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16 ご挨拶
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翌日、優志は飛頼に会いに来た。
「躍脚は使えるかな?」
「ああ」
「流石じゃ」
「ではついてきてもらおうか」
そう言って優志は跳び上がる。
「躍脚」
飛頼はマードの頭を自分の足に当ててエルグを唱える。
「はっ!」
飛頼も優志と同じように跳び上がり、優志に続いて行く。
飛び上がった高さは5メートルは優に超える高さで、ビル群に入ると建物を階段代わりに二人は高層ビルの屋上を跳んでいく。
(ヤッベ…マジで怖くねえ…落ちてもベルアで大丈夫だけど…普通は気絶もんだろこれ)
飛頼はそう思いながら優志の背中を見る。
「…」
「この高さを跳ぶのは初めてかの?」
「ローウェンのトレーニングで一度」
「君は地球にいたときから跳躍力がずば抜けていたからの そろそろじゃ」
ビル群を抜けてしばらくすると飛頼のいた国にはなかった景色が映る。
意匠を重視した民家が並び、近くには砂浜と海も見える。
「こーゆーの いい街って言うんだろーな」
二人は城の前に降り立つ。
「すげ…」
飛頼が感心していると男性が出迎える。
「マーディアルガウォル お待ちしておりました」
二人は案内されて城内へ入る。
「ファルディア様 お待たせいたしました」
「え?」
聞き覚えのある名前に飛頼は出迎える人物を見る。
ファルディア「ええ…ありがと…あ…」
飛頼は思わず笑いそうになる。
ファルディア「ここはもう大丈夫」
案内人「はい女王陛下」
優志「何じゃ 知り合いか?」
飛頼「ローウェンにいらっしゃって…何かおかしいとは思ったのですが…まさか…女王様だったとは…あのときは大変失礼いたしました」
ファルディア「何で事前連絡無しで連れてくるんですか?」
優志「サ…サプライズ…」
ファルディア「はあ…」
飛頼「で…何で女王様を紹介すんだよ?」
ファルディア「ちょい!?先生はマーディアルよ!?…あ…」
ファルディアは思わず大声を出して周囲を気にする。
優志「ああ…いんですよ…わしが彼の信用を失くしただけの話ですので…」
ファルディア「どうせ…何か考えがあるのでしょう?」
優志「ふふ…どうでしょうか」
優志はファルディアの言葉に笑って誤魔化す。
ファルディア「ここじゃ話しづらいわ 庭に向かいましょう」
3人は庭に出る。
ファルディア「隠しててごめんね 女王って言うと距離置かれるでしょ?だから最初に打ち解けておこうかと思ったの…それなのに…」
ファルディアは優志をジッと見る。
優志「まあまあ…ん?…それを言うなら勝手に城抜けてローウェンに行ってたのはどうなんじゃ?」
ファルディア「…ま…まあ…おあいこですね…フフッ」
優志「本題だが…この子を護ってあげてくれんかの?」
飛頼はその言葉に思わず食ってかかる。
飛頼「は!?ちょっとま…」
言いかけて飛頼は優志に近づく。
飛頼「何で…忙しそうな人に頼むんだよ…」
ファルディアに聞こえないように優志に問いかける。
優志「何じゃ不満か?わしが無理なら彼女しかおらん」
飛頼「いや…不満とかじゃなくて…」
ファルディア「ねえアンノーン 私だと何か都合が悪い?」
飛頼「い…忙しそうだからです」
ファルディア「別に忙しくはないよ?城にいることが仕事だし暇つぶしにもなる」
飛頼「でもアティスじゃないでしょう?ケガさせたら…」
ファルディア「それだけじゃないでしょ か弱き女子だからでしょ?」
飛頼「…か弱いとは思いません…ただ…そうです…女性だから…全力では向かえないと思います」
ファルディア「知ってた あのとき貴方が私に手加減してることも分かってた」
飛頼「す…すいません」
(じゃあ…どうすりゃ良かったんだよ…)
飛頼は少し不満に思う。
ファルディア「でもこれでわかったんじゃない?もう頼れるのは先生しかいないって」
飛頼「…いや…それは無理です…だから一人で頑張ります…強いアティス一人知ってますし」
ファルディア「甘ったれんな」
ファルディアは真剣に飛頼を見据える。
飛頼「誰が甘ったれですか」
飛頼は1番気にしている言葉を投げられ思わずファルディアに悪態をつく。
ファルディア「先生は貴方を手っ取り早く強くする方法を模索してヴァイスへの恐怖を取り去ってくれたんじゃないの?」
飛頼「何でそれを言葉で伝えてくれないんですか?」
ファルディア「バカ」
飛頼「は?…い?」
ファルディア「何でもない」
飛頼「とにかく頼れる人知ってるんで」
立ち去ろうとする飛頼の前にファルディアが大きく跳んで立ちふさがる。
ファルディア「ハッ!」
突然の攻撃に飛頼は対処する。
(速い…鍛えてる?)
次々と来る攻撃をかわしていくがファルディアの攻撃は疲れる様子はなく、次第にスピードを増していく。
ファルディア「とりゃー!」
飛頼「うっつ!」
飛頼はファルディアに捉えられ投げ飛ばされる。
ファルディア「どう?確かに女性を大切にすることは大切 でもこれで私は貴方を鍛えられるって思わない?だから私が勝ったら先生か私の管理下で動いてよ そこは選ばせてあげる」
ファルディアはウィンクして見せる。
飛頼「勝ったらどうなります?」
ファルディア「自由の身」
(翼神の下では絶対に鍛えたくない…いつまた急変するかわかんねーし この女王様とも闘いにくいからな…訓練なんて絶対身にならないだろ…)
飛頼「わかりました その勝負を受けます」
(俺は蒼河の下で強くなる)
ファルディアは動かない。
飛頼「女王様からどうぞ」
ファルディア「それじゃつまんない…だって一瞬だよ?」
(ハァ…やりにくい…)
飛頼が躊躇するとファルディアは笑いながら続ける。
ファルディア「怖いんだ」
飛頼「わかりました…」
飛頼はマードを出さずに走り出す。
目の前まで迫った瞬間邪魔が入る。
「そこまでだ!」
マードを持った二人の男がマードを構える。
ファルディア「ちょっと!これは真剣勝負…」
アティスと思われる二人はマードをクロスしてファルディアを護ろうとするがファルディアはそれを払おうとする。
飛頼「づ…」
それを見た瞬間、飛頼はそれまでと比にならないスピードで二人のアティスに飛びかかる。
ファルディア「ん!?」
飛頼「ゔぅ」
呻くような声を小さく発しながら二人のマードを素手のまま握る。
「貴様 斬るぞ」
飛頼「ググ…」
呻くだけで何も言葉を発しない飛頼。
二人のアティスはマードの形を変える。
飛頼はかまわず握り続けるがBAにならない。
優志「ちょっと失礼」
優志は飛頼を引っ張り、そのまま城を飛び出す。
「お待ち下さい!マーディアルガウォル!」
二人のアティスは優志を呼び止めようとするがファルディアはそれを止める。
ファルディア「行かせなさい」
「しかし…」
「貴方がたの警備には感謝していますが…いえ…ありがとう…」
「出過ぎた真似を…お許しください…」
「いえ…正しいのは貴方がたです…これからもプロの仕事を継続してください」
城から離れた森の中で優志は飛頼を放す。
「…あ?…あれ?城にいなかったか?」
「記憶が飛んだのか?」
「えっと…そうだ!ファル!ファルが危ない!」
「ファルディア女王のことか?」
「え…」
飛頼は自分の言葉に違和感を覚える。
(ファルって…何で急に馴れ馴れしく…)
優志もそれについて問いかける。
「随分仲が良いようじゃな」
「い…いえ…」
「これで女王の力も借りられなくなった…君の言う頼れる人っていうのは蒼河のことだろう?」
「知ってたんですか?」
「ああ 神の子なんて呼ばれとる」
「神の子…?」
「君はアティスの名を持ったことで負の予見が出来る」
「負の…予見…」
「分かりやすく言うと嫌な予感ってやつ それに従い人を護りなさい」
拠点に戻る道中、優志は飛頼に聞く。
「さっき城で君が急変したことだが…君の意思ではないんだろう?」
「と…当然」
「分かった」
優志は何かを考えているのかいつも以上に落ち着いた様子で会話する。
「では…残念じゃがここでお別れじゃ」
拠点に着くと優志は飛頼に別れを告げてその場を去っていく。
(これでいいはずだ)
飛頼はそう自分に言い聞かせる。
(裏切られるくらいなら人なんて信じるな)
飛頼はそう自分に言い聞かせる。
「躍脚は使えるかな?」
「ああ」
「流石じゃ」
「ではついてきてもらおうか」
そう言って優志は跳び上がる。
「躍脚」
飛頼はマードの頭を自分の足に当ててエルグを唱える。
「はっ!」
飛頼も優志と同じように跳び上がり、優志に続いて行く。
飛び上がった高さは5メートルは優に超える高さで、ビル群に入ると建物を階段代わりに二人は高層ビルの屋上を跳んでいく。
(ヤッベ…マジで怖くねえ…落ちてもベルアで大丈夫だけど…普通は気絶もんだろこれ)
飛頼はそう思いながら優志の背中を見る。
「…」
「この高さを跳ぶのは初めてかの?」
「ローウェンのトレーニングで一度」
「君は地球にいたときから跳躍力がずば抜けていたからの そろそろじゃ」
ビル群を抜けてしばらくすると飛頼のいた国にはなかった景色が映る。
意匠を重視した民家が並び、近くには砂浜と海も見える。
「こーゆーの いい街って言うんだろーな」
二人は城の前に降り立つ。
「すげ…」
飛頼が感心していると男性が出迎える。
「マーディアルガウォル お待ちしておりました」
二人は案内されて城内へ入る。
「ファルディア様 お待たせいたしました」
「え?」
聞き覚えのある名前に飛頼は出迎える人物を見る。
ファルディア「ええ…ありがと…あ…」
飛頼は思わず笑いそうになる。
ファルディア「ここはもう大丈夫」
案内人「はい女王陛下」
優志「何じゃ 知り合いか?」
飛頼「ローウェンにいらっしゃって…何かおかしいとは思ったのですが…まさか…女王様だったとは…あのときは大変失礼いたしました」
ファルディア「何で事前連絡無しで連れてくるんですか?」
優志「サ…サプライズ…」
ファルディア「はあ…」
飛頼「で…何で女王様を紹介すんだよ?」
ファルディア「ちょい!?先生はマーディアルよ!?…あ…」
ファルディアは思わず大声を出して周囲を気にする。
優志「ああ…いんですよ…わしが彼の信用を失くしただけの話ですので…」
ファルディア「どうせ…何か考えがあるのでしょう?」
優志「ふふ…どうでしょうか」
優志はファルディアの言葉に笑って誤魔化す。
ファルディア「ここじゃ話しづらいわ 庭に向かいましょう」
3人は庭に出る。
ファルディア「隠しててごめんね 女王って言うと距離置かれるでしょ?だから最初に打ち解けておこうかと思ったの…それなのに…」
ファルディアは優志をジッと見る。
優志「まあまあ…ん?…それを言うなら勝手に城抜けてローウェンに行ってたのはどうなんじゃ?」
ファルディア「…ま…まあ…おあいこですね…フフッ」
優志「本題だが…この子を護ってあげてくれんかの?」
飛頼はその言葉に思わず食ってかかる。
飛頼「は!?ちょっとま…」
言いかけて飛頼は優志に近づく。
飛頼「何で…忙しそうな人に頼むんだよ…」
ファルディアに聞こえないように優志に問いかける。
優志「何じゃ不満か?わしが無理なら彼女しかおらん」
飛頼「いや…不満とかじゃなくて…」
ファルディア「ねえアンノーン 私だと何か都合が悪い?」
飛頼「い…忙しそうだからです」
ファルディア「別に忙しくはないよ?城にいることが仕事だし暇つぶしにもなる」
飛頼「でもアティスじゃないでしょう?ケガさせたら…」
ファルディア「それだけじゃないでしょ か弱き女子だからでしょ?」
飛頼「…か弱いとは思いません…ただ…そうです…女性だから…全力では向かえないと思います」
ファルディア「知ってた あのとき貴方が私に手加減してることも分かってた」
飛頼「す…すいません」
(じゃあ…どうすりゃ良かったんだよ…)
飛頼は少し不満に思う。
ファルディア「でもこれでわかったんじゃない?もう頼れるのは先生しかいないって」
飛頼「…いや…それは無理です…だから一人で頑張ります…強いアティス一人知ってますし」
ファルディア「甘ったれんな」
ファルディアは真剣に飛頼を見据える。
飛頼「誰が甘ったれですか」
飛頼は1番気にしている言葉を投げられ思わずファルディアに悪態をつく。
ファルディア「先生は貴方を手っ取り早く強くする方法を模索してヴァイスへの恐怖を取り去ってくれたんじゃないの?」
飛頼「何でそれを言葉で伝えてくれないんですか?」
ファルディア「バカ」
飛頼「は?…い?」
ファルディア「何でもない」
飛頼「とにかく頼れる人知ってるんで」
立ち去ろうとする飛頼の前にファルディアが大きく跳んで立ちふさがる。
ファルディア「ハッ!」
突然の攻撃に飛頼は対処する。
(速い…鍛えてる?)
次々と来る攻撃をかわしていくがファルディアの攻撃は疲れる様子はなく、次第にスピードを増していく。
ファルディア「とりゃー!」
飛頼「うっつ!」
飛頼はファルディアに捉えられ投げ飛ばされる。
ファルディア「どう?確かに女性を大切にすることは大切 でもこれで私は貴方を鍛えられるって思わない?だから私が勝ったら先生か私の管理下で動いてよ そこは選ばせてあげる」
ファルディアはウィンクして見せる。
飛頼「勝ったらどうなります?」
ファルディア「自由の身」
(翼神の下では絶対に鍛えたくない…いつまた急変するかわかんねーし この女王様とも闘いにくいからな…訓練なんて絶対身にならないだろ…)
飛頼「わかりました その勝負を受けます」
(俺は蒼河の下で強くなる)
ファルディアは動かない。
飛頼「女王様からどうぞ」
ファルディア「それじゃつまんない…だって一瞬だよ?」
(ハァ…やりにくい…)
飛頼が躊躇するとファルディアは笑いながら続ける。
ファルディア「怖いんだ」
飛頼「わかりました…」
飛頼はマードを出さずに走り出す。
目の前まで迫った瞬間邪魔が入る。
「そこまでだ!」
マードを持った二人の男がマードを構える。
ファルディア「ちょっと!これは真剣勝負…」
アティスと思われる二人はマードをクロスしてファルディアを護ろうとするがファルディアはそれを払おうとする。
飛頼「づ…」
それを見た瞬間、飛頼はそれまでと比にならないスピードで二人のアティスに飛びかかる。
ファルディア「ん!?」
飛頼「ゔぅ」
呻くような声を小さく発しながら二人のマードを素手のまま握る。
「貴様 斬るぞ」
飛頼「ググ…」
呻くだけで何も言葉を発しない飛頼。
二人のアティスはマードの形を変える。
飛頼はかまわず握り続けるがBAにならない。
優志「ちょっと失礼」
優志は飛頼を引っ張り、そのまま城を飛び出す。
「お待ち下さい!マーディアルガウォル!」
二人のアティスは優志を呼び止めようとするがファルディアはそれを止める。
ファルディア「行かせなさい」
「しかし…」
「貴方がたの警備には感謝していますが…いえ…ありがとう…」
「出過ぎた真似を…お許しください…」
「いえ…正しいのは貴方がたです…これからもプロの仕事を継続してください」
城から離れた森の中で優志は飛頼を放す。
「…あ?…あれ?城にいなかったか?」
「記憶が飛んだのか?」
「えっと…そうだ!ファル!ファルが危ない!」
「ファルディア女王のことか?」
「え…」
飛頼は自分の言葉に違和感を覚える。
(ファルって…何で急に馴れ馴れしく…)
優志もそれについて問いかける。
「随分仲が良いようじゃな」
「い…いえ…」
「これで女王の力も借りられなくなった…君の言う頼れる人っていうのは蒼河のことだろう?」
「知ってたんですか?」
「ああ 神の子なんて呼ばれとる」
「神の子…?」
「君はアティスの名を持ったことで負の予見が出来る」
「負の…予見…」
「分かりやすく言うと嫌な予感ってやつ それに従い人を護りなさい」
拠点に戻る道中、優志は飛頼に聞く。
「さっき城で君が急変したことだが…君の意思ではないんだろう?」
「と…当然」
「分かった」
優志は何かを考えているのかいつも以上に落ち着いた様子で会話する。
「では…残念じゃがここでお別れじゃ」
拠点に着くと優志は飛頼に別れを告げてその場を去っていく。
(これでいいはずだ)
飛頼はそう自分に言い聞かせる。
(裏切られるくらいなら人なんて信じるな)
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