【完結】悪魔の方舟【R18】

有喜多亜里

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悪魔の方舟

4 虚偽と詐欺

 〈レイヴン〉に乗艦してからほぼ四年。
 初めて入室したブリッジは、ウィルの想像以上に狭かった。
 中央に艦長席と思しき大きなデスクとシート。そこから壁側に向かって、同心円状に無人のシートが立ち並んでいる。
 機械音がしているからコンピュータは動いているのだろうが、プラネタリウムのような全方位型スクリーンは何の映像も映し出しておらず、ただの黒い壁と化していた。
 ウィルがブリッジの中を見回している間に、エドは艦長席近くのシートの一つに腰を下ろすと、まるでここのクルーさながらにコンソールを操作しだした。

(何か、ピアニストみたいだな)

 エドの指は長くて綺麗だ。料理はともかく、絶対農作業などさせてはいけない。今度から手伝うと言われても、断固として拒否しよう。
 エドの邪魔はさせないよう、両腕でしっかりレオを抱えこんだまま、ウィルはひそかに決意した。

 * * *

「ウィル。おまえ、ブリッジに行ったことあるか?」

 エドにそう訊ねられたのは、今日の午前中。
 まさにその農作業をエデンで手伝ってもらっていたときのことだった。

「ブリッジ?」

 何の脈絡もなくてウィルは面食らったが、質問自体には正直に答えた。

「ううん、ないよ。あそこは軍人しか入れないから。俺は軍属で軍人じゃないから、ブリッジに入れる資格がないんだ」
「資格も何も、もうこの軍艦ふねの乗組員はおまえ一人しかいないだろうに」

 ウィルの返答を聞いて、エドは呆れたような顔をした。

「でも、軍艦ふねはMACが動かしてるし、別に行く用事もなかったから……」

 言いさして、ふと思いつく。

「エド、ブリッジで何かしたいことでもあるの?」

 エドはにこりと笑い、シャベルを地面に突き刺して足をかけた。シャベルは似合わないが使い方はこなれている。もぐりの運び屋になる前は、この手の肉体労働をしていたこともあったのだろうか。

「とりあえず、ブリッジの中に入ってみたい。無理か?」
「それは……」

 わからないと続けようとすると、今度は自分の薄い唇の前に人差指を立てた。

「続きは午後。ブリッジの前で」

 それきり、ブリッジについては二度と触れなかった。
 さっぱりわけがわからなかったが、頭のいいエドがそう言うのだ、そうしなければならない理由があるのだろう。ウィルは勝手にそう判断し、食堂でエドが作ってくれた昼食――今日はフレンチだった。当然うまかった――を食べた後、彼と一緒にブリッジの前へと直行した。

「ウィル。交渉してくれ」

 到着するなり、エドは天井を指さした。
 特に取り決めたわけではなかったが、そのジェスチャーはMACを意味している。ウィルは黙ってうなずいて、「MAC」と呼びかけた。

『何だい?』

 この一週間、もっぱらエドと会話していたせいか、MACの機嫌はあまりよくない。だが、ウィルが名前を呼べば、すぐに応答はしてくれる。

「あの……ブリッジの中に入ってみたいんだけど……」

 レオを抱いたまま、ブリッジの認証装置に向かっておそるおそる話しかけると、MACはあからさまに溜め息をついてみせた。

『君だけならかまわないけど……そうじゃないんだろう?』

 やはり見透かされていた。どうしようとエドを振り返れば、彼も予想はしていたようで、秀麗な顔に苦笑いを浮かべていた。

「ああ。入りたかったのは俺のほうだ」

 ウィルには交渉は無理だと見切ったのだろう。あるいは、最初から途中交替するつもりだったのか。エドはウィルを下がらせて前に出た。

「軍人しかこの中に入れないとはウィルから聞いたが、こんな状況になったら、軍人も軍属も意味ないだろ。俺はただ、ちょっと調べ物がしたいんだ」
『調べ物? 図書室は君にも利用できるようになっているはずだが』
「ああ、なってたなってた。でも、この軍艦ふねの航海記録はどうやっても見られなかった」

 ――いつのまに。
 ウィルはエドを凝視したが、よく考えてみれば、お互い別行動をとっている時間もあった。その間にエドは自力で図書室を探し当て、そこでも自分が知りたいことが知れないと知ったのだろう。図書室の存在自体を忘れていたウィルにはとても真似できない芸当である。

『それは無理だよ。機密情報だからね』
「なら、今後の航行予定は? それくらいは見せてくれてもいいんじゃないか? 見られちゃまずいところは隠せるんだろ?」

 これも却下するかと思いきや、MACは検討するように沈黙した。
 不安になってエドを見上げると、エドは安心しろとでも言うように口元をゆるめた。言葉にはしないのはMACに聞かれたくないからだ。このときにはウィルにも理解できていた。

『わかった。じゃあ、今から十五分間だけブリッジを開放するよ』

 不本意そうではあったが、MACがそう言った直後、ブリッジの自動ドアが勝手に開いた。

『その十五分の間なら、ブリッジのどこをいじってもかまわない。壊されるのはさすがに困るけどね』
「十五分だけか。ケチくせえな」

 独り言のようにエドが愚痴る。しかし、その目はもうブリッジの中をすばやく探索していた。

『十五分もあれば、君なら充分調べられるだろう』

 MACの声音は、それまでウィルが聞いたことがないくらい冷ややかだった。

『図書室は十分もかからないで調べ終えたんだから』

 * * *

「さすが、自分から公開しただけのことはあるな」

 ブリッジに入室してから五分が経過したとき、エドが初めて言葉を発した。

「見事なもんだ、矛盾がねえ」
「矛盾?」

 MACに聞かれているとわかってはいたが、問わずにはいられなかった。
 だが、エドは何も答えないまま、今まで動かしつづけていた手を止めて、自分の額を覆った。

「ど、どうしたの?」

 頭が痛くなったのかと思い、あわてて駆け寄ってみれば、右手の下でエドは笑っていた。

「くっそ。こんなところで使いたくなかったんだけどな」
「は?」
「でも、どこをいじってもかまわないって言ったのはあっちだしな。こういういじり方してもかまわないよな」

 別にウィルに対して話しているわけではなさそうだ。しかし、それだけに正気を疑いたくなってくる。

「エド、何言って……」

 思いあまってそう言いかけたとき、エドはさらに正気を疑いたくなるようなことをしだした。
 まるで目薬を差すかのように、左手で自分の左目を広げると、その眼球に右手を伸ばしたのだ。
 まさか、左目を抜き取る気か。ウィルはあせって止めようとしたが、そのときにはエドの右の人差指と親指は何か黒い物をつまんでいた。

(もしかして……カラコン?)

 エドがカラーコンタクトレンズを装着していたとは知らなかった。などとウィルが少々的外れなことを考えていると、左の手のひらの上に載せられたそのカラーコンタクトレンズは見る間に色と形を変えていき、最終的には黒くて四角いメモリチップのような形状になった。

「こんなことになるんなら、複製作っとくんだった」

 エドは悔しげに独りごちたが、その元カラーコンタクトレンズを端末の記録媒体挿入口の一つに押しこんだ。何も問題はなかったのか、挿入口は元カラーコンタクトレンズを吐き出しはしなかった。

「何、それ」

 また無視されるんじゃないかと思いつつも訊ねてみると、今度はエドは反応してくれた。ただし、カラーコンタクトレンズを外しても黒い目はモニタを見すえつづけていたが。

「超簡単に言うと、コンピュータを強制的にスタンドアローン状態にするプログラムだ。普通だったら一分もかからずにそうできるんだが、トリニティ社の人工知能に通用するかどうかは俺にもわからないな」
「そう。俺にはカラコンが記録メディアに変身したことからしてわからないよ」
「そりゃそうだ。俺の特注品だからな。どんな状況になっても持ち運べるように試行錯誤して作らせた。ちなみに、俺以外の人間の涙でも変形はするが記録は飛ぶ」
「もぐりの運び屋には、そんなものも必要なの?」
「俺には必要なんだ」

 しれっとエドが答えたとき、ポーンと電子音が鳴った。
 エドはにんまりすると、再びコンソールを操作しはじめた。
 やはりピアノを弾いているようだ。今の状況を忘れて見惚れていると、エドが前を向いたまま何気なく言った。

「ウィル。MACに声かけてみてくれ」

 数秒遅れて、ウィルは自分を取り戻した。

「え?」
「とにかく、何でもいいからMACに呼びかけろ。MACはおまえに呼ばれたら、必ず応答するんだろ?」
「うん……でも、いいの?」
「ああ、頼む」

 しばらく、ウィルはためらった。エドが具体的に何をしようとしているのかはわからなかったが、MACに対してある疑惑――今まで自分も漠然と覚えていた疑惑を抱いているのはわかる。ここでMACを呼び出したら、エドの目的は果たされないまま終わってしまうのではないだろうか。
 だが、ウィルにもわかることをエドがわからないはずがない。ウィルはぬいぐるみのようにおとなしくしているレオを強く抱きしめてから、天井に向かって叫んだ。

「MAC! あと残り何分?」

 もともとそのように設計されているのだろう。ブリッジ内では人間の声はよく響いた。
 しかし、いつもならすぐに返ってくるMACの声は、いつまで待ってもウィルの耳には届かなかった。

「よし、切れてるな。……切れてるふりをしてる可能性もあるが」

 ぼそぼそと呟くと、ようやくエドはモニタから目を離してウィルを見た。

「ウィル。いつ再接続されるかわからないから、要点だけ手短に言う。まず、この軍艦ふねは火星に引き返していない。当初の予定どおり、エリンに向かって航行している」

 何を言われているのかわからなかった。表情を見てそうと察したのか、エドが苦笑いしてモニタを指さす。

「まあ、いきなりそんなことを言われても信じられないよな。でも、これを見てもおまえにはわけわかんないだろ?」

 言われてエドの指の先にあるモニタを見たが、ウィルにはまるで魔法円が描かれた魔道書のように思えた。

「うん。ごめん。わかんない。でも、どうしてMACが俺にそんな嘘を? そんな嘘をついて、MACにいったい何の得が?」
「さあ、そこまでは俺にはわからないが、どうやっておまえとレオ以外を殺したのかはわかった」

 ウィルは無言でエドに視線を戻した。
 だが、エドの目はまたモニタに向けられていて、その手はコンソールを操作していた。

「まったく、実に単純だ。だが、ノン・オペの人工知能にしかできない方法ではある。おまえに医療知識があったらわかったかもしれないが……まあ、無理だろうな。自分以外の乗組員がいっぺんに死んだら、俺だってパニくる」
「毒……じゃなかったの?」
「まあ、毒と言えば毒か。いま俺たちが吸ってる空気にも含まれてるが」
「え?」
「二酸化炭素だ」

 そう言って、エドは左の人差指で宙を指した。

「俺に記録を見せるって言ったから、〝二重帳簿〟してるんじゃないかと思ったら案の定だった。……この軍艦ふねは出航してから三年目に一回だけワープすることになってたが、そのワープ完了直後に艦内の二酸化炭素濃度を一気に上げている。もちろん、おまえらが眠っている間にだ。一般に、七パーセントを超えると意識不明、二十パーセントを超えると数秒で死亡って言われてるが、〝裏帳簿〟によると、五十パーセント状態を三時間も維持してる。まあ、おまえら以外が全員死亡したのを確認するのに、それだけ時間がかかったってことかもしれないが」

 エドの声は心地よく聞き取りやすい。しかし、ウィルにはその声が話している内容はほとんど理解できなかった。
 ただ一つわかったのは、吐いたり胸元を掻きむしったりして死んでいたあの乗組員たちは、ウィルたちには常に優しかったMACによって殺されていたのだということだけだった。

「信じられないか?」

 苦笑まじりに問われて、ウィルははっと我に返った。

「うん……でも、たぶんそうだと思う……ただ、どうしてMACがそんなことをしたのか、どうしてもわからなくて……」
「それは俺にもわからない……って言いたいところだが、まあ、心当たりはないでもないな」
「何! 教えて!」

 思わず前のめりになって叫ぶと、エドは驚いて体をそらせた。

「あ、ごめん」
「いや、こっちこそ思わせぶりな言い方をして悪かった。いずれにしろ、この軍艦ふねのコントロール権はまだあっちにあるから、直接話をつけなくちゃならないんだよな」
「コントロール権?」
「記録は見られるが、思いどおりに軍艦ふねは動かせないってことだ。今、試してみたが駄目だった」

 いつのまに、と思うのはもうやめた。この男は自分とは外見そとみも中身も出来が違うのだ。

「でも、話をつけるって……そんなこと、できるの?」
「正直、わからん。だが、他に手立てが思いつかない」

 エドは嘆息すると、コンソールに両手をついて立ち上がった。

「ちょうど十五分経ったな。ウィル。おまえはこのままここにいろ。この軍艦ふねの中で、たぶんここがいちばん安全だ」
「エドは? どこ行くの?」

 あわてるウィルに、エドは疲れたように笑って「管制室」と答えた。

「MACの本体はそこにある。トリニティ社がこの軍艦ふねだけ設計を変えてないんならな」
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