ヒキアズ創作BL短編集

ヒキアズ

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81~90

(90)好きがわからない美少年

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 好きという感情がわからない美少年がモブおぢに襲われそうになったところを、チャラい先輩が助けてくれて……。
 感情に目覚めた攻めが良からぬ方向に突き進むのが好きです!

須藤 紅里(すどう あかり):先輩。ネーミングはそういうこと。
若槻 透(わかつき とおる):美少年くん。名前を決めたが一度も出す機会がなかった。悲しみ。
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 僕には好きがわからない。
 食べ物も色も人も。自分の好みというものがさっぱりわからない。
 僕の顔は綺麗らしく、女子からはよく好きだと言われた。だけど、やっぱり僕にはさっぱりわからない。僕は僕を何一つ理解できないでいた。
 僕は普通じゃない。恐らく、他の人間よりもずっと感情が乏しい。自分の気持ちが全く湧いてこない。特に、愛だの恋だの周りが騒いでいるのを見ると、僕は不思議で堪らなかった。
 普通じゃないとどうなるかというと、普通なれば、仲間から外され、虐められる。
 でも、僕は幸か不幸かそうはならなかった。
 何故なら、僕の顔が整っているから、らしい。女子曰く、顔が良ければ多少のことは許される、そうだ。
 だったら、好きという感情がわからなくとも、このままなんとなく生きてゆければいいと僕は思った。どうせ僕には一生わからないものだと、考えることを止めてしまった。
 だからだろうか。こんな罰が当たってしまったのは。

『キミ、すごく綺麗だよね……。おじさんね、ずっとキミのこと見てたんだよ……?』
 手抜きして生きてる僕に、神様は恐怖という名の揺さぶりをかけた。
「放して、ください……」
 人通りのない夜道。息を荒くする中年男性に腕を取られた僕は、流石に身の危険を感じざるを得なかった。
『ボクはね……、キミを一目見たときから、ず~っと恋してたんだよ……。ずっとずっとね、こうして、キミに触れたくてね……』
「ひっ」
 ぞわり。確かな不快感が触れられた頬から全身を駆け巡る。男の目は不気味に光っていた。それが恋をしている瞳だというのならば、僕は心底、恋というものを軽蔑する。
 さて。どうしたものか。男のぶよぶよな肉体を見たところ、このまま手を振り切って全力疾走でもすればワンチャン逃げれそうではあるけれど……。
「ちょい。オッサン、何してんの?」
『んぎえ……!』
 背後からふいに声を掛けられ、動揺したおじさんは、気持ちの悪い奇声を上げて振り返る。
「悪いことしてんならケーサツ呼ぶけど?」
 僕と同じ制服。ネクタイの色からして一つ上の学年。睨みを利かせた先輩は、これ見よがしにスマホを操作し、低い声でおじさんを脅してみせた。
『悪いことだなんて……。ボクはただ、その、自分の想いを伝えたかっただけで……』
「でもさ。それってただの自己満足っしょ? 美少年くん、怖がってるじゃん?」
『でも……。伝えなきゃ、きっとわかってくれないから……』
 ちらちらと僕の方を伺うおじさんに吐き気がした。他人からの好意には慣れているけれど、ここまで不快なものは初めてかもしれない。
「自分の気持ちを押し付けるのは本当の愛じゃないと思うけど……。ま、いいや」
『へ?』
 先輩がゆっくりと微笑んだかと思うと、次の瞬間――。
『ぎえっ!』
 先輩の拳を腹に受けたおじさんが地面に転がり、苦しむ。
「ほら。逃げるぞ!」
「わっ」
 手を引かれるままに、僕は走り出した。勿論、この手だって振り切ることができたのだけど、その時の僕はそうせずに、ただ大人しく先輩の後ろをついて行ったのだった。

「は~。何とか逃げ切れたみたいだな……」
 足を止め、おじさんがついてきていないことを確認した先輩は息を吐き、僕の手を離す。
「あの。どうして僕を助けたんですか?」
「え、助けない方が良かった、とか……?」
「違います。変態を見るような目で見ないでください。そうじゃなくて。先輩と僕は初対面でしょう? 僕を助ける意味がわからないなって……」
「もしかして、損得勘定のこと言ってる? いやだって、あんなとこに出くわしちゃ助けないわけにはいかないっしょ?」
 偽善者。そんな言葉が脳裏をよぎる。チャラついた笑顔を浮かべる彼の気持ちが、僕にはさっぱり理解できなかった。
「……後で何かを請求されたり恩着せがましくされたりするのは困りますからね?」
「待て待て。そんなことしないって。てか、それより美少年くん、怪我してるじゃん。ウチに来な。手当てしてやっから」
「怪我?」
 言われてからあちこち調べてみるが怪我など見当たらない。
「心だよ。精神的ダメージ受けただろ?」
「……そういうことならもう帰っても?」
「あ~! 寒いこと言ってんのはわかってんだよ! でもさ、やっぱ心配じゃん? どうせ帰っても一人なんだろ?」
「え、まあ。はい」
「だったら、ウチで時間潰していけ。な?」
「でも……」
「別に見返りなんて求めてねーって。しいて言うなら、暇だから話し相手になって欲しいっていうか。ついでに飯も食ってってくれたらいいなって」
「何でですか?」
「お前も一人暮らしならわかんだろ? 一人ぼっちで食べる飯は味気ないんだよ。だからさ、偶には駄弁りながら飯食いたいワケ。恩返しだと思って、な?」
「……そう、ですね。味気ないとかはわかんないですけど。それで先輩への借りがなくなるのであれば」
「お~!」

「何もない部屋だけどさ。適当に座っといてくれ」
「はい……」
 先輩の部屋は彼のチャラい見た目の割に綺麗に片付いていた。それに、本棚には本がぎっちり詰まっていて……。
「おいおい美少年くん。頼むから勝手に漁らないでくれよ?」
「あ、すみません」
 本に触れるより先に先輩から注意された僕は、素直に手を離す。
「それよりさ。ラーメン、固めが好き? 卵は半熟?」
「え?」
「あ、もしかして、ちゃんとした手料理が出ると思った感じ? 悪いな。俺、料理苦手なんだわ。苦手っつか、面倒っつかさ。まあ、美少年くんはさ、ラーメンなんて滅多に食べないだろ?」
「はあ」
「自炊してて偉いよな。やっぱイケメンの秘訣は自炊にアリ、なのかねつって」
「秘訣かはわかりませんが。ええと。全部お任せしていいですか?」
「了解!」
 軽快に返事をした先輩が、手際よく調理を始める。途切れ途切れに聞こえてくる鼻歌は、流行のアイドルグループが最近出した恋愛ソング。全く興味はないのだが、校内放送でよく流れているので流行に疎い僕でもわかる。その甘ったるい歌詞と歌声が僕は嫌いだった。
 でも。
「先輩の歌は嫌いじゃないかも……」
 ぼそりと呟いた己の言葉に首を傾げる。嫌いじゃないってことはつまり……。
「何か言ったか?」
「いえ、何も」
 キッチンから顔を出した先輩に無表情で答える。やっぱり僕にはわからない。

「は~い。お待たせ! 俺の好み、麺固め卵半熟もやしマシマシいりごまチョイ足し味噌ラーメン一丁!」
「……どうも」
「んじゃ。さっそく食べようぜ~」
「はい」
 先輩に倣ってラーメンを啜る。確かに言われてみればラーメンなんて食べたのは久しぶりだ。
「どうだ? 美味しいだろ?」
「普通ですかね」
 久しぶりのラーメンは申し訳ないが普通の味だった。
「エッ。結構自信あったんだけどな~。やっぱ俺の好みじゃ駄目か~」
 がっくりと肩を落とした先輩に面倒臭さを感じながらも再考する。が、しかし結果は同じだ。
「残念ながら、僕には特別美味しいとは思えないんです」
「ああ、まあそうだよな。うん。所詮俺が作ったモンじゃ……」
「あ、いえ。そうではなく。僕、自分の好みがわからなくって。麺や卵の固さなんて、どれも同じに感じるんです。どんな野菜が入っていようと、何味のラーメンだろうと、僕にとってはラーメンでしかないんです」
「え~? 麺茹ですぎだと、なんかこう、イガ~ってしない?」
「う~ん?」
「味噌にごまって最強じゃない?」
「うん。わかりませんね」
「あ~。クソ~。美少年くんに理解されたい人生だった!」
「すみません」
「や、でも不味いってわけじゃないんだよな?」
「はい。普通です」
「はは。なら、いっか!」
「いいんですか?」
「ま、多分美少年くんだって、その内好みとかわかるようになるって!」
「……だと、いいんですけどね」
 あどけなく笑う先輩に、少しだけ心が軽くなる。いつの間にか、おじさんに植え付けられた不快感は消えていた。ああ、先輩には感謝しないといけないな。


『須藤~! な~、頼むって~! 今日だけでいいからバスケ部助っ人来てくれよ~!』
「断る」
『頼むよ~! 紅里ちゃん! 後でなんか奢るから!』
「だから、俺は忙しいんだっつの! てか、下の名前で呼ぶな!」
 放課後。二年校舎の廊下でクラスメイトと戯れる先輩を見つめる。
「ああ、イガ~ってこういうことか……」
 呟いてからはっきりとわかる。ああ、僕は――。
『あれ。もしかして君、噂の美少年くん?』
 バスケのユニフォームに身を包んだ虫が、先輩の肩を抱きながら僕に目を向ける。
「うわ、びっくりした。ほんとに美少年くんじゃん。どしたの?」
 目を丸くした先輩が焦りを隠すようにこちらに微笑む。だけどそれは意味がない。だって僕にはわかってしまったのだから。
「須藤 紅里。高校二年。両親とは離れて暮らしている。須藤家三男で、紅里という名前は女の子が生まれてくることを信じて疑わなかった両親によって名付けられたもの。ちなみにその後、須藤家には四人目にしてようやく女の子が生まれる。紅里先輩は帰宅部だが、その身体能力の高さから、常に運動系部活から勧誘を受けており、時折助っ人の要請もくる。だが、彼には彼の都合があり、そのほとんどを断っている。ちなみに、その都合というのは――」
「ま、待て!」
 血相を変えた先輩が僕の口を塞ぎにかかる。
『えっと。美少年くん、なんか変わった子だな……。てか、須藤と仲良し、なのか?』
「ええ。僕は紅里先輩と仲が良いんです。そして、今日は僕たち用事があるんです。だから、助っ人は諦めてください」
「え、ちょ、は?」
「ですよね、先輩」
 掴んだ手首に力を込めてにこりと笑う。すると、先輩は可哀想なほどに青い顔をしてこくこくと頷く。どうやら馬鹿ではないらしい。
『ちぇ~。美少年くんに言われたんじゃしょうがね~や。でも、今度は頼むぜ、須藤!』
「あ……」
 先輩が助けを乞うべきか迷っている内に、友人はあっさりと去ってゆく。
「さて先輩。まだ聞きたいですよね。僕が調べ上げた結果を」
「お前、一体、どこまでわかって……」
「僕が一人暮らしだと知ってたのも、僕の食生活について知ってたのも、先輩が僕のストーカーだから、でしょう?」
「ッ……」
「おじさんに声かけられたときに先輩が近くにいたのも偶然じゃないし、部屋に呼んだのも下心があったからでしょう? 本棚に入ってるのは本じゃなく、僕の写真が入ったアルバムばかりだったし」
「み、見たのか……。てか、違う、部屋に呼んだのは、ほんとに心配してたからで……」
「ふ~ん。でもさ、僕が使った割り箸とか、どうせまだ取ってるんでしょ?」
「う……」
「いつも都合が悪いのだって、僕のことを監視するため、でしょ?」
「うう……」
「先輩は本当に気持ち悪いですね」
「ご、ごめ……。でも、迷惑掛ける気はなくて……。気持ちだって、伝える気なかったし……。ただ、その……。悪かった。もうやめる。やめるから、許してほし……」
「そうですか。じゃあ、ちょっとこっちに来てください」
「ん、何……、ッ?!」
 無理やり引っ張っていった空き教室の壁に先輩を押し付けて、唇を奪う。
「抵抗出来たくせに、しないんだ」
「や、無理だろ! 好きな奴に、いきなりキスされるとか、頭真っ白になるって!」
 真っ赤になった顔と、潤んだ瞳にぞくりと震える。
「……なるほど。最強ですね」
「は? や、意味がわからな……」
「すみませんね。でも、僕にもようやく好みってものがわかってしまったので」
「へ……?」
「わかりませんか?」
「冗談、だよな……?」
 欲を宿した瞳で射抜くと、先輩が困惑した表情を浮かべる。
「不満ですか?」
「や、だって。俺、お前のストーカーやってたんだぞ? それを……」
「ええ。好きになってしまったみたいです。でも、先輩が僕に優しくするから悪いんですよ?」
「お前に優しくしてくれる奴なんて、たくさんいる。だから、その……。俺は別に、遠くから見てるだけでいいっていうか……」
「僕は先輩がいい。それじゃ駄目ですか?」
「駄目じゃない、けど……」
 首筋を撫で上げると、先輩の喉がごくりと鳴る。
「けど?」
「リードするのは俺がいい!」
「それは却下で」
「うぎゃ」
 腕を取られて迫られたが、すぐに腕を取り返して捻り、そのまま先輩を壁に押し付ける。
「なんでだよ! 俺の方が年上じゃん!」
「そりゃあ、僕だって男ですので」
「てか、力つよ……、ッ~!」
「僕に教えてくれたのは先輩なんだから。責任、取ってくださいよ?」
「待て、こんなはずじゃ……、やめ……ッ!」
 僕はようやく好きがわかった。ストーカーのくせに、僕に危害を加えない。遠くから見てるだけでいいだなんて。そんな甘っちょろいことを言う先輩が。簡単に僕に組み敷かれてしまう先輩が。僕に襲われて涙ぐむ先輩が。可愛くて。愛おしくて仕方がない。
「はあ。先輩。もっと僕に教えてください。僕は先輩のこと、全部知りたいんです。ああ、これが好きということなんですね。ふふ、あはは!」
「ひッ……」
 これで僕も普通の人間に仲間入りだ。
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