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ピラミッド探索
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「おい!止まれ!ここから先は、2名以上は入れないぞ」
兵士が制止する。
ピラミッドの入り口には、兵士二人がいて、検閲が入る。遺跡の内部には、
暗い、松明のみで明かりが照らされていた。
「ぜぇーったい、イヤですわ!」
「そうだそうだ!」
「いやいや、フィーン、アサド、言うことには従わないと…」
「……」
「ウルファとアシュラフの二人だけでなんて、危なっかしくて見ていられませんの!」
杖を向けて兵士に対して文句を言うフィーンと、槍を向けるアサド。なだめるウルファ。アシュラフはだんまりを決め込んでいる。
しばらくそんなやり取りが続いていると、アシュラフが口を開いた。
「ウルファ、誕生日おめでとう」
「えっ!?急にだね!?ありがと、う?」
「ということで、何種類かのソフトドリンクを用意してみた。僕の手作りなんだよ。飲んでみて」
アシュラフは5、6種類のソフトドリンクをひみつカバンから出して、ウルファに勧めた。
「うん?これは、アサブジュースかな?」
「当たり。エジプトのジュースといえばこれでしょ。じゃあ、これはなんだと思う?」
「んん?何だろう?」
「正解はアラスースジュースだよ」
「ウルファ!アシュラフ!私達もお供する許可が出ましたわよ!」
「おーい!早く来いよ!」
フィーンとアサドが手を振って、ウルファとアシュラフを呼んだ。兵士を説き伏せたらしい。
「ウルファ、行こう?」
「うん」
アシュラフがソフトドリンクを片付けて、ウルファに呼びかける。
そうして、二人は歩き出した。
兵士が制止する。
ピラミッドの入り口には、兵士二人がいて、検閲が入る。遺跡の内部には、
暗い、松明のみで明かりが照らされていた。
「ぜぇーったい、イヤですわ!」
「そうだそうだ!」
「いやいや、フィーン、アサド、言うことには従わないと…」
「……」
「ウルファとアシュラフの二人だけでなんて、危なっかしくて見ていられませんの!」
杖を向けて兵士に対して文句を言うフィーンと、槍を向けるアサド。なだめるウルファ。アシュラフはだんまりを決め込んでいる。
しばらくそんなやり取りが続いていると、アシュラフが口を開いた。
「ウルファ、誕生日おめでとう」
「えっ!?急にだね!?ありがと、う?」
「ということで、何種類かのソフトドリンクを用意してみた。僕の手作りなんだよ。飲んでみて」
アシュラフは5、6種類のソフトドリンクをひみつカバンから出して、ウルファに勧めた。
「うん?これは、アサブジュースかな?」
「当たり。エジプトのジュースといえばこれでしょ。じゃあ、これはなんだと思う?」
「んん?何だろう?」
「正解はアラスースジュースだよ」
「ウルファ!アシュラフ!私達もお供する許可が出ましたわよ!」
「おーい!早く来いよ!」
フィーンとアサドが手を振って、ウルファとアシュラフを呼んだ。兵士を説き伏せたらしい。
「ウルファ、行こう?」
「うん」
アシュラフがソフトドリンクを片付けて、ウルファに呼びかける。
そうして、二人は歩き出した。
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