【完結】前世は恋人だったという少年幽霊に常に寄り添われています。

ふくやまぴーす

文字の大きさ
1 / 1

1000本のひまわり

しおりを挟む


「あ、ウワキモノー」


半透明な身体に、地に足つかずふわふわと浮いているその男は、俺のスマホを頭上からぬっと覗き込む。スマホに映るのは、俺が今一番推しているグラビアアイドルの水着写真だ。


「おい、勝手にスマホ見んなって」
「だって、俺がそばにいるのに全然構ってくれないから」


男はまるで羽が生えているかのように、自由に俺の周りをスイーと飛び回る。俺は自身の周りをチョロチョロと動き回るその男にビンタした。が、俺の手は男の体をすり抜ける。


「だから当たんないってば。それ飽きないね、あおい
「うっせ」
「恋人に対してその態度はないんじゃないの~」
「だから恋人になった覚えなんてないっつの!」


ひどーい。と、茶化すように笑うこの男は、お察しの通り幽霊だ。こいつが言うには、中学3年生の俺と同い年だそう。確かに見た目は同じ歳くらいの、あどけさの残る可愛らしい顔立ちの普通の少年だ。違うのは、現代には珍しい着物姿で、かつ触れることが出来ない。そして声も姿も俺にしか見えないという点だ。

物心ついた頃から、俺の側には常にこいつがいた。父さんに言っても友達に言っても、誰にも信じてもらえない。最初は俺の頭がおかしくなったのかとも思ったが、今だって正常に、文化的で健康的な毎日は過ごせている。こいつが見えること以外はね。


「まだ、何も思い出せない?」
「何を」
「俺との前世の記憶」


何か悪さをされるわけでもなく、なし崩し的に俺はこいつとの共同生活をして、もう15年になる。出会った頃からこいつの姿は変わらない。ずっと亡くなった年齢の姿なんだとか。正直こんなにも長い時間をともに過ごしていれば慣れる他ない。だけども事あるごとに、この手の会話をされるのは正直辛いものがある。


「お前な……」
「お前、じゃないでしょ。俺、葵につけてもらった名前気に入ってるんだから、呼んでよ」
「……レイ。普通の人間はな、前世の記憶なんかないし幽霊も見えねーの」


幽霊という存在をテレビや雑誌で初めて認知した時。俺はこいつをレイと名付けた。幽霊だからレイ。我ながら安直だけど。

当の本人に本当の名前を聞いても、もう忘れたの一点張り。もう何年も、自分の名前を呼んでくれる人はいないから、自分でもわかんないんだって。レイはひどくこの名前を気に入っているらしい。ま、正直俺にはなんの思い入れもないけど。


「きっとさ、いつか思い出すよ。俺は奇跡を信じてるから」
「幽霊が奇跡信じるってアリ?」
「だってこうやって、葵のそばにいれることが奇跡だから。きっともっとすごい奇跡だって起こせるよ」


レイは軽々、ふわりと飛ぶように、おれを両腕で抱きしめる。もちろん例に漏れずすり抜けるけど。「ありゃ、ダメか」と少し残念そうに笑っていた。もう、こういう行動にもいちいち悩まされる。本当に勘弁してくれ。


……――レイが言うには、俺たちは遠い昔、恋人同士だったそうだ。花の神様を祀る、綺麗な花が咲く小さな村で。そして二人で一緒に、流行り病に罹って死んだ。だってさ。

死ぬ直前、花の神様が目の前に現れて、『若くして死にゆく可哀想な二人のお願いを聞いてあげる』と言ったらしい。それでレイは神様になんて言ったと思う?

『永遠に、俺と一緒に居たい』ってお願いしたんだと。

そうしたら神様は、『永遠を約束するだけの力は私にはない。だから、祀ってくれた花の数だけ、ともに過ごせるようにしましょう』って返したって。

それから、俺は何度も生まれ変わって、その度こいつのことも忘れた。けど今迄の俺とも、死ぬまでずっと傍に寄り添って生きてきたらしい。いやレイはもとから死んでるけどな。

何から突っ込んだらいいんだよ。だいたい、その話が仮に本当だとしても俺は何も覚えてねーし、俺だけ生きてんじゃ意味ないじゃん。何10回、何100回、このセリフをレイに吐き捨てたかわからない。けどレイはその度笑って、

『葵さえこの世界に生きていてくれたら、それでいいんだ』ってさ。本当わけわかんねーよ。










「ただいまー」


家に帰ると、当たり前のようにレイもドアをすり抜けて自宅へ入ってくる。もう見慣れた光景だ。玄関を見ると、いつもはこの時間には無いはずの靴が一足置いてあった。靴を脱ぎリビングへ足早に向かうと、父親がキッチンに立つ姿が見えた。


「ああ、葵。おかえり」
「父さん、なんでこんな早いの?」


俺達は早くに病気で母を亡くし、小さい頃から父親と二人暮らし。父さんは男手一つで俺を育てるため、毎日ハードに仕事をこなす。だからいつも帰ってくるのはもう少し遅い時間のはずなのに。驚く俺に、父さんは火を止めて歩み寄った。


「葵に渡すものがあるんだ。はい、これ。」


父さんはごそごそと棚から何かを取り出したかと思うと、次の瞬間、じゃん!と勢い良く俺の目の前に花束を出して見せた。目の前に広がるとても鮮やかな黄色が綺麗に映る。


「ひまわり…?」
「葵、ひまわり好きだろ?よく部屋に飾ってるじゃないか」


俺と父さんの間をふよふよと浮かぶレイは、俺にだけ見えるように嬉しそうに笑う。


「綺麗だね、葵。」


そのレイの言葉はもちろん俺にしか聞こえない。確かにひまわりはその時期になるとよく飾っている。それは、俺じゃなくて、レイが好きだと言うからだ。


「なんで急に、花束?」
「なんでって…葵、自分の誕生日忘れたのか?」
「えっあ……そ…っか…今日…」


カレンダーをに目をやると、今日の日付は8月16日。お盆真っ只中。俺の誕生日だった。


「15歳の誕生日、おめでとう。」
「ありがとう」


真っ黄色の幸せの色。その花束を両手で受け取った。
この日は久しぶりに、家族とゆっくりと食事をした。









「おやすみ。父さん。今日はありがとう」


夜が更けて、花束を持って二階へ上がろうとすると、父さんに突然呼び止められる。


「葵、ひまわりって本数によって花言葉違うんだって」
「え?」
「父さん知らなくてな。いや、ちょっと恥ずかしかったわな。じゃ、俺ももう寝るよ。おやすみ」
「あ、うん…おやすみ」


父から唐突に振られた話題。俺は無意識に持っている花束の本数を数えた。1、2、3……


「11本だね」


俺の寝室の前に佇むレイに、突然声をかけられた。


「うわっ…2階にいたのか。ずっと姿見えなくて外に出たのかと…」
「せっかく久々のお父さんとの時間じゃん。下手したら俺の方が、今まで葵と一緒に居られたからね」


たまには親子水入らずも良いでしょ。と呟いて、ふわっと扉を通り抜けたレイ。続いて、俺も自室の扉を開けた。レイは俺のベットの上にちょこんと、体育座りをしている。窓から差す月明かりに照らされて、いつもよりもレイの姿がよく見える気がした。


「11本の意味、知ってる?」
「いや、一本ですらもわかんないけど」
「恋人が好きな花の言葉くらい覚えてくれたっていいのに」
「だからそういうのいいって……意味は?」
「最愛」


そのたった二文字を声に出したレイの瞳は、少しだけ悲しそうに揺れた気がした。気のせいだろうか。


「ね、葵」


いつになく、真剣な眼差しで、焦がれるように俺を見つめる。その言いようのない妖艶な雰囲気に、俺は心臓が少しだけ、どきりと跳ねた。なんだか、いつもと違って茶化せないその雰囲気がくすぐったい。


「俺とさ、くちづけできる?」
「は、はぁっ?」
「俺もプレゼント、欲しくなっちゃった」
「なんで俺の誕生日なのに逆にあげなきゃいけねーんだよっ」
「いいじゃん。俺の誕生日も、葵と一緒ってことで」
「なんだよその取ってつけたような……」
「だって俺、葵が生まれたから今ここにいるんだもん」
「……ッ」


にっこりと、満面の笑みでレイは笑う。笑ってるはずなのに。月明かりに照らされたその表情はなぜか俺には泣いているように見えて。気がついたら身を乗り出してレイの肩を掴んでいた。いや、掴んだ、つもりだった。


「……ほら、さわれねーし…」


なんどもなんども、触れようとして叶わなかったのに。俺は今何を焦ったのだろうか。伸ばした右腕は、彼の心臓のあたりを綺麗にすり抜けていた。


「触れるようになったら、してくれるの?」
「男だぞ、俺…」
「うん、知ってる。それでも俺は葵を愛してた。」
「愛…ってそんな恥ずかしいことよく言えるな」
「あ、それにちゃんと身体を重ねたことだって…」
「わかった!わかったって!触れるようになったらな!」


やったぁ、と無邪気に笑うレイは、いつの間にかいつもの調子に戻っていた。俺はその姿に静かに安堵して、父親からもらった花束を解いた。一本ずつ、窓辺の花瓶に生ける。


「本当に綺麗だ」
「……なんで、そんなにひまわり好きなの?」
「葵が、初めて俺に贈ってくれた花だから」
「…いつの話?」
「一千年くらい前、かな。二人の両手にも収まらないくらい、たくさん……」


どこか遠くをぼんやりと見つめながら、レイは口元を微かに綻ばせた。


「花の神様にお供えするとね、枯れないんだ。だから二人で毎日たくさん神様へ会いに行ったんだよ」


枯れないなんて、そんな話あるわけがないのに。ただ、思い出を幸せそうに語るレイを見ていると、一千年前ならありえるかもななんてぼんやりと考えてしまう。こいつが十五年も俺のそばにいるだけでも十分、科学では説明のつかない出来事が起きているから。

レイは窓辺に生けたひまわりに手を伸ばす。触れられない花を愛でる姿が、やけに綺麗だった。


「13回目だ」
「何が?」
「生まれ変わった葵と過ごすのが。」
「俺が、13人目ってこと?」
「でも正確には、もちろんおんなじ人間がそのまま生まれるわけじゃないけど」


突如、レイの腕が顔に伸びてくる。感触も何もないはずのそれは、確かに俺の頬に触れている。きっと窓の外から吹く風が頬をなぞっただけなのに。そこにレイの手があるようにリアルだった。


「名前は必ず葵、だった。」
「何それ、初耳なんだけど…」
「ははっ。あとね、どの葵も、俺のことすごく好きでいてくれた。」
「はっ!?俺は好きなんて言ってないっ」
「照れた葵も可愛い」
「おいっ!人の話聞けよ」
「あのね、葵」


無邪気にきゃっきゃと笑って、レイはまるでなんでもないようなことを言うかのように。突然、その言葉を口にした。



「今日が、999年目の最後の日なんだ」



そして、互いを重ねるようにしてレイは俺に唇を寄せた。



「大好きだよ、葵」



触れるはずのない唇に、冷たく柔らかな感触がほんの一瞬だけあった。確かに。
そのあとの記憶は、ぷつりと事切れている。










……――レイが俺の目の前から姿を消して、約1年が経った。
15歳の誕生日の翌朝。目が醒めると何処にもレイの姿はなかった。
代わりに、俺の隣に一輪だけひまわりが置いてあった。まるで一緒に眠りについたかのように在ったそれは、確かにレイがそこにいた証だった。


「他の12人の俺の生まれ変わりとは、死ぬまで一緒に居たって言ってたくせに……」


俺、まだ生きてるぞ。高校生になったんだ。お前よりも年上になったし、新しい友達もできて、バイトも初めて、ぼちぼちやってるぞ。レイ。なんで、俺とは最後まで一緒に居てくれなかったんだよ。

俺が一度も口にできなかった言葉、いつまでも言えなかったから、愛想尽かしたのか?それなら、謝るからさ。


「言ってやればよかったな……」


放課後に一人、教室のベランダで惚けていると、心地よい風とともに、校庭を歩くクラスメイトの大声が俺に届いてきた。


「おーい!葵!これから女子校メンツとカラオケ行くけど行かねー!?」


大きく手を振るクラスメイトに、俺も大きな声で返す。


「おれはパース!!これからバイトー!」
「ンだよー!次こそ来いよ!」
「グラビアアイドルみたいな可愛い子よろしくー!」
「無茶言うなー!ばかやろー!」


クラスメイトたちはふざけたように笑い、そのまま校門を駆け抜けていった。
本当はバイトなんてないのに。明日から夏休み。レイがいなくなってから迎える初めての夏。


「無茶、ね…グラビアアイドルの方がまだ、俺にとっちゃ現実味あるんだけどな……」


なあ、レイ。

昔恋人だったって話をされる度、俺辛かったんだよ。俺が覚えてない、思い出せないって答えると一瞬泣きそうな顔してたろ。気付かれてないとでも思ったのかよ。

『レイ』って名前に俺は何の思い入れもない。お前の本当の名前、俺と結ばれていた時代の名前、知ってんの前世の俺だけってか?13人目の俺なんて、一番遠くて、勝ち目ねーじゃん。

いちいち抱きつこうとしたりするのも本当にウンザリしてた。だってそれする度に、お前とは触れ合えないって現実突きつけられて。家族よりも長い時間、一緒に居てくれた、俺をいつでもひとりぼっちにしなかった、一番大切な奴に、触れないって、どんだけ残酷かわかんのかよ。


「………ッこの世にいないやつなんて、どんだけ頑張ったって手、届かねーじゃん…」


気がつけば目の前は霞んで。景色が全て揺らぐ。そのうち立っていられないくらい酸欠になって、俺はその場に力無く腰を落とした。苦しい。心臓が締め付けられるみたいに痛い。

なんで自分の本当の名前忘れたりすんだよ。
俺が好きなやつの名前くらいちゃんと覚えておけよ。そしたら俺が何度でも、嫌だって言っても耳にこびりつくくらい、お前の名前呼んでやるのに。馬鹿野郎。

この命が終わるまでの間だけでいい。永久は望まないから、だから…


「……会いたい……ッ…」


やっとの思いで絞り出した俺の願いは、風に乗ってどこか遠くへ飛んでいった。





……――あたりはすっかり夕日が落ちてきて、俺はもう涙を流す気力さえ無くなっていた。

それから、静かに、誰もいなくなった校舎を出て、回り道をして帰路についた。ちょうど、綺麗に咲いている頃だったから。

田んぼ道を抜けていくと、奥に一輪、大きなひまわりが咲いているのが見えた。
ひまわりは常に太陽を向く。だから前向きで明るい象徴らしいと、父さん言ってたっけ。つくづく、あいつみたいだな。
だから一千年前の俺は、ひまわりの花を贈ったんだろうか。

俺も本当は、もう前を向かないといけない。


ポケットからスマホを取り出す。ずっと封印してたグラビアアイドルの写真フォルダを開いた。


「俺も彼女とか作れば楽になれんのかな」


さっきのクラスメイトたちに連絡して、夏休み中に女の子でも紹介してもらおうか。そうすれば少しずつ、ゆっくりと忘れられるんじゃないか。そう思いSNSのアイコンをタップしようとした。けどすぐにやめた。


「ちげーよ。忘れたくない…」


今この世に生きている人間で、俺しか。あいつのことは知らない。俺が忘れたら、あいつはいなかったことになってしまう。そんなこと、望んじゃいないのに。俺は本当に、どっちつかずのばかやろうだ。


「…………――」


その刹那、聞き覚えのある声が聞こえた。

そんなはずない。だって、もういないんだ。期待したらその分、どん底に突き落とされる。でもわかってるのに。俺は自分の身体を止められなかった。ハッとして、声がする方に振り返ってしまったんだ。


「ウワキモノ」


そこにいたのは、確かに、俺の手が届かないはずの存在で。


「~~……ッ!!」


持っていたスマホもカバンも投げ捨てて、俺は目の前に立つ、身体も透けていない、飛び回りもせずしっかりと地に足をつけて立っているその身体を強く抱きしめた。


「……神様にね。俺の願いは終わったから、次は葵の番だって言われたんだ」


なんで、どうして。触れる。ずっと触れたくてかなわなかった、一番大切な存在に。暖かい。心臓も動いてる。


、叶える約束だったからって」


俺はただ、声にならない声で泣いた。泣いて泣いて、また存在を確かめては泣いた。夢じゃない。確かにここに在る。俺の大切なものが。


「どうせ生まれ変わるなら、女の子にしてもらった方が良かったかな」
「ばかやろ…っ!ふ、ざけんな……ッ」


俺は涙でぐしゃぐしゃになった顔を拭って、両手で頬を包み乱暴に口付けた。


「約束。覚えてて、くれたんだ」
「忘れたくても忘れらんねーよ…ッ!バカ…!」


嬉しそうに笑うレイの頬にもまた、綺麗な涙がぼろぼろと溢れている。


「ね、俺の本当の名前、思い出したんだよ」
「13人目の…俺が聞いてもいいのかよ…っ」
「唯一、俺を願ってくれた葵にだから、聞いてほしい。呼んでほしいんだ」


他に誰もいないって言うのに、わざわざ耳に口を当ててこそこそとその名を口にする。耳から、俺の心臓にすとんと落ちて、溶けて混ざるようなその言葉は、まるでずっと前からわかっていたような感覚さえあった。
もう忘れないし、忘れさせない。大切な名前。


「死ぬまで俺と生きてよ、葵」


俺の唇を優しく塞ぐ暖かな体温。お互いの心にぽっかりと空いた穴を満たして、一つに混ざるようなキスは涙の味がした。


向日ひなた、好きだ」


この命がいつか無くなったってきっと、俺は何度でもお前を見つけ出すよ。

なあ、向日ひなた、999本の向日葵ひまわりの花言葉、知ってるか?





『何度生まれ変わっても、あなたを愛す』



しおりを挟む
感想 0

この作品の感想を投稿する

あなたにおすすめの小説

【8話完結】どんな姿でも、あなたを愛している。

キノア9g
BL
かつて世界を救った英雄は、なぜその輝きを失ったのか。そして、ただ一人、彼を探し続けた王子の、ひたむきな愛が、その閉ざされた心に光を灯す。 声は届かず、触れることもできない。意識だけが深い闇に囚われ、絶望に沈む英雄の前に現れたのは、かつて彼が命を救った幼い王子だった。成長した王子は、すべてを捨て、十五年もの歳月をかけて英雄を探し続けていたのだ。 「あなたを死なせないことしか、できなかった……非力な私を……許してください……」 ひたすらに寄り添い続ける王子の深い愛情が、英雄の心を少しずつ、しかし確かに温めていく。それは、常識では測れない、静かで確かな繋がりだった。 失われた時間、そして失われた光。これは、英雄が再びこの世界で、愛する人と共に未来を紡ぐ物語。 全8話

【8話完結】恋愛を諦めたおじさんは、異世界で運命と出会う。

キノア9g
BL
恋愛を諦め、ただ淡々と日々を過ごしていた笠原透(32)。 しかし、ある日突然異世界へ召喚され、「王の番」だと告げられる。 迎えたのは、美しく気高い王・エルヴェル。 手厚いもてなしと優しさに戸惑いながらも、次第に心を揺さぶられていく透。 これは、愛を遠ざけてきた男が、本当のぬくもりに触れる物語。 ──運命なんて、信じていなかった。 けれど、彼の言葉が、ぬくもりが、俺の世界を変えていく。 全8話。

《完結》僕が天使になるまで

MITARASI_
BL
命が尽きると知った遥は、恋人・翔太には秘密を抱えたまま「別れ」を選ぶ。 それは翔太の未来を守るため――。 料理のレシピ、小さなメモ、親友に託した願い。 遥が残した“天使の贈り物”の数々は、翔太の心を深く揺さぶり、やがて彼を未来へと導いていく。 涙と希望が交差する、切なくも温かい愛の物語。

【短編】乙女ゲームの攻略対象者に転生した俺の、意外な結末。

桜月夜
BL
 前世で妹がハマってた乙女ゲームに転生したイリウスは、自分が前世の記憶を思い出したことを幼馴染みで専属騎士のディールに打ち明けた。そこから、なぜか婚約者に対する恋愛感情の有無を聞かれ……。  思い付いた話を一気に書いたので、不自然な箇所があるかもしれませんが、広い心でお読みください。

伝説のS級おじさん、俺の「匂い」がないと発狂して国を滅ぼすらしいい

マンスーン
BL
ギルドの事務職員・三上薫は、ある日、ギルドロビーで発作を起こしかけていた英雄ガルド・ベルンシュタインから抱きしめられ、首筋を猛烈に吸引。「見つけた……俺の酸素……!」と叫び、離れなくなってしまう。 最強おじさん(変態)×ギルドの事務職員(平凡) 世界観が現代日本、異世界ごちゃ混ぜ設定になっております。

僕たち、結婚することになりました

リリーブルー
BL
俺は、なぜか知らないが、会社の後輩(♂)と結婚することになった! 後輩はモテモテな25歳。 俺は37歳。 笑えるBL。ラブコメディ💛 fujossyの結婚テーマコンテスト応募作です。

痩せようとか思わねぇの?〜デリカシー0の君は、デブにゾッコン〜

四月一日 真実
BL
ふくよか体型で、自分に自信のない主人公 佐分は、嫌いな陽キャ似鳥と同じクラスになってしまう。 「あんなやつ、誰が好きになるんだよ」と心無い一言を言われたり、「痩せるきねえの?」なんてデリカシーの無い言葉をかけられたり。好きになる要素がない! __と思っていたが、実は似鳥は、佐分のことが好みどストライクで…… ※他サイトにも掲載しています。

貴族軍人と聖夜の再会~ただ君の幸せだけを~

倉くらの
BL
「こんな姿であの人に会えるわけがない…」 大陸を2つに分けた戦争は終結した。 終戦間際に重症を負った軍人のルーカスは心から慕う上官のスノービル少佐と離れ離れになり、帝都の片隅で路上生活を送ることになる。 一方、少佐は屋敷の者の策略によってルーカスが死んだと知らされて…。 互いを思う2人が戦勝パレードが開催された聖夜祭の日に再会を果たす。 純愛のお話です。 主人公は顔の右半分に火傷を負っていて、右手が無いという状態です。 全3話完結。

処理中です...