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回り出す運命
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俺とライは3月の遠征を終え、連れてきた部隊と共に神殿への帰途についた。神殿領は他国に比べれば小さいが、魔物の生息する森が大半を占めているため定期的に討伐が必要だ。俺たちが率いる精鋭部隊は、魔物の中でも特に凶暴な魔物が多く生息する火山の森、湖水の森、断崖の森を担当している。帰途に就いて5日。
「何だかそわそわして、落ち着かない」
副隊長のライが夜営の最中にポツンと溢した。その意見には賛成だ。俺も尻が落ち着かず、急き立てられている感じがずっとしている。
「ああ。嫌な感じはないが・・・・。ガードナー!ナジェル!」
俺は、連れてきた部隊の隊長と副官を呼んだ。
「は!」
「はい、はい」
「俺たちは先に行く。お前たちはいつも通り途中の森の間引きをしながら帰還しろ」
「承知。何か気にかかることでも?」
ガードナーは、俺たちが単騎で帰ることに不安を感じたのか、厳しい顔をしている。
「いや」
「別に悪いことばかりじゃないよ。何となく僕たちは早めに帰った方が良さそうってだけ」
「まあ、部隊長たちの勘は当たりますからね。我々はのんびり帰りますよ」
ナジェルはライの声と簡単な説明に特に何もなさそうだと感じたのか肩を竦めている。
「そうしてくれ」
翌日、俺とライは自分の天馬に跨がり、昼夜構わず飛ばし空中を駆け抜けた。この2頭は、まだ聖騎士になったばかりの頃、たまたま魔物に追われているところを助けて以来なつかれた。その時は子供の大きさだったこいつらも10年経った今では立派な天馬だ。そのお蔭で本来の帰還予定日よりも10日も早く神殿に辿り着いた。こういう時、馬でなく天馬というのは魔力さえ与えれば空を飛べる分、障害物が少ない上に最短距離をとれるから有難い。馬では2日ともたずに潰れただろう。
「アール、神殿長から明日の夕刻、精霊王の巫女の召喚の儀があると通達が届いてる。俺たちが遠征に向かった翌日に精霊王たちから連絡があったみたいだ」
「それか?」
「恐らくは」
確かにここに来る道すがらも人で溢れていた。俺たち聖騎士は一般とは違う門から入るが、正門からでは今日明日中に神殿に入ることは不可能だっただろう。周辺の街の宿屋も満員大入りだった。それくらい押し掛けてきていた。神殿内はバタバタと慌ただしく神官たちが駆けずり回っているし、各国から王族や貴族たちが詰め掛けているから警備も物々しい。その慌ただしさも翌日のお昼を過ぎる頃には落ち着きを取り戻した。夕刻の今は、召喚の間に溢れるほどの人が集い、精霊の巫女を固唾を飲んで待っている。俺とライは護衛も兼ねて舞台の隅を陣取った。そして、陽が傾き、夜のとばりが降り始める頃・・・・。祭壇が突然光り始めた。
「「「「おおおおおおおお!!!!!」」」」
その光景に周りからどよめきが起こる。目が眩むような光の中、俺はひとりの女性の姿を見た。長く艶やかな髪と、折れそうなほど細い腰とは反対に豊かな膨らみ。ふと視界の端に映ったライも俺と同じように魅入っている。魂を奪われたかのように身動き出来ない。と、突然その女性が何者かに突き飛ばされて光の中心から逸れてしまった。すると光はゆっくりと収束して、祭壇の中心には先ほど女性を突き飛ばした人物が姿を現し始めた。
「グッ!」
「ウッ!」
だが、俺は、いや俺たちはそれどころではなかった。突然、尋常ではない量の魔力が流れ込んできたのだ。自分の魔力とは反発しないものの、許容量ギリギリの魔力に膝を着きそうになるのを堪えて無理矢理に平静を取り繕う。あの突き飛ばされた女性は何処に?額に滲む汗を然り気無く拭いながら視線だけで彼女を探す。すぐに見つかった。彼女の着ていた服がこんもりと山になっていたからだ。この時には俺は自分が何者であるのか、彼女が何者であるのかを理解していた。だからすぐにその服の山に隠蔽をかけた。俺とライ以外は誰も彼女には気付いていない。
「ふう」
「アール」
「ああ、わかってる」
精霊王の巫女とされたあの女がダガートに伴われて召喚の間を後にしたのを確認した俺は気配を消し、彼女が埋まっているであろう服の山に静かに声をかけた。
「抱き上げるが、見つかりたくないなら声を出すなよ?」
ビクッと山が震えたが、声はなかった。すぐに俺はそれを抱きかかえマントに隠すと何事もなかったかのようにライと共にその場を後にしたが、宿舎に戻る道すがら誰にも会うことなく部屋まで来ることができた。誰も彼もあの女を気にして、一目見ようとあの女にあてがわれた部屋の近くをうろうろしているのだろう。あの女がとてもいい目眩ましになってくれていると思うと、ニヤリと嗤いが漏れる。ライも口許を押さえているところを見ると俺と同じことを考えていそうだ。
「寝てるね」
「疲れてるんだろう。隈がある」
小山をそっとベッドに降ろして、声をかけたが反応がない。何かあったのかとライと顔を見合わせて、急いで彼女を服の中から掘り出した。そこにはあどけなく眠る小さくなった彼女がいた。
「くそっ!あの女!」
「大丈夫だよ、アール。魔力が足りてないだけだから」
「分かってる!だが、あいつが突き飛ばさなきゃこんなことにはならなかっただろ!」
「お蔭で誰にも気づかれずに僕たちのところに来たんだし、1月間、この子に堂々とくっついていられるよ。その後も、ね」
役得役得とにこやかなライを見ていると、腹を立てているのがバカらしくなった。
「そうだな。それに、俺たちの封印も解けた」
「覚醒までしちゃったのはちょっと残念かな」
確かに、と思いつつ、穏やかな寝息をたてる彼女を着替えさせ、シーツにくるむと俺たちも隣で横になり、まだ幼い彼女のふくふくとした柔らかさを堪能した。
「何だかそわそわして、落ち着かない」
副隊長のライが夜営の最中にポツンと溢した。その意見には賛成だ。俺も尻が落ち着かず、急き立てられている感じがずっとしている。
「ああ。嫌な感じはないが・・・・。ガードナー!ナジェル!」
俺は、連れてきた部隊の隊長と副官を呼んだ。
「は!」
「はい、はい」
「俺たちは先に行く。お前たちはいつも通り途中の森の間引きをしながら帰還しろ」
「承知。何か気にかかることでも?」
ガードナーは、俺たちが単騎で帰ることに不安を感じたのか、厳しい顔をしている。
「いや」
「別に悪いことばかりじゃないよ。何となく僕たちは早めに帰った方が良さそうってだけ」
「まあ、部隊長たちの勘は当たりますからね。我々はのんびり帰りますよ」
ナジェルはライの声と簡単な説明に特に何もなさそうだと感じたのか肩を竦めている。
「そうしてくれ」
翌日、俺とライは自分の天馬に跨がり、昼夜構わず飛ばし空中を駆け抜けた。この2頭は、まだ聖騎士になったばかりの頃、たまたま魔物に追われているところを助けて以来なつかれた。その時は子供の大きさだったこいつらも10年経った今では立派な天馬だ。そのお蔭で本来の帰還予定日よりも10日も早く神殿に辿り着いた。こういう時、馬でなく天馬というのは魔力さえ与えれば空を飛べる分、障害物が少ない上に最短距離をとれるから有難い。馬では2日ともたずに潰れただろう。
「アール、神殿長から明日の夕刻、精霊王の巫女の召喚の儀があると通達が届いてる。俺たちが遠征に向かった翌日に精霊王たちから連絡があったみたいだ」
「それか?」
「恐らくは」
確かにここに来る道すがらも人で溢れていた。俺たち聖騎士は一般とは違う門から入るが、正門からでは今日明日中に神殿に入ることは不可能だっただろう。周辺の街の宿屋も満員大入りだった。それくらい押し掛けてきていた。神殿内はバタバタと慌ただしく神官たちが駆けずり回っているし、各国から王族や貴族たちが詰め掛けているから警備も物々しい。その慌ただしさも翌日のお昼を過ぎる頃には落ち着きを取り戻した。夕刻の今は、召喚の間に溢れるほどの人が集い、精霊の巫女を固唾を飲んで待っている。俺とライは護衛も兼ねて舞台の隅を陣取った。そして、陽が傾き、夜のとばりが降り始める頃・・・・。祭壇が突然光り始めた。
「「「「おおおおおおおお!!!!!」」」」
その光景に周りからどよめきが起こる。目が眩むような光の中、俺はひとりの女性の姿を見た。長く艶やかな髪と、折れそうなほど細い腰とは反対に豊かな膨らみ。ふと視界の端に映ったライも俺と同じように魅入っている。魂を奪われたかのように身動き出来ない。と、突然その女性が何者かに突き飛ばされて光の中心から逸れてしまった。すると光はゆっくりと収束して、祭壇の中心には先ほど女性を突き飛ばした人物が姿を現し始めた。
「グッ!」
「ウッ!」
だが、俺は、いや俺たちはそれどころではなかった。突然、尋常ではない量の魔力が流れ込んできたのだ。自分の魔力とは反発しないものの、許容量ギリギリの魔力に膝を着きそうになるのを堪えて無理矢理に平静を取り繕う。あの突き飛ばされた女性は何処に?額に滲む汗を然り気無く拭いながら視線だけで彼女を探す。すぐに見つかった。彼女の着ていた服がこんもりと山になっていたからだ。この時には俺は自分が何者であるのか、彼女が何者であるのかを理解していた。だからすぐにその服の山に隠蔽をかけた。俺とライ以外は誰も彼女には気付いていない。
「ふう」
「アール」
「ああ、わかってる」
精霊王の巫女とされたあの女がダガートに伴われて召喚の間を後にしたのを確認した俺は気配を消し、彼女が埋まっているであろう服の山に静かに声をかけた。
「抱き上げるが、見つかりたくないなら声を出すなよ?」
ビクッと山が震えたが、声はなかった。すぐに俺はそれを抱きかかえマントに隠すと何事もなかったかのようにライと共にその場を後にしたが、宿舎に戻る道すがら誰にも会うことなく部屋まで来ることができた。誰も彼もあの女を気にして、一目見ようとあの女にあてがわれた部屋の近くをうろうろしているのだろう。あの女がとてもいい目眩ましになってくれていると思うと、ニヤリと嗤いが漏れる。ライも口許を押さえているところを見ると俺と同じことを考えていそうだ。
「寝てるね」
「疲れてるんだろう。隈がある」
小山をそっとベッドに降ろして、声をかけたが反応がない。何かあったのかとライと顔を見合わせて、急いで彼女を服の中から掘り出した。そこにはあどけなく眠る小さくなった彼女がいた。
「くそっ!あの女!」
「大丈夫だよ、アール。魔力が足りてないだけだから」
「分かってる!だが、あいつが突き飛ばさなきゃこんなことにはならなかっただろ!」
「お蔭で誰にも気づかれずに僕たちのところに来たんだし、1月間、この子に堂々とくっついていられるよ。その後も、ね」
役得役得とにこやかなライを見ていると、腹を立てているのがバカらしくなった。
「そうだな。それに、俺たちの封印も解けた」
「覚醒までしちゃったのはちょっと残念かな」
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