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終章 世界の終わりと創世の伝説
252 衝撃にNOと言いたい脳細胞
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ジェイエルによって敵の転移装置が破壊された。
その後はエリッタと配下の部隊、ジェイエル、エリザさんの活躍により、街に転移してきたクルセイダーズは一掃された。
被害状況として一部プラントや居住区、そして本部施設に被害が出たものの、致命的な状態にはならなかった。
また、民間人に関しては怪我人は出たものの、避難誘導が完璧に行われたため、現時点で死者の報告は入っていない。
しかし残念なことに警備部隊から8人戦死者が出てしまった。
相手の強さや転移攻撃を仕掛けてきたことを考えると、民間人に犠牲を出さず警備部隊は良く戦ってくれた。
出発準備をしていた戦闘部隊を投入する方法もありはしたけれど、現在彼らに持たせてある武器は強力すぎる。
もし投入していたら、レイネスの街の半分ぐらいは廃墟になった上、民間人にも死者が出ていただろう。
飛行船は修理中ではあるけれど、一足先に地上部隊が出発した。
地上部隊の出発も、予定より大幅に遅れてしまっている。
飛行船に関しては、現在テイラン先輩が気球用に開発した魔道具式のエンジンを取り付けている。
見積もりでは、速度が通常の半分程度しか出ないようだ。
そして取り付けが完了するまで12時間ほどかかるという。
計算上では、エンプティモ奪還作戦が始まるまでには間に合わない。
アリスは持ち堪えることが出来るだろうか?
作戦を考えているのは間違いなく爺(じい)、アストレイアの腹心だったジブルトだ。
当然、永劫の回帰の対策も万全だろう。
僕は一通りの指示を終えた後、通信で各地の情報を収集するのに務めている。
そして次の一手を考えていた。
時間が惜しい。
しかし飛行船の修理が終わらないことにはどうにもならない。
飛行船に搭乗する部隊は、今のうちに仮眠をとるように指示している。
人に指示しておいて、僕があくせく動いていたら、リプリアに仮眠室へ強制連行された。
ベッドの上に横になってはみるものの、目が冴えて眠れない。
目を瞑って寝転がっているだけでも休息はとれるらしいので、とりあえずはゴロゴロする。
次にジブルトがどう動くのか、予想は付いている。
エンプティモは陽動だ。
すでに帝国の神の遺跡に、神の使徒の息がかかった者が向かっているはず。
どこにいるか所在が全く掴めないジブルトは、そこにいるのかもしれない。
当然ギスケも神の遺跡に関しては注意を払って警備を強化しているだろう。
しかしエンプティモ奪還作戦にも戦力を割いている。
短時間で落とされるとは思えないけれど、ジブルト相手にどこまで持ち堪えられるのかは予断を許さない。
本当は直接レイネスの部隊を神の遺跡に向かわせるべきなのだろう。
けれどそれをやったら、かなりの確率でアリスが死ぬ。
現時点でのプランは、できる限り急いでアリスと合流し、そのまま神の遺跡へ向かうというものだ。
眠れずに色々考えを巡らせていると、飛行船の修理が初まってから8時間が経過した。
まだ4時間残っている。
僕は修理状況を確認するため、仮眠室を出ようとした。
扉に手をかけ出ようとすると、顔面に衝撃が走り扉の反対方向へ転倒する。
「アグレト、飛行船の修理がって何やってんの?」
エリッタだった。
エリッタは勢いよく内向きの扉を開き、そして僕の額にクリーンヒットだ。
星が見える。
「エリッタ、危ないから扉はゆっくり開いてくれる?」
僕はズキズキする額をさすりながら言った。
今ので僕の脳細胞はいくつ死んだんだろう?
「あ、ゴメン。
えっと、何だったっけ?
そうそう、飛行船の修理がもうすぐ終わるよ。
みんな頑張ったおかげで、だいぶ早く仕上がったみたい。」
エリッタは興奮気味に言った。
「分かった。
今すぐ行く。」
大幅に時間のロスは発生したけれど、ようやく出発だ。
お星様無双だ。
その後はエリッタと配下の部隊、ジェイエル、エリザさんの活躍により、街に転移してきたクルセイダーズは一掃された。
被害状況として一部プラントや居住区、そして本部施設に被害が出たものの、致命的な状態にはならなかった。
また、民間人に関しては怪我人は出たものの、避難誘導が完璧に行われたため、現時点で死者の報告は入っていない。
しかし残念なことに警備部隊から8人戦死者が出てしまった。
相手の強さや転移攻撃を仕掛けてきたことを考えると、民間人に犠牲を出さず警備部隊は良く戦ってくれた。
出発準備をしていた戦闘部隊を投入する方法もありはしたけれど、現在彼らに持たせてある武器は強力すぎる。
もし投入していたら、レイネスの街の半分ぐらいは廃墟になった上、民間人にも死者が出ていただろう。
飛行船は修理中ではあるけれど、一足先に地上部隊が出発した。
地上部隊の出発も、予定より大幅に遅れてしまっている。
飛行船に関しては、現在テイラン先輩が気球用に開発した魔道具式のエンジンを取り付けている。
見積もりでは、速度が通常の半分程度しか出ないようだ。
そして取り付けが完了するまで12時間ほどかかるという。
計算上では、エンプティモ奪還作戦が始まるまでには間に合わない。
アリスは持ち堪えることが出来るだろうか?
作戦を考えているのは間違いなく爺(じい)、アストレイアの腹心だったジブルトだ。
当然、永劫の回帰の対策も万全だろう。
僕は一通りの指示を終えた後、通信で各地の情報を収集するのに務めている。
そして次の一手を考えていた。
時間が惜しい。
しかし飛行船の修理が終わらないことにはどうにもならない。
飛行船に搭乗する部隊は、今のうちに仮眠をとるように指示している。
人に指示しておいて、僕があくせく動いていたら、リプリアに仮眠室へ強制連行された。
ベッドの上に横になってはみるものの、目が冴えて眠れない。
目を瞑って寝転がっているだけでも休息はとれるらしいので、とりあえずはゴロゴロする。
次にジブルトがどう動くのか、予想は付いている。
エンプティモは陽動だ。
すでに帝国の神の遺跡に、神の使徒の息がかかった者が向かっているはず。
どこにいるか所在が全く掴めないジブルトは、そこにいるのかもしれない。
当然ギスケも神の遺跡に関しては注意を払って警備を強化しているだろう。
しかしエンプティモ奪還作戦にも戦力を割いている。
短時間で落とされるとは思えないけれど、ジブルト相手にどこまで持ち堪えられるのかは予断を許さない。
本当は直接レイネスの部隊を神の遺跡に向かわせるべきなのだろう。
けれどそれをやったら、かなりの確率でアリスが死ぬ。
現時点でのプランは、できる限り急いでアリスと合流し、そのまま神の遺跡へ向かうというものだ。
眠れずに色々考えを巡らせていると、飛行船の修理が初まってから8時間が経過した。
まだ4時間残っている。
僕は修理状況を確認するため、仮眠室を出ようとした。
扉に手をかけ出ようとすると、顔面に衝撃が走り扉の反対方向へ転倒する。
「アグレト、飛行船の修理がって何やってんの?」
エリッタだった。
エリッタは勢いよく内向きの扉を開き、そして僕の額にクリーンヒットだ。
星が見える。
「エリッタ、危ないから扉はゆっくり開いてくれる?」
僕はズキズキする額をさすりながら言った。
今ので僕の脳細胞はいくつ死んだんだろう?
「あ、ゴメン。
えっと、何だったっけ?
そうそう、飛行船の修理がもうすぐ終わるよ。
みんな頑張ったおかげで、だいぶ早く仕上がったみたい。」
エリッタは興奮気味に言った。
「分かった。
今すぐ行く。」
大幅に時間のロスは発生したけれど、ようやく出発だ。
お星様無双だ。
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