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第三章〜サードフィル〜
第八十七話「ミラちゃんと酒庫 Part7」
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「そう身構えなくても大丈夫だよ。こっちのウイスキーは匂いは独特なだけでね、とっても美味しいからさ。ただちょっとまー、少し上級者向けの味ではあるけどね」
俺はそう言いながらテイスティング時には必ず必要な水を彼女に手渡した。味が口の中で混ざるのを防ぐためだ。これをしないと口の中でブレンデッドウイスキーが出来上がってしまう
「やっぱり上級者向けなんですね……お酒にも階級があるなんて知らなかったです」
あちゃちゃ、安心させようと思っただけなのに抽象的な説明をしたせいでかえって自信を無くさせちゃったな。ミラちゃんは変に誤解をしたままで水の入ったグラスを両手で握ったまま少しうつむいてしまった。
「でもね! こっちのお酒はミズナラっていうオークの一種でね。オークの中では一番高貴な感じの匂いがするんだ。例えば白檀や伽羅といったお香によく使われるんだよ」
「ビャ、ク、ダン? とキャラですか? お香って確かえっと……え、えっちな人間のお店で焚かれてるあれですか……?」
「ん…………?」
ん…………? おっと? どういうことだ、なぜ急にエッチなお店が話題に? ミラちゃんの様子を見るに体と手がもじもじしてるから恥ずかしさがある感じだ。 えっ? 俺なんかセクハラした?! いや待て待て、そんなことは言ってない筈だ。一回落ち着いて、ミラちゃんの発言を思い出そう……あぁ~白檀と伽羅がピンときてなくて、お香に反応した感じか。
「でもなんで、お香がエッチなお店に繋がるんだ?」
「そ、それはドナート叔父さんがよく言っていたので、人間のえっちなお店はいい匂いがしててそれがお香だって……」
「あーそっかそっかそういうことね! 確かに、このにおいを嗅ぐとユリアと出会った頃を……んっ……?!」
やっべぇーてんぱってたから考えてことが全部! 全部! 口に出てたーー! てかドナート子供になに教えてんだよ! ふざけんなよ! これも種族的価値観とか言い出したらぶっ殺すぞ!
「ショウゴさん?」
ミラちゃんは不安そうに俺を下から見上げていた。おいおい子供がそんな顔で、嫌われたらどうしようみたいな乙女チックな目で俺を見ないでくれ!
「えっあ! ゴホンッ! 何でもないよ。とにかくこれからはお香のこととエッチなお店は切り離して考えるように」
「はっ、はい!」
俺は咳払いをして強引にこの疑問に終止符を打った。だって気まずいんだもん。この話題の延長でどうやったら子供ができるの? とか聞かれた日にはボイルドターキー過剰ショットで死にたくなる。
「このミズナラはね、ミラちゃんには馴染みのない香りだからあまり好まない印象を持ったんだよ。それにミズナラは水分を多分に吸収してしまう性質があってね、樽に加工してウイスキーを詰めると液漏れしやすいんだ。しかも、新樽でのウイスキーの熟成はほとんど行わない。なぜなら、ミラちゃんが今身をもって体験したでしょ?」
ミズナラの扱いにくさからその希少価値は大変高い。例えば某大手メーカーの酒庫には数万樽もの酒樽が眠っているが、その中でミズナラ樽はたったの1パーセントあるかないかだ。しかも、それをシングルカスクとして売り出した時の価値は計り知れない。
しかもだ、1本1万そこらで売られてたはずのものが10年後70倍の値段で取引されることもあるのだから。ミラちゃんは少し考えてすぐに何かを思いついた。
「えっと、あ! 香りが強すぎるんですね!」
「その通り。でも、この香りの強さは長年の熟成を経てまろやかになることに人々は気づいた。そしてそれはとても芳醇かつオリエンタルな……あーある一定の人々にはとても馴染みのある風味にして完成させたんだ。匂いは強くても味は甘みがあっておいしいから飲んでごらん」
この世界では東洋という考えは存在しないだろう。東洋人自体はいるようなんだが……。ウイスキーの説明をするときの言葉選びは一苦労させられるな。
「はい! さっきまでは匂いだけで毛嫌いしちゃいました! でも、ショウゴさんの説明を聞いていたらなんだか今はすっごく飲みたい気持ちが大きいです!」
ミラちゃんの声色は明るくて元気がよくなっていた。それにとても純粋な気持ちでウイスキーを飲みたいという思いが伝わってくる。しかし、少し説明が長すぎたかな。俺もブレンダーしてた時は上司の説明が長すぎて、いいから早くテイスティングさせろって思ってたんだよな、ふふっ。
「ミラちゃんのご期待に応えれるといいんだけどね。さ、飲んでいいよ」
俺はそう言ってグラスを差し出した。個人的にはミズナラカスクはほかのオーク樽で熟成されたものよりも色が少し濃い傾向が多い。それにどこか深みがあるのだ、しいて言えば仏像チックな色味だ。
ミラちゃんは明るい面持ちでにおいを嗅いだが、嗅いだ瞬間やはり難色を示した。それでも意を決して一口それを口に運んでくれた。そしてぎゅっと目をつぶっていた顔のしわは、ウイスキーを口の中で転がしていくうちにほぐれていった。
「なんだろう、今まで味わったことのない味がする。でもこれが香木の匂いなんだ、それに甘い。さっきのウイスキーは、はちみつみたいにしっとりとした甘さ。でもこっちはふわふわした煙みたいな甘さがとっても気持ちよくて……好き」
ミラちゃんはミズナラのシングルカスクを痛く気に入ったようだった。ホワイトオークのシングルカスクの時は綿あめを食べた子供のように溌溂としていたが、今は噛みしめるような喜びを逃さないようにしているそんな感じだ。
線香などに馴染みのない彼女が一口でミズナラのシングルカスクを気に入るとは恐れ入った。よほど口に合ったのだろう。今もまた確かめるように一口、口に流し込んでいた。
「ミラちゃんこれで分かったかな。ウイスキーは樽によって味も風味もまるで違うんだ」
「……はい、すごくわかりました」
ミラちゃんは無言で確信を持ったように小さく何度もうなずきながら答えてくれた。
「でもねミラちゃん。俺が本当に伝えたかったのはウイスキーの不確実な出来上がりについてなんだ。」
「それってどういうことですか?」
ミラちゃんは俺の思いもよらない発言に戸惑いを見せた。それもそうだろうここまでしておいて、樽材が違うから味が違うで済まないことにまでミラちゃんの気が回るわけがない。
俺はそう言いながらテイスティング時には必ず必要な水を彼女に手渡した。味が口の中で混ざるのを防ぐためだ。これをしないと口の中でブレンデッドウイスキーが出来上がってしまう
「やっぱり上級者向けなんですね……お酒にも階級があるなんて知らなかったです」
あちゃちゃ、安心させようと思っただけなのに抽象的な説明をしたせいでかえって自信を無くさせちゃったな。ミラちゃんは変に誤解をしたままで水の入ったグラスを両手で握ったまま少しうつむいてしまった。
「でもね! こっちのお酒はミズナラっていうオークの一種でね。オークの中では一番高貴な感じの匂いがするんだ。例えば白檀や伽羅といったお香によく使われるんだよ」
「ビャ、ク、ダン? とキャラですか? お香って確かえっと……え、えっちな人間のお店で焚かれてるあれですか……?」
「ん…………?」
ん…………? おっと? どういうことだ、なぜ急にエッチなお店が話題に? ミラちゃんの様子を見るに体と手がもじもじしてるから恥ずかしさがある感じだ。 えっ? 俺なんかセクハラした?! いや待て待て、そんなことは言ってない筈だ。一回落ち着いて、ミラちゃんの発言を思い出そう……あぁ~白檀と伽羅がピンときてなくて、お香に反応した感じか。
「でもなんで、お香がエッチなお店に繋がるんだ?」
「そ、それはドナート叔父さんがよく言っていたので、人間のえっちなお店はいい匂いがしててそれがお香だって……」
「あーそっかそっかそういうことね! 確かに、このにおいを嗅ぐとユリアと出会った頃を……んっ……?!」
やっべぇーてんぱってたから考えてことが全部! 全部! 口に出てたーー! てかドナート子供になに教えてんだよ! ふざけんなよ! これも種族的価値観とか言い出したらぶっ殺すぞ!
「ショウゴさん?」
ミラちゃんは不安そうに俺を下から見上げていた。おいおい子供がそんな顔で、嫌われたらどうしようみたいな乙女チックな目で俺を見ないでくれ!
「えっあ! ゴホンッ! 何でもないよ。とにかくこれからはお香のこととエッチなお店は切り離して考えるように」
「はっ、はい!」
俺は咳払いをして強引にこの疑問に終止符を打った。だって気まずいんだもん。この話題の延長でどうやったら子供ができるの? とか聞かれた日にはボイルドターキー過剰ショットで死にたくなる。
「このミズナラはね、ミラちゃんには馴染みのない香りだからあまり好まない印象を持ったんだよ。それにミズナラは水分を多分に吸収してしまう性質があってね、樽に加工してウイスキーを詰めると液漏れしやすいんだ。しかも、新樽でのウイスキーの熟成はほとんど行わない。なぜなら、ミラちゃんが今身をもって体験したでしょ?」
ミズナラの扱いにくさからその希少価値は大変高い。例えば某大手メーカーの酒庫には数万樽もの酒樽が眠っているが、その中でミズナラ樽はたったの1パーセントあるかないかだ。しかも、それをシングルカスクとして売り出した時の価値は計り知れない。
しかもだ、1本1万そこらで売られてたはずのものが10年後70倍の値段で取引されることもあるのだから。ミラちゃんは少し考えてすぐに何かを思いついた。
「えっと、あ! 香りが強すぎるんですね!」
「その通り。でも、この香りの強さは長年の熟成を経てまろやかになることに人々は気づいた。そしてそれはとても芳醇かつオリエンタルな……あーある一定の人々にはとても馴染みのある風味にして完成させたんだ。匂いは強くても味は甘みがあっておいしいから飲んでごらん」
この世界では東洋という考えは存在しないだろう。東洋人自体はいるようなんだが……。ウイスキーの説明をするときの言葉選びは一苦労させられるな。
「はい! さっきまでは匂いだけで毛嫌いしちゃいました! でも、ショウゴさんの説明を聞いていたらなんだか今はすっごく飲みたい気持ちが大きいです!」
ミラちゃんの声色は明るくて元気がよくなっていた。それにとても純粋な気持ちでウイスキーを飲みたいという思いが伝わってくる。しかし、少し説明が長すぎたかな。俺もブレンダーしてた時は上司の説明が長すぎて、いいから早くテイスティングさせろって思ってたんだよな、ふふっ。
「ミラちゃんのご期待に応えれるといいんだけどね。さ、飲んでいいよ」
俺はそう言ってグラスを差し出した。個人的にはミズナラカスクはほかのオーク樽で熟成されたものよりも色が少し濃い傾向が多い。それにどこか深みがあるのだ、しいて言えば仏像チックな色味だ。
ミラちゃんは明るい面持ちでにおいを嗅いだが、嗅いだ瞬間やはり難色を示した。それでも意を決して一口それを口に運んでくれた。そしてぎゅっと目をつぶっていた顔のしわは、ウイスキーを口の中で転がしていくうちにほぐれていった。
「なんだろう、今まで味わったことのない味がする。でもこれが香木の匂いなんだ、それに甘い。さっきのウイスキーは、はちみつみたいにしっとりとした甘さ。でもこっちはふわふわした煙みたいな甘さがとっても気持ちよくて……好き」
ミラちゃんはミズナラのシングルカスクを痛く気に入ったようだった。ホワイトオークのシングルカスクの時は綿あめを食べた子供のように溌溂としていたが、今は噛みしめるような喜びを逃さないようにしているそんな感じだ。
線香などに馴染みのない彼女が一口でミズナラのシングルカスクを気に入るとは恐れ入った。よほど口に合ったのだろう。今もまた確かめるように一口、口に流し込んでいた。
「ミラちゃんこれで分かったかな。ウイスキーは樽によって味も風味もまるで違うんだ」
「……はい、すごくわかりました」
ミラちゃんは無言で確信を持ったように小さく何度もうなずきながら答えてくれた。
「でもねミラちゃん。俺が本当に伝えたかったのはウイスキーの不確実な出来上がりについてなんだ。」
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