5 / 10
▲4-1
しおりを挟む
【アキ4歳】
アキ語録……「たつのおしごと」(たつのおとしご)、「やまののぼり」(山登り)、「よこはで」(函館)、「キレーモンモン」(キレートレモン)、「お風呂道路」(オフロード)
お母さんお父さんに怒られすぎたので、ハルに癒しを求めていたアキです。「いい子はハルちゃんだけだね~」「ハルちゃんと寝るからね~」としきりに言っていました。
おんぶして寝入ったハルを降ろした時、ズボンのゴム糸が玉のようになり、ちょうどヘソの所にはまっていたことにウケて、起こさないよう笑いをこらえていましたが、呼吸に合わせ上下する腹と一緒に玉も動くのに耐えきれず爆笑してました。
府中競馬場に行ったアキです。急なすべり台には「こわい」と降りてきたりしていましたが、ロープ渡りやウォールクライミングには果敢に挑戦していました。「昼寝は……しない!」と頑張っていましたが、結局風呂でオチ、寝ながら体を拭かされ、服を苦労して着せさせられ……と最悪の手間をかけさせられました。
ぎょう虫検査のシールを貼る時に、ケツ筋を入れて貼らせないようにしていたアキです。「はがしちゃったの? なんで?」と、貼ったまま生活するつもりだったようです。
笹かまぼこを手に取り、「何かかまぼこみたい……」と呟いていたアキです。バナナを食べる時は「ウホホ、ウホホ」とゴリラの真似をしなければ気が済まないようです。
しりとりをしていて自分が「ん」のつく言葉を言ってしまっても、「『んぱんしゃ』(運搬車)あるよ!」と強引に続けさせようとするアキです。
「ガードレールって……白いの?」など、どうでもいいことを呟いていました。
アオウミガメの甲羅の大きさが107cmと自分の身長が同じということを書いておいてくれと言われたので書きます。
「ねえあれは? ピーナッツは?」と聞かれ、今までの会話の中に無かったので「何が?」と聞いたら、泣きそうになって「ピーナッツ!! だからピーナッツ!!」と怒り出しました。よくよく聞いていくと「日向夏」と間違えていたようで、指摘した途端、照れ笑いを浮かべてデュフフと言いました。
台風がこわくてお母さんの側で寝ようとしていたアキですが、「こわいんでしょ?」と言われたら、「ちがうよ! ハルちゃんを守るだけだよ!」と言い張ってました。
「ねっちゅーしょー」になるからと、コップ3つに水を注いだものを机に置いてから寝る謎のアキです。
「ロシアの県庁所在地はどーこだ?」と聞かれました。どこだろう……
空気入れのホースを0歳児のハルと奪い合う4歳児です。ハルは遊んでくれるお兄ちゃんが大好きのようで、ニコニコしながら追いかけています。
突然ひらがなの勉強を始め出し、ひらがなの本取ってと言われたのであえて迷路の本を渡したら、「そうこれまだやってなかった……めいろじゃない! ひらがなだよ!」とノリツッコミのようなことをしてくれました。
ゴムがべろべろになった古いパンツを愛用しているアキです。涼しいのか……?
「恐竜発掘」という百均おもちゃに案の定ハマり、父と二人、黙々と削っていました。恐竜が見えてくると「あっきーがこっちをやる」とおいしいところを持っていきました。
バナナを食べている時、「あれ? あのおさるさん、バナナの皮かぶってる!」と言うと、乗って被ってくれるアキです。
スーパーにて「お母さん、もくず買って、もくず!」とカップの「もずく」を持って来ながら言ったそうです。久しぶりに語録が出たアキです。
NHKでやってる「フックブックロー」をよく見てます。古本屋を舞台にした人形劇で、「普段はニャーニャー言ってるけど、終わりの歌になると伸びやかな高音で歌い上げるネコ」がアキは好きなようです。
我が家のおりがみは飽和状態です……父母双方の実家に送り付けてやろうと画策しています。
お母さんが買って来るホールのクリスマスケーキを楽しみにしていたアキ……チョコレートの家をもらって満足そうでした。おいしくなかったのか、サンタのマジパンはクリーム部をなめてから父に寄越しました。
【ハル1歳】
夜中、寝相の悪い兄に蹴られたりしてますが、朝、起き抜けの時は兄の顔をぐしゃぐしゃしたりしています。強く育ちそうです。
「パ」「パ」「パ」と口の開け閉めを楽しんでいるようです。「パパ」と呼んでいるのだと私は勝手に思っています。
「はるちゃん!」と呼びかけたら、「んだ?」と返事をされました。歩行器も前後自在に乗り回せるように……
お母さんの過剰なスキンシップには「あ、大丈夫です」といった感じでかわすハルです。
くすぐられると喜ぶハルです。くすぐられる前の雰囲気を察しただけでももう笑ってしまっています。
つかまれる所があればつかまり立ちをしようとするハルです。手や足の皮がむけるほどずりはいもやっています。
ソファに登れるようになっていたハルです。自分でも驚いたようで、しばらく「あれ?」という顔をしていました。
「ハルちゃんどこいったんだろう?」と探すマネをすると、うれしそうにイスの陰などに隠れてから「ダー」と出てきます。楽しそうです。
初めて家でも歩きました。右、左、右、右……とぎこちないものの、周りの反応を見て得意気な顔でした。
抱っこされている時、手に持っているものをわざと落として、みんなの反応を楽しむハルです。「デュハ!」と満足気に笑います。
「ハルンボ」とアキに名付けられたハルです。「はるる」「ハミルトン」「眠れる獅子」など、家ではいろいろな呼ばれ方をされています。
………
そしてここからは兄弟二人分の「連絡」を毎日続けているのであった。朝のくそ忙しい時によくやってたな……と自分のことながら感心してしまう久我なのであった。
アキ語録……「たつのおしごと」(たつのおとしご)、「やまののぼり」(山登り)、「よこはで」(函館)、「キレーモンモン」(キレートレモン)、「お風呂道路」(オフロード)
お母さんお父さんに怒られすぎたので、ハルに癒しを求めていたアキです。「いい子はハルちゃんだけだね~」「ハルちゃんと寝るからね~」としきりに言っていました。
おんぶして寝入ったハルを降ろした時、ズボンのゴム糸が玉のようになり、ちょうどヘソの所にはまっていたことにウケて、起こさないよう笑いをこらえていましたが、呼吸に合わせ上下する腹と一緒に玉も動くのに耐えきれず爆笑してました。
府中競馬場に行ったアキです。急なすべり台には「こわい」と降りてきたりしていましたが、ロープ渡りやウォールクライミングには果敢に挑戦していました。「昼寝は……しない!」と頑張っていましたが、結局風呂でオチ、寝ながら体を拭かされ、服を苦労して着せさせられ……と最悪の手間をかけさせられました。
ぎょう虫検査のシールを貼る時に、ケツ筋を入れて貼らせないようにしていたアキです。「はがしちゃったの? なんで?」と、貼ったまま生活するつもりだったようです。
笹かまぼこを手に取り、「何かかまぼこみたい……」と呟いていたアキです。バナナを食べる時は「ウホホ、ウホホ」とゴリラの真似をしなければ気が済まないようです。
しりとりをしていて自分が「ん」のつく言葉を言ってしまっても、「『んぱんしゃ』(運搬車)あるよ!」と強引に続けさせようとするアキです。
「ガードレールって……白いの?」など、どうでもいいことを呟いていました。
アオウミガメの甲羅の大きさが107cmと自分の身長が同じということを書いておいてくれと言われたので書きます。
「ねえあれは? ピーナッツは?」と聞かれ、今までの会話の中に無かったので「何が?」と聞いたら、泣きそうになって「ピーナッツ!! だからピーナッツ!!」と怒り出しました。よくよく聞いていくと「日向夏」と間違えていたようで、指摘した途端、照れ笑いを浮かべてデュフフと言いました。
台風がこわくてお母さんの側で寝ようとしていたアキですが、「こわいんでしょ?」と言われたら、「ちがうよ! ハルちゃんを守るだけだよ!」と言い張ってました。
「ねっちゅーしょー」になるからと、コップ3つに水を注いだものを机に置いてから寝る謎のアキです。
「ロシアの県庁所在地はどーこだ?」と聞かれました。どこだろう……
空気入れのホースを0歳児のハルと奪い合う4歳児です。ハルは遊んでくれるお兄ちゃんが大好きのようで、ニコニコしながら追いかけています。
突然ひらがなの勉強を始め出し、ひらがなの本取ってと言われたのであえて迷路の本を渡したら、「そうこれまだやってなかった……めいろじゃない! ひらがなだよ!」とノリツッコミのようなことをしてくれました。
ゴムがべろべろになった古いパンツを愛用しているアキです。涼しいのか……?
「恐竜発掘」という百均おもちゃに案の定ハマり、父と二人、黙々と削っていました。恐竜が見えてくると「あっきーがこっちをやる」とおいしいところを持っていきました。
バナナを食べている時、「あれ? あのおさるさん、バナナの皮かぶってる!」と言うと、乗って被ってくれるアキです。
スーパーにて「お母さん、もくず買って、もくず!」とカップの「もずく」を持って来ながら言ったそうです。久しぶりに語録が出たアキです。
NHKでやってる「フックブックロー」をよく見てます。古本屋を舞台にした人形劇で、「普段はニャーニャー言ってるけど、終わりの歌になると伸びやかな高音で歌い上げるネコ」がアキは好きなようです。
我が家のおりがみは飽和状態です……父母双方の実家に送り付けてやろうと画策しています。
お母さんが買って来るホールのクリスマスケーキを楽しみにしていたアキ……チョコレートの家をもらって満足そうでした。おいしくなかったのか、サンタのマジパンはクリーム部をなめてから父に寄越しました。
【ハル1歳】
夜中、寝相の悪い兄に蹴られたりしてますが、朝、起き抜けの時は兄の顔をぐしゃぐしゃしたりしています。強く育ちそうです。
「パ」「パ」「パ」と口の開け閉めを楽しんでいるようです。「パパ」と呼んでいるのだと私は勝手に思っています。
「はるちゃん!」と呼びかけたら、「んだ?」と返事をされました。歩行器も前後自在に乗り回せるように……
お母さんの過剰なスキンシップには「あ、大丈夫です」といった感じでかわすハルです。
くすぐられると喜ぶハルです。くすぐられる前の雰囲気を察しただけでももう笑ってしまっています。
つかまれる所があればつかまり立ちをしようとするハルです。手や足の皮がむけるほどずりはいもやっています。
ソファに登れるようになっていたハルです。自分でも驚いたようで、しばらく「あれ?」という顔をしていました。
「ハルちゃんどこいったんだろう?」と探すマネをすると、うれしそうにイスの陰などに隠れてから「ダー」と出てきます。楽しそうです。
初めて家でも歩きました。右、左、右、右……とぎこちないものの、周りの反応を見て得意気な顔でした。
抱っこされている時、手に持っているものをわざと落として、みんなの反応を楽しむハルです。「デュハ!」と満足気に笑います。
「ハルンボ」とアキに名付けられたハルです。「はるる」「ハミルトン」「眠れる獅子」など、家ではいろいろな呼ばれ方をされています。
………
そしてここからは兄弟二人分の「連絡」を毎日続けているのであった。朝のくそ忙しい時によくやってたな……と自分のことながら感心してしまう久我なのであった。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
あるフィギュアスケーターの性事情
蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。
しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。
何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。
この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。
そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。
この物語はフィクションです。
実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
敗戦国の姫は、敵国将軍に掠奪される
clayclay
恋愛
架空の国アルバ国は、ブリタニア国に侵略され、国は壊滅状態となる。
状況を打破するため、アルバ国王は娘のソフィアに、ブリタニア国使者への「接待」を命じたが……。
病弱な彼女は、外科医の先生に静かに愛されています 〜穏やかな執着に、逃げ場はない〜
来栖れいな
恋愛
――穏やかな微笑みの裏に、逃げられない愛があった。
望んでいたわけじゃない。
けれど、逃げられなかった。
生まれつき弱い心臓を抱える彼女に、政略結婚の話が持ち上がった。
親が決めた未来なんて、受け入れられるはずがない。
無表情な彼の穏やかさが、余計に腹立たしかった。
それでも――彼だけは違った。
優しさの奥に、私の知らない熱を隠していた。
形式だけのはずだった関係は、少しずつ形を変えていく。
これは束縛? それとも、本当の愛?
穏やかな外科医に包まれていく、静かで深い恋の物語。
※この物語はフィクションです。
登場する人物・団体・名称・出来事などはすべて架空であり、実在のものとは一切関係ありません。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる