312 / 349
砲撃のパラディン大佐隊編(【05】の裏)
293【挨拶回りの前後編45】十一班の場合(二巡目)
しおりを挟む
【パラディン大佐隊・第八班第一号ブリッジ】
八班長・ブロック
「十一班か……もう一位は確実なのに、さらなる高みを目指すんだろうな……」
副長・ウィルスン
「それはおまえ、愚問だろ。きっと今度は五十八秒を切りたいと思ってる。……レラージュ副長が」
ブロック
「やっぱり、副長はフィリップス副長がいい」
ウィルスン
「俺は論外か」
パラディン
『それでは、十一班の二巡目の計測、開始します! 五、四、三、二、一、ゴー!』
***
【パラディン大佐隊・第六班第一号ブリッジ】
六班長・ラムレイ
「〝先生〟! うちのタイムより下には絶対にならないでください! うちは二位で満足してますから!」
副長
「班長の宿命のライバルは、あくまで一班なんだな」
クルーA
「まあ、〝護衛隊〟は軍艦からして違いますしね。……十二班も、本気を出したらうちより上に行きそうな気が……」
副長
「十二班、二巡目は本気出してくるかね? 二巡目なら、どんなにいいタイム出しても、順位は変わらないし」
クルーA
「さあ……いずれにしろ、十一班を越えることはないですね」
副長
「ああ、ないな。……越えてもいいことは何一つない」
クルーA
「まったくです」
***
【パラディン大佐隊・第十一班第一号ブリッジ】
『十一班、お疲れ様! すごいよ! 四分五十七秒四四! 一巡目をさらに越えた! これで君たちの一位は確定! でも、最終タイムは一巡目の四分五十八秒八八になるよ!』
副長・レラージュ
「……たった一秒程度しか更新できなかったか」
十一班長・ロノウェ
「たった一秒でも更新できたんだからいいだろ! いいかげん、班員を労え!」
レラージュ
「……それは班長の仕事だと思います」
ロノウェ
「俺は五分切れなんて言ってねえ!」
ゲアプ(操縦士)
(班長……副長……あなたたちのそのやりとりを聞けるだけで俺は満足です……でも、このタイムトライアルはもう二度とやりたくないです……)
八班長・ブロック
「十一班か……もう一位は確実なのに、さらなる高みを目指すんだろうな……」
副長・ウィルスン
「それはおまえ、愚問だろ。きっと今度は五十八秒を切りたいと思ってる。……レラージュ副長が」
ブロック
「やっぱり、副長はフィリップス副長がいい」
ウィルスン
「俺は論外か」
パラディン
『それでは、十一班の二巡目の計測、開始します! 五、四、三、二、一、ゴー!』
***
【パラディン大佐隊・第六班第一号ブリッジ】
六班長・ラムレイ
「〝先生〟! うちのタイムより下には絶対にならないでください! うちは二位で満足してますから!」
副長
「班長の宿命のライバルは、あくまで一班なんだな」
クルーA
「まあ、〝護衛隊〟は軍艦からして違いますしね。……十二班も、本気を出したらうちより上に行きそうな気が……」
副長
「十二班、二巡目は本気出してくるかね? 二巡目なら、どんなにいいタイム出しても、順位は変わらないし」
クルーA
「さあ……いずれにしろ、十一班を越えることはないですね」
副長
「ああ、ないな。……越えてもいいことは何一つない」
クルーA
「まったくです」
***
【パラディン大佐隊・第十一班第一号ブリッジ】
『十一班、お疲れ様! すごいよ! 四分五十七秒四四! 一巡目をさらに越えた! これで君たちの一位は確定! でも、最終タイムは一巡目の四分五十八秒八八になるよ!』
副長・レラージュ
「……たった一秒程度しか更新できなかったか」
十一班長・ロノウェ
「たった一秒でも更新できたんだからいいだろ! いいかげん、班員を労え!」
レラージュ
「……それは班長の仕事だと思います」
ロノウェ
「俺は五分切れなんて言ってねえ!」
ゲアプ(操縦士)
(班長……副長……あなたたちのそのやりとりを聞けるだけで俺は満足です……でも、このタイムトライアルはもう二度とやりたくないです……)
1
あなたにおすすめの小説
美少年に転生したらヤンデレ婚約者が出来ました
SEKISUI
BL
ブラック企業に勤めていたOLが寝てそのまま永眠したら美少年に転生していた
見た目は勝ち組
中身は社畜
斜めな思考の持ち主
なのでもう働くのは嫌なので怠惰に生きようと思う
そんな主人公はやばい公爵令息に目を付けられて翻弄される
血のつながらない弟に誘惑されてしまいました。【完結】
まつも☆きらら
BL
突然できたかわいい弟。素直でおとなしくてすぐに仲良くなったけれど、むじゃきなその弟には実は人には言えない秘密があった。ある夜、俺のベッドに潜り込んできた弟は信じられない告白をする。
売れ残りオメガの従僕なる日々
灰鷹
BL
王弟騎士α(23才)× 地方貴族庶子Ω(18才)
※ 第12回BL大賞では、たくさんの応援をありがとうございました!
ユリウスが暮らすシャマラーン帝国では、平民のオメガは18才になると、宮廷で開かれる選定の儀に参加することが義務付けられている。王族の妾となるオメガを選ぶためのその儀式に参加し、誰にも選ばれずに売れ残ったユリウスは、国王陛下から「第3王弟に謀反の疑いがあるため、身辺を探るように」という密命を受け、オメガ嫌いと噂される第3王弟ラインハルトの従僕になった。
無口で無愛想な彼の優しい一面を知り、任務とは裏腹にラインハルトに惹かれていくユリウスであったが、働き始めて3カ月が過ぎたところで第3王弟殿下が辺境伯令嬢の婿養子になるという噂を聞き、従僕も解雇される。
BLゲームの脇役に転生したはずなのに
れい
BL
腐男子である牧野ひろは、ある日コンビニ帰りの事故で命を落としてしまう。
しかし次に目を覚ますと――そこは、生前夢中になっていた学園BLゲームの世界。
転生した先は、主人公の“最初の友達”として登場する脇役キャラ・アリエス。
恋愛の当事者ではなく安全圏のはず……だったのに、なぜか攻略対象たちの視線は主人公ではなく自分に向かっていて――。
脇役であるはずの彼が、気づけば物語の中心に巻き込まれていく。
これは、予定外の転生から始まる波乱万丈な学園生活の物語。
⸻
脇役くん総受け作品。
地雷の方はご注意ください。
随時更新中。
お兄ちゃんができた!!
くものらくえん
BL
ある日お兄ちゃんができた悠は、そのかっこよさに胸を撃ち抜かれた。
お兄ちゃんは律といい、悠を過剰にかわいがる。
「悠くんはえらい子だね。」
「よしよ〜し。悠くん、いい子いい子♡」
「ふふ、かわいいね。」
律のお兄ちゃんな甘さに逃げたり、逃げられなかったりするあまあま義兄弟ラブコメ♡
「お兄ちゃん以外、見ないでね…♡」
ヤンデレ一途兄 律×人見知り純粋弟 悠の純愛ヤンデレラブ。
義兄の愛が重すぎて、悪役令息できないのですが…!
ずー子
BL
戦争に負けた貴族の子息であるレイナードは、人質として異国のアドラー家に送り込まれる。彼の使命は内情を探り、敗戦国として奪われたものを取り返すこと。アドラー家が更なる力を付けないように監視を託されたレイナード。まずは好かれようと努力した結果は実を結び、新しい家族から絶大な信頼を得て、特に気難しいと言われている長男ヴィルヘルムからは「右腕」と言われるように。だけど、内心罪悪感が募る日々。正直「もう楽になりたい」と思っているのに。
「安心しろ。結婚なんかしない。僕が一番大切なのはお前だよ」
なんだか義兄の様子がおかしいのですが…?
このままじゃ、スパイも悪役令息も出来そうにないよ!
ファンタジーラブコメBLです。
平日毎日更新を目標に頑張ってます。応援や感想頂けると励みになります。
※(2025/4/20)第一章終わりました。少しお休みして、プロットが出来上がりましたらまた再開しますね。お付き合い頂き、本当にありがとうございました!
えちち話(セルフ二次創作)も反応ありがとうございます。少しお休みするのもあるので、このまま読めるようにしておきますね。
※♡、ブクマ、エールありがとうございます!すごく嬉しいです!
※表紙作りました!絵は描いた。ロゴをスコシプラス様に作って頂きました。可愛すぎてにこにこです♡
【登場人物】
攻→ヴィルヘルム
完璧超人。真面目で自信家。良き跡継ぎ、良き兄、良き息子であろうとし続ける、実直な男だが、興味関心がない相手にはどこまでも無関心で辛辣。当初は異国の使者だと思っていたレイナードを警戒していたが…
受→レイナード
和平交渉の一環で異国のアドラー家に人質として出された。主人公。立ち位置をよく理解しており、計算せずとも人から好かれる。常に兄を立てて陰で支える立場にいる。課せられた使命と現状に悩みつつある上に、義兄の様子もおかしくて、いろんな意味で気苦労の絶えない。
キュートなモブ令息に転生したボク。可愛さと前世の知識で悪役令息なお義兄さまを守りますっ!
をち。「もう我慢なんて」書籍発売中
BL
これは、あざと可愛い悪役令息の義弟VS.あざと主人公のおはなし。
ボクの名前は、クリストファー。
突然だけど、ボクには前世の記憶がある。
ジルベスターお義兄さまと初めて会ったとき、そのご尊顔を見て
「あああ!《《この人》》、知ってるう!悪役令息っ!」
と思い出したのだ。
あ、この人ゲームの悪役じゃん、って。
そう、俺が今いるこの世界は、ゲームの中の世界だったの!
そして、ボクは悪役令息ジルベスターの義弟に転生していたのだ!
しかも、モブ。
繰り返します。ボクはモブ!!「完全なるモブ」なのだ!
ゲームの中のボクには、モブすぎて名前もキャラデザもなかった。
どおりで今まで毎日自分の顔をみてもなんにも思い出さなかったわけだ!
ちなみに、ジルベスターお義兄さまは悪役ながら非常に人気があった。
その理由の第一は、ビジュアル!
夜空に輝く月みたいにキラキラした銀髪。夜の闇を思わせる深い紺碧の瞳。
涼やかに切れ上がった眦はサイコーにクール!!
イケメンではなく美形!ビューティフル!ワンダフォー!
ありとあらゆる美辞麗句を並び立てたくなるくらいに美しい姿かたちなのだ!
当然ながらボクもそのビジュアルにノックアウトされた。
ネップリももちろんコンプリートしたし、アクスタももちろん手に入れた!
そんなボクの推しジルベスターは、その無表情のせいで「人を馬鹿にしている」「心がない」「冷酷」といわれ、悪役令息と呼ばれていた。
でもボクにはわかっていた。全部誤解なんだって。
ジルベスターは優しい人なんだって。
あの無表情の下には確かに温かなものが隠れてるはずなの!
なのに誰もそれを理解しようとしなかった。
そして最後に断罪されてしまうのだ!あのピンク頭に惑わされたあんぽんたんたちのせいで!!
ジルベスターが断罪されたときには悔し涙にぬれた。
なんとかジルベスターを救おうとすべてのルートを試し、ゲームをやり込みまくった。
でも何をしてもジルベスターは断罪された。
ボクはこの世界で大声で叫ぶ。
ボクのお義兄様はカッコよくて優しい最高のお義兄様なんだからっ!
ゲームの世界ならいざしらず、このボクがついてるからには断罪なんてさせないっ!
最高に可愛いハイスぺモブ令息に転生したボクは、可愛さと前世の知識を武器にお義兄さまを守りますっ!
⭐︎⭐︎⭐︎
ご拝読頂きありがとうございます!
コメント、エール、いいねお待ちしております♡
「もう我慢なんてしません!家族からうとまれていた俺は、家を出て冒険者になります!」書籍発売中!
連載続いておりますので、そちらもぜひ♡
【本編完結】転生したら、チートな僕が世界の男たちに溺愛される件
表示されませんでした
BL
ごく普通のサラリーマンだった織田悠真は、不慮の事故で命を落とし、ファンタジー世界の男爵家の三男ユウマとして生まれ変わる。
病弱だった前世のユウマとは違い、転生した彼は「創造魔法」というチート能力を手にしていた。
この魔法は、ありとあらゆるものを生み出す究極の力。
しかし、その力を使うたび、ユウマの体からは、男たちを狂おしいほどに惹きつける特殊なフェロモンが放出されるようになる。
ユウマの前に現れるのは、冷酷な魔王、忠実な騎士団長、天才魔法使い、ミステリアスな獣人族の王子、そして実の兄と弟。
強大な力と魅惑のフェロモンに翻弄されるユウマは、彼らの熱い視線と独占欲に囲まれ、愛と欲望が渦巻くハーレムの中心に立つことになる。
これは、転生した少年が、最強のチート能力と最強の愛を手に入れるまでの物語。
甘く、激しく、そして少しだけ危険な、ユウマのハーレム生活が今、始まる――。
本編完結しました。
続いて閑話などを書いているので良かったら引き続きお読みください
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる