14 / 22
子にゃんこ、平和を満喫する
しおりを挟む
楽しい夜会も終わり、私は平和な日々を送っている。あの王様の宣言から、書状を受け取った全員の解呪をしたとアーノから聞いた。魔力を封じる必要があったのは、予定通り第3王子とその取り巻き3人のみで、アーノには魔術具を着ける場所に呆れられた。それを取り付ける人も監視のために居合わせた人も全員が叫びたいのを堪えていたそうだ。
「フィー、何処に着けさせたんだ?」
「え?それ聞いちゃうの、ザム」
私の口からは言えない。
「聞いたらダメなのか?」
アーノは隣で爆笑している。笑うくらいなら教えてあげてほしい。
「そうしたのは貴女ですよね?」
正論だ。
「ダメじゃなくて・・・・」
視線が自然とザムの股間を見てしまった。ザムはすぐに私の視線に気づいたようだ。
「わかった。言わなくていい。屈辱だな」
「ちょっとした遊び心だよ・・・・」
何とも言えない言い訳にザムの顔が困ったように歪んだけど、それ以上の追求はなかった。そっと視線を明後日の方へと逸らしたのは、悪のりしすぎた自覚があるからだ。今さら手遅れだけど。
平和なのは良いことだ。
私は結局、ザムに小さめの鍋を購入してもらい、毎日薬草をことことしている。その隣では、ザムが料理の最中だ。いろんなゴタゴタが片付き、騎士団も今はそれなりに暇なようだ。
違った。騎士団は各部隊毎に定期的に王都の周囲や領地を持つ貴族からの要請であちこち魔獣狩りに出ている。団長のザムの仕事は書類を片付けることだから、それに着いていくことはない。暇なのはザムだった。
この5月、ザムは2時~4時までの厨房が空く時間に毎日料理長から直接指導を受けて、料理に励んでいる。実は凝り性だったらしく、簡単なサンドイッチから始まったそれは、今ではスープ、魚料理、肉料理の基本的なものは制覇し、創作料理を作るまでに至った。料理長も驚きの器用さと勘らしい。お蔭で私の食事はとても充実している。朝と昼は食堂に通っているけど、夕食だけはザムの手作りになった。最近では、お菓子作りにも手を出している。今や私のインベントリーは、お菓子で一杯だ。美味しいから何も言うまい。
お礼に、私は薬草をことことして、各種ポーションを量産している。あと1月もすれば、騎士団は毎年恒例の魔獣狩りに出る。これには団長であるザムも同行する。隣国を牽制する意味もあるらしい。備えあれば憂いなし!だ。
そんな平和を楽しんでいたある日、アーノが不吉な話しを持ち込んできた。
「フィリア、例の魔道具から反応がありました。場所は、隣国、マルセー王国。今、カイザーが調査中です」
「マルセー王国って、来月ザム達が魔獣狩りに行く場所と国境を接してるよね?」
「そうですね。何事もなければいいのですが、念のため、貴女も団長に同行してください」
「わかった」
私は魔女の勘なのか、それとも女の勘なのか、とても嫌な気配がしてならない。髭がピリピリする。とりあえず、できるだけの準備をしようとポーションだけでなく、使い捨ての魔道具も創ることにした。私がせっせと創り貯めている中、ザムがいつもの5倍厳めしい顔で部屋に戻ってきた。
「どうしたの?」
「何がだ?」
「顔、怖いよ?」
「いつものことだ。・・・・いや、そうだな。インリア辺境伯から支援要請があった。辺境伯所属の騎士団が半壊状態だそうだ。予定より10日程早いが、明日出発する」
「インリア辺境伯?そこってマルセー王国と国境を接してるところ?」
「ああ、そうだ」
「そっか。朝起きてなかったら、ザムのポケットに入れておいて。そのうち起きるから」
「は?着いてくるつもりか?」
「え?アーノに聞いてないの?なんか、魔女の仕事が絡みそうだから、ついでに連れていってもらえ的なこと言われたよ?」
「聞いてない。あちらの状況もわからんし、ここに居た方がいい」
「それは、無理。どのみち行くことになるから。この姿で独りで行くのはちょっと・・・・」
「独りで行くのか?その姿で?・・・・それなら、同行させる方がましか。仕方ない」
置いていかれたら、アーノがザムのところに転移で届けると思う、お小言付きで。
「うん。ちょっとアーノのところに行ってくるね」
私はカイザーの調査状況をアーノに確認したが、あまり芳しくはなかった。禁術が使われたのは間違いないそうだ。が、どの禁術なのか、特定ができていない。痕跡はある。悪魔召喚、キメラ作成、暗黒門の取得。この3つには絞ったらしい。使われた場所はマルセー王国の王宮の地下。カイザーが分からないなんて、余程巧妙に魔方陣を構築したんだろうか?そんなこと、出来るの?
「ねぇ、それ全部一度に実行したらどうなるの?」
「は?それこそ、どのくらいの魔力が必要か。我々魔女でもひとりは間違いなく死にますよ」
「生け贄がいたら?」
「それでもひとつにつき魔力の多い者が100人、魔術師が50人は要ります。3つなら3倍です」
「うーん。その3つが相互に関わることでどうにかならないの?暗黒門は魔力の宝庫だよね?魔女で行方不明者がいるとか」
「いやに拘りますね?」
「なんか、アーノに話を聞いてから髭がピリピリしっぱなしなんだよね」
「師匠たちにも話を通しておきましょう。あなたの勘は侮れませんからね。行方不明者はいません。全員所在が明らかです」
「そっか。よかった。私は明日からザムとインリア辺境に向かうから、師匠によろしく」
もう、私には嫌な予感しかしなかった。
行きたくない・・・・。
「フィー、何処に着けさせたんだ?」
「え?それ聞いちゃうの、ザム」
私の口からは言えない。
「聞いたらダメなのか?」
アーノは隣で爆笑している。笑うくらいなら教えてあげてほしい。
「そうしたのは貴女ですよね?」
正論だ。
「ダメじゃなくて・・・・」
視線が自然とザムの股間を見てしまった。ザムはすぐに私の視線に気づいたようだ。
「わかった。言わなくていい。屈辱だな」
「ちょっとした遊び心だよ・・・・」
何とも言えない言い訳にザムの顔が困ったように歪んだけど、それ以上の追求はなかった。そっと視線を明後日の方へと逸らしたのは、悪のりしすぎた自覚があるからだ。今さら手遅れだけど。
平和なのは良いことだ。
私は結局、ザムに小さめの鍋を購入してもらい、毎日薬草をことことしている。その隣では、ザムが料理の最中だ。いろんなゴタゴタが片付き、騎士団も今はそれなりに暇なようだ。
違った。騎士団は各部隊毎に定期的に王都の周囲や領地を持つ貴族からの要請であちこち魔獣狩りに出ている。団長のザムの仕事は書類を片付けることだから、それに着いていくことはない。暇なのはザムだった。
この5月、ザムは2時~4時までの厨房が空く時間に毎日料理長から直接指導を受けて、料理に励んでいる。実は凝り性だったらしく、簡単なサンドイッチから始まったそれは、今ではスープ、魚料理、肉料理の基本的なものは制覇し、創作料理を作るまでに至った。料理長も驚きの器用さと勘らしい。お蔭で私の食事はとても充実している。朝と昼は食堂に通っているけど、夕食だけはザムの手作りになった。最近では、お菓子作りにも手を出している。今や私のインベントリーは、お菓子で一杯だ。美味しいから何も言うまい。
お礼に、私は薬草をことことして、各種ポーションを量産している。あと1月もすれば、騎士団は毎年恒例の魔獣狩りに出る。これには団長であるザムも同行する。隣国を牽制する意味もあるらしい。備えあれば憂いなし!だ。
そんな平和を楽しんでいたある日、アーノが不吉な話しを持ち込んできた。
「フィリア、例の魔道具から反応がありました。場所は、隣国、マルセー王国。今、カイザーが調査中です」
「マルセー王国って、来月ザム達が魔獣狩りに行く場所と国境を接してるよね?」
「そうですね。何事もなければいいのですが、念のため、貴女も団長に同行してください」
「わかった」
私は魔女の勘なのか、それとも女の勘なのか、とても嫌な気配がしてならない。髭がピリピリする。とりあえず、できるだけの準備をしようとポーションだけでなく、使い捨ての魔道具も創ることにした。私がせっせと創り貯めている中、ザムがいつもの5倍厳めしい顔で部屋に戻ってきた。
「どうしたの?」
「何がだ?」
「顔、怖いよ?」
「いつものことだ。・・・・いや、そうだな。インリア辺境伯から支援要請があった。辺境伯所属の騎士団が半壊状態だそうだ。予定より10日程早いが、明日出発する」
「インリア辺境伯?そこってマルセー王国と国境を接してるところ?」
「ああ、そうだ」
「そっか。朝起きてなかったら、ザムのポケットに入れておいて。そのうち起きるから」
「は?着いてくるつもりか?」
「え?アーノに聞いてないの?なんか、魔女の仕事が絡みそうだから、ついでに連れていってもらえ的なこと言われたよ?」
「聞いてない。あちらの状況もわからんし、ここに居た方がいい」
「それは、無理。どのみち行くことになるから。この姿で独りで行くのはちょっと・・・・」
「独りで行くのか?その姿で?・・・・それなら、同行させる方がましか。仕方ない」
置いていかれたら、アーノがザムのところに転移で届けると思う、お小言付きで。
「うん。ちょっとアーノのところに行ってくるね」
私はカイザーの調査状況をアーノに確認したが、あまり芳しくはなかった。禁術が使われたのは間違いないそうだ。が、どの禁術なのか、特定ができていない。痕跡はある。悪魔召喚、キメラ作成、暗黒門の取得。この3つには絞ったらしい。使われた場所はマルセー王国の王宮の地下。カイザーが分からないなんて、余程巧妙に魔方陣を構築したんだろうか?そんなこと、出来るの?
「ねぇ、それ全部一度に実行したらどうなるの?」
「は?それこそ、どのくらいの魔力が必要か。我々魔女でもひとりは間違いなく死にますよ」
「生け贄がいたら?」
「それでもひとつにつき魔力の多い者が100人、魔術師が50人は要ります。3つなら3倍です」
「うーん。その3つが相互に関わることでどうにかならないの?暗黒門は魔力の宝庫だよね?魔女で行方不明者がいるとか」
「いやに拘りますね?」
「なんか、アーノに話を聞いてから髭がピリピリしっぱなしなんだよね」
「師匠たちにも話を通しておきましょう。あなたの勘は侮れませんからね。行方不明者はいません。全員所在が明らかです」
「そっか。よかった。私は明日からザムとインリア辺境に向かうから、師匠によろしく」
もう、私には嫌な予感しかしなかった。
行きたくない・・・・。
39
あなたにおすすめの小説
冷徹団長の「ここにいろ」は、騎士団公認の“抱きしめ命令”です
星乃和花
恋愛
⭐︎完結済ー全16話+後日談5話⭐︎
王都最硬派、規律と責任の塊――騎士団長ヴァルド・アークライトは、夜の見回り中に路地で“落とし物”を拾った。
……いや、拾ったのは魔物の卵ではなく、道端で寝ていた少女だった。しかも目覚めた彼女は満面の笑みで「落とし物です!拾ってくださってありがとうございます!」と言い張り、団長の屋敷を“保護施設”だと勘違いして、掃除・料理・当番表作りに騎士の悩み相談まで勝手に開始。
追い出せば泣く、士気は落ちる、そして何より――ヴァルド自身の休息が、彼女の存在に依存し始めていく。
無表情のまま「危ないから、ここにいろ」と命令し続ける団長に、周囲はざわつく。「それ、溺愛ですよ」
騎士団内ではついに“団長語翻訳係”まで誕生し、命令が全部“愛の保護”に変換されていく甘々溺愛コメディ!
【完結】たれ耳うさぎの伯爵令嬢は、王宮魔術師様のお気に入り
楠結衣
恋愛
華やかな卒業パーティーのホール、一人ため息を飲み込むソフィア。
たれ耳うさぎ獣人であり、伯爵家令嬢のソフィアは、学園の噂に悩まされていた。
婚約者のアレックスは、聖女と呼ばれる美少女と婚約をするという。そんな中、見せつけるように、揃いの色のドレスを身につけた聖女がアレックスにエスコートされてやってくる。
しかし、ソフィアがアレックスに対して不満を言うことはなかった。
なぜなら、アレックスが聖女と結婚を誓う魔術を使っているのを偶然見てしまったから。
せめて、婚約破棄される瞬間は、アレックスのお気に入りだったたれ耳が、可愛く見えるように願うソフィア。
「ソフィーの耳は、ふわふわで気持ちいいね」
「ソフィーはどれだけ僕を夢中にさせたいのかな……」
かつて掛けられた甘い言葉の数々が、ソフィアの胸を締め付ける。
執着していたアレックスの真意とは?ソフィアの初恋の行方は?!
見た目に自信のない伯爵令嬢と、伯爵令嬢のたれ耳をこよなく愛する見た目は余裕のある大人、中身はちょっぴり変態な先生兼、王宮魔術師の溺愛ハッピーエンドストーリーです。
*全16話+番外編の予定です
*あまあです(ざまあはありません)
*2023.2.9ホットランキング4位 ありがとうございます♪
【完結】余命半年の元聖女ですが、最期くらい騎士団長に恋をしてもいいですか?
金森しのぶ
恋愛
神の声を聞く奇跡を失い、命の灯が消えかけた元・聖女エルフィア。
余命半年の宣告を受け、静かに神殿を去った彼女が望んだのは、誰にも知られず、人のために最後の時間を使うこと――。
しかし運命は、彼女を再び戦場へと導く。
かつて命を賭して彼女を守った騎士団長、レオン・アルヴァースとの再会。
偽名で身を隠しながら、彼のそばで治療師見習いとして働く日々。
笑顔と優しさ、そして少しずつ重なる想い。
だけど彼女には、もう未来がない。
「これは、人生で最初で最後の恋でした。――でもそれは、永遠になりました。」
静かな余生を願った元聖女と、彼女を愛した騎士団長が紡ぐ、切なくて、温かくて、泣ける恋物語。
余命×再会×片恋から始まる、ほっこりじんわり異世界ラブストーリー。
『階段対策会議(※恋愛)――年上騎士団長の健康管理が過剰です』
星乃和花
恋愛
【完結済:全9話】
経理兼給仕のクラリスは、騎士団で働くただの事務員――のはずだった。
なのに、年上で情緒に欠ける騎士団長グラントにある日突然こう言われる。
「君は転倒する可能性がある。――健康管理対象にする」
階段対策会議、動線の変更、手をつなぐのは転倒防止、ストール支給は防寒対策。
全部合理的、全部正しい。……正しいはずなのに!
「頬が赤い。必要だ」
「君を、大事にしたい」
真顔で“強い言葉”を投下してくる団長に、乙女心を隠すクラリスの心拍数は業務超過。
さらに副団長ローレンは胃薬片手に「恋は会議にするな!!」と絶叫中!?
これは健康管理?それとも恋愛?
――答え合わせの前に、まず“階段(概念)“をご確認ください。
氷狼陛下のお茶会と溺愛は比例しない!フェンリル様と会話できるようになったらオプションがついてました!
屋月 トム伽
恋愛
ディティーリア国の末王女のフィリ―ネは、社交なども出させてもらえず、王宮の離れで軟禁同様にひっそりと育っていた。そして、18歳になると大国フェンヴィルム国の陛下に嫁ぐことになった。
どこにいても変わらない。それどころかやっと外に出られるのだと思い、フェンヴィルム国の陛下フェリクスのもとへと行くと、彼はフィリ―ネを「よく来てくれた」と迎え入れてくれた。
そんなフィリ―ネに、フェリクスは毎日一緒にお茶をして欲しいと頼んでくる。
そんなある日フェリクスの幻獣フェンリルに出会う。話相手のいないフィリ―ネはフェンリルと話がしたくて「心を通わせたい」とフェンリルに願う。
望んだとおりフェンリルと言葉が通じるようになったが、フェンリルの幻獣士フェリクスにまで異変が起きてしまい……お互いの心の声が聞こえるようになってしまった。
心の声が聞こえるのは、フェンリル様だけで十分なのですが!
※あらすじは時々書き直します!
【完結】モブ令嬢としてひっそり生きたいのに、腹黒公爵に気に入られました
22時完結
恋愛
貴族の家に生まれたものの、特別な才能もなく、家の中でも空気のような存在だったセシリア。
華やかな社交界には興味もないし、政略結婚の道具にされるのも嫌。だからこそ、目立たず、慎ましく生きるのが一番——。
そう思っていたのに、なぜか冷酷無比と名高いディートハルト公爵に目をつけられてしまった!?
「……なぜ私なんですか?」
「君は実に興味深い。そんなふうにおとなしくしていると、余計に手を伸ばしたくなる」
ーーそんなこと言われても困ります!
目立たずモブとして生きたいのに、公爵様はなぜか私を執拗に追いかけてくる。
しかも、いつの間にか甘やかされ、独占欲丸出しで迫られる日々……!?
「君は俺のものだ。他の誰にも渡すつもりはない」
逃げても逃げても追いかけてくる腹黒公爵様から、私は無事にモブ人生を送れるのでしょうか……!?
聖女の座を追われた私は田舎で畑を耕すつもりが、辺境伯様に「君は畑担当ね」と強引に任命されました
さら
恋愛
王都で“聖女”として人々を癒やし続けてきたリーネ。だが「加護が弱まった」と政争の口実にされ、無慈悲に追放されてしまう。行き場を失った彼女が選んだのは、幼い頃からの夢――のんびり畑を耕す暮らしだった。
ところが辺境の村にたどり着いた途端、無骨で豪胆な領主・辺境伯に「君は畑担当だ」と強引に任命されてしまう。荒れ果てた土地、困窮する領民たち、そして王都から伸びる陰謀の影。追放されたはずの聖女は、鍬を握り、祈りを土に注ぐことで再び人々に希望を芽吹かせていく。
「畑担当の聖女さま」と呼ばれながら笑顔を取り戻していくリーネ。そして彼女を真っ直ぐに支える辺境伯との距離も、少しずつ近づいて……?
畑から始まるスローライフと、不器用な辺境伯との恋。追放された聖女が見つけた本当の居場所は、王都の玉座ではなく、土と緑と温かな人々に囲まれた辺境の畑だった――。
【完結】死の4番隊隊長の花嫁候補に選ばれました~鈍感女は溺愛になかなか気付かない~
白井ライス
恋愛
時は血で血を洗う戦乱の世の中。
国の戦闘部隊“黒炎の龍”に入隊が叶わなかった主人公アイリーン・シュバイツァー。
幼馴染みで喧嘩仲間でもあったショーン・マクレイリーがかの有名な特効部隊でもある4番隊隊長に就任したことを知る。
いよいよ、隣国との戦争が間近に迫ったある日、アイリーンはショーンから決闘を申し込まれる。
これは脳筋女と恋に不器用な魔術師が結ばれるお話。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる