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四十一
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「見て~主! アオ帽子ヨークにいにから買って貰ったよ!」
「アオ似合ってるじゃん!」
ひまわりのリースが魔法使いが被ってそうな帽子にかかっている。無邪気で明るいアオにとてもよく似合っている。
どうやらヨークとアオは先に遊園地に入っていたようだ。
「主!ここはね~その人に合う帽子を目の前にある機械がつくってくれるんだよ!主もやってみたら?」
「いや…俺はいいよ」
「そんなこと言わないでよ!主が主役なのに」
「主役?」
「今日は何の日か主忘れたの?」
「…あ」
すっかり忘れていた。自分の誕生日だって言う事を。
「主…自分の誕生日を忘れちゃうなんて…主らしいよ」
ふっと笑うヨークにどういう意味と言いかけて止めた。
俺の誕生日のためにわざわざ遊園地にみんなが誘ってくれたことが何よりも嬉しい。
「ってことで主も帽子を作りなよ」
ヨークに押され俺は機械に頭を向ける。
お金の投入口を見てぞっとする…三万円…
すっと札を握った手が伸びる。そのまま投入口にお金が入る。
見覚えのある手…誰だろうと思い顔をあげるとリギアだった。
「…誕生日くらいお祝いさせてください。おめでとうございます」
「え!? リギアさん僕の誕生日なんてろくに祝ってくれなかったのにね なんか主には素直だね?」
「…るせぇよ…ったく」
「そこまでにしましょう。主役の凪様が困ってしまいます」
「いえ…仲のいい様子を見ているとなんだか和むので…可愛いなって」
つい口に出てしまった。…あれ?二人とも顔を赤くしてどうしたんだろう
「…主さ…ほんとずるいんだよね…なんていうか…天然人たらし」
「今回ばかりはヨークの言葉に否定できない」
いやそれは…弁解しようとしていると帽子が完成したようだった。
………え……メイドの帽子…? これを被れと…?
この機械趣味が悪くないか……?
俺がメイドの帽子を被った瞬間、全員の執事達の目が輝いた。
……見なかった事にしようか
「アオ似合ってるじゃん!」
ひまわりのリースが魔法使いが被ってそうな帽子にかかっている。無邪気で明るいアオにとてもよく似合っている。
どうやらヨークとアオは先に遊園地に入っていたようだ。
「主!ここはね~その人に合う帽子を目の前にある機械がつくってくれるんだよ!主もやってみたら?」
「いや…俺はいいよ」
「そんなこと言わないでよ!主が主役なのに」
「主役?」
「今日は何の日か主忘れたの?」
「…あ」
すっかり忘れていた。自分の誕生日だって言う事を。
「主…自分の誕生日を忘れちゃうなんて…主らしいよ」
ふっと笑うヨークにどういう意味と言いかけて止めた。
俺の誕生日のためにわざわざ遊園地にみんなが誘ってくれたことが何よりも嬉しい。
「ってことで主も帽子を作りなよ」
ヨークに押され俺は機械に頭を向ける。
お金の投入口を見てぞっとする…三万円…
すっと札を握った手が伸びる。そのまま投入口にお金が入る。
見覚えのある手…誰だろうと思い顔をあげるとリギアだった。
「…誕生日くらいお祝いさせてください。おめでとうございます」
「え!? リギアさん僕の誕生日なんてろくに祝ってくれなかったのにね なんか主には素直だね?」
「…るせぇよ…ったく」
「そこまでにしましょう。主役の凪様が困ってしまいます」
「いえ…仲のいい様子を見ているとなんだか和むので…可愛いなって」
つい口に出てしまった。…あれ?二人とも顔を赤くしてどうしたんだろう
「…主さ…ほんとずるいんだよね…なんていうか…天然人たらし」
「今回ばかりはヨークの言葉に否定できない」
いやそれは…弁解しようとしていると帽子が完成したようだった。
………え……メイドの帽子…? これを被れと…?
この機械趣味が悪くないか……?
俺がメイドの帽子を被った瞬間、全員の執事達の目が輝いた。
……見なかった事にしようか
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