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第二章
〜第22話〜入り口の向こう側〜
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「・・それはそうと・・人間の臭いがいたします・・どうやら・・見慣れない顔のお連れ様かと・・」
ガウスがやや顔を上げフード越しに優を見上げた。
「・・おやおや・・これはこれは・・失礼致しました・・まさか・・「真の闇の主」とは・・改めまして・・入り口の番人、ガウスでございます・・以後・・お見知りおきを・・」
「・・あ、えっ~と、優と言いますっ!よ、宜しくお願いね・・」
「♪アハッ、ところでガウス、最近の「中」の様子はどうだ?」
ダミアンがたずねる、すると!
《・・グゥグググゥ・・ネタマシイィ・・ウラメシィ・・ヒキヅリコメ・・》
奥の方から「悪」のうめき声が地響きの様に聞こえてきた。
「・・このような有り様になっています・・たまりにたまっている奴らが・・今では入り口から這い出ようとする者もあり・・一昔前より・・忙しいと言うのが現状です・・クックックックッ・・」
ルシファーが呟く。
「人間界の悪か・・これもまた・・因果か・・」
「・・いつの世も・・変わらぬでございます・・」
ルシファーとガウスが対話していると突然ハデスが叫んだ。
「!ルシファー様っ!ベルゼの暗影からの報告ですっ!」
ユラッと蜃気楼のようにベルゼの姿が現れた。
「ご機嫌いかがですか?・・さっそくご報告します、天界より、5匹の使い魔がダンジョンへ近づいています、なるべく早く魔界に入られた方が良いかと・・」
「わかった・・」
「・・クックックックッ・・ベルゼまで駆り出したのですね・・なおのこと急がれた方がよろしいですね・・クックックックッ・・」
ザクッ!
勢いよくガウスが槍を地面に突き刺した。
「クックックックッ・・どうぞ中へお入りください・・行きはよいよい・・帰りはなんとやら・・道中・・気を付けて下さいませ・・クックックックッ」
「・・あぁ・・そのつもりだ・・」
「🖤それではガウス♪ご機嫌よう🖤」
「♪アハッ行ってくるぞ♪」
「では・・後程、ガウス様」
「と、とりあえずいってくるね・・!」
ぞろぞろと、入り口より中へ歩きだした一行は、暗くよどんだ邪気に気をとられないよう注意して進んだ。
しばらく進むと何やらだだっ広い場所へ出た、
「ここは、どこなの?ルシファー?」
「「悪」の記憶の中だ・・惑わされるな・・」
すると・・何やら髪の長い女の後ろ姿が、ボンヤリ見える。
しくしくと泣いているようだ。
その女からは、
「どうして・・あなただけ怒鳴られな ・・いの・・いつも・・私だけ攻めらるの・・憎い・・憎い・・」
と、聞こえてきた。
優は、とっさに女に駆け寄った、
「大丈夫?どうしたの?ねぇ!」
「やめろっ!チィっ!」
ハデスが慌ててドラゴンの剣を抜いた!
ガウスがやや顔を上げフード越しに優を見上げた。
「・・おやおや・・これはこれは・・失礼致しました・・まさか・・「真の闇の主」とは・・改めまして・・入り口の番人、ガウスでございます・・以後・・お見知りおきを・・」
「・・あ、えっ~と、優と言いますっ!よ、宜しくお願いね・・」
「♪アハッ、ところでガウス、最近の「中」の様子はどうだ?」
ダミアンがたずねる、すると!
《・・グゥグググゥ・・ネタマシイィ・・ウラメシィ・・ヒキヅリコメ・・》
奥の方から「悪」のうめき声が地響きの様に聞こえてきた。
「・・このような有り様になっています・・たまりにたまっている奴らが・・今では入り口から這い出ようとする者もあり・・一昔前より・・忙しいと言うのが現状です・・クックックックッ・・」
ルシファーが呟く。
「人間界の悪か・・これもまた・・因果か・・」
「・・いつの世も・・変わらぬでございます・・」
ルシファーとガウスが対話していると突然ハデスが叫んだ。
「!ルシファー様っ!ベルゼの暗影からの報告ですっ!」
ユラッと蜃気楼のようにベルゼの姿が現れた。
「ご機嫌いかがですか?・・さっそくご報告します、天界より、5匹の使い魔がダンジョンへ近づいています、なるべく早く魔界に入られた方が良いかと・・」
「わかった・・」
「・・クックックックッ・・ベルゼまで駆り出したのですね・・なおのこと急がれた方がよろしいですね・・クックックックッ・・」
ザクッ!
勢いよくガウスが槍を地面に突き刺した。
「クックックックッ・・どうぞ中へお入りください・・行きはよいよい・・帰りはなんとやら・・道中・・気を付けて下さいませ・・クックックックッ」
「・・あぁ・・そのつもりだ・・」
「🖤それではガウス♪ご機嫌よう🖤」
「♪アハッ行ってくるぞ♪」
「では・・後程、ガウス様」
「と、とりあえずいってくるね・・!」
ぞろぞろと、入り口より中へ歩きだした一行は、暗くよどんだ邪気に気をとられないよう注意して進んだ。
しばらく進むと何やらだだっ広い場所へ出た、
「ここは、どこなの?ルシファー?」
「「悪」の記憶の中だ・・惑わされるな・・」
すると・・何やら髪の長い女の後ろ姿が、ボンヤリ見える。
しくしくと泣いているようだ。
その女からは、
「どうして・・あなただけ怒鳴られな ・・いの・・いつも・・私だけ攻めらるの・・憎い・・憎い・・」
と、聞こえてきた。
優は、とっさに女に駆け寄った、
「大丈夫?どうしたの?ねぇ!」
「やめろっ!チィっ!」
ハデスが慌ててドラゴンの剣を抜いた!
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