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砲撃のパラディン大佐隊編(【05】の裏)
218【交換ついでに合同演習編123】合同演習一日目:八班一号待機室の余談
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【パラディン大佐隊・第八班第一号待機室】
八班長・ブロック
「やっぱり、第二の撮影班の件の〝出所〟は、フィリップス副長だった」
副長・ウィルスン
「会議で言われたのか?」
ブロック
「いや、会議が終わった後、フィリップス副長に呼び止められた。今日撮ったのは編集してメモリカードに入れて渡してくれって。何か要望とかありますかって訊いたら、自分じゃ見れないもの見たいって言って、『連合』視点で『帝国』を見てみたいって。だから、出所はフィリップス副長」
ウィルスン
「編集か……面倒だな。いつまでに渡せって?」
ブロック
「適当に急ぎで」
ウィルスン
「何だよ、その〝適当に急ぎで〟ってのは」
ブロック
「今日、ラムレイが十一班に渡す映像編集してて、会議に遅刻したんだ。結局、フィリップス副長命令で一班長に電話かけられて、あわててミーティング室に来た。映像のほうも、どうしてもまだ納得のいかない箇所があるとかで今日は渡せなかったし、そんなことになったら困るから〝適当に急ぎで〟って」
ウィルスン
「六班長……やっちまったな。一班長より元四班長に怒られただろ」
ブロック
「うん。確かにそのとおりだけど、意外とあっさり許してもらえてたよ。本人もものすごく反省してたし、レラージュ副長が急ぎではないと言っておいたほうがよかったって言ったからかな」
ウィルスン
「え、今日はレラージュ副長が来てたのか!? また十一班長に呼ばれて?」
ブロック
「ううん、今日は十一班長と一緒に来てた。でも、それでうちの班長の一部……いや、大部分が浮かれちゃって。十一班長がいたから一定距離以上は近づけなかったけど、周りを取り囲んでた」
ウィルスン
「……そうしたくなる気持ちはわからないでもないが、それでも班長か?」
ブロック
「俺もそう思う。そのうち一班長とフィリップス副長が来て、フィリップス副長が追い払ったけど。でも、フィリップス副長がレラージュ副長に徳用チョコあげて、それを投げさせたら夢中で拾ってた。たぶん、チョコを拾った班長は、レラージュ副長に〝変態〟って仕分けされただろうな。ラムレイは今日遅刻して、かえってよかったかもしれない。ラムレイも絶対拾いそうだ」
ウィルスン
「……それ、本当に今日ミーティング室であった出来事か?」
ブロック
「できればなかったことにしたいけど、事実だよ」
ウィルスン
「おまえは拾わなかったんだよな?」
ブロック
「もちろん。フィリップス副長が投げたんなら拾ったけど」
ウィルスン
「……投げられなくてよかったな……」
ブロック
「いや、俺は投げてもらいたかった。回収して届けに行ったら、そのまま簡単にもらえそうだ」
ウィルスン
「おまえ、実はけっこう腹黒いよな」
ブロック
「あと、今日はフィリップス副長が元四班長から〝『帝国』と『連合』〟とかいう対戦ゲームのルール教わってた」
ウィルスン
「……会議しにミーティング室行ったんだよな?」
ブロック
「ラムレイよりは先に来たけど、今日は十二班長も遅刻してたから、すぐに会議始められなかったんだ。さっきのチョコ撒きもこの対戦ゲームもみんな会議前」
ウィルスン
「いくら会議前でも、班長たちがやることじゃないだろ……」
ブロック
「フィリップス副長も元四班長も班長じゃない」
ウィルスン
「どっちも実質、班長より格上だろ」
ブロック
「で、この〝『帝国』と『連合』〟っていうのが、単純なようで奧が深くて……」
ウィルスン
「おい、肝心の会議内容は?」
ブロック
「……明日は〝魚〟で〝横泳ぎ〟」
ウィルスン
「は?」
ブロック
「この〝横泳ぎ〟命名したのもフィリップス副長で……」
ウィルスン
「さっぱりわけがわからないが、とにかくおまえの頭はフィリップス副長中心に回ってるってことだけはよくわかった」
八班長・ブロック
「やっぱり、第二の撮影班の件の〝出所〟は、フィリップス副長だった」
副長・ウィルスン
「会議で言われたのか?」
ブロック
「いや、会議が終わった後、フィリップス副長に呼び止められた。今日撮ったのは編集してメモリカードに入れて渡してくれって。何か要望とかありますかって訊いたら、自分じゃ見れないもの見たいって言って、『連合』視点で『帝国』を見てみたいって。だから、出所はフィリップス副長」
ウィルスン
「編集か……面倒だな。いつまでに渡せって?」
ブロック
「適当に急ぎで」
ウィルスン
「何だよ、その〝適当に急ぎで〟ってのは」
ブロック
「今日、ラムレイが十一班に渡す映像編集してて、会議に遅刻したんだ。結局、フィリップス副長命令で一班長に電話かけられて、あわててミーティング室に来た。映像のほうも、どうしてもまだ納得のいかない箇所があるとかで今日は渡せなかったし、そんなことになったら困るから〝適当に急ぎで〟って」
ウィルスン
「六班長……やっちまったな。一班長より元四班長に怒られただろ」
ブロック
「うん。確かにそのとおりだけど、意外とあっさり許してもらえてたよ。本人もものすごく反省してたし、レラージュ副長が急ぎではないと言っておいたほうがよかったって言ったからかな」
ウィルスン
「え、今日はレラージュ副長が来てたのか!? また十一班長に呼ばれて?」
ブロック
「ううん、今日は十一班長と一緒に来てた。でも、それでうちの班長の一部……いや、大部分が浮かれちゃって。十一班長がいたから一定距離以上は近づけなかったけど、周りを取り囲んでた」
ウィルスン
「……そうしたくなる気持ちはわからないでもないが、それでも班長か?」
ブロック
「俺もそう思う。そのうち一班長とフィリップス副長が来て、フィリップス副長が追い払ったけど。でも、フィリップス副長がレラージュ副長に徳用チョコあげて、それを投げさせたら夢中で拾ってた。たぶん、チョコを拾った班長は、レラージュ副長に〝変態〟って仕分けされただろうな。ラムレイは今日遅刻して、かえってよかったかもしれない。ラムレイも絶対拾いそうだ」
ウィルスン
「……それ、本当に今日ミーティング室であった出来事か?」
ブロック
「できればなかったことにしたいけど、事実だよ」
ウィルスン
「おまえは拾わなかったんだよな?」
ブロック
「もちろん。フィリップス副長が投げたんなら拾ったけど」
ウィルスン
「……投げられなくてよかったな……」
ブロック
「いや、俺は投げてもらいたかった。回収して届けに行ったら、そのまま簡単にもらえそうだ」
ウィルスン
「おまえ、実はけっこう腹黒いよな」
ブロック
「あと、今日はフィリップス副長が元四班長から〝『帝国』と『連合』〟とかいう対戦ゲームのルール教わってた」
ウィルスン
「……会議しにミーティング室行ったんだよな?」
ブロック
「ラムレイよりは先に来たけど、今日は十二班長も遅刻してたから、すぐに会議始められなかったんだ。さっきのチョコ撒きもこの対戦ゲームもみんな会議前」
ウィルスン
「いくら会議前でも、班長たちがやることじゃないだろ……」
ブロック
「フィリップス副長も元四班長も班長じゃない」
ウィルスン
「どっちも実質、班長より格上だろ」
ブロック
「で、この〝『帝国』と『連合』〟っていうのが、単純なようで奧が深くて……」
ウィルスン
「おい、肝心の会議内容は?」
ブロック
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ウィルスン
「は?」
ブロック
「この〝横泳ぎ〟命名したのもフィリップス副長で……」
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