40 / 46
#040:剛直だな!(あるいは、天地を喰らうど/相思ング)
しおりを挟む
清々清々清々しい、目覚めである……
果たして。糜爛極まりない夜を越えて、明け方の涼やかな風を全身に/頭髪に受けながら、俺はついに辿り着いた、この旅の、終着地。その「突端」に今確かにいる……
「……ここがまさに『カレンディア』。この雄大にしてどこか心を落ち着かせる緑深き渓谷……女神にしてはなかなかのセンスではあります」
猫の姿の時は何かもう禅僧並みに色欲なんざございませんよ的な涼しい顔をしているのが腹立たしいというか逆に恐怖を醸すほどのネコルなのだが、それでも最後の戦いを前に何か思うところがあるみてえだ。遠い目でその眼下に広がる木々に鎧われたかのような「渓谷」を眺め下ろしている。
「そしてあれが、あの城こそが『ラプタ』。……『貂喰う能代ラプタ』。かつて『能代』という名のひとりの勇者が、邪悪なる魔術にて人々を弄びし魔神、人呼んで『貂』なる者を屠ったのち、その谷に救った姫と共に移り住んだという……美しき『城』。そこに奴はいる……ッ!!」
とか思ってたらおもむろにその猫口から聞き慣れない名称やら伝承やらがぼんぼこ飛び出してきたりするのだが、もちろん聞き返すなんてことはしなかったし出来もしなかった。ひとつだけ頭によぎったのは、その白亜の城が地面から浮いていなくてよかったなということぐらいであった。
緑拡がる正にの「渓谷」に、その城は在った。
中世ヨーロッパ、もっと言うとそれをモチーフにしたファンタジー世界の、ふたつ目くらいに訪れるくらいのモノ的規模を持つ、白みを帯びた石造りの巨城である……尖塔の屋根を彩るのは、目の覚めるような深い青。
うんまあ、あのいつぞやに空中に浮いた「像」で見たあの「女神」の、ド派手盛り盛りけったいな出で立ちとはおよそ結びつかないほどの、清冽な佇まいの城だ……もっと稲光孕む黒雲を背景に、下から照らしているような紅色の光の中に髑髏とかをモチーフにして屹立するおどろおどろしい漆黒の「魔王城」的なものをイメージしていた俺は、そのことが、何かどっかで陥るだろうオチ的なものに結び付くんじゃねえかとか、常人からすると杞憂以外のなにものでもない思考を大脳の片隅で弄んでしまうにつけ、今の俺はこの「異世界」にどっぷり毒されているのだろう……
それはいい。どうでも。
どこか、記憶の片隅あたりにぽつり在るような、そんな不思議な懐かしさを覚えるこの景色……テレビか映画で視たんだろうか。きわめて牧歌的なその空気感に、思わずイキりの出鼻をくじかれてしまった体だが、そんな場合でもねえ。
「……ネコル気合い入れろよぉ……喜んでも怒っても哀しんでも楽しんでも!! こいつが正真正銘最後!! 最後の戦いだからなぁ……」(ケレンミー♪)
ことさらに、そんなケレン味というよりは芝居の台詞じみた言葉を吐いて自分と相棒をいい意味で震わせてやろうとした俺だったが、当の猫は、ええそうですね、と極めて自然な感じでこちらに微笑みの猫顔を向けてくるのであった。え? 何か思うところありそうな表情じゃねえか……? とか思っていたら、
「……ゴんラアアアアァァァァッ!! 勇者様がばやっちょくりあげんずぉぉるぅぅあああああッ!! 女神ちょっちょろ出て来んがばぁぁあああああッ!!」
いきなり四速に入れてくるピーキーさを気合いの現れと判断していいのやらどうやらまったくもって分からないのだが、そんなどこの郷か未だ見当もつかない大音声を、谷間に佇立する城目掛けて叩きつけやがった……気合い入れなあかんのは俺の方だったよ……
とか、戦いの前からそんな反省を内心かましてしまう俺だったが、どっこいそんな感情をおいそれと許す世界ではないわけで。
<フルォッフォッフォッフォッフォッ……!! 待ちくたびれたぞ勇者そしてショボ猫よぉぉぉぉ……>
ネコルの呼ばわりに即応で対応してくるという例のイヤな阿吽感をがしりと噛み合わせながら、その白き巨城が地響きに似た腹を震わせる音を発しつつ、徐々に動き始めて来るよ何だよこれ……
高さ目測60m、横幅はその倍くらいはありそうな巨大建造物が、自らの意思を持っているかのようにゆっくりとだが確実に、動いている……というかその姿かたちを徐々に変えていっている……?
「!!」
と思うや、いきなりすっくと体育座りから立ち上がったかのように、素っ気ない素振りでその「城」は二足で谷間の大地に確かに立ち上がっていたのである……
出来の悪いCGのように、強烈な違和感をこちらに抱かせつつも、その二本脚が下部に突き出た「城」的な物体は、どういう機構か構造かも分からせまいとするほどに性急に、体各所が分かれたり回転してからまたくっついたり、身も蓋もない言い方をすると、巨大ロボへと変形していく……
最後はやはりけったいな感じになるのか……いや、これでこそこの世界。それによぉ、相手がでかぶつであろうが何であろうが……
自分を、ただの自分をぶつけるだけだぜ……ッ(極=ケレンミー♪)
ひたすら目の前の事象から意識をずらして、己の内気圧を高めていくだけの俺だったが、そこで、ここ数日の真剣みが、やはり間違っているのでは? と思わせられるほどの時空間が炸裂するのであった。
<ガババババッ!! 我こそは『神』ッ!! この『世界』を統べる『神』ッ!! サ:クカワァボ=クズミィ……爆ッ……誕ッ!!>
右手水平、左手直角という、元禄的な見栄を切りながら、その「巨大ロボ」の頭部に突き出ていた「尖塔」のひとつがぐるりと首を巡らすような動きをしたかと思うや、その前面は観音開きが如くバァンと割れ、そこから前に見たことあるがその時よりもさらに面妖さをキロ単位で増したかに思えるほどのだんだらな不気味な青い隈取りを施した、時平も驚愕の濃密な御尊顔が、目測5mくらいのでかさでカッ飛び出してきたわけで。
Oh,It‘s 完全混沌……
とか、呆けている場合じゃねえっ、こちとら戦う準備は出来てるんでぃッ!!
ですから江戸前はベクトル違いですからっ、というような傍らからの猫の声も聞きつつも。気合いは乗って来た、覚悟も据わって来てんぞぁぁぁッ……らぁっ来ぉいッ!! 来いよ混沌大使ッ!!
果たして。糜爛極まりない夜を越えて、明け方の涼やかな風を全身に/頭髪に受けながら、俺はついに辿り着いた、この旅の、終着地。その「突端」に今確かにいる……
「……ここがまさに『カレンディア』。この雄大にしてどこか心を落ち着かせる緑深き渓谷……女神にしてはなかなかのセンスではあります」
猫の姿の時は何かもう禅僧並みに色欲なんざございませんよ的な涼しい顔をしているのが腹立たしいというか逆に恐怖を醸すほどのネコルなのだが、それでも最後の戦いを前に何か思うところがあるみてえだ。遠い目でその眼下に広がる木々に鎧われたかのような「渓谷」を眺め下ろしている。
「そしてあれが、あの城こそが『ラプタ』。……『貂喰う能代ラプタ』。かつて『能代』という名のひとりの勇者が、邪悪なる魔術にて人々を弄びし魔神、人呼んで『貂』なる者を屠ったのち、その谷に救った姫と共に移り住んだという……美しき『城』。そこに奴はいる……ッ!!」
とか思ってたらおもむろにその猫口から聞き慣れない名称やら伝承やらがぼんぼこ飛び出してきたりするのだが、もちろん聞き返すなんてことはしなかったし出来もしなかった。ひとつだけ頭によぎったのは、その白亜の城が地面から浮いていなくてよかったなということぐらいであった。
緑拡がる正にの「渓谷」に、その城は在った。
中世ヨーロッパ、もっと言うとそれをモチーフにしたファンタジー世界の、ふたつ目くらいに訪れるくらいのモノ的規模を持つ、白みを帯びた石造りの巨城である……尖塔の屋根を彩るのは、目の覚めるような深い青。
うんまあ、あのいつぞやに空中に浮いた「像」で見たあの「女神」の、ド派手盛り盛りけったいな出で立ちとはおよそ結びつかないほどの、清冽な佇まいの城だ……もっと稲光孕む黒雲を背景に、下から照らしているような紅色の光の中に髑髏とかをモチーフにして屹立するおどろおどろしい漆黒の「魔王城」的なものをイメージしていた俺は、そのことが、何かどっかで陥るだろうオチ的なものに結び付くんじゃねえかとか、常人からすると杞憂以外のなにものでもない思考を大脳の片隅で弄んでしまうにつけ、今の俺はこの「異世界」にどっぷり毒されているのだろう……
それはいい。どうでも。
どこか、記憶の片隅あたりにぽつり在るような、そんな不思議な懐かしさを覚えるこの景色……テレビか映画で視たんだろうか。きわめて牧歌的なその空気感に、思わずイキりの出鼻をくじかれてしまった体だが、そんな場合でもねえ。
「……ネコル気合い入れろよぉ……喜んでも怒っても哀しんでも楽しんでも!! こいつが正真正銘最後!! 最後の戦いだからなぁ……」(ケレンミー♪)
ことさらに、そんなケレン味というよりは芝居の台詞じみた言葉を吐いて自分と相棒をいい意味で震わせてやろうとした俺だったが、当の猫は、ええそうですね、と極めて自然な感じでこちらに微笑みの猫顔を向けてくるのであった。え? 何か思うところありそうな表情じゃねえか……? とか思っていたら、
「……ゴんラアアアアァァァァッ!! 勇者様がばやっちょくりあげんずぉぉるぅぅあああああッ!! 女神ちょっちょろ出て来んがばぁぁあああああッ!!」
いきなり四速に入れてくるピーキーさを気合いの現れと判断していいのやらどうやらまったくもって分からないのだが、そんなどこの郷か未だ見当もつかない大音声を、谷間に佇立する城目掛けて叩きつけやがった……気合い入れなあかんのは俺の方だったよ……
とか、戦いの前からそんな反省を内心かましてしまう俺だったが、どっこいそんな感情をおいそれと許す世界ではないわけで。
<フルォッフォッフォッフォッフォッ……!! 待ちくたびれたぞ勇者そしてショボ猫よぉぉぉぉ……>
ネコルの呼ばわりに即応で対応してくるという例のイヤな阿吽感をがしりと噛み合わせながら、その白き巨城が地響きに似た腹を震わせる音を発しつつ、徐々に動き始めて来るよ何だよこれ……
高さ目測60m、横幅はその倍くらいはありそうな巨大建造物が、自らの意思を持っているかのようにゆっくりとだが確実に、動いている……というかその姿かたちを徐々に変えていっている……?
「!!」
と思うや、いきなりすっくと体育座りから立ち上がったかのように、素っ気ない素振りでその「城」は二足で谷間の大地に確かに立ち上がっていたのである……
出来の悪いCGのように、強烈な違和感をこちらに抱かせつつも、その二本脚が下部に突き出た「城」的な物体は、どういう機構か構造かも分からせまいとするほどに性急に、体各所が分かれたり回転してからまたくっついたり、身も蓋もない言い方をすると、巨大ロボへと変形していく……
最後はやはりけったいな感じになるのか……いや、これでこそこの世界。それによぉ、相手がでかぶつであろうが何であろうが……
自分を、ただの自分をぶつけるだけだぜ……ッ(極=ケレンミー♪)
ひたすら目の前の事象から意識をずらして、己の内気圧を高めていくだけの俺だったが、そこで、ここ数日の真剣みが、やはり間違っているのでは? と思わせられるほどの時空間が炸裂するのであった。
<ガババババッ!! 我こそは『神』ッ!! この『世界』を統べる『神』ッ!! サ:クカワァボ=クズミィ……爆ッ……誕ッ!!>
右手水平、左手直角という、元禄的な見栄を切りながら、その「巨大ロボ」の頭部に突き出ていた「尖塔」のひとつがぐるりと首を巡らすような動きをしたかと思うや、その前面は観音開きが如くバァンと割れ、そこから前に見たことあるがその時よりもさらに面妖さをキロ単位で増したかに思えるほどのだんだらな不気味な青い隈取りを施した、時平も驚愕の濃密な御尊顔が、目測5mくらいのでかさでカッ飛び出してきたわけで。
Oh,It‘s 完全混沌……
とか、呆けている場合じゃねえっ、こちとら戦う準備は出来てるんでぃッ!!
ですから江戸前はベクトル違いですからっ、というような傍らからの猫の声も聞きつつも。気合いは乗って来た、覚悟も据わって来てんぞぁぁぁッ……らぁっ来ぉいッ!! 来いよ混沌大使ッ!!
0
あなたにおすすめの小説
【完結】転生したら最強の魔法使いでした~元ブラック企業OLの異世界無双~
きゅちゃん
ファンタジー
過労死寸前のブラック企業OL・田中美咲(28歳)が、残業中に倒れて異世界に転生。転生先では「セリア・アルクライト」という名前で、なんと世界最強クラスの魔法使いとして生まれ変わる。
前世で我慢し続けた鬱憤を晴らすかのように、理不尽な権力者たちを魔法でバッサバッサと成敗し、困っている人々を助けていく。持ち前の社会人経験と常識、そして圧倒的な魔法力で、この世界の様々な問題を解決していく痛快ストーリー。
【第一部完結】転生99回目のエルフと転生1回目の少女は、のんびり暮らしたい!
DAI
ファンタジー
【第一部完結!】
99回のさよならを越えた、究極の『ただいま』
99回転生した最強エルフは、のんびり暮らしたいだけなのに――なぜか家族が増えていく。
99回も転生したエルフの魔法使いフィーネは、
もう世界を救うことにも、英雄になることにも飽きていた。
今世の望みはただひとつ。
――森の奥の丸太小屋で、静かにのんびり暮らすこと。
しかしその願いは、
**前世が日本人の少女・リリィ(12歳)**を拾ったことで、あっさり崩れ去る。
女神の力を秘めた転生少女、
水竜の神・ハク、
精霊神アイリス、
訳ありの戦士たち、
さらには――
猫だと思って連れ帰ったら王女だった少女まで加わり、
丸太小屋はいつの間にか“大所帯”に!?
一方その裏で、
魔神教は「女神の魂」と「特別な血」を狙い、
世界を揺るがす陰謀を進めていた。
のんびり暮らしたいだけなのに、
なぜか神々と魔王と魔神教に囲まれていくエルフ。
「……面倒くさい」
そう呟きながらも、
大切な家族を守るためなら――
99回分の経験と最強の魔法で、容赦はしない。
これは、
最強だけど戦いたくないエルフと、
転生1回目の少女、
そして増え続ける“家族”が紡ぐ、
癒しと激闘の異世界スローライフファンタジー。
出来損ない貴族の三男は、謎スキル【サブスク】で世界最強へと成り上がる〜今日も僕は、無能を演じながら能力を徴収する〜
シマセイ
ファンタジー
実力至上主義の貴族家に転生したものの、何の才能も持たない三男のルキウスは、「出来損ない」として優秀な兄たちから虐げられる日々を送っていた。
起死回生を願った五歳の「スキルの儀」で彼が授かったのは、【サブスクリプション】という誰も聞いたことのない謎のスキル。
その結果、彼の立場はさらに悪化。完全な「クズ」の烙印を押され、家族から存在しない者として扱われるようになってしまう。
絶望の淵で彼に寄り添うのは、心優しき専属メイドただ一人。
役立たずと蔑まれたこの謎のスキルが、やがて少年の運命を、そして世界を静かに揺るがしていくことを、まだ誰も知らない。
転移先で日本語を読めるというだけで最強の男に囚われました
桜あずみ
恋愛
異世界に転移して2年。
言葉も話せなかったこの国で、必死に努力して、やっとこの世界に馴染んできた。
しかし、ただ一つ、抜けなかった癖がある。
──ふとした瞬間に、日本語でメモを取ってしまうこと。
その一行が、彼の目に留まった。
「この文字を書いたのは、あなたですか?」
美しく、完璧で、どこか現実離れした男。
日本語という未知の文字に強い関心を示した彼は、やがて、少しずつ距離を詰めてくる。
最初はただの好奇心だと思っていた。
けれど、気づけば私は彼の手の中にいた。
彼の正体も、本当の目的も知らないまま。すべてを知ったときには、もう逃げられなかった。
【改訂版】槍使いのドラゴンテイマー ~邪竜をテイムしたのでついでに魔王も倒しておこうと思う~
こげ丸
ファンタジー
『偶然テイムしたドラゴンは神をも凌駕する邪竜だった』
公開サイト累計1000万pv突破の人気作が改訂版として全編リニューアル!
書籍化作業なみにすべての文章を見直したうえで大幅加筆。
旧版をお読み頂いた方もぜひ改訂版をお楽しみください!
===あらすじ===
異世界にて前世の記憶を取り戻した主人公は、今まで誰も手にしたことのない【ギフト:竜を従えし者】を授かった。
しかしドラゴンをテイムし従えるのは簡単ではなく、たゆまぬ鍛錬を続けていたにもかかわらず、その命を失いかける。
だが……九死に一生を得たそのすぐあと、偶然が重なり、念願のドラゴンテイマーに!
神をも凌駕する力を持つ最強で最凶のドラゴンに、
双子の猫耳獣人や常識を知らないハイエルフの美幼女。
トラブルメーカーの美少女受付嬢までもが加わって、主人公の波乱万丈の物語が始まる!
※以前公開していた旧版とは一部設定や物語の展開などが異なっておりますので改訂版の続きは更新をお待ち下さい
※改訂版の公開方法、ファンタジーカップのエントリーについては運営様に確認し、問題ないであろう方法で公開しております
※小説家になろう様とカクヨム様でも公開しております
家ごと異世界転移〜異世界来ちゃったけど快適に暮らします〜
奥野細道
ファンタジー
都内の2LDKマンションで暮らす30代独身の会社員、田中健太はある夜突然家ごと広大な森と異世界の空が広がるファンタジー世界へと転移してしまう。
パニックに陥りながらも、彼は自身の平凡なマンションが異世界においてとんでもないチート能力を発揮することを発見する。冷蔵庫は地球上のあらゆる食材を無限に生成し、最高の鮮度を保つ「無限の食料庫」となり、リビングのテレビは異世界の情報をリアルタイムで受信・翻訳する「異世界情報端末」として機能。さらに、お風呂の湯はどんな傷も癒す「万能治癒の湯」となり、ベランダは瞬時に植物を成長させる「魔力活性化菜園」に。
健太はこれらの能力を駆使して、食料や情報を確保し、異世界の人たちを助けながら安全な拠点を築いていく。
転生貴族の領地経営〜現代日本の知識で異世界を豊かにする
初
ファンタジー
ローラシア王国の北のエルラント辺境伯家には天才的な少年、リーゼンしかしその少年は現代日本から転生してきた転生者だった。
リーゼンが洗礼をしたさい、圧倒的な量の加護やスキルが与えられた。その力を見込んだ父の辺境伯は12歳のリーゼンを辺境伯家の領地の北を治める代官とした。
これはそんなリーゼンが異世界の領地を経営し、豊かにしていく物語である。
異世界ほのぼの牧場生活〜女神の加護でスローライフ始めました〜』
チャチャ
ファンタジー
ブラック企業で心も体もすり減らしていた青年・悠翔(はると)。
日々の疲れを癒してくれていたのは、幼い頃から大好きだったゲーム『ほのぼの牧場ライフ』だけだった。
両親を早くに亡くし、年の離れた妹・ひなのを守りながら、限界寸前の生活を続けていたある日――
「目を覚ますと、そこは……ゲームの中そっくりの世界だった!?」
女神様いわく、「疲れ果てたあなたに、癒しの世界を贈ります」とのこと。
目の前には、自分がかつて何百時間も遊んだ“あの牧場”が広がっていた。
作物を育て、動物たちと暮らし、時には村人の悩みを解決しながら、のんびりと過ごす毎日。
けれどもこの世界には、ゲームにはなかった“出会い”があった。
――獣人の少女、恥ずかしがり屋の魔法使い、村の頼れるお姉さん。
誰かと心を通わせるたびに、はるとの日常は少しずつ色づいていく。
そして、残された妹・ひなのにも、ある“転機”が訪れようとしていた……。
ほっこり、のんびり、時々ドキドキ。
癒しと恋と成長の、異世界牧場スローライフ、始まります!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる