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第二章
〜魔界の扉〜
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「チッ・・隙をつかれたな・・」
ルシファーが、そう呟くと・・
ブワッとルシファーの右腕が黒炎に包まれた。
次の瞬間!
ブンッと右腕を振り下ろしたと思うと、「悪」の青白い手がスパンっと空中に舞い上がった。
「ハァハァハァ・・あ、ありがとうルシファー・・くっっ・・左足首が焼けるように痛い・・!?」
優の左足首には、手形の後が火傷の様に残っていた。
「・・貴様にやった、シルバーのブレスレットを傷にかざせ・・」
「・・!?えっ?」
「さっさとしろ!」
「・・う、うん・・ハァハァハァ・・こんなか、感じでいい・・?」
左手首ごとブレスレットを左足首にかざした、するとブレスレットから銀色の炎がボワッと上がり、優の左足首を包んだ。
ジュワジュワジュワァァ・・シュウゥぅ・・
「・・!?き、傷が・・き、消えてく・・!!」
「貴様と「悪」から身を守るものだと言ったはずだ・・立てるか?」
「・・う、うん、平気みたい・・ありがと・・」
「今のような事が・・魔界の扉を開けると少なからず起きる・・いくら無敵の貴様でも魂だけは話が別だ・・足手まといになるなよ・・」
「!?それ、早く言ってよ!」
再びルシファーと並び、魔素を集中する。
ブワッワワッ!銀色の炎が勢いよく二人を包む。
「・・いくぞ・・いいな?」
「は、はいっ!」
ルシファーが両手をあげ大きく広げる、
「・・天も地もなく・・混沌が支配する時・・扉が開かれる・・」
すると優の喉仏辺りが光だし、スーッと何かが浮かび上がった。
「・・!?な、何!何これッ!?」
浮かび上がったのは、銀色に輝く三日月の形をした勾玉のようなものだ。
「!?こ、これは何~ッ!?」
「今は、集中しろッ!」
「は、はいっ!」
ブワッッッッッッッッッッッッッッッッッッ!!
ドサッ!
シーン・・。
「ハァハァハァハァ・・・・」
「痛ててて、ハァ・・ハァ、扉は、扉は開いたの?」
魔方陣が消え、二人共床に横たわっていた。
「♪ルシファーッ♪半世紀ぶりに扉が開かれたぞ♪アハッ♪いよいよなのだッ♪アハッ♪」
「🖤ルシファー様、さすがですっ🖤さっ、こちらで少し休んでねっ!🖤」
セイラの肩をかり、ダミアンの用意したソファーへと歩きだした。
「ち、ちょっとぉ!私もいるんだけどっ!フンっ!」
「俺の肩を貸す・・立てるか?・・」
ミーミルが優の肩をだき立ち上がらせた、が・・
「痛てててて・・少し腰打ったみたい・・」
「ハデス、手を貸してくれ」
「フゥ、お姫様だな?こりゃ・・」
二人の肩をかり、ようやく優もソファーに腰かけた。
「二人とも、ありがとう」
「優・・ブレスレットを腰にあてろ、痛みが取れる」
「そっか♪」
ハデスにうながされ左手首を腰にあて、痛みを取り除いた。
「フゥ、それで・・扉は開いたの?」
「・・あぁ、上手くいった」
「それと、私の喉仏に浮かび上がっているものなんだけど・・一体何これッ!?痛くも何とも無いんだけど・・体に浮かび上がっているんだもの、気になるよ・・!」
「🖤それは・・月の満ち引きを表しているものなのっ、つまり今現在は、三日月・・徐々に満月になるわっ🖤そして・・あ」
ギラッ!鋭い目付きでルシファーが睨む。
「セイラ・・そこまでだ・・」
ルシファーが、そう呟くと・・
ブワッとルシファーの右腕が黒炎に包まれた。
次の瞬間!
ブンッと右腕を振り下ろしたと思うと、「悪」の青白い手がスパンっと空中に舞い上がった。
「ハァハァハァ・・あ、ありがとうルシファー・・くっっ・・左足首が焼けるように痛い・・!?」
優の左足首には、手形の後が火傷の様に残っていた。
「・・貴様にやった、シルバーのブレスレットを傷にかざせ・・」
「・・!?えっ?」
「さっさとしろ!」
「・・う、うん・・ハァハァハァ・・こんなか、感じでいい・・?」
左手首ごとブレスレットを左足首にかざした、するとブレスレットから銀色の炎がボワッと上がり、優の左足首を包んだ。
ジュワジュワジュワァァ・・シュウゥぅ・・
「・・!?き、傷が・・き、消えてく・・!!」
「貴様と「悪」から身を守るものだと言ったはずだ・・立てるか?」
「・・う、うん、平気みたい・・ありがと・・」
「今のような事が・・魔界の扉を開けると少なからず起きる・・いくら無敵の貴様でも魂だけは話が別だ・・足手まといになるなよ・・」
「!?それ、早く言ってよ!」
再びルシファーと並び、魔素を集中する。
ブワッワワッ!銀色の炎が勢いよく二人を包む。
「・・いくぞ・・いいな?」
「は、はいっ!」
ルシファーが両手をあげ大きく広げる、
「・・天も地もなく・・混沌が支配する時・・扉が開かれる・・」
すると優の喉仏辺りが光だし、スーッと何かが浮かび上がった。
「・・!?な、何!何これッ!?」
浮かび上がったのは、銀色に輝く三日月の形をした勾玉のようなものだ。
「!?こ、これは何~ッ!?」
「今は、集中しろッ!」
「は、はいっ!」
ブワッッッッッッッッッッッッッッッッッッ!!
ドサッ!
シーン・・。
「ハァハァハァハァ・・・・」
「痛ててて、ハァ・・ハァ、扉は、扉は開いたの?」
魔方陣が消え、二人共床に横たわっていた。
「♪ルシファーッ♪半世紀ぶりに扉が開かれたぞ♪アハッ♪いよいよなのだッ♪アハッ♪」
「🖤ルシファー様、さすがですっ🖤さっ、こちらで少し休んでねっ!🖤」
セイラの肩をかり、ダミアンの用意したソファーへと歩きだした。
「ち、ちょっとぉ!私もいるんだけどっ!フンっ!」
「俺の肩を貸す・・立てるか?・・」
ミーミルが優の肩をだき立ち上がらせた、が・・
「痛てててて・・少し腰打ったみたい・・」
「ハデス、手を貸してくれ」
「フゥ、お姫様だな?こりゃ・・」
二人の肩をかり、ようやく優もソファーに腰かけた。
「二人とも、ありがとう」
「優・・ブレスレットを腰にあてろ、痛みが取れる」
「そっか♪」
ハデスにうながされ左手首を腰にあて、痛みを取り除いた。
「フゥ、それで・・扉は開いたの?」
「・・あぁ、上手くいった」
「それと、私の喉仏に浮かび上がっているものなんだけど・・一体何これッ!?痛くも何とも無いんだけど・・体に浮かび上がっているんだもの、気になるよ・・!」
「🖤それは・・月の満ち引きを表しているものなのっ、つまり今現在は、三日月・・徐々に満月になるわっ🖤そして・・あ」
ギラッ!鋭い目付きでルシファーが睨む。
「セイラ・・そこまでだ・・」
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