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滞在している村からヴォルジーまでは街道を通れば五日、途中にある脇道から谷を越えると三日で到着する。二日の短縮になるが谷越えの道はかなり険しく、途中断崖絶壁に作られた細い道と深い谷を渡る吊り橋を渡らなくてはいけない。
普通に考えたら、温泉祭りは諦める方がいい。道は危険だし、チャドさんは病み上がりだ。
でも、チャドさんは「谷越えをする」ことを決めた。
いつもだったらしない決断をした理由はわからないが、奴隷である俺はチャドさんの決めたことに従うしかない。辻馬車に乗って街道を進み、谷越え道入り口付近で馬車を降りる。
馬車から降りたのは俺たちだけではなくて、冒険者二人を護衛につけた商人と何故か貴族のお坊ちゃんらしき人物(金髪碧眼の美男で着ている物が庶民風だったけど、とても高価そうなものだったから冒険ごっこ中なのかと思う)とそのお付きらしい一団も一緒だ。
「皆さんヴォルジーへ向かうのでしたら、協力しませんか?」
商人の誘いを受け、貴族様御一行と俺たちと、ヴォルジーに辿り着くまで一緒に谷越えをする仲間となった。
谷越えで出没する魔獣は低レベルらしく、そちらの心配はあまり必要がない。気をつけなくてはいけないのは、細く険しい道で足を滑らせないことだ。谷は深く、谷底を流れる川は水量が多くて流れが速くて、落ちたら命がない。特に寒い季節である今は、落ちれば命はまずなくなると聞き……チャドさんも俺も慎重に足を進める。
谷越えルートに入ったその日のうちに風に難所といわれる二ヶ所、揺れる吊り橋を渡り、崖に貼り付くようにしなければ歩けないような細い道を進んだ。
体力のある初日に難所を越えることができた俺たちは、多少気持ちが楽になった。あとは時折襲ってくる鳥型の魔獣を気にしながら、途中の野営地を目指して山道を進む。
二日目も谷越えルートをなにごともなく進み、谷底が数メートル下に見える開けた野営地に到着した。予定よりも数時間早く到着したのは、チャドさん以外の平均年齢が若かったからだろう……チャドさんは病み上がりなのもあってひどく疲れた顔をして足を擦っていたが。
野営地に埋め込められている杭に魔力を流し、魔獣除けの結界を起動させる。通常なら夕食や就寝準備をするのだけれど、また早い時間であったのでそれぞれは自由に過ごす。荷物の整理をする者、武器の手入れをする者、谷底を流れる川まで降りていく者。
俺はチャドさん用に疲労回復の薬と、湿布と同じような効果があるクリームを荷物の中から取り出していた。
「うわああああああっ」
「なんでこんなところに!」
突然響いた悲鳴と怒声、激しい水音が聞こえ、野営所にいた全員が作業の手を止める。
全員で数メートル下の川を見ると、先ほど川へ降りて行った二人(貴族のお坊ちゃんと年若い従者)が水からあがろうとしていた。浅瀬とはいっても水深はひざ下ほどあるため、思っているよりも速度はでていない。
そして、その二人を追いかける魔物が一匹。
「レイジアリゲーターだ!」
商人の護衛をしている冒険者が叫ぶ。
確かにそれはワニの姿によく似ていた。黒に近い深緑色に金色の目、大きな口にはナイフのように鋭い歯がびっしりとはえている。尻尾は太く、左右三本ずつ硬そうな棘があるのも見えた。
「どうしてこんなところに? もっと流れが穏やかで、水深の深い場所にいる魔物なのに!」
冒険者は荷物を急いでまとめると、雇主である商人を庇いながら野営地から出て行く。
「どこに行くんだ!? 野営地はここだぞ!」
野営地と定められている場所には、魔獣除けの魔道杭が打ち込まれていて魔力を流すことで発動するようになっている。基本的に魔獣は近づかないし、余程の大物魔獣でなければ侵入される心配もない。ここにいれば安全だろう。
チャドさんがいうと「あの魔物は異常に執念深いんだよ。一度獲物と決めたモノは余程のことがない限りは諦めん。それに、あれは魔法しか効かない魔物で強いんだよ。この野営地にいると獲物に認定される、逃げた方がいい」そういって彼らは明日の朝から行くはずだった道へ走り去って行く。
「……チャドさん」
「カイト、儂らも行くぞ」
荷物を急いで片付け、鞄を肩にかけて背負子を確認する。
「待て、おまえたち! そこの奴隷、カール様をお助けするのだっ」
お坊ちゃんたちは水からようやくあがったようだが、腰を抜かしたのかケガをしたのか、河原で藻掻くばかりで上手く逃げることができていない。
確かワニって走るのが早かったような覚えがあるから、あのままでは危険だ。けど、俺には助けてやれる術がない。
貴族のお坊ちゃんについてた年長の従者が俺に命令してきたが、俺はチャドさんの奴隷であってこの人の奴隷じゃない。命令は無視できる。
「チャドさん、急いで」
「あ、ああ」
「おい、待て! カール様をお助けするんだ!!」
「……アンタが助けに行けばいい。アンタがお守りをしてるお坊ちゃんなんだろう? アンタが助けるべきだろうが」
チャドさんの言葉に年長の従者は「ぐっ」と言葉を詰まらせた。そして、意を決したように口を引き結ぶと勢いよく駆け寄って来て俺を突き飛ばす。
「……は」
左半身を強く押され、俺は野営地の隅から数メートル下の河原へと転落した。
「おまえのような奴隷が、カール様を護る盾になれることを誇りに思うがいい! カール様、アルフ、その奴隷が食われている間に急いで脱出を!」
大ぶりの石が大量に転がっている河原に体を打ち付け、俺は傷みに体を縮こませて丸まる。息を大きく吐いて痛みを逃していると、チャドさんが俺を呼ぶ声が聞こえた。
体を起こしながら目を開けると、ワニ型魔獣と目が合う。金色と茶色が混じった、宝石みたいな目だ。
俺が上から落ちて来た音を聞き、ワニ型魔獣の意識が貴族のお坊ちゃんたちから俺の方へと向いたらしい。血が一気に下がり、冷や汗が噴き出る。
「なにをするんだ、アンタ!」
「しょせんは消耗品の奴隷だろうが! あの奴隷の代金の倍、いや三倍おまえに支払おう。その金でもっと若く使い勝手のよい奴隷を買えばいい!」
年長の使用人が叫ぶ声が聞こえ、貴族のお坊ちゃんたちが逃げて行く。そして、金が入った革袋が地面に投げつけられた音と、チャドさんの「……わ、わかりました」という声。
野営地に置いてあった荷物を抱え、貴族のお坊ちゃん一団とチャドさんが街道へと続く道に向かって走り去って行く。チャドさんは何度か振り返り俺を見たけれど、最後は商品を積み込んだ背負子を抱え込むように走って消えた。
なんだよチャドさん、走れるじゃん……
皆が逃げるための生贄にされ、俺はワニ型魔獣が目の前に迫る状況に置かれる。
俺の攻撃魔法は誰が見てもショボいレベル。
火魔法は焚火や竈に火をつけられるくらい、光魔法は間接照明くらいの明るさ、水魔法はコップに水が満たせる程度、風魔法はそよ風が吹く程度、土魔法や雷魔法については適正がないのか全くできない。
そんな俺が、魔法攻撃しか効かない大型ワニの姿をした魔物と戦えるわけがない。
ワニ型魔獣は、素早く近付くと動けないでいる俺の足に噛みついた。ナイフみたいに鋭い牙が足に突き刺さり、反射的に悲鳴があがる。
傷口から血が溢れ、熱と一緒に力が抜けていく。熱いような冷たいような感覚と引き裂かれる痛みが走り、川の方へと引き摺られた。
「……っこの!」
このまま水中に入ってしまえば、あっという間に殺されてしまう。
九割方俺はこのワニ型魔獣に噛み殺されるだろうけど、無抵抗なのは……さすがの俺でもダメだとわかる。荒事は全くダメな俺だが、火事場のなんとかって力で抵抗するしかない。
俺は腰から下げていた荷解き用の小型ナイフを引き抜き、金色の宝石みたいな目に向かってがむしゃらに突き立てた。
普通に考えたら、温泉祭りは諦める方がいい。道は危険だし、チャドさんは病み上がりだ。
でも、チャドさんは「谷越えをする」ことを決めた。
いつもだったらしない決断をした理由はわからないが、奴隷である俺はチャドさんの決めたことに従うしかない。辻馬車に乗って街道を進み、谷越え道入り口付近で馬車を降りる。
馬車から降りたのは俺たちだけではなくて、冒険者二人を護衛につけた商人と何故か貴族のお坊ちゃんらしき人物(金髪碧眼の美男で着ている物が庶民風だったけど、とても高価そうなものだったから冒険ごっこ中なのかと思う)とそのお付きらしい一団も一緒だ。
「皆さんヴォルジーへ向かうのでしたら、協力しませんか?」
商人の誘いを受け、貴族様御一行と俺たちと、ヴォルジーに辿り着くまで一緒に谷越えをする仲間となった。
谷越えで出没する魔獣は低レベルらしく、そちらの心配はあまり必要がない。気をつけなくてはいけないのは、細く険しい道で足を滑らせないことだ。谷は深く、谷底を流れる川は水量が多くて流れが速くて、落ちたら命がない。特に寒い季節である今は、落ちれば命はまずなくなると聞き……チャドさんも俺も慎重に足を進める。
谷越えルートに入ったその日のうちに風に難所といわれる二ヶ所、揺れる吊り橋を渡り、崖に貼り付くようにしなければ歩けないような細い道を進んだ。
体力のある初日に難所を越えることができた俺たちは、多少気持ちが楽になった。あとは時折襲ってくる鳥型の魔獣を気にしながら、途中の野営地を目指して山道を進む。
二日目も谷越えルートをなにごともなく進み、谷底が数メートル下に見える開けた野営地に到着した。予定よりも数時間早く到着したのは、チャドさん以外の平均年齢が若かったからだろう……チャドさんは病み上がりなのもあってひどく疲れた顔をして足を擦っていたが。
野営地に埋め込められている杭に魔力を流し、魔獣除けの結界を起動させる。通常なら夕食や就寝準備をするのだけれど、また早い時間であったのでそれぞれは自由に過ごす。荷物の整理をする者、武器の手入れをする者、谷底を流れる川まで降りていく者。
俺はチャドさん用に疲労回復の薬と、湿布と同じような効果があるクリームを荷物の中から取り出していた。
「うわああああああっ」
「なんでこんなところに!」
突然響いた悲鳴と怒声、激しい水音が聞こえ、野営所にいた全員が作業の手を止める。
全員で数メートル下の川を見ると、先ほど川へ降りて行った二人(貴族のお坊ちゃんと年若い従者)が水からあがろうとしていた。浅瀬とはいっても水深はひざ下ほどあるため、思っているよりも速度はでていない。
そして、その二人を追いかける魔物が一匹。
「レイジアリゲーターだ!」
商人の護衛をしている冒険者が叫ぶ。
確かにそれはワニの姿によく似ていた。黒に近い深緑色に金色の目、大きな口にはナイフのように鋭い歯がびっしりとはえている。尻尾は太く、左右三本ずつ硬そうな棘があるのも見えた。
「どうしてこんなところに? もっと流れが穏やかで、水深の深い場所にいる魔物なのに!」
冒険者は荷物を急いでまとめると、雇主である商人を庇いながら野営地から出て行く。
「どこに行くんだ!? 野営地はここだぞ!」
野営地と定められている場所には、魔獣除けの魔道杭が打ち込まれていて魔力を流すことで発動するようになっている。基本的に魔獣は近づかないし、余程の大物魔獣でなければ侵入される心配もない。ここにいれば安全だろう。
チャドさんがいうと「あの魔物は異常に執念深いんだよ。一度獲物と決めたモノは余程のことがない限りは諦めん。それに、あれは魔法しか効かない魔物で強いんだよ。この野営地にいると獲物に認定される、逃げた方がいい」そういって彼らは明日の朝から行くはずだった道へ走り去って行く。
「……チャドさん」
「カイト、儂らも行くぞ」
荷物を急いで片付け、鞄を肩にかけて背負子を確認する。
「待て、おまえたち! そこの奴隷、カール様をお助けするのだっ」
お坊ちゃんたちは水からようやくあがったようだが、腰を抜かしたのかケガをしたのか、河原で藻掻くばかりで上手く逃げることができていない。
確かワニって走るのが早かったような覚えがあるから、あのままでは危険だ。けど、俺には助けてやれる術がない。
貴族のお坊ちゃんについてた年長の従者が俺に命令してきたが、俺はチャドさんの奴隷であってこの人の奴隷じゃない。命令は無視できる。
「チャドさん、急いで」
「あ、ああ」
「おい、待て! カール様をお助けするんだ!!」
「……アンタが助けに行けばいい。アンタがお守りをしてるお坊ちゃんなんだろう? アンタが助けるべきだろうが」
チャドさんの言葉に年長の従者は「ぐっ」と言葉を詰まらせた。そして、意を決したように口を引き結ぶと勢いよく駆け寄って来て俺を突き飛ばす。
「……は」
左半身を強く押され、俺は野営地の隅から数メートル下の河原へと転落した。
「おまえのような奴隷が、カール様を護る盾になれることを誇りに思うがいい! カール様、アルフ、その奴隷が食われている間に急いで脱出を!」
大ぶりの石が大量に転がっている河原に体を打ち付け、俺は傷みに体を縮こませて丸まる。息を大きく吐いて痛みを逃していると、チャドさんが俺を呼ぶ声が聞こえた。
体を起こしながら目を開けると、ワニ型魔獣と目が合う。金色と茶色が混じった、宝石みたいな目だ。
俺が上から落ちて来た音を聞き、ワニ型魔獣の意識が貴族のお坊ちゃんたちから俺の方へと向いたらしい。血が一気に下がり、冷や汗が噴き出る。
「なにをするんだ、アンタ!」
「しょせんは消耗品の奴隷だろうが! あの奴隷の代金の倍、いや三倍おまえに支払おう。その金でもっと若く使い勝手のよい奴隷を買えばいい!」
年長の使用人が叫ぶ声が聞こえ、貴族のお坊ちゃんたちが逃げて行く。そして、金が入った革袋が地面に投げつけられた音と、チャドさんの「……わ、わかりました」という声。
野営地に置いてあった荷物を抱え、貴族のお坊ちゃん一団とチャドさんが街道へと続く道に向かって走り去って行く。チャドさんは何度か振り返り俺を見たけれど、最後は商品を積み込んだ背負子を抱え込むように走って消えた。
なんだよチャドさん、走れるじゃん……
皆が逃げるための生贄にされ、俺はワニ型魔獣が目の前に迫る状況に置かれる。
俺の攻撃魔法は誰が見てもショボいレベル。
火魔法は焚火や竈に火をつけられるくらい、光魔法は間接照明くらいの明るさ、水魔法はコップに水が満たせる程度、風魔法はそよ風が吹く程度、土魔法や雷魔法については適正がないのか全くできない。
そんな俺が、魔法攻撃しか効かない大型ワニの姿をした魔物と戦えるわけがない。
ワニ型魔獣は、素早く近付くと動けないでいる俺の足に噛みついた。ナイフみたいに鋭い牙が足に突き刺さり、反射的に悲鳴があがる。
傷口から血が溢れ、熱と一緒に力が抜けていく。熱いような冷たいような感覚と引き裂かれる痛みが走り、川の方へと引き摺られた。
「……っこの!」
このまま水中に入ってしまえば、あっという間に殺されてしまう。
九割方俺はこのワニ型魔獣に噛み殺されるだろうけど、無抵抗なのは……さすがの俺でもダメだとわかる。荒事は全くダメな俺だが、火事場のなんとかって力で抵抗するしかない。
俺は腰から下げていた荷解き用の小型ナイフを引き抜き、金色の宝石みたいな目に向かってがむしゃらに突き立てた。
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