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蒼碧ノ双銃⑤
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「その双銃の弾丸はもともと、俺の錬金術で玉を創成して、その創成した銃弾を俺の魔力で打ち出していたから、それ自体俺専用の双銃で創世してある。誰でも使えるしろもんじゃない」
先程までの怒りは収まった様子のバンブールだが、いっこうにやる気はないらしい。
「でも、さっき赤魔道士のオニイチャンの時は、打てたわよ」
『賢者の勾玉』の巫女がバンブールに向かってそう言うと、
「それはあいつ自身が、その双銃の創成者だからだ。その双銃は俺専用にアイツに作らせたもんだからな」
狼はそう言うと、不貞腐れるように座り込んだ。
「じゃあ、この銃は俺では使えないってこと?」
シンゾーは悔しそうに呟いた。
「そういうことになるな。だが、元々精霊体から創成した銃だし、タマを込めれば誰でも打ち出すことは出来るが、それには魔力の籠もった銃弾が必要になる。その変わり、その創成するのには俺でも少し時間がかかるがな」
そう言って、バンブールは口に瓦礫を咥えて、地面になにかを書き出した。
幾何学的な模様に文字、カバラの木の様な図形、バンブールは黙々と書き出す。
書き終わると、口に加えていた瓦礫に加え、魔法陣らしき円の中心に瓦礫重ねていく。
瓦礫を重ね終えると、魔法陣の外で何か呪文らしきモノを唱え始めた。
すると、魔法陣のうえにあった瓦礫は少しずつ砕け始めた。
少しづつ砕けていき、砂と化した瓦礫は、何か魔法の力を帯びているようで、特殊な光のようなものに包まれていた。
バンブールが呪文を唱えていると、その瓦礫から木の枝のようなモノが生え始めた。
それは常識的な成長速度以上で成長し始めた。
瓦礫と一緒の色をした枝、葉をしており、ものの5分としないうちに、高さ1メートルくらいまで伸びると、成長が止まった。
そして、その瓦礫の木の枝からいくつか実のようなものが成り、地面に落っこちた。
呪文を唱えるのをやめたバンブールはその実を口に加え、僕拾いの足元にその実一つを置いた。
「その実を足で割ってみな」
そう言って足元にある身を僕は軽く踏んだが、ビクともしなかったので、思いっきり踏んづけてみた。
そうすると、その実の中には種のように、いくつかの弾丸が詰まっていたのだ。
先程までの怒りは収まった様子のバンブールだが、いっこうにやる気はないらしい。
「でも、さっき赤魔道士のオニイチャンの時は、打てたわよ」
『賢者の勾玉』の巫女がバンブールに向かってそう言うと、
「それはあいつ自身が、その双銃の創成者だからだ。その双銃は俺専用にアイツに作らせたもんだからな」
狼はそう言うと、不貞腐れるように座り込んだ。
「じゃあ、この銃は俺では使えないってこと?」
シンゾーは悔しそうに呟いた。
「そういうことになるな。だが、元々精霊体から創成した銃だし、タマを込めれば誰でも打ち出すことは出来るが、それには魔力の籠もった銃弾が必要になる。その変わり、その創成するのには俺でも少し時間がかかるがな」
そう言って、バンブールは口に瓦礫を咥えて、地面になにかを書き出した。
幾何学的な模様に文字、カバラの木の様な図形、バンブールは黙々と書き出す。
書き終わると、口に加えていた瓦礫に加え、魔法陣らしき円の中心に瓦礫重ねていく。
瓦礫を重ね終えると、魔法陣の外で何か呪文らしきモノを唱え始めた。
すると、魔法陣のうえにあった瓦礫は少しずつ砕け始めた。
少しづつ砕けていき、砂と化した瓦礫は、何か魔法の力を帯びているようで、特殊な光のようなものに包まれていた。
バンブールが呪文を唱えていると、その瓦礫から木の枝のようなモノが生え始めた。
それは常識的な成長速度以上で成長し始めた。
瓦礫と一緒の色をした枝、葉をしており、ものの5分としないうちに、高さ1メートルくらいまで伸びると、成長が止まった。
そして、その瓦礫の木の枝からいくつか実のようなものが成り、地面に落っこちた。
呪文を唱えるのをやめたバンブールはその実を口に加え、僕拾いの足元にその実一つを置いた。
「その実を足で割ってみな」
そう言って足元にある身を僕は軽く踏んだが、ビクともしなかったので、思いっきり踏んづけてみた。
そうすると、その実の中には種のように、いくつかの弾丸が詰まっていたのだ。
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