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砲撃のパラディン大佐隊編(【05】の裏)
308【予定は未定編08】クッキー缶を有効活用
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【パラディン大佐隊・執務室】
執務机にいるパラディン。机上にはドレイクの青いクッキー缶。蓋は閉まっている。
エリゴールは執務机の前に立っていて、モルトヴァンは自分の執務机にいる。
パラディン
「そうか。元ウェーバー大佐隊はそちらを選んだか」
エリゴール
「はい。それで明日、前回の出撃前にした演習を再度行いたいのですが」
パラディン
「えーと。殿下の配置図も送られてきてるんだけど、作戦説明はしなくていいのかな?」
エリゴール
「作戦説明したいんですか?」
パラディン
「そんな、ありえないことを聞いたような顔をしなくても」
エリゴール
「まあ、普通はしますが、作戦説明室に班長を招集する時間がもったいないので、今回はリモートで済ませていただけませんか?」
パラディン
「時間がもったいない……確かにね」
モルトヴァン
「え、そんな理由で納得してしまうんですか?」
エリゴール
「それで、作戦内容は?」
パラディン
「君の提示する演習内容しだいだよ」
エリゴール
「そうですか。ではどうぞ」
エリゴール、クッキー缶の蓋を開けると、中から二つ折りの書類を取り出してパラディンに手渡す。
モルトヴァン
「なぜそこに!」
エリゴール
「ちょうど空になったので」
モルトヴァン
「そんな理由で!」
しかし、パラディンは平然と書類を広げて読んでいる。
パラディン
「……〝一班組〟を増やすのかい? それに、班番順ではないけど、これでいいのかい?」
エリゴール
「それでいいかどうかを検証するための演習です。よくなければまた変更します」
パラディン
「そうか。それなら、配置換えと明日の演習の話だけしようか。……ん? 君は今度は三班の副班長艦に乗るのかい? 臨時三班長はもう辞めたんだろう? 私はまだ辞令を出していないけど」
エリゴール
「はい、辞めました。今は副班長を班長代行、副班長艦の副長を副班長代行としていますが、正式な班長は不在の状態です」
パラディン
「では、今度は臨時の副班長代行になるのかい?」
エリゴール
「そのつもりはありませんでしたが、大佐殿の許可がいただけるならそれで」
パラディン
「余計なことを言ってしまった……!」
エリゴール
「明日の演習中だけですよ。……今のところ」
パラディン
「とにかく、演習区域の確保が先決だな。……モルトヴァン!」
モルトヴァン
「はい! 確保しました! データ、そちらに送ります!」
パラディン
「仕事が早いな! モルトヴァン!」
モルトヴァン
「おかげさまで、こちらに異動になってから、訓練や演習の区域確保は得意になりました……」
パラディン
「では、ついでに班長たちにリモート会議の通達! そうだな……十五時開始で!」
モルトヴァン
「了解しました!」
エリゴール
「では、自分は一班に戻ります」
パラディン
「ええ! どうせなら君も参加しようよ!」
エリゴール
「自分は平隊員ですので」
パラディン
「……君が肩書を欲しがらない理由がわかったような気がするよ」
執務机にいるパラディン。机上にはドレイクの青いクッキー缶。蓋は閉まっている。
エリゴールは執務机の前に立っていて、モルトヴァンは自分の執務机にいる。
パラディン
「そうか。元ウェーバー大佐隊はそちらを選んだか」
エリゴール
「はい。それで明日、前回の出撃前にした演習を再度行いたいのですが」
パラディン
「えーと。殿下の配置図も送られてきてるんだけど、作戦説明はしなくていいのかな?」
エリゴール
「作戦説明したいんですか?」
パラディン
「そんな、ありえないことを聞いたような顔をしなくても」
エリゴール
「まあ、普通はしますが、作戦説明室に班長を招集する時間がもったいないので、今回はリモートで済ませていただけませんか?」
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「時間がもったいない……確かにね」
モルトヴァン
「え、そんな理由で納得してしまうんですか?」
エリゴール
「それで、作戦内容は?」
パラディン
「君の提示する演習内容しだいだよ」
エリゴール
「そうですか。ではどうぞ」
エリゴール、クッキー缶の蓋を開けると、中から二つ折りの書類を取り出してパラディンに手渡す。
モルトヴァン
「なぜそこに!」
エリゴール
「ちょうど空になったので」
モルトヴァン
「そんな理由で!」
しかし、パラディンは平然と書類を広げて読んでいる。
パラディン
「……〝一班組〟を増やすのかい? それに、班番順ではないけど、これでいいのかい?」
エリゴール
「それでいいかどうかを検証するための演習です。よくなければまた変更します」
パラディン
「そうか。それなら、配置換えと明日の演習の話だけしようか。……ん? 君は今度は三班の副班長艦に乗るのかい? 臨時三班長はもう辞めたんだろう? 私はまだ辞令を出していないけど」
エリゴール
「はい、辞めました。今は副班長を班長代行、副班長艦の副長を副班長代行としていますが、正式な班長は不在の状態です」
パラディン
「では、今度は臨時の副班長代行になるのかい?」
エリゴール
「そのつもりはありませんでしたが、大佐殿の許可がいただけるならそれで」
パラディン
「余計なことを言ってしまった……!」
エリゴール
「明日の演習中だけですよ。……今のところ」
パラディン
「とにかく、演習区域の確保が先決だな。……モルトヴァン!」
モルトヴァン
「はい! 確保しました! データ、そちらに送ります!」
パラディン
「仕事が早いな! モルトヴァン!」
モルトヴァン
「おかげさまで、こちらに異動になってから、訓練や演習の区域確保は得意になりました……」
パラディン
「では、ついでに班長たちにリモート会議の通達! そうだな……十五時開始で!」
モルトヴァン
「了解しました!」
エリゴール
「では、自分は一班に戻ります」
パラディン
「ええ! どうせなら君も参加しようよ!」
エリゴール
「自分は平隊員ですので」
パラディン
「……君が肩書を欲しがらない理由がわかったような気がするよ」
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