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砲撃のパラディン大佐隊編(【05】の裏)
180【交換ついでに合同演習編85】訓練二日目:六班一号待機室の苦悩
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【パラディン大佐隊・第六班第一号待機室】
ラムレイ
「みんな、聞いてくれ! 何と〝先生〟からオーダーが入った!」
班員A
「オーダー?」
ラムレイ
「今日の班長会議には〝先生〟は来てくれなかったが、十一班長から〝先生〟から預かってきたという空カードを渡された! 〝先生〟もうちが欲しかった映像を欲しがっていて、この空カードにコピーしてもらってきてくれと頼まれたそうだ! その空カードがこれだ!」
班員A
「ハンカチに包んで別にしてる!」
班員B
「でも、そのハンカチ、きれいなんですか?」
副長
「ということは、そのカードには確実に〝先生〟が触れているということだな!」
ラムレイ
「ああ! だが、残念なことに十一班長にも触れられている!」
副長
「あ、そうか! くそ!」
班員A
「でも、うちが欲しかった映像って……うちも今日班長会議で入手したばかりでは?」
ラムレイ
「そうなんだ。元四班長のおかげで、こんなに回収できた」
班員A
「うわ! これ全部、あのときの映像!?」
ラムレイ
「それで今悩んでいる。できたら〝先生〟には明日の班長会議のときに、また十一班長経由でお渡ししたい! しかし、今からこれらを全部見て編集していたら、明日の演習にはきっと徹夜明けで参加することになってしまう!」
班員A
「確かに……〝先生〟に欲しいと言われて渡すからには、やはりやっつけ仕事ではなく完璧なものを渡したいですよね」
ラムレイ
「まさにそのとおり! しかし、そのせいで明日の演習でもミスったら、さらにまずい!」
班員A
「そうですね……とりあえず、この大量のメモリカードを仕分けましょうか。まず班ごとに分けたほうがいいですよね?」
ラムレイ
「ああ、ケースに班番が書いてあるから、すぐに仕分けられるだろう」
班員A
「班長が自分で書いたんですか?」
ラムレイ
「いや、元四班長が指示して各班に書かせた。さすが元四班長だ。メモリカードを滑らせられたのはいまだに意味不明だが」
副長
「滑らせられた?」
ラムレイ
「ああ。今日のメモリカードの受け渡しは、すべてテーブルの上を滑らせて行われた」
ラムレイ以外
「なぜ!?」
ラムレイ
「さあ。元四班長の命令は絶対だから、俺以外の班長も皆従っていたが。でも、正直言って楽しかった。元四班長にも他の班長にもうまいと褒められたしな」
班員A
「班長たち、本当に会議してるんですか? あ、そういえば〝飴ちゃん〟は?」
ラムレイ
「もちろんもらった。ほら」
班員A
「〝飴ちゃん〟はポケットに直入れ!?」
班員B
「班長が今、何に夢中になっているか、如実にわかるな」
班員C
「でも、これでまた各艦一個ずつ配れるぞ」
班員B
「班長! 今回はうちも〝飴ちゃん〟争奪戦してもいいですよね!?」
ラムレイ
「ああ。俺は参加しないからおまえらで自由にやってくれ」
班員B
「班長は参加しない!?」
班員C
「やっぱり今は〝飴ちゃん〟より〝先生〟!?」
ラムレイ
「……そういや最初の頃は、この〝飴ちゃん〟の出所が大佐だというから皆飛びついていたが、今は単純にメダルみたいな感じで欲しがってるところがあるな」
副長
「つまり、この〝飴ちゃん〟を多くゲットしている班が、それだけ優秀な班だということか?」
ラムレイ
「チーム運もあるから一概には言えないが、うちがあの一班よりはるかに多く〝飴ちゃん〟をゲットしていることだけは確かだ!」
副長
「一班はもっと多くもらっていてもいいと思うが……」
ラムレイ
「とりあえず、今回はチーム運がなかったな」
班員A
「班長、メモリカードの仕分けは終わりましたけど……これから先、どうします?」
副長
「編集班を留守番に残して、俺たちが演習している間に編集させるという手もあるぞ」
ラムレイ
「そんな……〝先生〟に差し上げるものを人任せになどできない!」
副長
「しかし、今は編集より演習だろう!」
ラムレイ
「くっ! 時間が欲しい! 時間が!」
班員A
「……班長。今回は仕方ありません。留守番の編集班に編集させて、演習終了後、チェックをしましょう。うちの編集班も腕を上げています。必ず〝先生〟の期待に応えられるものを作り上げてくれるはずです」
ラムレイ
「やはり、そうするしかないか……あ、いま思い出したが、一班からも自分たちが合体したときの映像が欲しいと頼まれていた。空カードはくれなかったが」
班員A
「一班もですか。……あ、一班も十一班と一騎討ちしたときの映像くれたんですね」
ラムレイ
「一班は今まで撮ったといううちの映像はみんなくれた。……宿命のライバル一班。そういうところが憎みたくても憎みきれない」
副長
「ライバルとはそういうものだ。でも、憎む必要はないだろう」
班員A
「試しに、一班のその映像だけ見てみましょうか」
ラムレイ
「そうだな」
班員A
「……十隻分、全部収めてある」
副長
「律義だ」
ラムレイ
「とりあえず、班長艦のを見てみるか」
副長
「……何か、カメラワークうまくないか?」
ラムレイ
「……他の艦のも見てみよう」
副長
「……うまい」
班員A
「この十隻分の映像だけで何とかなりそう」
ラムレイ
「おのれ……宿命のライバル一班! この分野にも進出してくるつもりか!」
班員A
「いや、向こうはそんな気全然ないですよ。たぶん」
ラムレイ
「なら、今日のタイム計測のときのうちの映像を見てみるぞ!」
副長
「……あ、うまい」
班員A
「しかも、こっちも十隻分、全部収めてある」
ラムレイ
「……明日、俺はここで編集しててもいいよな?」
ラムレイ以外
「駄目です!」
ラムレイ
「みんな、聞いてくれ! 何と〝先生〟からオーダーが入った!」
班員A
「オーダー?」
ラムレイ
「今日の班長会議には〝先生〟は来てくれなかったが、十一班長から〝先生〟から預かってきたという空カードを渡された! 〝先生〟もうちが欲しかった映像を欲しがっていて、この空カードにコピーしてもらってきてくれと頼まれたそうだ! その空カードがこれだ!」
班員A
「ハンカチに包んで別にしてる!」
班員B
「でも、そのハンカチ、きれいなんですか?」
副長
「ということは、そのカードには確実に〝先生〟が触れているということだな!」
ラムレイ
「ああ! だが、残念なことに十一班長にも触れられている!」
副長
「あ、そうか! くそ!」
班員A
「でも、うちが欲しかった映像って……うちも今日班長会議で入手したばかりでは?」
ラムレイ
「そうなんだ。元四班長のおかげで、こんなに回収できた」
班員A
「うわ! これ全部、あのときの映像!?」
ラムレイ
「それで今悩んでいる。できたら〝先生〟には明日の班長会議のときに、また十一班長経由でお渡ししたい! しかし、今からこれらを全部見て編集していたら、明日の演習にはきっと徹夜明けで参加することになってしまう!」
班員A
「確かに……〝先生〟に欲しいと言われて渡すからには、やはりやっつけ仕事ではなく完璧なものを渡したいですよね」
ラムレイ
「まさにそのとおり! しかし、そのせいで明日の演習でもミスったら、さらにまずい!」
班員A
「そうですね……とりあえず、この大量のメモリカードを仕分けましょうか。まず班ごとに分けたほうがいいですよね?」
ラムレイ
「ああ、ケースに班番が書いてあるから、すぐに仕分けられるだろう」
班員A
「班長が自分で書いたんですか?」
ラムレイ
「いや、元四班長が指示して各班に書かせた。さすが元四班長だ。メモリカードを滑らせられたのはいまだに意味不明だが」
副長
「滑らせられた?」
ラムレイ
「ああ。今日のメモリカードの受け渡しは、すべてテーブルの上を滑らせて行われた」
ラムレイ以外
「なぜ!?」
ラムレイ
「さあ。元四班長の命令は絶対だから、俺以外の班長も皆従っていたが。でも、正直言って楽しかった。元四班長にも他の班長にもうまいと褒められたしな」
班員A
「班長たち、本当に会議してるんですか? あ、そういえば〝飴ちゃん〟は?」
ラムレイ
「もちろんもらった。ほら」
班員A
「〝飴ちゃん〟はポケットに直入れ!?」
班員B
「班長が今、何に夢中になっているか、如実にわかるな」
班員C
「でも、これでまた各艦一個ずつ配れるぞ」
班員B
「班長! 今回はうちも〝飴ちゃん〟争奪戦してもいいですよね!?」
ラムレイ
「ああ。俺は参加しないからおまえらで自由にやってくれ」
班員B
「班長は参加しない!?」
班員C
「やっぱり今は〝飴ちゃん〟より〝先生〟!?」
ラムレイ
「……そういや最初の頃は、この〝飴ちゃん〟の出所が大佐だというから皆飛びついていたが、今は単純にメダルみたいな感じで欲しがってるところがあるな」
副長
「つまり、この〝飴ちゃん〟を多くゲットしている班が、それだけ優秀な班だということか?」
ラムレイ
「チーム運もあるから一概には言えないが、うちがあの一班よりはるかに多く〝飴ちゃん〟をゲットしていることだけは確かだ!」
副長
「一班はもっと多くもらっていてもいいと思うが……」
ラムレイ
「とりあえず、今回はチーム運がなかったな」
班員A
「班長、メモリカードの仕分けは終わりましたけど……これから先、どうします?」
副長
「編集班を留守番に残して、俺たちが演習している間に編集させるという手もあるぞ」
ラムレイ
「そんな……〝先生〟に差し上げるものを人任せになどできない!」
副長
「しかし、今は編集より演習だろう!」
ラムレイ
「くっ! 時間が欲しい! 時間が!」
班員A
「……班長。今回は仕方ありません。留守番の編集班に編集させて、演習終了後、チェックをしましょう。うちの編集班も腕を上げています。必ず〝先生〟の期待に応えられるものを作り上げてくれるはずです」
ラムレイ
「やはり、そうするしかないか……あ、いま思い出したが、一班からも自分たちが合体したときの映像が欲しいと頼まれていた。空カードはくれなかったが」
班員A
「一班もですか。……あ、一班も十一班と一騎討ちしたときの映像くれたんですね」
ラムレイ
「一班は今まで撮ったといううちの映像はみんなくれた。……宿命のライバル一班。そういうところが憎みたくても憎みきれない」
副長
「ライバルとはそういうものだ。でも、憎む必要はないだろう」
班員A
「試しに、一班のその映像だけ見てみましょうか」
ラムレイ
「そうだな」
班員A
「……十隻分、全部収めてある」
副長
「律義だ」
ラムレイ
「とりあえず、班長艦のを見てみるか」
副長
「……何か、カメラワークうまくないか?」
ラムレイ
「……他の艦のも見てみよう」
副長
「……うまい」
班員A
「この十隻分の映像だけで何とかなりそう」
ラムレイ
「おのれ……宿命のライバル一班! この分野にも進出してくるつもりか!」
班員A
「いや、向こうはそんな気全然ないですよ。たぶん」
ラムレイ
「なら、今日のタイム計測のときのうちの映像を見てみるぞ!」
副長
「……あ、うまい」
班員A
「しかも、こっちも十隻分、全部収めてある」
ラムレイ
「……明日、俺はここで編集しててもいいよな?」
ラムレイ以外
「駄目です!」
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