鬼畜系 短編BL小説集

鯛田オロロ

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パワハラサラリーマンが見知らぬ男に拉致られて気持ちよくされちゃう話

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どいつもこいつもふざけやがって。

新卒女は入社半年で辞めるとか抜かしやがった。せっかく目を掛けてやったっていうのによ。テメエの採用コスト教育コストいくらかかってると思ってんだよ。飲みにも連れてってやったのに、ちょっとかわいいからってなめやがって。簡単には辞めさせねえぞ。

あいつも気に食わねえ。社長のヘッドハンティングでいきなり部長になったあいつもよ。俺は新卒で入って社長に逆らわず散々尽して苦労して来たっていうのによ。ぽっと出が調子に乗りやがって。いつか俺の前に跪かしてやるからな。

それにあいつも気に入らねえ。俺の部下だったくせに、社長に気に入られやがって、クソ生意気にも俺にまで意見するようになりやがった。いい大学出てんだか知らねえが人を見下してやがるあの目が気に入らねえ。明日から来んなって言っても普通に出社しやがる。どっちが上か思い知らせてやるからな。

妻も娘も俺をねぎらいもしねえ。俺が帰ってもにこりともしやがらねえ。誰が食わせてやってると思ってんだ。

はあ、全くどいつもこいつも使えねえ。くそ、イライラさせやがって。



金曜の深夜、葉和原仁志は帰り道をを苛々と大股で歩いていた。面白くないことが重なっていた。

いつも大きな公園を突っ切るのだが、その入り口のところの電灯が消えていた。

「ちゃんと管理しろよな、税金泥棒が」

舌打ちして公園の敷地に入る。時刻は24時を回っているが、東屋のところで騒いでいる輩がいる。

わざわざ回り道をする程でもない。横を通り過ぎ、しばらくしたところで後ろからいきなり突き飛ばされた。

受身も取れず激痛に声も出なかった。

逃げなければ。起き上がろうとする葉和原を、輩がしばりあげ、目はタオルを巻かれ、口はガムテープで塞がれた。

「スマホ、電源切っといて」

「はーい」

身長こそ170に届かないが体重は75kgはある葉和原がひょいと担がれて、公園脇に止めてあった車の後部座席に押し込まれてしまった。

暴れまくる葉和原の頬が二発張られた。

「ぶふっ! へげっ!」

「動くなよ、お注射するからな」

首筋にチクリと針が刺さった。

急速に葉和原の頭ははっきりしているのに、体は緩慢にしか動かせなくなった。そうして、車はゆっくりと走り出した。


ずいぶん長いこと走ってから停車し、葉和原は後部座席から引きずり下ろされた。

担がれてどこか建物の中に入り、どさりと下ろされ、目隠しのタオルを外された。

男たちは二人で、ふたりとも体格がよく目出し帽を被っていた。

葉和原のビジネスバッグをごそごそとあさっている。物取りなら、取るだけ取って早く解放してほしい。死にたくない。

「葉和原仁志さんか、へへへ、名前知っちゃった」

「お前、乙女かよ」

「だって、公園で見かけてずうっといいなって思ってたんだもん」

「だもん、やめろし」

「ええ~」

「でも、かっこいいしむちむちしていい体してんよな、このおっさん」

「なあ、そうだろ! たまんないっしょ、とくにこのむっちむちのおしり!」

バシバシと尻を叩かれ、ぐにいと力任せに揉まれた。

「うぐっ!!」

「あは、すげえ弾力。たまんねえ」

「ノンケにしとくのもったいねえな」

「え、ノンケ確定!?」

「スマホの待受、奥さんと子供みたいだったもん」

「カモフラでゲイってパターンも……ま、ノンケでもゲイでもどっちに転んでもしめたですよね~はあ~いいケツ。早く突っ込みてえ~!」

「いつまでも縛ってて悪いな、今外すからな」

やばい、まじかよ! こいつら、物取りじゃねえのかよ!

嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ! ホモ野郎にオカマ掘られるなんて真っ平御免だ!

しかし、せっかく拘束が解かれたのに、はっきりした意識に反して体がほとんど言うことをきかない。

男たちは、丁寧に葉和原の衣類を脱がしていく。そうして、ハンガーに掛けたり畳んだりしていた。

裸に剥かれた体を男たちが好き勝手に品評する。

「ちっくびでか!」

「しかも、ピンクとか激エロ」

「筋肉と脂のノリが丁度いいですね」

「チンポは皮がちょっと余ってるタイプね、大きさは、小さいねえ」

「いや、男は膨張率っしょ」

葉和原は、恐怖と怒りと羞恥で顔をどす黒くし、脳の血管がぶち切れそうだった。

殺す殺す殺す!

「葉和原さん、大丈夫だよ、天国見せてあげるからね」

一人の男がベッドに腰掛け、それに寄りかかるように股を開かされて座らされる。その男の股間のものが当っている。それだけで吐きそうな不快感だ。

脳みそから体を動かす指令はいかないが、触れられてる感覚ははっきりと感じることができた。

男が葉和原の胸を力強く揉みしだく。

「ぎっ、ううう……」

「いい雄っぱいですね~、揉みがいがありますよ~手のひらに感じるピンクの特大乳首もシコってえっろいですよ~」

不意に、陰茎が粘膜に包まれた。

「んっひっ……!!」

「くっさいチンカス溜まってるよ、ちゃんと剝いて洗いなよ? 不潔だよ? 俺が今日はきれいにしてあげるからね」

「ひっ! ふうう……!!!」

最悪だ。最悪。変態だ。チンカスを舐め取られている。

それなのに、葉和原の陰茎はぴんと立ち上がってしまった。フェラされながら陰囊をやわやわと揉まれている。

「勃起したら剥けるんだね。勃起しても口に入れるのに丁度いいサイズだけど」

絶対にぶっ殺す。

「乳首は大きいんだから良くね?」

「乳首とちんこで平均とってんのか、ウケる」

殺す殺す殺す殺す殺す!!!

歴代彼女、妻、風俗嬢に散々舐めさせた乳首は葉和原の立派な性感帯であり、風俗ではアナルプレイがお気に入りの葉和原はアナルも開発済みだが絶対に悟られてはならない。

最悪なことに、早くも乳首と陰茎は快感を訴えていた。

「うっ……ふうう♡♡♡」

駄目だ、男なんかに、変態のホモ野郎なんかにヤラれて感じるなんて、クソが、クソホモが……!!!

今は口をふさぐガムテープの存在をありがたく感じた。

後ろの男が耳や首筋を舐めたり甘噛している。

「葉和原さんの汗うま」

「がまん汁もうまいよ」

「くふっ……♡ ふっ♡」

「お腹、贅肉ついてますよ~いや、そこがいいんですけどね」

後ろの男が腹を撫でたり揉んだりしてくる。

殺す殺す殺す!

本人の意志とは裏腹に、開発済みのアナルがひくんひくんと疼きだしてしまった。

後ろの男が両方の乳首をきゅっとつまんだ。

「ふぎっ♡♡♡」

「ん~もしかして、気持ちいいのかな? そう?」

きゅっきゅっとつままれて、指の腹で潰され、デコピンするように弾かれて、つまんだまま拗じられ、引っ張られる。

「んぐっ♡ ふぎゃっ♡ ぎっ♡ ぐほおっ♡ ぎひいいい♡♡♡」

「あ、やっぱり気持ちいいんだね~」

調子に乗った男がさらに乳首を弄る。

「こっちだって負けねえからな」

フェラしている男が、いかせようと刺激を強める。裏筋に、雁首、尿道口をこじられ、唇をすぼめて激しく上下する。

「ぐふっ♡ うぶっ♡ おごっ、ふっ、んぐううう♡♡♡♡」

どぷっと、口の中に出してしまった。

「ごちそうさま」

「どう、気持ちよかった? 気持ちよかったよね」

虚脱状態の葉和原をそっと男たちがベッドに横たえた。

男に射精させられた。しかも気持ちよかったことが、葉和原を打ちのめしていた。

腐れホモ野郎、殺す、まじで殺してやる!

アナルを引くつかせながら憎悪をたぎらせた葉和原が、仰向けの状態から横向きに転がされる。

先程乳首をいじっていた男が、葉和原に向き合うように横たわり、赤ちゃんがおっぱいを吸うように、乳首に吸い付いた。もう一方の乳首は手でこねくりまわされる。

「んぎっ♡ んっ♡ ふむうっ♡♡」

「おいおい、赤ちゃんかよ」

「うん、ママのおっぱいおいちい」

「うっわ」

わざとちゅぱちゅぱ吸われ、甘噛みされ、舌で潰される。

「うわー、これはまじで開発済みだわ。ちんこ勃っちゃってんもん」

「とんだエロ乳首ちゃんですね~」

「後ろも開発済みだったりして」

もう一人の男が葉和原の上の足をもうひとりの男の上に乗せて開かせる。

バレる、アナル開発済みなのがバレてしまう!

「んひっ♡」

ひやっとしたものが尻の穴に触れた。ローションを塗った指先が、ひくつく葉和原のアナルの入り口をつつーとなぞった。

ぬぷ。ぬぷぬぷ。

「ありゃ、簡単に入っちゃった」

指一本が中で指を折り曲げ、くいっくっと刺激する。

「こりっこりの前立腺みーっけ」

こりっ。

「くふっ♡」

かりっ、こりっ、くりっ。

「むふっ♡ ぐっ♡ ふむうっ♡ ひっ♡」

「ありゃま、これは開発済みですわ、プロアナリストじゃないっすか、腸液だらっだら。指、咥え込んで離さないっすわ。おいしそうにしゃぶっちゃって」

「乳首だって相当仕上がってますよ!」

「なんの対抗心だよ」

殺してやるこいつら、俺に恥かかせやがって! イカレホモ野郎!!!

乳首とアナルを責められて、ぴくんぴくんと体が痙攣する。

乳首と前立腺を同時にいじくられ、脳みそが一瞬浮くような浮遊感が訪れる。

あっ、イってしまう!

「っっ♡ むふっ♡ ふごっ♡」

「お、イッてら。ドライでいけんの、メスだね、もう、まんこだね」

中が激しく収縮と弛緩を繰り返して、男の指を食い締めた。

「ガムテ、とってみるか、声聞きてえし」

べりっとガムテープが剥がされる。

「いっ!」

「悪いね、猿ぐつわのが良かったな」

「ぶ、お、ろ、しゅ……」

「ぶおろしゅ?」

「あー、薬効いてるから何言ってるかわからねえわ」

「まっ、いっか」

ちゅぷっとまた乳首をしゃぶられ、アナルをほじくられる。

「はひっ……♡ ひぐっ♡♡♡ やめ、ホモやろ♡♡」

「ホモ野郎は聞こえたわ」

「ホモ野郎に気持ちよーくさせられちゃってんのはどこの開発済みの葉和原さんですかね~」

「うぎっ♡♡♡」

乳首を強めに噛まれ、前立腺をぐりぐりと容赦なくえぐられる。

「もはやドMじゃんな、こんなのがいいの?」

「奥さんと普通のセックスできんの? 奥さんにも乳首噛んで~ケツ掘って~って頼んでんの?」

「ひぎっ♡♡♡ おごおおおおっ♡♡♡」

「指3本余裕だわ。たくさんこりこりしてやるからな」

指3本で、アナルの中をめちゃくちゃに掻き回される。


「うぎっ!? あへっ♡♡ やめど、ほもや、ろ♡♡♡」

「馬鹿なんかな、ものの頼み方知らねぇの?」

ぎゅうっと乳首をねじりあげられる。

「いぎいいいいい♡♡♡♡」

「な、俺、も、限界。挿れていい?」

「いいよ、お前が葉和原さん見つけてきたんだし。ただ、お前が先だと緩くなんのがなあ……」

「わりいわりい、さんきゅ!」

また仰向けに転がされ、膝裏に手を入れられ足を割り開かれる。

「や、やめりょ! おれはホモらにゃい!」

絶対に男なんかに挿れられたくない!

それに、男のそそりたつモノは、信じられないほど、太く長かった。

無理に決まってる! 死んじまう!

逃げようにも自由にならない体がもどかしさを通り越して腹立たしい。

「そうだよね、葉和原さんのはおまんこだもんね」

「男にまんこはねえもんな」

「はーい、まずおちんぽとちゅっちゅしようね~」

男の先端が、葉和原の入り口に押し付けられる。それがからかうように2度、3度と繰り返される。

「やめりょ、やら!! ゆるひゃねえかりゃな……!!」

「底抜けのお馬鹿さんだね~」

「馬鹿な子ほどかわいい、っしょ!」

しょ、に合わせて男の陰茎が突き入れられた。

「ひぎいいいい………!!!♡♡♡」

男のそれは、葉和原の未体験ゾーンである最奥までをぶち抜いた。

「うぐっ!! お゛お゛!!? い゛!?」

「いつ見てもえぐいなー、結腸届くってバケモンだな」

「葉和原さん、すげえ締付け! 上手だよ~」

ずんずんと男が打ち付ける。

「うぎっ! んごおおおお♡♡♡ はひっ、ひっ、じ、じぬう、じぬう♡♡♡」

「あー、めちゃくちゃいい!」

「おご!!?♡♡♡ ぎっ♡♡ お゛っ!!?♡♡♡」

「あ、そろそろ……いい、めっちゃいい……」

男が一層力強く突き入れると、ぐぽっと奥に入った。

「あ、これ、すげ、すげえよ葉和原さん……!!」

「お゛ごっ!!!♡ いっ!!♡ ぐえっ、げえええ!!!♡♡♡♡」

「イク! あっ、おれ、出そ! あっ!」

どくどくと、とんでもない量の精液が葉和原の腸に注がれた。

男がずるりと抜くと、ごぽりごぽりと精液が流れ出した。

葉和原は、びくんびくんと痙攣しながら意識を飛ばして白目を剥いていた。

その葉和原を、もうひとりの男が平手打ちでたたき起こす。

「次、俺の番だからね」



「あぎゃっ!!♡♡♡ ぼ、い゛っでる!!♡♡♡ い゛っでるがりゃ!!♡♡♡ いぎっ♡♡♡ いぎだぐない♡♡♡ いぎだぐにゃいいいい♡♡♡」

葉和原の乳首をぎりぎりとひねり上げながら、的確にリズミカルに前立腺を押しつぶす。

大分と薬の効果が切れてきたようだが、もう逃げるどころではなかった。

「お前のがえぐいわ~」

「技巧派なの俺は」

「それに超遅漏だしな」

「うっせえ」

「あ゛、まだぐる、まだ、あ゛、お゛ほおおおおおおっ!!!♡♡♡ ひぎっ!!♡♡♡」

腰をがっちりと掴まれ、容赦なくどすどすと前立腺をえぐられる。

同時に乳首をみちみちと音がするほど潰される。

「じぬううううっ♡♡♡ じにゅうううっ♡♡♡♡


意識を飛ばすことすら許されず、絶頂につぐ絶頂から降りてくることもできない。

「なあ、まだ? 俺、またむらむらしてきたんだけど」

「まじかよ」



葉和原が解放されたのは、翌日の深夜だった。

「じゃあね、葉和原さん。楽しかったよ」

目隠しされて連れてこられたのは、先日と同じ公園。

散々に犯し尽くされた葉和原はしばらくぐったりと芝生の上に転がっていた。服装は何もかも元通りになっていた。

しかし、体が痛い。ばらばらになりそうだ。

まだ、尻に何かが挟まっている気がするし、乳首がじんじんする。射精しすぎたペニスもしくしくと痛む。

性的暴行を長時間にわたって加えられ、殺してやるだの、見つけ出して警察に突き出してやるだのという感情は消えていた。あるのは、男たちに対する圧倒的な恐怖だ。

ようやく身を起こして、目隠しを取る。かばんからスマホを取り出し、のそのそとスマホの電源を入れてみる。

心配しているだろう妻と娘に連絡をしてやらないと。

壁紙が表示される。何年も前の、カメラに自然な笑顔を向ける妻と娘の写真だ。今は、笑えとでも言わなければ笑いもしない。

しかし当然入っているだろうと思われた電話もラインも着信はゼロだった。


おわり




初出:2021/03/28
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