みを何度も確認する。
複雑な銃の組み立てや分解すら器用にこなす。
それどころかメンテナンスをしている時の彼らの表情は、恍惚意外の何者でも無かった。
アブナイヒトタチだ。
そんな彼らでさえ化学兵器の説明を受けた後の表情は、明らかに引いていた。
そしてその気持ちを飲み込んだ上で、粛々と注意事項を確認していた。
そこには恍惚の表情は無かった。
逆に化学兵器部門の学者達は、嬉々として開発を進めている。
動物実験に成功して効果が確認されると、「よし!」という声が聞こえてくる。
その光景に僕は心臓を締め付けられるような気持ちになる。
けれど開発を命令したのは僕だ。
一度死んだ身ではあるけれど、もし死後に地獄という世界があるのなら、僕は確実に招待されることになるだろう。
戦いが終わったら、この技術だけは絶対に消し去らなければならない。
現在レイネスに集まった冒険者は200人を超えた。
ブリデイン王国からだけで無く、帝国内の冒険者達も噂を聞いてやってきたのだ。
その噂はペネッティに流させたんだけどね。
そして戦いの基本というジェイエルの達人講座は、確実に彼らを強くしていく。
カイデウスさんもジェイエルの助手として動き回っている。
さらに傭兵団が近代兵器の扱いの指導を行う。
武器の射程や攻撃力を生かすため、小隊単位で連携して動く。
綿密な連携のため、携帯可能な小型通信機も各隊に配備した。
パラシュートを使った空からの強襲訓練も行っている。
ヘリや戦闘機のようは空戦部隊はさすがに用意できていないけれど、歩兵の戦闘力はもはやこの世界の剣や魔法では対抗不能なレベルだ。
そんな中、エリザさんにも冒険者の指導をお願いしたら見事に断られた。
あくまで洋裁担当だと言われたので、それならと迷彩服を作ってもらうようにお願いした。
エリザさんの作る服は、理由は不明なんだけど何故か魔法防御効果がある。
さらに内側に強化繊維で作ったプロテクターを付けてもらう。
この構成の方が金属鎧よりも、機動力でも防御力でも上を行く。
そんな中、リプリアから報告が入る。
ついに横流しした通信機の釣り針に、大きな魚がかかったのだ。
釣り吉無双だ。
用件は代わりの者に話させている。
それもこれも、僕を知るギスケに情報が漏れると困るからだ。
僕の顔を知る者は元々この世界に二人。
向こうの世界で面識のあったアリスとギスケだけだ。
二人以外には絶対にバレない自信があった。
しかし次々に身バレしていく僕。
顔も年齢も人種も違うんだから、絶対にバレないと確信していたのだ。
だから気を回しすぎて不自然になるぐらいならと、特に気にせず普通に振る舞っていた。
結果は散々だ。
ジェイエルには僕の方から正体を明かしたからいい。
しかしリプリア、師匠、エリザさんの人外三人組。
この人達は言っては悪いけど、頭がおかしい。
僕が逆の立場だったら絶対に気が付かない自信がある。
雰囲気が似ている別人だとしか思わない。
そしてついさっき、帝国からの使者がやってきた。
僕と会いたいらしい。
僕は「恥ずかしがり屋なので勘弁してください」と、伝言を伝えてもらった。
もう少しマシな言い訳の方が良かっただろうか?
いや、下手に忙しいからとか言うと、手が空くまで待つとか言い出しかねない。
レイネスの幹部達は、僕に何かしらの事情があることは察したようだけど、特に何も言って来なかった。
いや、言おうとした人はいた。
それに対してリプリアが睨み付けると、それを虎の尾と感じたのか、結局諦めた様子だった。
僕は大量破壊兵器と呼ばれる分野に手を染めた。
オキス時代にストップをかけた化学兵器も開発を再開させた。
元の世界では化学兵器や生物兵器は使用が禁止されている。
しかし異世界の辞典には、それらの最新の技術が大量に記載されている。
扱いが簡単で環境に残留せず人を効率的に殺す兵器、そんな情報がぽんぽん出てくる。
ジェイエルでは無いけれど、ちょっと人間不信になりそうだ。
武器に関しては開発も順調であり問題ない。
きちんと運用すれば、ゴーレムだけでなく神鳥にすら余力を持って対応することが可能になるだろう。
そして運用面はグレゴラス団長率いる傭兵団が一翼を担ってくれる。
傭兵団は最新の武器を手にすると、技術者からの説明を真剣に聞き、マニュアルに目を通し、仕組みを何度も確認する。
複雑な銃の組み立てや分解すら器用にこなす。
それどころかメンテナンスをしている時の彼らの表情は、恍惚意外の何者でも無かった。
アブナイヒトタチだ。
そんな彼らでさえ化学兵器の説明を受けた後の表情は、明らかに引いていた。
そしてその気持ちを飲み込んだ上で、粛々と注意事項を確認していた。
そこには恍惚の表情は無かった。
逆に化学兵器部門の学者達は、嬉々として開発を進めている。
動物実験に成功して効果が確認されると、「よし!」という声が聞こえてくる。
その光景に僕は心臓を締め付けられるような気持ちになる。
けれど開発を命令したのは僕だ。
一度死んだ身ではあるけれど、もし死後に地獄という世界があるのなら、僕は確実に招待されることになるだろう。
戦いが終わったら、この技術だけは絶対に消し去らなければならない。
現在レイネスに集まった冒険者は200人を超えた。
ブリデイン王国からだけで無く、帝国内の冒険者達も噂を聞いてやってきたのだ。
その噂はペネッティに流させたんだけどね。
そして戦いの基本というジェイエルの達人講座は、確実に彼らを強くしていく。
カイデウスさんもジェイエルの助手として動き回っている。
さらに傭兵団が近代兵器の扱いの指導を行う。
武器の射程や攻撃力を生かすため、小隊単位で連携して動く。
綿密な連携のため、携帯可能な小型通信機も各隊に配備した。
パラシュートを使った空からの強襲訓練も行っている。
ヘリや戦闘機のようは空戦部隊はさすがに用意できていないけれど、歩兵の戦闘力はもはやこの世界の剣や魔法では対抗不能なレベルだ。
そんな中、エリザさんにも冒険者の指導をお願いしたら見事に断られた。
あくまで洋裁担当だと言われたので、それならと迷彩服を作ってもらうようにお願いした。
エリザさんの作る服は、理由は不明なんだけど何故か魔法防御効果がある。
さらに内側に強化繊維で作ったプロテクターを付けてもらう。
この構成の方が金属鎧よりも、機動力でも防御力でも上を行く。
そんな中、リプリアから報告が入る。
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釣り吉無双だ。
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