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4章 衝突する勢力
31話 決着 2
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屋上を去った京雅と美玲。京雅は屋上に上がる階段の踊り場で足を止めて美玲の方を見た。美玲は少し顔が赤いものの、既に普段通りだった。
「思ったより元気そうだな」
「京雅さんに助けていただきましたから」
「自分で歩けるか?」
「歩けないと言ったら?」
「そうだな……置いていこうか」
「そう言う時は冗談でも抱っこするよ、と言えば良いのですよ」
美玲の浮かべる笑顔は不自然なほどキレイに京雅の目には移った。美玲の笑顔を見た京雅は呆れたような顔を浮かべ、階段を降り始めた。
それに付いていくように美玲も階段を降り始める。
美玲が階段を降り終え、京雅の隣を歩き始めると同時に京雅は視線を美玲の方へ向けることなく口を開いた。
「次の時間、休めるか?」
京雅の突拍子もない質問に一瞬キョトンとした顔をするも、直ぐに京雅が何を言おうとしているのかを察した美玲はまた笑みを浮かべた。
「私なら大丈夫ですよ?ご覧の通り、元気ですから」
そう言って美玲は足早に京雅の前に飛び出し、はにかみ笑顔を浮かべた。京雅はその場に立ち止まり、美玲のその姿を見たあと、あからさまにため息をついた。
「はぁ……申し訳ないが、今の秋山を一人には出来ない」
「本当に大丈夫ですよ?確かに怖い事も………ありましたが、もう……何もありませんから」
「…………」
「えっ、きょ、京雅さん……?」
目に見えて辛そうな表情をする美玲の手を京雅は無言のまま掴み、周囲の視線も気にせず生徒室まで一度も立ち止まることなく歩いた。
美玲も抵抗すること無く手を引かれるがまま京雅の後をついていく。
だが、京雅が足を止めた場所があまりにも意外だったのか、美玲は困惑を隠しきれずにいた。
そんな美玲の心境も気にせず京雅は手慣れたようにドアを開けてそのまま美玲を連れて中に入った。
「やっと戻って………珍しい組み合わせだね。用事というのは……もしかして、そういう事かな?」
「後で話すからそこで少し待っててくれ」
鶴壁の言葉を華麗に無視した京雅は美玲に一言言ったあと鶴壁の方へと歩いていく。
美玲は軽く頷いたものの、更に頭の上に疑問符を浮かべ、現在の状況を一切理解出来ずにいた。
なぜ連れてこられたのが生徒室なのかということも、京雅が手馴れた手つきで生徒室に入ることも、中に先生がいることも、その先生があの鶴壁であり、鶴壁と京雅が親しく話していることも、全てが美玲の頭をパンクさせるには充分過ぎるほどの情報だった。
京雅は食べかけの弁当を片付け始めた。美玲は何から聞けば良いのかすら分からず、その場で立ち尽くしていた。鶴壁も美玲に一度笑顔を向けるだけで、その後は京雅の方に視線を向けていた。
「秋山と話すことがあるんだ。悪いが、二人だけにしてもらえるか?」
弁当の片付けを終えると京雅は普段よりどこか真剣な雰囲気と共に鶴壁に言い放った。鶴壁は京雅のその言葉を聞いて、一瞬驚いたような表情を見せたあと、フッと笑みを浮かべて席を立った。
「……分かったよ。鍵はここに置いておくから、使い終わったら私の所まで持ってくるように」
鶴壁は最低限のことだけを言ってそのまま生徒室を後にする。その場に残された京雅と美玲は無言のままだった。
美玲は何か聞きたい事があるのかソワソワしているが、何から聞けば良いのか、何を聞けば良いのか分からず、結局何も口にすることなくその場でモジモジとするばかりだった。
「とりあえず座ったらどうだ?立っているのは疲れるだろ?」
「あっ、そうですね。では失礼します」
美玲は京雅の隣の席に腰を下ろして京雅を見上げるように視線を合わせる。京雅と無言で数秒間見合った後、京雅の表情は不意に緩み、笑みを零した。
「近いな。そこにワザワザ座る必要も無いだろうに。俺の隣が良いのか?」
「ッ……そ、そういう訳ことでは、ありません、けど……」
美玲は勢いよく京雅から視線を逸らして俯き、それを見て京雅は笑っていた。俯いたままの美玲を少し見つめたあと、急に京雅の纏う雰囲気はガラリと変わった。
「……もう、気丈に振る舞う必要は無いんだぞ?」
先程までの揶揄うような声色から一転し、気遣うような優しい声が美玲の耳に入った。美玲は驚いたように顔を上げて京雅の顔を見ると、そこには真剣な顔付きをした京雅の姿があった。
京雅の目はどこか優しくも鋭く、その視線と発言を前にして美玲は心を見透かされているかのような感覚になり、京雅から視線を外すように再び俯いてしまった。
「秋山がどれほどの地獄の中で生きてきたのか、俺にはわからない。でも、自分を守るために自分を偽って、生きようと必死にもがいて、全てを投げ捨てて……俺と出会ってくれた。今まで良く頑張った、良く耐えた。もう、無理する必要も理由も無い」
「……………」
美玲は何かに耐えるように座ったまま動こうとしなかった。握られた手はスカートをクシャクシャに手のひらには数滴の涙が零れていた。
「胸、貸してやろうか?」
美玲は反応しなかったが、京雅はそっと椅子から立ち上がり、椅子に座ってうずくまる美玲を抱き締める。
「泣きたい時は思い切り泣くと良い。秋山にはその資格がある」
その言葉を皮切りに生徒室に微かなすすり泣きが響き渡る。
京雅は無意識のうちに美玲の頭に手を当てて割れ物を扱うように繊細な手つきで髪を撫でる。
そんな状態が五分ほど続いたあと、おもむろに美玲は静かに体を起こして京雅から離れた。京雅もそれに合わせて体を起こして後ろにある椅子に座る。
「少しは落ち着いたか?」
「……はい。お見苦しい所を見せてしまいましたね」
いまだ俯いたままだが、声色は先程よりも元気そうだった。京雅は美玲の発言に不服そうだが、特に言及するようなことはしなかった。
「水でも飲むか?」
「はい。ありがとうございます」
「と言っても俺の水筒だが……大丈夫か?」
「……えっ?」
「まぁ、今日は一度も飲んでいないから気にする必要は無いだろうけどな」
そう言って京雅は顔を微かに赤く染めた美玲の方に水筒を置いた。それを手に取る美玲だが、その水筒を手に持ったまま飲む様子はない。
「何か飲みたいものはあるか?近くに自販機があるんだが」
水筒を飲まずに無言が続いたことにいたたまれなさと不安感に襲われた京雅はそう言って椅子から立ち上がった。
「あ、いえ!美味しくいただかせていただきますねッ」
「え、あ、そうか」
美玲は顔を真っ赤にして震える手でゆっくりと水筒を口に付けた。
「あ、ありがとうございました」
「あぁ……って、それはどういうつもりだ?」
京雅が美玲から水筒を貰おうと手をのはずと、もう少しのところで美玲は腕を引っ込め、笑みを浮かべていた。泣いたあとだからか目元が薄らと赤くなっていた。
美玲と視線があった京雅は無意識のうちに口が動いていた。
「………綺麗だ」
「………えっ?」
「………ん?」
その瞬間、その空間だけ時間が止まった。美玲は徐々に顔を赤く染め、京雅も焦燥感や恥ずかしさから美玲に背を向けて窓の方に体を向けた。
「………今のは忘れてくれ。泣いていた女性相手に言う言葉ではなかったな」
京雅にしては珍しく耳を僅かに赤く染めながら美玲にそう言った。
美玲からの返事は何も無かった。しかし、京雅の背後から椅子が軋む音がし、そして京雅は不意に背中に柔らかい感触とともに温もりを感じた。
「これで許してあげます」
「………そうか」
強ばった体から力を抜いて京雅は美玲が飽きるまでその場に立ち尽くし、ボォッと外を眺めていた。
そこから程なくして美玲はゆっくりと京雅の背中から離れて、再び椅子の軋む音が生徒室内に響いた。
京雅はその音がしたあと後ろに振り向き、美玲の方を見た。
まだ目元も頬も赤く染っているものの、美玲はスッキリしたように、明るい笑みを浮かべていた。
「色々とありがとうございました。これからもよろしくお願いしますね、京雅さん」
「あぁ、こちらこそよろしく頼む」
「思ったより元気そうだな」
「京雅さんに助けていただきましたから」
「自分で歩けるか?」
「歩けないと言ったら?」
「そうだな……置いていこうか」
「そう言う時は冗談でも抱っこするよ、と言えば良いのですよ」
美玲の浮かべる笑顔は不自然なほどキレイに京雅の目には移った。美玲の笑顔を見た京雅は呆れたような顔を浮かべ、階段を降り始めた。
それに付いていくように美玲も階段を降り始める。
美玲が階段を降り終え、京雅の隣を歩き始めると同時に京雅は視線を美玲の方へ向けることなく口を開いた。
「次の時間、休めるか?」
京雅の突拍子もない質問に一瞬キョトンとした顔をするも、直ぐに京雅が何を言おうとしているのかを察した美玲はまた笑みを浮かべた。
「私なら大丈夫ですよ?ご覧の通り、元気ですから」
そう言って美玲は足早に京雅の前に飛び出し、はにかみ笑顔を浮かべた。京雅はその場に立ち止まり、美玲のその姿を見たあと、あからさまにため息をついた。
「はぁ……申し訳ないが、今の秋山を一人には出来ない」
「本当に大丈夫ですよ?確かに怖い事も………ありましたが、もう……何もありませんから」
「…………」
「えっ、きょ、京雅さん……?」
目に見えて辛そうな表情をする美玲の手を京雅は無言のまま掴み、周囲の視線も気にせず生徒室まで一度も立ち止まることなく歩いた。
美玲も抵抗すること無く手を引かれるがまま京雅の後をついていく。
だが、京雅が足を止めた場所があまりにも意外だったのか、美玲は困惑を隠しきれずにいた。
そんな美玲の心境も気にせず京雅は手慣れたようにドアを開けてそのまま美玲を連れて中に入った。
「やっと戻って………珍しい組み合わせだね。用事というのは……もしかして、そういう事かな?」
「後で話すからそこで少し待っててくれ」
鶴壁の言葉を華麗に無視した京雅は美玲に一言言ったあと鶴壁の方へと歩いていく。
美玲は軽く頷いたものの、更に頭の上に疑問符を浮かべ、現在の状況を一切理解出来ずにいた。
なぜ連れてこられたのが生徒室なのかということも、京雅が手馴れた手つきで生徒室に入ることも、中に先生がいることも、その先生があの鶴壁であり、鶴壁と京雅が親しく話していることも、全てが美玲の頭をパンクさせるには充分過ぎるほどの情報だった。
京雅は食べかけの弁当を片付け始めた。美玲は何から聞けば良いのかすら分からず、その場で立ち尽くしていた。鶴壁も美玲に一度笑顔を向けるだけで、その後は京雅の方に視線を向けていた。
「秋山と話すことがあるんだ。悪いが、二人だけにしてもらえるか?」
弁当の片付けを終えると京雅は普段よりどこか真剣な雰囲気と共に鶴壁に言い放った。鶴壁は京雅のその言葉を聞いて、一瞬驚いたような表情を見せたあと、フッと笑みを浮かべて席を立った。
「……分かったよ。鍵はここに置いておくから、使い終わったら私の所まで持ってくるように」
鶴壁は最低限のことだけを言ってそのまま生徒室を後にする。その場に残された京雅と美玲は無言のままだった。
美玲は何か聞きたい事があるのかソワソワしているが、何から聞けば良いのか、何を聞けば良いのか分からず、結局何も口にすることなくその場でモジモジとするばかりだった。
「とりあえず座ったらどうだ?立っているのは疲れるだろ?」
「あっ、そうですね。では失礼します」
美玲は京雅の隣の席に腰を下ろして京雅を見上げるように視線を合わせる。京雅と無言で数秒間見合った後、京雅の表情は不意に緩み、笑みを零した。
「近いな。そこにワザワザ座る必要も無いだろうに。俺の隣が良いのか?」
「ッ……そ、そういう訳ことでは、ありません、けど……」
美玲は勢いよく京雅から視線を逸らして俯き、それを見て京雅は笑っていた。俯いたままの美玲を少し見つめたあと、急に京雅の纏う雰囲気はガラリと変わった。
「……もう、気丈に振る舞う必要は無いんだぞ?」
先程までの揶揄うような声色から一転し、気遣うような優しい声が美玲の耳に入った。美玲は驚いたように顔を上げて京雅の顔を見ると、そこには真剣な顔付きをした京雅の姿があった。
京雅の目はどこか優しくも鋭く、その視線と発言を前にして美玲は心を見透かされているかのような感覚になり、京雅から視線を外すように再び俯いてしまった。
「秋山がどれほどの地獄の中で生きてきたのか、俺にはわからない。でも、自分を守るために自分を偽って、生きようと必死にもがいて、全てを投げ捨てて……俺と出会ってくれた。今まで良く頑張った、良く耐えた。もう、無理する必要も理由も無い」
「……………」
美玲は何かに耐えるように座ったまま動こうとしなかった。握られた手はスカートをクシャクシャに手のひらには数滴の涙が零れていた。
「胸、貸してやろうか?」
美玲は反応しなかったが、京雅はそっと椅子から立ち上がり、椅子に座ってうずくまる美玲を抱き締める。
「泣きたい時は思い切り泣くと良い。秋山にはその資格がある」
その言葉を皮切りに生徒室に微かなすすり泣きが響き渡る。
京雅は無意識のうちに美玲の頭に手を当てて割れ物を扱うように繊細な手つきで髪を撫でる。
そんな状態が五分ほど続いたあと、おもむろに美玲は静かに体を起こして京雅から離れた。京雅もそれに合わせて体を起こして後ろにある椅子に座る。
「少しは落ち着いたか?」
「……はい。お見苦しい所を見せてしまいましたね」
いまだ俯いたままだが、声色は先程よりも元気そうだった。京雅は美玲の発言に不服そうだが、特に言及するようなことはしなかった。
「水でも飲むか?」
「はい。ありがとうございます」
「と言っても俺の水筒だが……大丈夫か?」
「……えっ?」
「まぁ、今日は一度も飲んでいないから気にする必要は無いだろうけどな」
そう言って京雅は顔を微かに赤く染めた美玲の方に水筒を置いた。それを手に取る美玲だが、その水筒を手に持ったまま飲む様子はない。
「何か飲みたいものはあるか?近くに自販機があるんだが」
水筒を飲まずに無言が続いたことにいたたまれなさと不安感に襲われた京雅はそう言って椅子から立ち上がった。
「あ、いえ!美味しくいただかせていただきますねッ」
「え、あ、そうか」
美玲は顔を真っ赤にして震える手でゆっくりと水筒を口に付けた。
「あ、ありがとうございました」
「あぁ……って、それはどういうつもりだ?」
京雅が美玲から水筒を貰おうと手をのはずと、もう少しのところで美玲は腕を引っ込め、笑みを浮かべていた。泣いたあとだからか目元が薄らと赤くなっていた。
美玲と視線があった京雅は無意識のうちに口が動いていた。
「………綺麗だ」
「………えっ?」
「………ん?」
その瞬間、その空間だけ時間が止まった。美玲は徐々に顔を赤く染め、京雅も焦燥感や恥ずかしさから美玲に背を向けて窓の方に体を向けた。
「………今のは忘れてくれ。泣いていた女性相手に言う言葉ではなかったな」
京雅にしては珍しく耳を僅かに赤く染めながら美玲にそう言った。
美玲からの返事は何も無かった。しかし、京雅の背後から椅子が軋む音がし、そして京雅は不意に背中に柔らかい感触とともに温もりを感じた。
「これで許してあげます」
「………そうか」
強ばった体から力を抜いて京雅は美玲が飽きるまでその場に立ち尽くし、ボォッと外を眺めていた。
そこから程なくして美玲はゆっくりと京雅の背中から離れて、再び椅子の軋む音が生徒室内に響いた。
京雅はその音がしたあと後ろに振り向き、美玲の方を見た。
まだ目元も頬も赤く染っているものの、美玲はスッキリしたように、明るい笑みを浮かべていた。
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