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マルガレットの正体
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マルガレットが微笑む。そして雄太に近づく。
ドキッとする雄太。
「私たちの世界は数億年前から存在するあなた方の世界とは別の世界です。
私たちも数年前まであなたたちの世界があることを知りませんでした」
「あの、ここは地球なんですか?」
「いいえ、地球というのはあなたがたの世界におけるものです。私たちは別次元の星にいるんです。
ここには太陽がなかったでしょ?」
「そ、そういえば」
「ここは人工の発電でみんなが暮らしています」
「そうなんですか」
「どういうわけか、あなたがたの世界と私たちの世界がつながる穴があなたがたの洞窟の奥にできてしまったようなんです」
「あの、今日僕がここに最初に来ようとしたとき、どういうわけか穴が塞がっていてこれなかったんですけど」
「あの穴は日や時間によって開いたり閉じたりするみたいですね。あなたにお願いがあります」
「はい」
「ここの世界のことはあなたの世界の他の人には話さないでほしいんです。ここは確かにあなたがたの世界より数千年進んだ文明があります。
もし他の人に大挙してここに来られたらこの世界の人が混乱してしまうと思うんです」
「分かりました。絶対言いません」
「実は私もこっそりあなたがたの世界に行ったんですよ」
「あの洞窟からですか?」
「ええ。なかなかいい世界だと思いました。文明はここよりも大分落ちますが、その分自然な感じがして落ち着けるんですよね。
太陽もみましたよ。ここでは人工の電力で街を照らしていますが」
「太陽は地球の外から地球を照らしてるんです」
「らしいですね。それから雄太さん、この世界にいるといろんな超能力がついてきます。透視能力とか空を飛ぶ能力、離れているものを動かす能力とか。
その能力を向こうの世界で悪用するのは止めてくださいね。人々の幸せのために使ってあげてください」
「分かりました」
「あなたにこれを差し上げます」
マルガレットが雄太にカードを差し出した。
「これを持ってるとここの世界の物が一定額までカードを見せるだけで買えます。お使いなさい」
「あ、ありがとうございます」
「でしたら私はこれから用事があるのでこれで失礼します。またいつでも遊びにいらっしゃい」
「はい、是非」
マルガレットはそういうとフッと姿を消した。
「消えた!」
清水が雄太を見る。
「あれが瞬間移動なんです」
ドキッとする雄太。
「私たちの世界は数億年前から存在するあなた方の世界とは別の世界です。
私たちも数年前まであなたたちの世界があることを知りませんでした」
「あの、ここは地球なんですか?」
「いいえ、地球というのはあなたがたの世界におけるものです。私たちは別次元の星にいるんです。
ここには太陽がなかったでしょ?」
「そ、そういえば」
「ここは人工の発電でみんなが暮らしています」
「そうなんですか」
「どういうわけか、あなたがたの世界と私たちの世界がつながる穴があなたがたの洞窟の奥にできてしまったようなんです」
「あの、今日僕がここに最初に来ようとしたとき、どういうわけか穴が塞がっていてこれなかったんですけど」
「あの穴は日や時間によって開いたり閉じたりするみたいですね。あなたにお願いがあります」
「はい」
「ここの世界のことはあなたの世界の他の人には話さないでほしいんです。ここは確かにあなたがたの世界より数千年進んだ文明があります。
もし他の人に大挙してここに来られたらこの世界の人が混乱してしまうと思うんです」
「分かりました。絶対言いません」
「実は私もこっそりあなたがたの世界に行ったんですよ」
「あの洞窟からですか?」
「ええ。なかなかいい世界だと思いました。文明はここよりも大分落ちますが、その分自然な感じがして落ち着けるんですよね。
太陽もみましたよ。ここでは人工の電力で街を照らしていますが」
「太陽は地球の外から地球を照らしてるんです」
「らしいですね。それから雄太さん、この世界にいるといろんな超能力がついてきます。透視能力とか空を飛ぶ能力、離れているものを動かす能力とか。
その能力を向こうの世界で悪用するのは止めてくださいね。人々の幸せのために使ってあげてください」
「分かりました」
「あなたにこれを差し上げます」
マルガレットが雄太にカードを差し出した。
「これを持ってるとここの世界の物が一定額までカードを見せるだけで買えます。お使いなさい」
「あ、ありがとうございます」
「でしたら私はこれから用事があるのでこれで失礼します。またいつでも遊びにいらっしゃい」
「はい、是非」
マルガレットはそういうとフッと姿を消した。
「消えた!」
清水が雄太を見る。
「あれが瞬間移動なんです」
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