変態美人女医の個人治療

杏仁豆腐

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変態美人女医の個人治療

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 今日は定期通院の日。
 俺は社会からつま弾きされてしまったドロップアウト組の精神不安定者。
 数年前に会社から虐めを受けそれが引き金となって仕事が出来なくなってしまった。
 それまで付き合いがあった友人や同僚、先輩たちは俺から全員離れていった。

 それ以来精神科へ通院しながらなんとかつまらない日々を凌いでいる。
 いつものように車で病院の駐車場にバックで止めてから受け付けに診察券を入れる。

「おはようございます。……霧崎きりさきさん。今日はご気分どうですか?」
「おはようございます。いつも通りですね……」
「分かりました。しばらくお待ちください」

 受付を済ませて待合室の長椅子に腰を下ろして近くにあった雑誌に手を伸ばした。
 この病院を選んだ理由は待合時間に他人と出くわすことがないという点で気に入っている。
 出来れば他人とは顔を合わせたくはない。 
 こんな惨めな自分をさらけ出したくないのだ。
 本当は既に死にたいとか思っていたりして……。
 
 ここへ通院するようになってもうすぐ半年が過ぎようとしていた。
 それまでは違う病院を利用していたのだがどうも先生と折が合わなくて、違う病院を探していたところこの病院を見つけた。

『他人と会わずに治療に専念できます』

 これがこの病院の謳い文句だった。

 
「霧崎さん、お入りください」
「あ、はい」

 自分の名前を呼ばれて椅子から立ち上がりドアを開けた。

「霧崎さん、おはようございます。どうぞそこの椅子にお座りください」
「あ、先生……おはようございます」

 俺は言われた通り黒い丸椅子に腰かけた。
 この病院の院長先生は女性だ。
 スタイルも良くて見た目まだ30代前半ではないかと思うくらい綺麗な人だった。
 白衣から見え隠れする胸元に目がいってしまい正直困る。
 それに黒のミニスカに網タイツというスタイルもどうかと思っていた。
 毎回、この先生はこういう恰好で診察しているのだ。

「霧崎さん、どうですか。最近の調子は」
「ああ……あまり変わらないです…かね」
「そう……お薬は飲めてます?」
「は、はい指示通り飲んでます」
「う~ん。そう……ですかぁ」

 パソコンに表示された俺のカルテを見ながら口元に人差し指を当てながら考え事をしている先生がとても色っぽく見えてしまう。
 いつも長くすらっとした足を組んでいるのだが、偶にその足を組み替えるとちらっと白いモノが見える時がある。
 偶然だ、偶然見えてしまうので本当に困る。

「え~っと……霧崎さん。普段、ご自宅では何をされて過ごされてます?」
「ああ……大体部屋でネットをしている……感じですかね」
「ああ……それじゃこちらに初めて来られた時と変わらない生活をしているですねぇ~」
「はぁ……まぁ……」

 俺が俯いてそう答えると先生の太ももが目の前に現れた。
 いつもは『いつもの薬出しておきますね』で終わる診察なのだが今日は何だかいつもと違っていた。

「霧崎さん……性の処理はされてますか?」
「はい……?」

 聞き間違いか?
 俺は顔を上げるとすぐそばに先生の顔が現れた。
 近っ!

「あ……あのぉ~……どういう事ですか?」
「ですから、性の処理はされているのですかとお聞きしたのですが」
「……性……ですか……」

 何を言っているんだ、今日の先生はいつもと違う気がするぞ。
 性の処理って……所謂『オナニー』のことだよな。
 そんなこと聞いてどうする気なんだ。

「霧崎さん、これはきちんとした診察です。なので正直に問診に従ってください」
「は……はぁ……」

 俺はため息をついてから先生の質問に答えた。

「……特に……してません……けど」
「やっぱり……それではダメです。しっかり性処理もしないと。人間は欲求にある程度答えてあげる必要があるんです。意欲がなくなると自分の存在が消えてしまうような感覚に陥りやすいんですよ」
「はぁ…そういうもんですか」
「はい。食欲もそうでしょう? 食べたいと思うことが食べる意欲を掻き立てるんです」

 まぁ……言ってることは間違い……じゃないのか。
 でも性欲って……確かにここ数か月はご無沙汰だったけれど、別に死なないっしょ。

「霧崎さん、この後お時間ありますか?」
「はぁ……まぁ……」

 ニートなんだからずっと暇だよ……。
 
「それなら午後2時過ぎにまたいらしてください。治療しましょう。その後お薬を出しますね」
「はぁ……分かりました……」

 お疲れ様でした、と先生から声を掛けられ俺は部屋を出た。
 待合室から出て受付で診察料を払おうとすると、受付の人から今回は請求がないと言われ診察券だけ返された。

 そんなこともあるのかな。
 俺は医療費について全く知識が無いのでそのまま診察券を受け取って一旦自宅へ戻ることにした。
 



 自宅で食事を済ませ再び車に乗り込んで病院へ向かった。
 時刻は2時5分前。
 駐車場に車を止めて入り口の前に立った。が、ドアが開かない。

「あれ……? 閉まってる?」

 入り口で立ち往生していると奥から先生がやって来てドアのカギを開けてくれた。

「霧崎さん、すみません。どうぞ中へ」
「あ……はい……」

 先生の後ろを歩き奥の部屋に通された。
 
「どうぞ」
「お邪魔します」
「ふふふ。お邪魔します、ですか?」
「あ……すみません。失礼します」

 ここに座って下さい、と先生に言わる通り椅子に座った。
 一度もここへ入ったことがない部屋だ。
 カーテンが閉められて薄暗い。
 
「では、治療していきましょう」
「あの……先生、治療って何をするんですか?」
「ですから、心の病気に対する治療ですよ?」
「はぁ……具体的には何を?」
「先ほども申しましたが、霧崎さんは性処理をされていらっしゃらないと伺いました。なのでそれに対する治療です」

 先生がそう言うと椅子から立ち上がり白衣を脱ぎ始めた。

「な……なんて格好してるんですか、先生っ」

 白衣を脱いだ先生の姿は黒のブラジャーにパンティストッキング姿でガーターベルトを着用していた。
 赤いハイヒールをゆっくり脱ぎ始めると妖艶な微笑みを浮かべながら俺を見つめている。

「さぁ、今から私がすることをしっかりとその眼でご覧ください」
「……はぁ……」

 先生が椅子に腰かけ股を広げた。ストッキングの奥に見える黒のパンティの上から縦筋を中指で擦りながらGカップはあるだろうおっぱいをゆっくり揉み始めた。
 なんと俺の目の前で先生がオナニーをし始めたのだ。
 ごくりと生唾を飲み込みながら先生のエロい姿を凝視した。

「はぁはぁ……霧崎さん。見てますか? 私のアソコが濡れてきちゃいました。はぁはぁ……」
「はい……しっかりと見てます」
「ふふふ。嬉しい。人に見られるオナニーは最高に興奮するわぁ」

 自身でアソコを指で上下に擦りながらおっぱいを揉む姿は本当にエロい。
 先生のオナニー姿を見てしまったからなのか、数か月ぶりに俺のアソコが勃ち始めた。
 ズボンの上がもっこりしたのを先生が見逃さずに俺に言う。

「霧崎さん。私のオナニー姿で勃起し始めたんですね。ふふふ、嬉しいわぁ」
「……はぁ……」

 今度は履いていたストッキングを股からビリビリと破きだして黒のパンティが現れたかと思うと、先生がその裾から指をするっと挿れて自分のアソコを刺激し始めた。
 先生の喘ぎ声が部屋中に広がっていく。

「あん…あん…あっ……気持ちいい……はぁん……はぁん…あん…。もう私のアソコがぐちょぐちょよ」

 ごくり……口の中の唾がどんどん分泌されていく。
 完全に先生のオナニー姿で興奮してしまい、完全に勃起してしまった。

「はぁぁんっ……イキそう……あっ…あんあんあんあんあんあぁぁぁん!」
「先生…気持ちいいですか?」
「ええ…あんあんあん……イキそう……ああ! イク、イク、イッちゃぁぁぁう!!」

 激しく指を出し入れしながら先生は絶頂を迎えた。
 あそこから指をゆっくり抜くとキラキラを白く濁ったお汁がべったりと張り付いていた。

「……今度は霧崎さんの番。さぁ、私にあなたのおちんちん、見せて」

 立ち上がって僕の座っている場所に膝まずき、興奮でパンパンに張ったズボンのチャックを下ろす。

「ふふふ。もうこんなに勃っちゃって……今解放してあげますからねぇ~」
「あ……せ、せんせ…い……」

 そのままズボンを脱がされパンツだけになってしまった。
 先生はパンツの上から舌を出してぺろぺろ舐め始めた。
 主に先を中心に割れ目の部分を攻める先生。
 俺は更に大きくなってしまいアソコが痛くなってきた。

「せ、せんせい……ちょ、直接……舐めてください」
「あら……直接舐めて欲しいの? 霧崎さん」
「はい……もう、我慢が……」

 しょうがないわね、と笑いながらパンツを下ろすと剃り立った俺のアソコが露わになった。
 ぴくぴくと竿が小刻みに震えているのを掴みゆっくりと先の周りを舐めながら先生の口に入れられた。

「ん……美味しい。……ん……ん……」

 チュパ、チュパ、と音を立てながら上下に頭を動かす先生の姿を見て更に興奮してきた。
 偶に口から離してチロチロと先端部分を舌を使って舐められるとぞくぞくしてしまう。
 
「ここは……どうですか」

 先生は玉袋を軽く揉みながら口には俺のアソコを加えて綺麗な顔を上下する。
 まるで先生の口が女のアソコに挿入れてるかのような感覚になってぞくぞくして気持ちがいい。

「せ……先生……もう……俺……」
「ん? もうイキそうなの? いいですよ。私のお口の中に霧崎さんの精子いっぱい出してください」

 すると更に激しく上下し始め、それと同時に手であそこを擦られる。

「あ……もう…ダメ……です……イク……イク……」

 どぴゅどぴゅ、と先生の口内へ勢いよく発射された精子たち。
 ずっとオナニーしてなかった所為か思った以上に沢山発射された。

「ああ……生臭い……いいお味……」

 手のひらに口に発射された精子を垂らながらそう言い、じゅるっと手のひらに出された精子をもう一度吸い込んで呑み込んだ。

「美味しい……いい精子ですね…あら? まだギンギンに勃起しているじゃないですか。まだ足らなそうですね。ふふふ、今度は私のアソコでイカせてあげましょうね」

 先生が後ろを向いてお尻を突き出しながら黒のパンティをゆっくり片足から脱ぎ始めた。
 ブラジャーも取り大きなおっぱいの膨らみが背中からちらっと見えた。

「霧崎さん、私のおまんこ……もうこんなにくちゅくちゅ言ってるんですよ。ほら……触って」

 背中を向けたまま四つん這いになってお尻を上げながらそう言って割れ目を人差し指と中指で開けている。
 その姿勢が溜まらなくエロい。
 俺は自分の人差し指と中指を先生のアソコに触れた。
 既にアソコからねっとりとしたお汁が出てきた。

「先生……凄くエロいです。先生のおまんこかなり濡れちゃってて」
「ふふふ。でしょ? すぐにでも挿入れられますよ?」
「いいですか? 先生」
「ええ、後ろから霧崎さんのおちんちんぶち込んでください」

 俺は自分のアソコを片手で握ると四つん這いになってお尻をキュっと上げてる先生のアソコにゆっくり挿入れた。

「はぁぁんっ。おっきいい! おちんちんおっきいい~」

 奥の膣の部分まで挿入れると先生が大きな声でそう言った。

「きっつー……先生のおまんこ、きっつきつですよ」
「ああん……あっ……あっ……凄くおっきいのぉ~……動いて……激しく後ろから突いてぇ~」

 言われるがまま俺は先生のお尻に両手を置いて腰を振り捲った。
 久しぶりのセックスだった。
 無我夢中で先生のきつくしまったアソコを出し入れしながら頭の中が真っ白になっていく。

「あんあんあんあんあああん!! イッっちゃうぅ! ダメダメぇ~! イッちゃ~うのぉ~!」

 先生がその場で力尽き絶頂を迎えた。
 部屋中に鳴り響いた先生の喘ぎ声と互いの肉がぶつかるときになる音が止まり先生と俺の吐息だけになった。

「はぁはぁ……霧崎さん。どうですか? 私が先にイってしまったので物足りないですよね?」
「……まぁ……確かに」
「うふふ。じゃ今度は正常位でヤりましょうよ」
「まだ……いいんですか?」
「勿論です。これは治療だと言っているではありませんか。霧崎さんが気持ちよくならないと意味がないんです」
「そんなものですか」
「ふふふ……はい」

 今度は備え付けのベッドに先生が仰向けになって細くて綺麗な足を自ら掴んで股を広げた。
 何とも言えないエロい姿だろう。
 俺はまだぎんぎんのアソコを少し擦りながら先生のアソコに導いていく。

「霧崎さん……イキそうになったら、私のおまんこの中に出してくださいね」
「ええ……イイんですか?」
「はい、勿論です」
「でも、中に出したら……妊娠しちゃうんじゃ……」
「大丈夫です。薬は飲んでますから」

 そういうもんなのか?
 挿入れる寸前でそう言われた為少し迷ってしまったが俺はそのまま先生のアソコに挿入れた。

「はあぁぁんっ! 太くておっきい黒崎さんのおちんちんが入ってくぅぅぅぅ!!」
「いきますよ……先生」
「きてぇ! いっぱい突いて、いっぱい精子出してぇぇ!」

 俺は先生の脇の傍に手を突いて初めはゆっくり、そしてだんだん早く腰を動かした。
 動くたびに先生の大きなおっぱいがたぷんたぷんと左右に揺れていた。
 乳首がつんと勃っているのを見て腰を振りながら口元に乳首を吸いつくと、先生が更に気持ちよさそうに喘いだ。

「はぁんはぁんはぁん! 気持ちいいぃぃ! 乳首もっと吸ってぇぇ! あああん、あんあんあん…」

 もう俺の頭が真っ白になって股間が疼きだした。

「もう……先生……イキます! 出ますっ」
「あんあんあんっ! あんっあっあっ! 中に…中に……私のおまんこの中に精子出して! 中出ししてぇぇぇぇ」

 限界だっ!
 どぴゅっどくどく……大量の精子が先生の膣に垂れ流された。
 
「はぁはぁはぁ……イイ感じでしたよ、霧崎さん。気持ちよかったですか?」
「はい……先生、凄く気持ちよかったです」
「それでは、今日の治療をおしまいにしましょう」
「はい……」

 先生が上肢を起こすと俺の精子がドロッと外に出たのが見えた。
 そのままの恰好で脱いでいた白衣を纏い席に着く先生。
 机の上でキーボードを使って入力すると俺の方を向いた。
 俺もパンツとズボンをはいて黒い丸椅子に腰かけた。

「霧崎さん。この治療は一回ではダメなんです。大体一週間に一度のペースで行わないと意味がないんです。ですから来週の予約なんですが……」

 先生はそう言ってカレンダーを見つめて予約日を伝えた。

「先生……治療は今回の事をするんですか?」
「ええ、勿論です」

 笑顔で笑う先生。
 これで俺の病気が治るんだろうか。
 でも、先生と週一でセックス出来るんならそれはそれでいいか。

 今度はキスくらいしたいけど…先生に見送られながらそう思いながら、すっきりした顔で俺は病院を後にした。
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