孤児が皇后陛下と呼ばれるまで

香月みまり

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4章

51 回想

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全身を叩きつけられる衝撃と、胸がつぶれるような息苦しさ。

そして一瞬にして身体を覆う、刺すような痛み。

着水の際に、ぼやける視界のはるか彼方に、橙色に輝く松明の灯をみとめて、ギリリと奥歯を食いしばった。


このままで終わるものか。

お前等のいいようにはさせない。

母や兄弟の無念のために

そして、、、


「っ、、、すい」

一人残してきた、妹のため


そこで、意識がふつりと途切れた。
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