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第三章
〜過去の記憶〜⑭違和感から現実へ〜
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《・・俺・・頭がおかしくなっちまったのか・・?》
コップをサイドテーブルに置き、ゆっくりと起き上がるとベッドに座り頭をかきむしった。
「しかし驚いたぜ!?お前んちに向かってたらよ、家の入り口の前で倒れていたんだからなっ!お前っ。
呼んでも返事しねぇ~から、てっきり死んじまったか?・・って!
まあ、それは冗談だけど・・心配したぜっ!たくっ」
身振り手振りで話すアザゼルに、ゆっくりとミカエルが話し出した。
「・・・・あぁ・・確かに死んでいた・・あの時・・確実に・・二人とも・・。」
「はあ~?お前・・きっと頭強く打ったんだなっ。
しっかりしろって!!頼むぜマジでっ。」
「・・・・・そうだな・・。冗談だよ・・。」
《・・何故だ・・・この違和感は・・・・。
少し様子を見るしかないな・・・・。》
「ふぅ~、とりあえず気が付いたし・・後は1人で平気だよな?」
「・・あぁ・・平気だ・・。
そうだ・・お前は俺に用事でもあったのか・・?」
「そうそう♪大事な用事!!
明日、頼まれてくれねぇかな?市場まで野菜を運ぶのっ。なっ!頼むっ。お願いっ。」
「・・わかった・・今日のお礼ってやつで・・。」
「良かった~っ。マジありがとなっ!助かったぜ。
んじゃ♪俺は帰るべっ。」
「・・あぁ・・ありがと・・明日なっ・・。」
振り向き様に軽く手を降り、アザゼルは帰った。
《・・あれは夢だったのか?・・いや・・何か引っかかる・ん・・・ん・・急に眠気が・・ヤバイ・・目を開けて・・らんねぇ・・》
バフッ。
急に強い眠気に、ミカエルは再びベッドに倒れこんだ。
しばらくすると夢?の中から声が聞こえる。
《・・ルシファー・・ルシファー・・・・》
ガバッッ!!
チュンチュンッ♪チュンチュン♪
パタパタパタ~。
小鳥の声に目が覚めると、太陽が登り、すっかり朝になっていた。
《・・そのまま寝たんだなぁ・・そういえば・・「ルシファー・・」って誰なんだろ・・知らない名・・》
ボウッとする頭を起こし、軽く身支度を整えた。
パタン。スタスタスタ・・。
自宅を後にし、気付けばアザゼルの家の前。
《・・・・何も・・変わっていない・・》
コンコンコンと家の中へ。
「おはよー♪ミカエルッ!今日は本当に助かったぜっ。頼むぜっ!!」
朝からご機嫌なアザゼル。
「よっこらしょっ!この野菜を市場まで運べばいいんだな?
褒美は、赤ワインで・・いいぜ?・・。」
そう、アザゼルに返事した。
だが・・さっきから何か引っかかる・・。
《えっ・・なんなんだ・・この強い違和感は・・》
ミカエルは心の中で呟いた。
「おぉ♪赤ワインだなっ。まかせとけって!とびきり上手いやつ準備しとくぜっ!!」
《・・何故だ?次に話す会話を・・俺は・・知っている・・!!》
「へぇ~、今日はやけに機嫌がいいなぁ・・?
もしかして・・まさか・・っ!?」
《・・ヨシアはもう・・いないぞ・・!?》
「その、まさかだよっ!ヨシアが帰って来るんだよ!!聖地から手紙が届いたんだっ。今日やっとだなっ!!」
《・・くそっ。この次の展開も知っている・・!!一体どういう事だ・・》
戸惑うミカエルの頭の中に、幼い女の子の声が響いた。
《・・ルシファー・・ルシファー・・気をつけて・・》
コップをサイドテーブルに置き、ゆっくりと起き上がるとベッドに座り頭をかきむしった。
「しかし驚いたぜ!?お前んちに向かってたらよ、家の入り口の前で倒れていたんだからなっ!お前っ。
呼んでも返事しねぇ~から、てっきり死んじまったか?・・って!
まあ、それは冗談だけど・・心配したぜっ!たくっ」
身振り手振りで話すアザゼルに、ゆっくりとミカエルが話し出した。
「・・・・あぁ・・確かに死んでいた・・あの時・・確実に・・二人とも・・。」
「はあ~?お前・・きっと頭強く打ったんだなっ。
しっかりしろって!!頼むぜマジでっ。」
「・・・・・そうだな・・。冗談だよ・・。」
《・・何故だ・・・この違和感は・・・・。
少し様子を見るしかないな・・・・。》
「ふぅ~、とりあえず気が付いたし・・後は1人で平気だよな?」
「・・あぁ・・平気だ・・。
そうだ・・お前は俺に用事でもあったのか・・?」
「そうそう♪大事な用事!!
明日、頼まれてくれねぇかな?市場まで野菜を運ぶのっ。なっ!頼むっ。お願いっ。」
「・・わかった・・今日のお礼ってやつで・・。」
「良かった~っ。マジありがとなっ!助かったぜ。
んじゃ♪俺は帰るべっ。」
「・・あぁ・・ありがと・・明日なっ・・。」
振り向き様に軽く手を降り、アザゼルは帰った。
《・・あれは夢だったのか?・・いや・・何か引っかかる・ん・・・ん・・急に眠気が・・ヤバイ・・目を開けて・・らんねぇ・・》
バフッ。
急に強い眠気に、ミカエルは再びベッドに倒れこんだ。
しばらくすると夢?の中から声が聞こえる。
《・・ルシファー・・ルシファー・・・・》
ガバッッ!!
チュンチュンッ♪チュンチュン♪
パタパタパタ~。
小鳥の声に目が覚めると、太陽が登り、すっかり朝になっていた。
《・・そのまま寝たんだなぁ・・そういえば・・「ルシファー・・」って誰なんだろ・・知らない名・・》
ボウッとする頭を起こし、軽く身支度を整えた。
パタン。スタスタスタ・・。
自宅を後にし、気付けばアザゼルの家の前。
《・・・・何も・・変わっていない・・》
コンコンコンと家の中へ。
「おはよー♪ミカエルッ!今日は本当に助かったぜっ。頼むぜっ!!」
朝からご機嫌なアザゼル。
「よっこらしょっ!この野菜を市場まで運べばいいんだな?
褒美は、赤ワインで・・いいぜ?・・。」
そう、アザゼルに返事した。
だが・・さっきから何か引っかかる・・。
《えっ・・なんなんだ・・この強い違和感は・・》
ミカエルは心の中で呟いた。
「おぉ♪赤ワインだなっ。まかせとけって!とびきり上手いやつ準備しとくぜっ!!」
《・・何故だ?次に話す会話を・・俺は・・知っている・・!!》
「へぇ~、今日はやけに機嫌がいいなぁ・・?
もしかして・・まさか・・っ!?」
《・・ヨシアはもう・・いないぞ・・!?》
「その、まさかだよっ!ヨシアが帰って来るんだよ!!聖地から手紙が届いたんだっ。今日やっとだなっ!!」
《・・くそっ。この次の展開も知っている・・!!一体どういう事だ・・》
戸惑うミカエルの頭の中に、幼い女の子の声が響いた。
《・・ルシファー・・ルシファー・・気をつけて・・》
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