恋愛騎士物語2~愛しい騎士の隣にいる為~

凪瀬夜霧

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1章:特別な日の過ごし方

1話:悩み

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 ファウストと恋人という関係になって数週間が過ぎた。その過程で、大分ファウストという人が分かってきた。
 あの人の理性は良くも悪くも『団長』なのだ。剣を持ち、制服を着て団長の腕章をつけている時は明らかに上官だ。今まで通り、厳しくも頼りになる姿は誇らしく思える。
 だが、これが一つずつ取れていくとダメになる。剣を置く、腕章を取る。ここまで来ると多少のお触りが解禁になってくる。そして制服を脱いで夜着に着替えるとアウトだ。逃げ時を間違えると押し倒される。
 これでも安息日前日などは相手をする。定期的に彼の相手をしなかった場合、その反動の激しさは旅行で知った。それに、あそこまでため込まなければファウストは案外心得ていて無理な抱き方はしない。
 普段も部屋に引きこもり、少し話をしている間に触れてくるのは構わない。案外心地よくもある。ただそこで煽られ過ぎると問題だ。部屋に戻ってからひたすら落ち着く為の精神修行に入る。
 なんにしても順調と言える関係に、ランバートも幸せなのだろう。

◆◇◆

 十月目前、ランバートは少し悩んでいた。それというのもファウストの誕生日が目前に迫っていたからだ。
 悪い事に平日で、夜の時間しか一緒にはいられない。それでも一緒に過ごしたいと思う自分に少し驚き戸惑っている。今まで『誕生日だから一緒に』という感情を持っていなかったからだ。
 何をしたらいいか思い浮かばない。皆がパーティーを開いてくれて、とても楽しくて嬉しかった。だが、平日は流石に無理だ。それに他の人に声をかけて賑やかにするのもいいけれど、二人で過ごしたいと思ってしまう。

 独占欲、だろうか……。

 思うとまたカッと熱くなる。そんな自分を叱責して、頭を軽く振った。

「誕生日の過ごし方?」

 ルカの店に来て、ランバートは項垂れて聞いた。隊の皆に聞く方法もあったけれど、いたたまれなくて後回しにした。こういう時ルカは心強い。ファウストの事をよく知っている。

「兄さんの誕生日って、お祝いしたことがないんだ」
「そうなのか?」
「うん。シュトライザーの家に入ってから騎士団に入るまでの数年は会えていなかったし。騎士団に入ってからは顔を出してくれるけれど、常じゃないしね。カードを送ったり、香水を送ったりはするんだけれど」
「そうなんだ」

 どうしよう。自分がこんなにもイベント事に不向きだとは思っていなかった。
 困り果てて溜息をつくと、ルカはとても穏やかな顔で笑った。

「特別なんて要らないと思うよ」
「そうかな?」
「うん。ランバートさんがいて、笑って『おめでとう』って言うだけで兄さんメロメロだよ」
「メロメロは余計」

 言うと笑われる。この人もけっこう下世話だ。でも、なぜか力が抜ける。

「プレゼントも迷ってるんだよな」
「兄さんのプレゼントね」

 ルカまで腕を組んで悩んでくれる。実はこれも悩みの種だ。
 ファウストは装飾品をつけない。剣を握るから当然指輪やブレスレットの類いはつけない。更に言えばネックレスもしない。ピンは騎兵府団長の証である一つのみ。剣帯の飾りは既に一つついているから、これ以上はいらない。

「何が好きなんだろう」
「うーん……子供?」
「俺産めないって……」

 人間という種は超えられない。

「じゃあ、動物」
「騎士団はペット禁止」

 馬の手入れとかはあるし、ネズミ退治に猫はいる。だが、明確なペットは禁止だ。

「ランバートさん、何か考えてたのある?」
「……家」
「家……」

 呆れるような事だが、一時期本当にこれは考えた。考える度に「ないな」と言い続けている。
 それというのも、ファウストが私室でランバートを抱くときにどうしても周囲が気になるのだ。ファウストが本気で相手をすると、とにかく声を抑えられなくなる。そして翌日、誰にも聞かれていなかったかをひたすら気にするのだ。
 そんな事もあって、ファウストが安息日を一緒に過ごす場所を王都の中に作ろうかと提案した事がある。誰に気兼ねもなく過ごせる場所だ。一瞬グラッときた。だが、冷静になってそれは止めた。
 何せ普段は騎士団の宿舎で過ごしている。何かあって遠征となれば何ヶ月も王都に戻らない。それでも家は維持してくれる人がいないとダメになっていく。人を雇って家を維持する費用を考えたら、あまりに贅沢過ぎる。

「家はないから安心して」
「うん、流石にね。結婚してからだね」
「いや、それでもない」

 結婚したら同室になるらしいが、外に家は設けない。外に家って、かなり無駄だ。

「どうしよう」
「うーん。あっ、そうだ! ランバートさんにリボンつけて、『私がプレゼントです』ってメッセージカードつけてベッドに座ったら」
「怖すぎるから嫌だ!」

 その場合、確実に翌日の仕事ができない……二日間くらいダメかもしれない。そのくらいファウストの本気というのは勢いが凄い。抑制を取っ払ったらとことんだ。しかもこんな理由で仕事休んだら次の日にニヤニヤされるの分かってる。もの凄くいたたまれないだろう。

「兄さん、そんなになの?」
「……うん」
「なんか、ごめんね?」
「それもいたたまれないから嫌」

 ルカがとても申し訳なく謝るから、ちょっとだけ逃げたくなった。


 結局どうしようか。食事に連れ出す事も考えたけれど、当日どうなるか分からないから予約もできない。ファウストの場合、突然トラブルが起こるとそっちにかかりきりになる。当然国の事だから恋人なんて後だし、そうしてもらわなければならない。お付き合いを始めてからダメになったなんて言われたらランバートも屈辱だ。
 なんとなく気が重たいままウルーラ通りを歩いていると、不意に見た事のある顔があった。

「あれ? ランバート?」
「オスカル様?」

 以前ファウストと行った事のある宝飾店の前にオスカルがいる。私服に着替えて、店の紙袋を手にしていた。

「どうしたんですか?」
「ちょっとね。どうしたの、そんなに沈んだ顔で」

 よほど沈んで見えたらしい。首を傾げてそんな風に言われ、ランバートは曖昧に笑った。

「……あ、ご飯食べた? 僕まだなんだよね、付き合ってよ」
「え?」
「ほら、早く!」

 そう言って腕を引かれる。あたふたとしている間に、ランバートは飲食店の多いラセーニョ通りへと来ていた。そこにある、少し奥まった店に引き込まれる。雰囲気のいい場所で、入ると直ぐに店員が来て個室へと案内された。

「ここの料理美味しいよ。単品で食べれるからおすすめなんだ」

 言いながら、「何がいい?」なんて聞いてくる。既に夕食は食べたので、軽くデザートだけをお願いして店員に伝えた。

「どうしたの? 何か悩み事?」
「まぁ」
「ファウストの夜が激しいとか?」
「それは否定しませんが、別の事です」
「あっ、否定しないんだ」

 なんて、笑ってからかわれる。そうするうちに料理がきて、オスカルは美味しそうに食べ始めた。

「オスカル様こそ、どうしたんですか?」
「ん? 実はね、誕生日プレゼントを買いに来たんだ」
「誕生日プレゼント?」

 コクコクと頷き、オスカルは紙袋の中を出してみせた。高級感のある黒い箱は包装などはされていない。パカッと中を開けると、そこには綺麗なピアスが片耳分だけ入っていた。

「片耳だけ?」
「そうだよ」

 そう言って、オスカルは自分の髪をかき上げる。左の耳にはこれとまったく同じピアスが揺れている。丸い金の輪の中に、二色の涙型の小さな宝石がキラキラ光っていた。

「今王都で流行ってるんだよ。恋人同士が揃いのピアスを片耳ずつつけるの」
「そうなんですか?」
「貴方は私のもの! みたいな」
「これ、エリオット様にですか?」
「そうだよ。エリオットの誕生日、十月の四日なんだ」

 それは知らなかった。ファウストと案外近い。
 そして、少し羨ましく思えた。同じピアスを片耳ずつ。恋人の証のようなそれは、この人は自分のだと言っているようで。
 途端に、カッと熱くなる。自分でそんな事を思ってしまったのに戸惑った。
 目の前で、オスカルがニヤニヤしている。そして何かを思い出して、より笑みが深くなっていった。

「そういえば、ファウストの誕生日も十月だよね。確か、十日?」
「っ!」
「誕生日プレゼント何にするか、決まったのかな?」

 この人にますます勝てない。最近そんな事を思うようになったランバートだった。

「このピアスね、実はオーダーなんだよ」
「オーダー?」

 少しだけ表情を戻して話が戻った。甘い物を食べながら聞いていると、オスカルはコクコクと頷く。

「って言っても、時間かかんないの。パーツを選んで、その場で作ってもらうのね。この金の部分も数種類、宝石の部分も色形様々。互いの誕生石を選んだり、思い出のものだったり。僕はね、互いの瞳の色にしてみた」

 確かにこの宝石は二人の瞳の色にそっくりだ。
 オスカルは水色と青の中間のような、南の海の色のような透明感のある色の瞳をしている。選んでいる宝石はソーダライトと呼ばれる不思議な色合いの青い宝石だが、本当に似ている。
 一方のエリオットは緑色と黄色を取り混ぜた明るい色合いの緑眼だ。光彩がはっきりと分かる美しい色だと思っていた。選んだ宝石はスフェーンというやつだろう。

「お二人とも、ピアス開いてたんですね」
「開いてるよ? ついでに、ファウストも開いてるよ」
「え?」
「知らない? 団長の儀礼服って、ピアスセットなの。だからその時に開けてるし、維持してる。穴って数年も維持出来れば普段してなくても塞がらないし」
「そうなんですか?」

 知らなかった。ファウストは普段ピアスなんてしていないから。

「ランバートは開いてないの?」
「え? えぇ」
「どうして?」
「必要性があまりなかったので」

 嫌だったとかじゃなく、特にそうした装飾品をつけたいと思わなかったからだ。
 でも、今は羨ましい。一緒の物を……なんて、おこがましいだろうか。二人とも髪が長いし普段下ろしているから、見えないだろうけれど。

「ランバート、これにしたら?」
「え?」
「いいなって思ってるんでしょ? ついでに、ファウストに穴開けてもらいなよ」
「え!」
「簡単だよ。それに、ちょっと悦じゃない? 相手の手でそういう物を刻まれるって、ちょっとゾクッとしない?」

 言われて、想像して、妙に体の芯が痺れるように思った。体に傷をつけられる事を好むわけではないが、一般的に装飾として認められるものなら抵抗がない。これが胸だとか股間だとか言われると断然拒否なのだが。

「あっ、想像してちょっと揺れてるでしょ」
「……はい」
「ふふっ、素直なのもたまにはいいね」

 楽しそうにしながら食事の最後を口に放り込んだオスカルと一緒に店を出た。そして、今一番惹かれる物を後日買いに来ようと密かに決めていた。
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