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逮捕
翌日。
私が待ち合わせの時間より少し早く行くと、結城くんはもう来ていて。
結城くんを見つけると、思わず駆け出していた。
「結城くん!ごめんね、待たせちゃって」
「平気。俺も来たところだから。それじゃあ、行こうか。今日はどこに行く?」
「そうねぇ……ウィンドウショッピングがしたいかな」
「莉恵さん、こういうお店見て回るの好きだよね。先週も楽しそうに見てたし」
「えっ!?そうだったかしら?ごめんね、嫌なら……」
「でも、楽しそうに雑貨とか見て回る莉恵さんが可愛くて好きだから俺もそういう時間が好きになった。だから、今日ものんびり見て回ろう」
可愛いと好きという言葉に恥ずかしくなって。
「(あぁ、私、五歳も年下の子を好きになっている……)」
私たちは横に並んで歩く。
結城くんは私のペースに合わせてくれて。
「(周りからはどう見えているんだろう?
姉弟?
先輩後輩?
仲の良いお友達?
それとも……)」
「あ、そうだ。莉恵さん」
「え?何?」
「あのおっさん、昨日の夜、捕まったって。知り合いから今朝連絡来たんだ」
「そうなの?それじゃあ、これで私も安心ね」
「(あれ?
じゃあ、もう結城くんとこうやって会えなくなるの?
それは嫌……
私、もっと結城くんと一緒にいたい)」
「莉恵さん?」
「え?あ、何?」
私が考え込んでいると結城くんが覗き込むようにして私を見ていた。
「……あのさ、あのおっさんの私物ってまだある?」
「え?」
そう言えば、面倒臭くて片付けてなかった気がする。
「(でも、どうしてそんなこと聞くんだろう?)」
「ど、どうしてそんなこと聞くの?」
「えっと、捕まったんだけど容疑否認してるらしくて。警察の証拠も不十分だから何か物的証拠になりそうなもん知らないかって聞かれてて……なければいいんだ。あっても複雑だし……」
最後の方は小さくて聞き取れなかったけれど、困っているらしいことは理解した。
「片付けてないからまだあると思うわ。全部持っていってもらわないけれど……」
「え……そう、なんだ。えっと、じゃあ、知り合いに電話して取りに来てもらうけどいい?」
「えぇ、もちろん。迷惑じゃなかったら今から来てもらいましょう。結城くんの知り合いなら安心できそうだし」
「……分かった。ちょっと待ってて」
そう言うと結城くんはその人に電話をかける。
私が待ち合わせの時間より少し早く行くと、結城くんはもう来ていて。
結城くんを見つけると、思わず駆け出していた。
「結城くん!ごめんね、待たせちゃって」
「平気。俺も来たところだから。それじゃあ、行こうか。今日はどこに行く?」
「そうねぇ……ウィンドウショッピングがしたいかな」
「莉恵さん、こういうお店見て回るの好きだよね。先週も楽しそうに見てたし」
「えっ!?そうだったかしら?ごめんね、嫌なら……」
「でも、楽しそうに雑貨とか見て回る莉恵さんが可愛くて好きだから俺もそういう時間が好きになった。だから、今日ものんびり見て回ろう」
可愛いと好きという言葉に恥ずかしくなって。
「(あぁ、私、五歳も年下の子を好きになっている……)」
私たちは横に並んで歩く。
結城くんは私のペースに合わせてくれて。
「(周りからはどう見えているんだろう?
姉弟?
先輩後輩?
仲の良いお友達?
それとも……)」
「あ、そうだ。莉恵さん」
「え?何?」
「あのおっさん、昨日の夜、捕まったって。知り合いから今朝連絡来たんだ」
「そうなの?それじゃあ、これで私も安心ね」
「(あれ?
じゃあ、もう結城くんとこうやって会えなくなるの?
それは嫌……
私、もっと結城くんと一緒にいたい)」
「莉恵さん?」
「え?あ、何?」
私が考え込んでいると結城くんが覗き込むようにして私を見ていた。
「……あのさ、あのおっさんの私物ってまだある?」
「え?」
そう言えば、面倒臭くて片付けてなかった気がする。
「(でも、どうしてそんなこと聞くんだろう?)」
「ど、どうしてそんなこと聞くの?」
「えっと、捕まったんだけど容疑否認してるらしくて。警察の証拠も不十分だから何か物的証拠になりそうなもん知らないかって聞かれてて……なければいいんだ。あっても複雑だし……」
最後の方は小さくて聞き取れなかったけれど、困っているらしいことは理解した。
「片付けてないからまだあると思うわ。全部持っていってもらわないけれど……」
「え……そう、なんだ。えっと、じゃあ、知り合いに電話して取りに来てもらうけどいい?」
「えぇ、もちろん。迷惑じゃなかったら今から来てもらいましょう。結城くんの知り合いなら安心できそうだし」
「……分かった。ちょっと待ってて」
そう言うと結城くんはその人に電話をかける。
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