誰かが一度は思ったこと

すぷふら

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明日を想うこと

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家には病気の家族がいる
普通に生活している

私はよく知らない
詳しくは知ろうとは思わない

でもその病気で亡くなった人も
統計上はごまんといる

その病人は毎日毎日私らのために
洗濯をして
買い物をして
料理をして
スマホゲームのログインボーナスをもらって
懐かしいアルバムなんか眺めたり
明るいボケをしたり
暗いことを言い出したりする。

もし自分が死んだら、どうするか
とかも、もちろん話題にしてくる

それとは別に、
明日のご飯をどうするかとか
買い物にいつ行こうかとか
来月のスケジュール帳についてとか
普通のことも言う。

この人はいつかは死ぬのかな。
こんなにも明日を当たり前に思っているのに
こんなにも明日の誰かを想っているのに。

なんて考えたけど、
私にも明日死ぬ可能性はあるから
明日を想うことって
誰にとってもなんだかおこがましいものなのだね。
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