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「安堵しました。おそれ多くも公爵閣下はロディア貴族で一、二を争う名門であり、血はつながらなくとも、書類上は妃殿下のお父上。最近はすっかりわがままになられた妃殿下も、さすがに公爵閣下は粗略に扱えぬと、その程度は身の程をわきまえて――――」
「いいから、お通しして」
ジェラルディンはマレット男爵夫人に命じて、自身も鏡をのぞいてから、応接室にむかう。男爵夫人は肩をふるわせたが、無言でどすどす、ついてきた。
応接室に入ると、高級品に身を包んだ壮年の男性が立ち上がり、恭しくジェラルディンに挨拶する。
「これはこれは王太子妃殿下。お体の具合はいかがですかな? 顔色は悪くないようですが」
「わざわざのお見舞い、ありがとうございます、フェザーストン公爵閣下。ごらんのとおり、体調は安定しております」
互いに『父娘』というにはよそよそしい距離感で挨拶をかわし、向かい合って椅子に座る。すると「ささやかですが」と公爵の前置きを合図に、公爵の侍従たちが次々と抱えていた箱を開けはじめた。
テーブルの上に外国から輸入した珍しい香料や化粧品、高価なレースの束、貴重な白磁の小物入れなどが並べられていく。
「こちらは皆様に」と、可愛らしい砂糖菓子が詰まった箱を侍女たちへ勧めて、彼女らへのご機嫌伺いも欠かさない。
「けっこうな品をありがとうございます、閣下。大切に使わせていただきます」
ジェラルディンは型通りに礼を述べたが、公爵も別に感激の涙などを期待していたわけではない。それより、背筋をぴんと伸ばしてこちらを見る王太子妃の、がらりと雰囲気の変わった様子が気になっていた。
闇のような蝙蝠の羽のような黒い髪。青白かった肌はいっそう白く、水仙の花びらを思わせ、唇は柘榴の実のように赤く艶やかだ。初々しいだけがとりえだった田舎の小娘が、今は蛇のようにしなやかな妖美をただよわせていた。
なにより、その赤い瞳。
赤々と燃える松明を思わすそれは、じっと見つめていると妖しい気分をかきたてられそうだった。
公爵は、ごくり、と唾を飲んで気合を入れる。
フェザーストン家から王太子妃を輩出するため、迎え入れた娘だった。
あっという間に王太子の寵愛が薄れ、無駄骨を折らされたか、と腹が立ったが、聖女認定の可能性が高くなった今、まだ手放すのは惜しい。
あれこれ見舞いや祝いの言葉を述べようとした公爵より一足先に、黄泉帰った王太子妃は本題を切り出してきた。
「公爵閣下にお願いがあるのです」
「おや、珍しいですな。なんなりと」
「わたしの代わりとなる女性を探してください。フェザーストン公爵家の中からでも他の家からでも、かまいません」
「は?」
「王太子殿下と離婚したいのです」
「はっ!?」
公爵は瞠目し、ひかえていたマレット男爵夫人や、お茶を注いでいた召使いも手が止まる。
ジェラルディンがルディについてここに来た理由は、二つ。
一つは、ルディに望まれたから。
二つ目は、母の治療を約束されたから。
けれど母はこの世を去り、ルディの愛も失った。
ならば、ジェラルディンがこれ以上ここにいる理由はない。
(頼まれた探し物が見つかったら、王宮を出る。殿下と離婚して、どこか遠くで、ひっそり暮らすの――――)
黄泉帰ることを望んだわけではない。
けれど生きるからには、もうルドルフの気持ちにはふりまわされたくない。
マレット男爵夫人の体罰や、貴族たちからの嘲笑や軽蔑に苦しむのもごめんだ。
ジェラルディンの胸には一つの思いが芽吹いて、深く根をはりはじめていた。
「いったい、なにをお考えなのです!? 公爵閣下にあのような依頼をするとは!!」
公爵が退室した途端、マレット男爵夫人が金切り声をあげる。
「なにかおかしいかしら? 男爵夫人の望み通りだと思うけれど?」
「は? なにを…………」
「平民出身の王太子妃などふさわしくない認められないと、あれほど見下し罵っていたのは、あなたでしょう、マレット男爵夫人。ことあるごとに、わたしの出自を馬鹿にしているくせに、どうしてわたしの離婚に反対するのかしら?」
「っ、そ、そのようなことは…………」
赤々と燃える瞳に冷ややかに見つめられ、マレット男爵夫人は思わずあとずさる。
「あれだけ毎日愚弄して鞭打って、いまさら、わたしを王太子妃として認めていたとでも? 説得力がなさすぎるわ。あなたの望みどおり、新しい高貴な王太子妃をお迎えする準備をするのだから、協力する気がないなら、せめて黙っていてちょうだい。邪魔しないで」
「な…………わ、私にむかって、そのような物言い…………! 私は、王妃殿下から貴女の教育を仰せつかって…………!」
「その教育を盾に、なにをしたのかしら?」
ジェラルディンは自分の左肩に右手を置き、少し襟を動かすそぶりをみせる。
「わたしの聖女審査の話が出ているのでしょう? 本格的な審査となれば、今まで以上に入念な医師の診察もあるでしょうね。王宮内の侍医は全員、買収しているようだけれど、それ以外の医師がわたしのドレスの中を見た時、背中や腕の傷を、どう説明するつもり? まさか、王太子妃付き筆頭女官である男爵夫人が『知らなかった』で済むとでも? それはそれで、能力不足を指摘されそうなものだけれど?」
「っ!!」
マレット男爵夫人の顔色が変わる。
「そ、そんなことをすれば、どうなるか――――!」
「どうなるのかしら?」
「そ、それは…………」
マレット男爵夫人は考えこむ表情となり、すぐに一つの事実に気づいて、ますます青ざめる。
これまでジェラルディンがマレット男爵夫人の暴行をうけて黙っていたのは、ひとえに「ばらしたら母親の治療を止める」と脅されていたからだ。
けれど、その母親はもういない。
ジェラルディンがこれ以上、マレット男爵夫人の横暴に耐える理由はなくなったのだ。
マレット男爵夫人はどっと冷汗が吹き出した。
もし、これまでの王太子妃への鞭打ちその他の行為を、王太子にでも暴露されたら。
マレット家再興のためにはじめた宮仕えなのに、ふいになるどころか、爵位や財産を没収されかねない――――!
立ち尽くした蒼白の男爵夫人に、ジェラルディンは淡々と命じた。
「わかったなら、あなたも協力して。それが嫌なら、少なくとも邪魔しないで。お願いね」
「…………承知、いたしました…………っ」
男爵夫人はしぼり出すような声と共に頭を垂れる。
青い顔で二人のやりとりを見守っていた男爵夫人選抜の召使いや侍女たちも、夫人の反応を目の当たりにすると、いっせいに制服やドレスの裾をつまんで王太子妃へと頭を垂れた。
ジェラルディンはそれを確認すると、私室に戻る。
(殿下の再婚相手探しは、ひとまずフェザーストン公爵に任せるとして。肝心の探し物は、どうしたら…………)
そこで気づいた。
「バラは!?」
「え?」
ジェラルディンの問いに、侍女や召使いが、部屋の中央に置かれた一輪挿しに集中する。
一本だけさされていたはずの黒い造花が見当たらない。
「ええっ!!」
一騒動となったが、造花は見当たらない。暖炉も確認したが、燃やしたわけでもないようだ。
女たちは一様に、死亡宣告でも受けたかのように涙目になる。
ジェラルディンはひそかにマレット男爵夫人を疑ったが、彼女もきょとんとしていた。
そもそも男爵夫人なら正々堂々「王太子妃にはふさわしくない品なので処分したしました」と告げるだろう。ということは。
(盗まれた――――!?)
ジェラルディンの脳裏に一つの可能性がひらめき、自分の管理の甘さを後悔する。
ひとまず処罰を怖れる女たちをなだめ「見つけたらすぐに教えて」と指示した。
(仮に盗まれたなら、いったい誰に…………?)
わかったこともある。
(誰か、あのバラの意味や由来を知っていて、それを暴露されたくない人物がいる。それもここに、わたしの部屋に出入りできる人間の中に――――!)
「いいから、お通しして」
ジェラルディンはマレット男爵夫人に命じて、自身も鏡をのぞいてから、応接室にむかう。男爵夫人は肩をふるわせたが、無言でどすどす、ついてきた。
応接室に入ると、高級品に身を包んだ壮年の男性が立ち上がり、恭しくジェラルディンに挨拶する。
「これはこれは王太子妃殿下。お体の具合はいかがですかな? 顔色は悪くないようですが」
「わざわざのお見舞い、ありがとうございます、フェザーストン公爵閣下。ごらんのとおり、体調は安定しております」
互いに『父娘』というにはよそよそしい距離感で挨拶をかわし、向かい合って椅子に座る。すると「ささやかですが」と公爵の前置きを合図に、公爵の侍従たちが次々と抱えていた箱を開けはじめた。
テーブルの上に外国から輸入した珍しい香料や化粧品、高価なレースの束、貴重な白磁の小物入れなどが並べられていく。
「こちらは皆様に」と、可愛らしい砂糖菓子が詰まった箱を侍女たちへ勧めて、彼女らへのご機嫌伺いも欠かさない。
「けっこうな品をありがとうございます、閣下。大切に使わせていただきます」
ジェラルディンは型通りに礼を述べたが、公爵も別に感激の涙などを期待していたわけではない。それより、背筋をぴんと伸ばしてこちらを見る王太子妃の、がらりと雰囲気の変わった様子が気になっていた。
闇のような蝙蝠の羽のような黒い髪。青白かった肌はいっそう白く、水仙の花びらを思わせ、唇は柘榴の実のように赤く艶やかだ。初々しいだけがとりえだった田舎の小娘が、今は蛇のようにしなやかな妖美をただよわせていた。
なにより、その赤い瞳。
赤々と燃える松明を思わすそれは、じっと見つめていると妖しい気分をかきたてられそうだった。
公爵は、ごくり、と唾を飲んで気合を入れる。
フェザーストン家から王太子妃を輩出するため、迎え入れた娘だった。
あっという間に王太子の寵愛が薄れ、無駄骨を折らされたか、と腹が立ったが、聖女認定の可能性が高くなった今、まだ手放すのは惜しい。
あれこれ見舞いや祝いの言葉を述べようとした公爵より一足先に、黄泉帰った王太子妃は本題を切り出してきた。
「公爵閣下にお願いがあるのです」
「おや、珍しいですな。なんなりと」
「わたしの代わりとなる女性を探してください。フェザーストン公爵家の中からでも他の家からでも、かまいません」
「は?」
「王太子殿下と離婚したいのです」
「はっ!?」
公爵は瞠目し、ひかえていたマレット男爵夫人や、お茶を注いでいた召使いも手が止まる。
ジェラルディンがルディについてここに来た理由は、二つ。
一つは、ルディに望まれたから。
二つ目は、母の治療を約束されたから。
けれど母はこの世を去り、ルディの愛も失った。
ならば、ジェラルディンがこれ以上ここにいる理由はない。
(頼まれた探し物が見つかったら、王宮を出る。殿下と離婚して、どこか遠くで、ひっそり暮らすの――――)
黄泉帰ることを望んだわけではない。
けれど生きるからには、もうルドルフの気持ちにはふりまわされたくない。
マレット男爵夫人の体罰や、貴族たちからの嘲笑や軽蔑に苦しむのもごめんだ。
ジェラルディンの胸には一つの思いが芽吹いて、深く根をはりはじめていた。
「いったい、なにをお考えなのです!? 公爵閣下にあのような依頼をするとは!!」
公爵が退室した途端、マレット男爵夫人が金切り声をあげる。
「なにかおかしいかしら? 男爵夫人の望み通りだと思うけれど?」
「は? なにを…………」
「平民出身の王太子妃などふさわしくない認められないと、あれほど見下し罵っていたのは、あなたでしょう、マレット男爵夫人。ことあるごとに、わたしの出自を馬鹿にしているくせに、どうしてわたしの離婚に反対するのかしら?」
「っ、そ、そのようなことは…………」
赤々と燃える瞳に冷ややかに見つめられ、マレット男爵夫人は思わずあとずさる。
「あれだけ毎日愚弄して鞭打って、いまさら、わたしを王太子妃として認めていたとでも? 説得力がなさすぎるわ。あなたの望みどおり、新しい高貴な王太子妃をお迎えする準備をするのだから、協力する気がないなら、せめて黙っていてちょうだい。邪魔しないで」
「な…………わ、私にむかって、そのような物言い…………! 私は、王妃殿下から貴女の教育を仰せつかって…………!」
「その教育を盾に、なにをしたのかしら?」
ジェラルディンは自分の左肩に右手を置き、少し襟を動かすそぶりをみせる。
「わたしの聖女審査の話が出ているのでしょう? 本格的な審査となれば、今まで以上に入念な医師の診察もあるでしょうね。王宮内の侍医は全員、買収しているようだけれど、それ以外の医師がわたしのドレスの中を見た時、背中や腕の傷を、どう説明するつもり? まさか、王太子妃付き筆頭女官である男爵夫人が『知らなかった』で済むとでも? それはそれで、能力不足を指摘されそうなものだけれど?」
「っ!!」
マレット男爵夫人の顔色が変わる。
「そ、そんなことをすれば、どうなるか――――!」
「どうなるのかしら?」
「そ、それは…………」
マレット男爵夫人は考えこむ表情となり、すぐに一つの事実に気づいて、ますます青ざめる。
これまでジェラルディンがマレット男爵夫人の暴行をうけて黙っていたのは、ひとえに「ばらしたら母親の治療を止める」と脅されていたからだ。
けれど、その母親はもういない。
ジェラルディンがこれ以上、マレット男爵夫人の横暴に耐える理由はなくなったのだ。
マレット男爵夫人はどっと冷汗が吹き出した。
もし、これまでの王太子妃への鞭打ちその他の行為を、王太子にでも暴露されたら。
マレット家再興のためにはじめた宮仕えなのに、ふいになるどころか、爵位や財産を没収されかねない――――!
立ち尽くした蒼白の男爵夫人に、ジェラルディンは淡々と命じた。
「わかったなら、あなたも協力して。それが嫌なら、少なくとも邪魔しないで。お願いね」
「…………承知、いたしました…………っ」
男爵夫人はしぼり出すような声と共に頭を垂れる。
青い顔で二人のやりとりを見守っていた男爵夫人選抜の召使いや侍女たちも、夫人の反応を目の当たりにすると、いっせいに制服やドレスの裾をつまんで王太子妃へと頭を垂れた。
ジェラルディンはそれを確認すると、私室に戻る。
(殿下の再婚相手探しは、ひとまずフェザーストン公爵に任せるとして。肝心の探し物は、どうしたら…………)
そこで気づいた。
「バラは!?」
「え?」
ジェラルディンの問いに、侍女や召使いが、部屋の中央に置かれた一輪挿しに集中する。
一本だけさされていたはずの黒い造花が見当たらない。
「ええっ!!」
一騒動となったが、造花は見当たらない。暖炉も確認したが、燃やしたわけでもないようだ。
女たちは一様に、死亡宣告でも受けたかのように涙目になる。
ジェラルディンはひそかにマレット男爵夫人を疑ったが、彼女もきょとんとしていた。
そもそも男爵夫人なら正々堂々「王太子妃にはふさわしくない品なので処分したしました」と告げるだろう。ということは。
(盗まれた――――!?)
ジェラルディンの脳裏に一つの可能性がひらめき、自分の管理の甘さを後悔する。
ひとまず処罰を怖れる女たちをなだめ「見つけたらすぐに教えて」と指示した。
(仮に盗まれたなら、いったい誰に…………?)
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