3 / 19
眩しすぎる
絶句した。二人の顔面偏差値のあまりの高さに開いた口が塞がらない。いや、顔だけでなく、その躯体も彫刻が服を着ているのかと思うほど均整がとれている。アールは黒髪碧眼で美丈夫と言う言葉がふさわしく、ライは金髪碧眼で美青年というか白馬の王子様そのものだ。ふたりとも白いシャツに黒のズボンというあっさりとした服装なのにケチのつけようがない。
「どうした?」
「もしかして口に合わない食べ物があった?!?」
顔をあげて固まってしまった私を心配そうに除き込むアールと料理に不備でもあったかと慌て出したライに私はやっと正気に戻った。
「あ、ち、違います。ごはん、美味しかったです。ありがとうございます。服もありがとうございました」
ぺこんと頭を下げてお礼をした。
「はぁぁぁ、よかった。体調が悪くなったかと思ったよ」
「大丈夫そうだな?」
私を気遣ってくれる言葉にちょっとだけほっこりとする。
「はい。よく眠れましたし、大丈夫です」
「あー、俺たちに敬語はいらない」
それは、なかなか難しいことを言ってくれる。
「アール、急かしちゃダメだよ?それよりもヒカは今の状況をちゃんと知りたいんじゃない?」
それは、とっっっっっっても知りたい。ライはコクコクと首を縦に振る私をひょいっと抱き上げるとスタスタと歩き出した。
「え?!ある、歩けます!」
「まあまあ」
二人の外見を知ってしまった私には刺激が強すぎる。ジタバタともがいてみたが、びくともしなかった。まあ、あのガッチリとした躯体の前には無駄な抵抗というものだ。ライは私を抱えて隣の部屋へと移動し、ソファーの上におろしてくれた。そして、自分は私の隣に腰を下ろす。反対隣にはアールが当然のように座った。目の前にはお茶とお菓子がアールによって既に用意されている。居たたまれない。何この状況・・・・。人生初の状況に心臓がバクバクとうるさいし顔どころか全身、真っ赤に違いない。私は幼女。私は幼女。私は・・・・。無理ぃ・・・・。
「慣れてね?」
「俺たちはヒカの護衛だ。常に側にいる」
ライの声もアールの声も耳を素通りしていく。男の人、それも現実では絶対に出会うことのない美形の男性が肩の触れ合う距離にいるという落ち着かない状況から意識を引き剥がすために、テーブルをさ迷っている視線をあげると、半円型のソファーとテーブルの向こうに外の景色が見えた。床から1mの高さからガラス張りになっていて森や草原が広がっている。ベランダはない。どうやらこの部屋は高層階にあるらしい。
「さて、何から話そうか」
ぼーっと景色を眺めて現実逃避を試みていた私の耳にライの声が届いた。バクバクと落ち着かない心臓をそのままに、ちらっとライを見ると私と同じように外に視線を向けていた。アールは私の髪を弄って遊んでいる。止めてもらいたい。が、今はそれは置いておこう。聞きたいことは山ほどあるし、知りたいこともたくさん、知りたくないことも、ある。
「あの、ここは?私の荷物は・・・・」
「ヒカの荷物は預かってるよ。後で渡すね?ここは僕たちの部屋で、聖騎士団精鋭部隊の宿舎の最上階。僕は副隊長でアールは部隊長。さっきもアールが言ったけど、僕たちはヒカの護衛だよ」
よかったぁ。服はどうでもいいけど、鞄にある画材や刺繍糸は私の財産だ。保管してくれていると分かって安心した。ここがこの二人のテリトリーだというのも安心できる。なんとなくこの二人は信じていい気がするからだ。が、それも知りたいことだけど、そうじゃなくて、ね?昨日も聴こえてきたし、この説明に私たちの世界にはもうないであろう単語が散りばめられている時点で確定なんだけど、それでもちゃんと教えてもらいたい。
「ここはヒカの元いた世界とは違う場所。知りたいのはそっちかな?」
私の方を向いたライの瞳には、気遣う色が見えた。元いた世界とは違う・・・・。異世界。はっきりとそれを聞いても私の心は凍りついたように動かなかった。
「へ?!」
ふわんと身体が浮いていきなりアールの膝にのせられた。なんで?
「気にするな」
いや、気にするよ!
「うん。そのままで話しを続けようか」
アールとライの心配そうな顔を見たら拒否はできなかった。
「ヒカこそが精霊王たちに招かれた精霊王の巫女だよ。昨日の会話は聞いてたかな?」
私は頷いた。
「あの女、まりあ嬢だったか?あいつは、ヒカに成り代わろうとしたんだ。ヒカの姿が俺たちの目にうっすらと現れたところで横からヒカを突き飛ばして無理に侵入してきた」
アールは忌々しそうに眉を寄せている。ライも苛立ちを隠そうともしない。そういえば、光に包まれた後で「邪魔よ!」と言う声とドン!という衝撃があったことを思い出した。
「お蔭で、本来ならヒカにいくはずの魔力が僕たちに流れて、封印が解けたけど。ヒカはちっちゃくなっちゃったね」
あれ?あの子が来なければ、私は幼女に成ることはなかったの?
「このヒカも可愛いが、大人のヒカは綺麗だった。早く元に戻れ?」
綺麗とかさらっと言わないで欲しい。慣れていない私はどう返事をしたものか「アウ・・」と言葉にならない音を発することしかできない。
「ヒカにいくはずの魔力は僕たちの中にあるから、ちょっとずつヒカに馴染ませていくね?ヒカは特に何もしなくてもいいよ」
「そうだな。ヒカは安心して俺たちの側にいればいい」
よく分からないが、暫くはここに置いてもらえそうだ。
「私のことは他の人には気付いていないんですか?私の姿がうっすらでも現れたんですよね?」
「ああ。それが見えたのは俺たちだけだ。神殿長や他の騎士、求婚者たちはまりあ嬢しか見えてない」
「それにヒカは服に埋もれてたでしょう?アールがすぐに隠蔽をかけたから服にもヒカにも誰も気付いてないよ」
「まりあさんも精霊王の巫女なんですよね?」
「いや、あれはただの一般人だ。魔力はこの世界の神官よりは多いが。ヒカを突き飛ばしたんだ。巫女にすらなれない」
「フン!あんなのが巫女になれるわけないよ。少なくとも僕は要らないね」
「俺も要らねぇよ」
二人は忌々しそうに顔を歪めた。この時とても重要な情報が盛り沢山だったのだけど、自分の置かれた状況を把握するのに精一杯で、完全にスルーしてしまっていた。仕方ないじゃん!その後もアールとライの説明は続いた。野生の動物とは違う体内に魔力をたくさん蓄えた魔物と呼ばれる生き物がいること、各国の騎士団や聖騎士団はそれを討伐することを任務のひとつとしていること、ここは精霊の力を借りた魔法があること、精霊の頂点にいるのが精霊王で、火・風・水・土それに光と闇の王が存在すること、この神殿には精霊と意思疎通できる巫女と呼ばれる者がいること、巫女は殆どが男だということなどこの世界のことを聞いた。この世界は、女性が0.1ととても少ない。そして、人口の殆どを占める男だが・・・・子供を産めるそうだ。そうして人口を保っているらしい。女性、要らなくない?
「ゲ・・・・・・・・」
別に同性愛に嫌悪感や拒否感や忌避感はないし、個人の自由だと思っている。だが、妊娠できるとか言われるとさすがに頭がくらくらして、キャパオーバーしそうだ。アールとライの話しが一通り落ち着いたところで、私は一番聞きたくて、一番聞きたくないことを重い口を無理矢理開いて尋ねた。
「私は・・・・帰れるの?」
「「・・・・」」
「そっか」
沈黙は明確な答えになると私はこの時初めて実感した。
「どうした?」
「もしかして口に合わない食べ物があった?!?」
顔をあげて固まってしまった私を心配そうに除き込むアールと料理に不備でもあったかと慌て出したライに私はやっと正気に戻った。
「あ、ち、違います。ごはん、美味しかったです。ありがとうございます。服もありがとうございました」
ぺこんと頭を下げてお礼をした。
「はぁぁぁ、よかった。体調が悪くなったかと思ったよ」
「大丈夫そうだな?」
私を気遣ってくれる言葉にちょっとだけほっこりとする。
「はい。よく眠れましたし、大丈夫です」
「あー、俺たちに敬語はいらない」
それは、なかなか難しいことを言ってくれる。
「アール、急かしちゃダメだよ?それよりもヒカは今の状況をちゃんと知りたいんじゃない?」
それは、とっっっっっっても知りたい。ライはコクコクと首を縦に振る私をひょいっと抱き上げるとスタスタと歩き出した。
「え?!ある、歩けます!」
「まあまあ」
二人の外見を知ってしまった私には刺激が強すぎる。ジタバタともがいてみたが、びくともしなかった。まあ、あのガッチリとした躯体の前には無駄な抵抗というものだ。ライは私を抱えて隣の部屋へと移動し、ソファーの上におろしてくれた。そして、自分は私の隣に腰を下ろす。反対隣にはアールが当然のように座った。目の前にはお茶とお菓子がアールによって既に用意されている。居たたまれない。何この状況・・・・。人生初の状況に心臓がバクバクとうるさいし顔どころか全身、真っ赤に違いない。私は幼女。私は幼女。私は・・・・。無理ぃ・・・・。
「慣れてね?」
「俺たちはヒカの護衛だ。常に側にいる」
ライの声もアールの声も耳を素通りしていく。男の人、それも現実では絶対に出会うことのない美形の男性が肩の触れ合う距離にいるという落ち着かない状況から意識を引き剥がすために、テーブルをさ迷っている視線をあげると、半円型のソファーとテーブルの向こうに外の景色が見えた。床から1mの高さからガラス張りになっていて森や草原が広がっている。ベランダはない。どうやらこの部屋は高層階にあるらしい。
「さて、何から話そうか」
ぼーっと景色を眺めて現実逃避を試みていた私の耳にライの声が届いた。バクバクと落ち着かない心臓をそのままに、ちらっとライを見ると私と同じように外に視線を向けていた。アールは私の髪を弄って遊んでいる。止めてもらいたい。が、今はそれは置いておこう。聞きたいことは山ほどあるし、知りたいこともたくさん、知りたくないことも、ある。
「あの、ここは?私の荷物は・・・・」
「ヒカの荷物は預かってるよ。後で渡すね?ここは僕たちの部屋で、聖騎士団精鋭部隊の宿舎の最上階。僕は副隊長でアールは部隊長。さっきもアールが言ったけど、僕たちはヒカの護衛だよ」
よかったぁ。服はどうでもいいけど、鞄にある画材や刺繍糸は私の財産だ。保管してくれていると分かって安心した。ここがこの二人のテリトリーだというのも安心できる。なんとなくこの二人は信じていい気がするからだ。が、それも知りたいことだけど、そうじゃなくて、ね?昨日も聴こえてきたし、この説明に私たちの世界にはもうないであろう単語が散りばめられている時点で確定なんだけど、それでもちゃんと教えてもらいたい。
「ここはヒカの元いた世界とは違う場所。知りたいのはそっちかな?」
私の方を向いたライの瞳には、気遣う色が見えた。元いた世界とは違う・・・・。異世界。はっきりとそれを聞いても私の心は凍りついたように動かなかった。
「へ?!」
ふわんと身体が浮いていきなりアールの膝にのせられた。なんで?
「気にするな」
いや、気にするよ!
「うん。そのままで話しを続けようか」
アールとライの心配そうな顔を見たら拒否はできなかった。
「ヒカこそが精霊王たちに招かれた精霊王の巫女だよ。昨日の会話は聞いてたかな?」
私は頷いた。
「あの女、まりあ嬢だったか?あいつは、ヒカに成り代わろうとしたんだ。ヒカの姿が俺たちの目にうっすらと現れたところで横からヒカを突き飛ばして無理に侵入してきた」
アールは忌々しそうに眉を寄せている。ライも苛立ちを隠そうともしない。そういえば、光に包まれた後で「邪魔よ!」と言う声とドン!という衝撃があったことを思い出した。
「お蔭で、本来ならヒカにいくはずの魔力が僕たちに流れて、封印が解けたけど。ヒカはちっちゃくなっちゃったね」
あれ?あの子が来なければ、私は幼女に成ることはなかったの?
「このヒカも可愛いが、大人のヒカは綺麗だった。早く元に戻れ?」
綺麗とかさらっと言わないで欲しい。慣れていない私はどう返事をしたものか「アウ・・」と言葉にならない音を発することしかできない。
「ヒカにいくはずの魔力は僕たちの中にあるから、ちょっとずつヒカに馴染ませていくね?ヒカは特に何もしなくてもいいよ」
「そうだな。ヒカは安心して俺たちの側にいればいい」
よく分からないが、暫くはここに置いてもらえそうだ。
「私のことは他の人には気付いていないんですか?私の姿がうっすらでも現れたんですよね?」
「ああ。それが見えたのは俺たちだけだ。神殿長や他の騎士、求婚者たちはまりあ嬢しか見えてない」
「それにヒカは服に埋もれてたでしょう?アールがすぐに隠蔽をかけたから服にもヒカにも誰も気付いてないよ」
「まりあさんも精霊王の巫女なんですよね?」
「いや、あれはただの一般人だ。魔力はこの世界の神官よりは多いが。ヒカを突き飛ばしたんだ。巫女にすらなれない」
「フン!あんなのが巫女になれるわけないよ。少なくとも僕は要らないね」
「俺も要らねぇよ」
二人は忌々しそうに顔を歪めた。この時とても重要な情報が盛り沢山だったのだけど、自分の置かれた状況を把握するのに精一杯で、完全にスルーしてしまっていた。仕方ないじゃん!その後もアールとライの説明は続いた。野生の動物とは違う体内に魔力をたくさん蓄えた魔物と呼ばれる生き物がいること、各国の騎士団や聖騎士団はそれを討伐することを任務のひとつとしていること、ここは精霊の力を借りた魔法があること、精霊の頂点にいるのが精霊王で、火・風・水・土それに光と闇の王が存在すること、この神殿には精霊と意思疎通できる巫女と呼ばれる者がいること、巫女は殆どが男だということなどこの世界のことを聞いた。この世界は、女性が0.1ととても少ない。そして、人口の殆どを占める男だが・・・・子供を産めるそうだ。そうして人口を保っているらしい。女性、要らなくない?
「ゲ・・・・・・・・」
別に同性愛に嫌悪感や拒否感や忌避感はないし、個人の自由だと思っている。だが、妊娠できるとか言われるとさすがに頭がくらくらして、キャパオーバーしそうだ。アールとライの話しが一通り落ち着いたところで、私は一番聞きたくて、一番聞きたくないことを重い口を無理矢理開いて尋ねた。
「私は・・・・帰れるの?」
「「・・・・」」
「そっか」
沈黙は明確な答えになると私はこの時初めて実感した。
あなたにおすすめの小説
【完結】「異世界に召喚されたら聖女を名乗る女に冤罪をかけられ森に捨てられました。特殊スキルで育てたリンゴを食べて生き抜きます」
まほりろ
恋愛
※小説家になろう「異世界転生ジャンル」日間ランキング9位!2022/09/05
仕事からの帰り道、近所に住むセレブ女子大生と一緒に異世界に召喚された。
私たちを呼び出したのは中世ヨーロッパ風の世界に住むイケメン王子。
王子は美人女子大生に夢中になり彼女を本物の聖女と認定した。
冴えない見た目の私は、故郷で女子大生を脅迫していた冤罪をかけられ追放されてしまう。
本物の聖女は私だったのに……。この国が困ったことになっても助けてあげないんだから。
「Copyright(C)2022-九頭竜坂まほろん」
※無断転載を禁止します。
※朗読動画の無断配信も禁止します。
※小説家になろう先行投稿。カクヨム、エブリスタにも投稿予定。
※表紙素材はあぐりりんこ様よりお借りしております。
想定外の異世界トリップ。希望先とは違いますが…
宵森みなと
恋愛
異世界へと導かれた美咲は、運命に翻弄されながらも、力強く自分の道を歩き始める。
いつか、異世界にと想像していた世界とはジャンル違いで、美咲にとっては苦手なファンタジー系。
しかも、女性が少なく、結婚相手は5人以上と恋愛初心者にはハードな世界。
だが、偶然のようでいて、どこか必然のような出会いから、ともに過ごす日々のなかで芽生える絆と、ゆっくりと積み重ねられていく感情。
不器用に愛し、愛する人に理解されず、傷ついた時、女神の神殿で見つけた、もう一つの居場所。
差し出された優しさと、新たな想いに触れながら、
彼女は“自分のための人生”を選び初める。
これは、一人の女性が異世界で出逢い、傷つき、そして強くなって“本当の愛”を重ねていく物語です。
記憶喪失の私はギルマス(強面)に拾われました【バレンタインSS投下】
かのこkanoko
恋愛
記憶喪失の私が強面のギルドマスターに拾われました。
名前も年齢も住んでた町も覚えてません。
ただ、ギルマスは何だか私のストライクゾーンな気がするんですが。
プロット無しで始める異世界ゆるゆるラブコメになる予定の話です。
小説家になろう様にも公開してます。
聖獣の卵を保護するため、騎士団長と契約結婚いたします。仮の妻なのに、なぜか大切にされすぎていて、溺愛されていると勘違いしてしまいそうです
石河 翠
恋愛
騎士団の食堂で働くエリカは、自宅の庭で聖獣の卵を発見する。
聖獣が大好きなエリカは保護を希望するが、領主に卵を預けるようにと言われてしまった。卵の保護主は、魔力や財力、社会的な地位が重要視されるというのだ。
やけになったエリカは場末の酒場で酔っ払ったあげく、通りすがりの騎士団長に契約結婚してほしいと唐突に泣きつく。すると意外にもその場で承諾されてしまった。
女っ気のない堅物な騎士団長だったはずが、妻となったエリカへの態度は甘く優しいもので、彼女は思わずときめいてしまい……。
素直でまっすぐ一生懸命なヒロインと、実はヒロインにずっと片思いしていた真面目な騎士団長の恋物語。
ハッピーエンドです。
この作品は、他サイトにも投稿しております。
表紙絵は、写真ACよりチョコラテさまの作品(写真ID749781)をお借りしております。
とっていただく責任などありません
まめきち
恋愛
騎士団で働くヘイゼルは魔物の討伐の際に、
団長のセルフイスを庇い、魔法陣を踏んでしまう。
この魔法陣は男性が踏むと女性に転換するもので、女性のヘイゼルにはほとんど影響のない物だった。だか国からは保証金が出たので、騎士を辞め、念願の田舎暮らしをしようとしたが!?
ヘイゼルの事をずっと男性だと思っていたセルフイスは自分のせいでヘイゼルが職を失っただと思って来まい。
責任を取らなければとセルフイスから、
追いかけられる羽目に。
面倒くさがりやの異世界人〜微妙な美醜逆転世界で〜
蝋梅
恋愛
仕事帰り電車で寝ていた雅は、目が覚めたら満天の夜空が広がる場所にいた。目の前には、やたら美形な青年が騒いでいる。どうしたもんか。面倒くさいが口癖の主人公の異世界生活。
短編ではありませんが短めです。
別視点あり
転生したので推し活をしていたら、推しに溺愛されました。
ラム猫
恋愛
異世界に転生した|天音《あまね》ことアメリーは、ある日、この世界が前世で熱狂的に遊んでいた乙女ゲームの世界であることに気が付く。
『煌めく騎士と甘い夜』の攻略対象の一人、騎士団長シオン・アルカス。アメリーは、彼の大ファンだった。彼女は喜びで飛び上がり、推し活と称してこっそりと彼に贈り物をするようになる。
しかしその行為は推しの目につき、彼に興味と執着を抱かれるようになったのだった。正体がばれてからは、あろうことか美しい彼の側でお世話係のような役割を担うことになる。
彼女は推しのためならばと奮闘するが、なぜか彼は彼女に甘い言葉を囁いてくるようになり……。
※この作品は、『小説家になろう』様『カクヨム』様にも投稿しています。