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希望
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最近ツイテナイナ…
男は呟きながら商店街をポツポツ歩いていた。
仕事では、ささいなミスを繰り返し、プライベートでは、彼女と喧嘩し、パチンコで負けまくる…
男はふと見ると、見慣れない雑貨屋がある。
「喧嘩の仲直りに、なんか買って行くか…」
扉をあけると、そこには休憩で、カップにコーヒーを注ぐ店主が立っていた。
「あらあら…いらっしゃい…何かお探しで?」
店主が慌てて男に近寄る。
「いや…最近ツイテなくて。」
男は最近のことを店主に話す。
「でしたら、希望をお持ちになれば?」
店主は、棚の中から青緑の石が付いたペンダントを取り出した。
「アマゾナイト…別名、ホープストーンと呼ばれています。希望を身に付けてみますか?」
ニコッと笑い、店主は男にアマゾナイトのペンダントを差し出した。
アマゾナイトは、ネガティヴ思考の人にはプラス思考に導き、目標を持っている人には、達成に導くパワーストーン。
「希望の石…なんか、いいことありそうですね。」
男は、早速2つ購入しようとすると…店主がこんなものもあるよ…と、スッとアマゾナイトの指輪を出してくれた。
「サイズはフリーサイズで、伸縮も出来ますよ…この次は、彼女といらっしゃいください…永遠の絆石を買いに…」
店主は、笑顔で男を見送った。
男は呟きながら商店街をポツポツ歩いていた。
仕事では、ささいなミスを繰り返し、プライベートでは、彼女と喧嘩し、パチンコで負けまくる…
男はふと見ると、見慣れない雑貨屋がある。
「喧嘩の仲直りに、なんか買って行くか…」
扉をあけると、そこには休憩で、カップにコーヒーを注ぐ店主が立っていた。
「あらあら…いらっしゃい…何かお探しで?」
店主が慌てて男に近寄る。
「いや…最近ツイテなくて。」
男は最近のことを店主に話す。
「でしたら、希望をお持ちになれば?」
店主は、棚の中から青緑の石が付いたペンダントを取り出した。
「アマゾナイト…別名、ホープストーンと呼ばれています。希望を身に付けてみますか?」
ニコッと笑い、店主は男にアマゾナイトのペンダントを差し出した。
アマゾナイトは、ネガティヴ思考の人にはプラス思考に導き、目標を持っている人には、達成に導くパワーストーン。
「希望の石…なんか、いいことありそうですね。」
男は、早速2つ購入しようとすると…店主がこんなものもあるよ…と、スッとアマゾナイトの指輪を出してくれた。
「サイズはフリーサイズで、伸縮も出来ますよ…この次は、彼女といらっしゃいください…永遠の絆石を買いに…」
店主は、笑顔で男を見送った。
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