似たもの同士

M.N

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悩み

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それからベンチに座って話した


『あの杉田さんは大学生ですか?』

「そう、あと半年で卒業」

『私もあと半年で卒業です』

「学校嫌なの?」

『え?まあ、好きではないですけど』

「なんか早く卒業したいって顔してる」

『ほんとですか?』

「ん。楽しくないのか?」

『うーん。なんていうか人に合わせるのが疲れるっていうか』

「へぇー」




へぇーって自分から聞いてきたくせに




「俺と同じだな」

『へ?そうなんですか?』

「なんか生きてる心地しないみたいな」










私と同じだ

毎日自分の心だけ止まったような

その時、初めて

私と彼は似ているんじゃないかと思った










『なんだか安心しました。』




彼は首だけこちらに向けて聞いてくれた




『私、こんな思いしてるのは自分だけなんじゃないかって思ってました。』

「んなことねぇよ
高校の時はお前と同じようなこと毎日思ってた
大丈夫だよ。なんとかなっから」












その言葉が私の胸を溶かすような

すごく染み込んできた


ヤバ、、、
泣きそう、、、









溢れそうな涙を必死で抑えて

平静を装った






















「お前がいつも悲しそうなのはそのせいか?」




え?

私いつも悲しそうなの?

そんな顔に出るタイプじゃないんだけどな、、、たぶん
















ポカンとしていると杉田さんに

「口閉じろ」と言われて恥ずかしくなった
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