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12 終
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ステンドグラスから、虹色の光が教会内に注いでいる。
教会の祭壇へと中央通路に、まっすぐ赤い布が敷かれている。
その上を、父と一緒に歩いている。
祭壇の前で待つ、フェイラルのもとへ向かって。
「ニコ、愛してる」
フェイラルが、僕をベッドに組み敷いた。
キスの雨を降らせたあと、じっくりと唇を食み、深いキスへと変わっていく。
風呂の中でも愛撫されていた僕は既に高ぶっていて、もどかしくて、太ももを擦り合わせた。
フェイラルは僕の乳首を口に含むと、足を開かせ、窄まりに触れた。期待にひくつくそこを焦らすようになぞり、指先を挿入する。
小さく彼が指を抜き差しすると、溢れた愛液がちゅぷちゅぷと卑猥な音を立てた。
「フェイラル!」
「ん? どうしたの、ニコ?」
「……んっ! あっ、んっ、意地悪しないで。指、挿れて」
彼が笑いながら、指を根元まで挿入する。
「はうっ!!」
そして、指を抜き差しする。
指が二本、そして三本に増やされる。
もう、指じゃなくてフェイラルが欲しい。
「あうっ! フェイ、ラル!! フェイラルッ!!」
「ニコ、どうして欲しい?」
「お願い、もう、挿れて!」
僕の足を開かせ、持ち上げて、窄まりに彼の亀頭が押し当てられる。
僕は、アルファである彼の怒張を受け入れられるのか、緊張と期待と不安でいっぱいだった。
でも、期待が一番大きい。
今日が、僕たちの初夜だ。
最後までするのは、今日この日、結婚式を終えたあとにしよう。そう提案したのはフェイラルだった。僕はもう彼が欲しくてたまらないのに、焦らされ、高ぶらされ、この日を迎えた。
フェイラルが、ゆっくりと圧を掛けて、僕を開いていく。
僕の持ってるディルドより、一回り以上大きい。
「はっ……うっ……はひっ……ふっ……んぐ……うっ……あっ、うっ……んぐッッ……!!」
亀頭がぐぷりと、肛門を押し開き、通り抜けた。そうして、奥へと少しずつ進んでいく。
大きくて、圧迫感と異物感が凄まじい。だけど、フェイラルが、僕の中にいる。それが、嬉しい。
ペニスが最奥に到達すると、ため息が漏れた。それは彼も同様だった。
僕が落ち着くのを待って、ペニスの抜き差しが始まる。張り出した雁が粘膜をこそげる。
「あっ! あうっ! あっ、ンンッ! ひっ、はっ、あっ、あっ!!」
フェイラルのペニスが気持ちよくて、気持ち良すぎて、腹の奥が熱くて、濡れて、勝手に直腸がうねって、締め付けてしまう。
深く子宮を押し上げられて、ぎゅうううと直腸が締まる。そのまま、彼が腰を使って、僕の子宮を捏ね回す。
「はひっ! あっ、あ゛ッ、あ゛ッ、お゛ッ、ンンンーーッッ!!」
気持ち良すぎて、怖い。何も考えられない。
「フェイ、ラル、んんっ! んんーッッ!! はっ、んっ、お゛っ! はうっ! あっ、あ゛あ゛ーーッッ!!」
「ニコ、愛してる」
彼が、僕の口に、彼の口を重ねた。
舌を吸われ、甘噛みされ、どこまでも追いかけ回される。彼の口の中、甘くて、美味しい。
ああ、キスで絶頂が深くなる。目の前がちかちかして、がくがくと全身が震える。
「ニコも、言って」
「す、き、フェイラル、好きっ……!!」
彼がもう一度、キスをして、ピストンを速める。奥を何度も深く突き上げられる。
彼に求められ、僕も彼を求めている。心も体も許しあい、深く繋がっている。
これ以上の幸せがあるだろうか。
フェイラルが、好き、好きだ、大好き、愛してる。
「んぐッ!! うっ、ん、ンンッーー!!」
快感に、視界が白む。
僕は感じたことのない絶頂の高みへと、フェイラルとともに昇っていった。
おわり
ステンドグラスから、虹色の光が教会内に注いでいる。
教会の祭壇へと中央通路に、まっすぐ赤い布が敷かれている。
その上を、父と一緒に歩いている。
祭壇の前で待つ、フェイラルのもとへ向かって。
「ニコ、愛してる」
フェイラルが、僕をベッドに組み敷いた。
キスの雨を降らせたあと、じっくりと唇を食み、深いキスへと変わっていく。
風呂の中でも愛撫されていた僕は既に高ぶっていて、もどかしくて、太ももを擦り合わせた。
フェイラルは僕の乳首を口に含むと、足を開かせ、窄まりに触れた。期待にひくつくそこを焦らすようになぞり、指先を挿入する。
小さく彼が指を抜き差しすると、溢れた愛液がちゅぷちゅぷと卑猥な音を立てた。
「フェイラル!」
「ん? どうしたの、ニコ?」
「……んっ! あっ、んっ、意地悪しないで。指、挿れて」
彼が笑いながら、指を根元まで挿入する。
「はうっ!!」
そして、指を抜き差しする。
指が二本、そして三本に増やされる。
もう、指じゃなくてフェイラルが欲しい。
「あうっ! フェイ、ラル!! フェイラルッ!!」
「ニコ、どうして欲しい?」
「お願い、もう、挿れて!」
僕の足を開かせ、持ち上げて、窄まりに彼の亀頭が押し当てられる。
僕は、アルファである彼の怒張を受け入れられるのか、緊張と期待と不安でいっぱいだった。
でも、期待が一番大きい。
今日が、僕たちの初夜だ。
最後までするのは、今日この日、結婚式を終えたあとにしよう。そう提案したのはフェイラルだった。僕はもう彼が欲しくてたまらないのに、焦らされ、高ぶらされ、この日を迎えた。
フェイラルが、ゆっくりと圧を掛けて、僕を開いていく。
僕の持ってるディルドより、一回り以上大きい。
「はっ……うっ……はひっ……ふっ……んぐ……うっ……あっ、うっ……んぐッッ……!!」
亀頭がぐぷりと、肛門を押し開き、通り抜けた。そうして、奥へと少しずつ進んでいく。
大きくて、圧迫感と異物感が凄まじい。だけど、フェイラルが、僕の中にいる。それが、嬉しい。
ペニスが最奥に到達すると、ため息が漏れた。それは彼も同様だった。
僕が落ち着くのを待って、ペニスの抜き差しが始まる。張り出した雁が粘膜をこそげる。
「あっ! あうっ! あっ、ンンッ! ひっ、はっ、あっ、あっ!!」
フェイラルのペニスが気持ちよくて、気持ち良すぎて、腹の奥が熱くて、濡れて、勝手に直腸がうねって、締め付けてしまう。
深く子宮を押し上げられて、ぎゅうううと直腸が締まる。そのまま、彼が腰を使って、僕の子宮を捏ね回す。
「はひっ! あっ、あ゛ッ、あ゛ッ、お゛ッ、ンンンーーッッ!!」
気持ち良すぎて、怖い。何も考えられない。
「フェイ、ラル、んんっ! んんーッッ!! はっ、んっ、お゛っ! はうっ! あっ、あ゛あ゛ーーッッ!!」
「ニコ、愛してる」
彼が、僕の口に、彼の口を重ねた。
舌を吸われ、甘噛みされ、どこまでも追いかけ回される。彼の口の中、甘くて、美味しい。
ああ、キスで絶頂が深くなる。目の前がちかちかして、がくがくと全身が震える。
「ニコも、言って」
「す、き、フェイラル、好きっ……!!」
彼がもう一度、キスをして、ピストンを速める。奥を何度も深く突き上げられる。
彼に求められ、僕も彼を求めている。心も体も許しあい、深く繋がっている。
これ以上の幸せがあるだろうか。
フェイラルが、好き、好きだ、大好き、愛してる。
「んぐッ!! うっ、ん、ンンッーー!!」
快感に、視界が白む。
僕は感じたことのない絶頂の高みへと、フェイラルとともに昇っていった。
おわり
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