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本編 19.04 - 20.03
永遠/2861/メタフィクション
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山の上には城がある。そこには竜が住んでいて、村人を一人だけ攫い、死ぬまで働かせるという。
「え、マジで?」
旅人は聞き返した。
「マジも何も、そういう伝承があるんだよ。ここの人はみんな、怖がって行かないんだ。それを真に受けたのか、訪れる人まで近づかない。ある意味、度胸試しのスポットだね」
ギルド職員は苦笑いをして言った。
「で、行方不明になった人って」
「それが全然。ここに来て十二年経つけど、怪しいことなんて何もないよ。行方知れずも七十年はないってさ」
「じゃあ、嘘じゃないですか。エルフでもなければ死んでますよ。一人で毎日働くんでしょ」
「それがね、竜が魔法をかけて不死にしてるとか言ってんの」
「お年寄りが」
「そ」
「行ってみようかな……」
「おすすめしないよ。あのあたりの魔力の濃度は異常に高い。立ち入り規制はずいぶん前に解かれたけど、魔力酔いしたら危険すぎる。人の手が入ってないから凶暴な魔獣も沢山いるだろうし。何より……」
「怖いんですか?」
にやけながら旅人は言った。
「違う。あそこは市街地に住んでる貴族が管理してる。つまり、私有地だ」
「私、行ってきます。ランセルさんって意外と怖がりなんですね」
屈強な男はすかさず【停止中 隣のカウンターへどうぞ】の札を出した。
「よそ者に死なれると面倒なんだよ!!」
「マルク、落ち着け。あいつは放っておけばいい」
「しかし」
「心配せんでも、すぐに戻ってくるだろう。あれでも実力者だろ? あの異常さに気づかないほどの阿呆に見えるか?」
「確かに高ランク高クラスですが、でも」
「好きなのか?」
「いや……」
「若いっていいな」
「ヴァイゼさん?」
一方、旅人は集落の外から続く獣道を登っていた。名をレーナ・クレフ=フォーグラーと言い、遥か遠いサン・クラッツ市に領主の次女として生を受けた。姉より優秀で武術に長け、国立学院をトップで卒業した。しかし、上流階級の女子には不必要なものだった。男子の生まれなかったクレフ家は、彼女にとって居心地が悪く、姉夫婦に追い出されるように屋敷を出た。探索者として生計を立てるのは難しいことではなかった。
何年間も歩かれない道は草に埋められ、代わりに何かが通った跡が造られている。それを辿って、森の奥にかすかに見えた城を目指した。奥を進むほど勾配は大きく、草木の背丈は高くなる。既に道はなく、彼女は森の中を、上へ向かって歩いていた。
「止まれ」
真横から飛んできた矢は木の幹に刺さった。彼女は足を止め、木々の間を凝視した。
「動くな。何しに来た」
と声は言った。
「誰?」
「質問に答えろ。何しに来たと聞いている」
「城に興味があって」
「引き返せ」
「さもなくば?」
「殺すことも厭わぬ」
見えない誰かが言い切った。レーナはため息をつくと足を進めた。
「死ぬ覚悟はできているんだろうな」
「とっくにね」
気配は消えた。
日が傾きかけたころ、彼女は城の前に立っていた。城壁は高く、その中に建つ建物はさらに巨大だ。門は少し開かれているが、誰も寄せ付けないような雰囲気がある。外とは違い、内側は綺麗に掃除されていた。背後で閉まる音がした。レーナは振り返らずに、正面の扉へ歩いた。
「ようこそ」
と声がした。正面に立っているのは同じくらいの背丈の女だ。ちょうど影になり、顔は見えない。
「客人は久しぶりだ。歓迎しよう」
「あなたは?」
「私は、ここの主だ」
「じゃあ、あなたが竜?」
主だという女は、首を傾げた。
「竜なら、君の後ろにいるが」
陽は紅く燃え、水面を照らした。街も人も、染め上げられ、間もなく訪れる夜に備えた。マルク・ランセルもまた、夕方の市場をうろついていた。彼は通りの奥にレーナを見つけると、すぐさま駆け出した。
「フォーグラーさん!」
「あ、ランセルさん。どうしたんですか?」
「こっちのセリフですよ。ずっと山にいたんですか?」
「ああ。つい、話し込んじゃって」
「誰と」
「城の主人と」
陽はとうに沈んだ。村の夜は短い。月が高くなる前に灯りは消えてしまう。二人はランタンの下で、今日の話を肴に酒を飲んでいた。
「じゃあ、城に竜はいなかったの?」
とマルクが言った。レーナはそれを否定し、主人のペットだと答えた。
次第に話の焦点は、マルクの過去に移った。彼は農村に次男として生まれたが、成人した翌年、親の反対を押し切って港町に移住した。才能があるのか運がいいのか、探索者としてマトモに生計を立てられるほど稼げていた。ところがある日、半島の沖合で高ランクの海獣に遭遇し、仲間と片目を失った。
「私もです」
とレーナが語りだす。彼女もまた、親から逃げ出してきた身だ。
「違う」
マルクが首を振った。
「君は逃げたんじゃない。居場所を探してるだけだよ。僕は全部捨てて逃げ出して、あげくほとんど取り上げられたけど、君はまだ色々なものを持ってるよ」
「はぁ、人生相談みたいな話を書くつもりじゃなかったんだけどな」
作者は大きなため息をついて、話を巻き戻した。
陽はとうに沈んだ。開けた窓から通りを見ながら、マルクはレーナに酒を
「酒、好きだな」と作者は独り言を言う。ちなみに酒はビールのようなものではなく、どちらかというとワインのような醸造酒で
「作者は話を巻き戻した」と作者が叫んだ。かくして、時間は戻る。
陽はとうに沈んだ。もう少し戻そう。と作者は呟いた。
陽は紅く燃え、水面を照らす。語尾が違うと指摘があり、少し書き直すことにする。しかし、そこまで細かくする必要はあるのだろうか、甚だ疑問だ。
陽は紅く燃え、水面を照らした。街も人も染め上げられ、ちょっと待て少し違うぞ。いいや違わない。これで正しい。少し黙ってろ。染め上げられ、間もなく訪れる夜に備えた。東の空は濃紺に染め上げられ、主張の強い星がいくつか、瞬いていた。マルク・ランセルもまた、その名前変では。うるさい、全世界のマルクさんに謝れ。もうとっくの前にヴァイゼ爺が呼んでいるぞ。いいから黙れ。おい、まさかそこまで時間を戻すつもりじゃ
屈強な男はすかさず【停止中 隣のカウンターへどうぞ】の札を出した。やりやがった!! カウンターを乗り越え、旅人の手をつかむ。彼女は手を振りほどくと、駆け足で外へ逃げた。貴様、許さんぞ。しれっと旅人の名前までなかったことにしやがって。職員との関係まで壊す必要なんか微塵もないじゃないか。爺さんが出番削られてキレてるぞ。これだからプロット無いまま書き出すやつは。うるさい。話が変な方向に進むのが悪いんだ。じゃあプロット書きやがれ。単発短編だからノリで書ききれるだろうなんて甘い考えだから万年アマチュアなんだよ。どうせこれも没で、新しいの始めるんだろ。永遠に作品なんかできあがりゃしねぇぜ。あ、やるかテメェ? 上等だよ。やってやろうじゃんか。もう二度と貴様の地の分なんて書いてやるかよ。あぁ?なら俺もお前を起用なんかしねえぞ? かあってにしやがれ。誤字ってやがるww ザマァwwwwww 黙れ底辺無能物書きが。貴様の文章力なんかプロ様の足元にも。おい!ㅤしれっと閉じようとしてんじゃねぇ!! 待てって言っ
「え、マジで?」
旅人は聞き返した。
「マジも何も、そういう伝承があるんだよ。ここの人はみんな、怖がって行かないんだ。それを真に受けたのか、訪れる人まで近づかない。ある意味、度胸試しのスポットだね」
ギルド職員は苦笑いをして言った。
「で、行方不明になった人って」
「それが全然。ここに来て十二年経つけど、怪しいことなんて何もないよ。行方知れずも七十年はないってさ」
「じゃあ、嘘じゃないですか。エルフでもなければ死んでますよ。一人で毎日働くんでしょ」
「それがね、竜が魔法をかけて不死にしてるとか言ってんの」
「お年寄りが」
「そ」
「行ってみようかな……」
「おすすめしないよ。あのあたりの魔力の濃度は異常に高い。立ち入り規制はずいぶん前に解かれたけど、魔力酔いしたら危険すぎる。人の手が入ってないから凶暴な魔獣も沢山いるだろうし。何より……」
「怖いんですか?」
にやけながら旅人は言った。
「違う。あそこは市街地に住んでる貴族が管理してる。つまり、私有地だ」
「私、行ってきます。ランセルさんって意外と怖がりなんですね」
屈強な男はすかさず【停止中 隣のカウンターへどうぞ】の札を出した。
「よそ者に死なれると面倒なんだよ!!」
「マルク、落ち着け。あいつは放っておけばいい」
「しかし」
「心配せんでも、すぐに戻ってくるだろう。あれでも実力者だろ? あの異常さに気づかないほどの阿呆に見えるか?」
「確かに高ランク高クラスですが、でも」
「好きなのか?」
「いや……」
「若いっていいな」
「ヴァイゼさん?」
一方、旅人は集落の外から続く獣道を登っていた。名をレーナ・クレフ=フォーグラーと言い、遥か遠いサン・クラッツ市に領主の次女として生を受けた。姉より優秀で武術に長け、国立学院をトップで卒業した。しかし、上流階級の女子には不必要なものだった。男子の生まれなかったクレフ家は、彼女にとって居心地が悪く、姉夫婦に追い出されるように屋敷を出た。探索者として生計を立てるのは難しいことではなかった。
何年間も歩かれない道は草に埋められ、代わりに何かが通った跡が造られている。それを辿って、森の奥にかすかに見えた城を目指した。奥を進むほど勾配は大きく、草木の背丈は高くなる。既に道はなく、彼女は森の中を、上へ向かって歩いていた。
「止まれ」
真横から飛んできた矢は木の幹に刺さった。彼女は足を止め、木々の間を凝視した。
「動くな。何しに来た」
と声は言った。
「誰?」
「質問に答えろ。何しに来たと聞いている」
「城に興味があって」
「引き返せ」
「さもなくば?」
「殺すことも厭わぬ」
見えない誰かが言い切った。レーナはため息をつくと足を進めた。
「死ぬ覚悟はできているんだろうな」
「とっくにね」
気配は消えた。
日が傾きかけたころ、彼女は城の前に立っていた。城壁は高く、その中に建つ建物はさらに巨大だ。門は少し開かれているが、誰も寄せ付けないような雰囲気がある。外とは違い、内側は綺麗に掃除されていた。背後で閉まる音がした。レーナは振り返らずに、正面の扉へ歩いた。
「ようこそ」
と声がした。正面に立っているのは同じくらいの背丈の女だ。ちょうど影になり、顔は見えない。
「客人は久しぶりだ。歓迎しよう」
「あなたは?」
「私は、ここの主だ」
「じゃあ、あなたが竜?」
主だという女は、首を傾げた。
「竜なら、君の後ろにいるが」
陽は紅く燃え、水面を照らした。街も人も、染め上げられ、間もなく訪れる夜に備えた。マルク・ランセルもまた、夕方の市場をうろついていた。彼は通りの奥にレーナを見つけると、すぐさま駆け出した。
「フォーグラーさん!」
「あ、ランセルさん。どうしたんですか?」
「こっちのセリフですよ。ずっと山にいたんですか?」
「ああ。つい、話し込んじゃって」
「誰と」
「城の主人と」
陽はとうに沈んだ。村の夜は短い。月が高くなる前に灯りは消えてしまう。二人はランタンの下で、今日の話を肴に酒を飲んでいた。
「じゃあ、城に竜はいなかったの?」
とマルクが言った。レーナはそれを否定し、主人のペットだと答えた。
次第に話の焦点は、マルクの過去に移った。彼は農村に次男として生まれたが、成人した翌年、親の反対を押し切って港町に移住した。才能があるのか運がいいのか、探索者としてマトモに生計を立てられるほど稼げていた。ところがある日、半島の沖合で高ランクの海獣に遭遇し、仲間と片目を失った。
「私もです」
とレーナが語りだす。彼女もまた、親から逃げ出してきた身だ。
「違う」
マルクが首を振った。
「君は逃げたんじゃない。居場所を探してるだけだよ。僕は全部捨てて逃げ出して、あげくほとんど取り上げられたけど、君はまだ色々なものを持ってるよ」
「はぁ、人生相談みたいな話を書くつもりじゃなかったんだけどな」
作者は大きなため息をついて、話を巻き戻した。
陽はとうに沈んだ。開けた窓から通りを見ながら、マルクはレーナに酒を
「酒、好きだな」と作者は独り言を言う。ちなみに酒はビールのようなものではなく、どちらかというとワインのような醸造酒で
「作者は話を巻き戻した」と作者が叫んだ。かくして、時間は戻る。
陽はとうに沈んだ。もう少し戻そう。と作者は呟いた。
陽は紅く燃え、水面を照らす。語尾が違うと指摘があり、少し書き直すことにする。しかし、そこまで細かくする必要はあるのだろうか、甚だ疑問だ。
陽は紅く燃え、水面を照らした。街も人も染め上げられ、ちょっと待て少し違うぞ。いいや違わない。これで正しい。少し黙ってろ。染め上げられ、間もなく訪れる夜に備えた。東の空は濃紺に染め上げられ、主張の強い星がいくつか、瞬いていた。マルク・ランセルもまた、その名前変では。うるさい、全世界のマルクさんに謝れ。もうとっくの前にヴァイゼ爺が呼んでいるぞ。いいから黙れ。おい、まさかそこまで時間を戻すつもりじゃ
屈強な男はすかさず【停止中 隣のカウンターへどうぞ】の札を出した。やりやがった!! カウンターを乗り越え、旅人の手をつかむ。彼女は手を振りほどくと、駆け足で外へ逃げた。貴様、許さんぞ。しれっと旅人の名前までなかったことにしやがって。職員との関係まで壊す必要なんか微塵もないじゃないか。爺さんが出番削られてキレてるぞ。これだからプロット無いまま書き出すやつは。うるさい。話が変な方向に進むのが悪いんだ。じゃあプロット書きやがれ。単発短編だからノリで書ききれるだろうなんて甘い考えだから万年アマチュアなんだよ。どうせこれも没で、新しいの始めるんだろ。永遠に作品なんかできあがりゃしねぇぜ。あ、やるかテメェ? 上等だよ。やってやろうじゃんか。もう二度と貴様の地の分なんて書いてやるかよ。あぁ?なら俺もお前を起用なんかしねえぞ? かあってにしやがれ。誤字ってやがるww ザマァwwwwww 黙れ底辺無能物書きが。貴様の文章力なんかプロ様の足元にも。おい!ㅤしれっと閉じようとしてんじゃねぇ!! 待てって言っ
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