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イニシエの魔装鎧⑦
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湖の畔に見える黒い化けモノは、お坊ちゃんの不安をよそに再度、動きをやめずにいた。
「考えても仕方ねぇ!」
孤立状態の小さな島からあの化け物をなんとかする方法がないか考えていた。
起きたばかりのグラニールにもう一度、空を飛べるか聞いたが、『賢者の勾玉』の巫女様の巫力が回復しないとあの姿にはなれないらしく、回復で巫力を使い果たしいて、その話を横で聴いていた巫女様は動くのでまだ精一杯らしく、イヤじゃとふくれっ面の表情をしていた。
さすがに、もう一発喰らえば、即死だってあり得る状況だが、死の恐怖は感じなかった。
ただ僕が鈍感なだけなのか、それともまだこれが夢か幻だとココロのどこかで思っているのか。
体中に走る脱力感と痛みがこれは現実なんだと脳に信号を送る。
仕事で疲れただけならば、眠ればいい。。。
目が醒めれば、また次の朝がいつもの繰り返しのようにやってくる。
多少のヘマを僕や僕以外の誰かがしても、ココロと身体の疲れを残さなければ、完全にとは言わないが、まるで何事もなかったかのように朝にはリセットされる。
それならば、次の日からその失敗の責任を背負って、その失敗が成功のための糧だったと言えるくらい、挽回して頑張ればいい。
だが、今はここで力尽きれば、永久の死を意味する。
この世界に転生したときとは違い、何の準備もしていない。
生まれ変わったら?
そんな自己都合だけの考えは総裁を継ぐ決心を決めた時に、すでに捨ててきた。
責任だけがのしかかる世界で己自身のエゴでは、財閥のトップは維持なんかできない。
己自身を捨てる覚悟をして生きてきたつもりだ。
けれど、本当の命を捨てる覚悟なんかしちゃいない!
絶対生き延びて、もとの世界に戻るんだ!
ん?
よく考えたら、元の世界に戻らなくて、この世界で生きていけば、あの頃より自由に生きられるんじゃないか?
そうすれば、わけ分かんねぇ財閥内の書類整理の仕事もしなくてもいいし。。。
そう思えば、余計ここで死んでたまるか!と言う思いに、僕はかられたのだ!
そして、無意識のうちに、銀色の双銃の薬莢にポケットの中にまだ残っていた瓦礫の弾丸を、僕は両方の銃に装填していた。。。
「考えても仕方ねぇ!」
孤立状態の小さな島からあの化け物をなんとかする方法がないか考えていた。
起きたばかりのグラニールにもう一度、空を飛べるか聞いたが、『賢者の勾玉』の巫女様の巫力が回復しないとあの姿にはなれないらしく、回復で巫力を使い果たしいて、その話を横で聴いていた巫女様は動くのでまだ精一杯らしく、イヤじゃとふくれっ面の表情をしていた。
さすがに、もう一発喰らえば、即死だってあり得る状況だが、死の恐怖は感じなかった。
ただ僕が鈍感なだけなのか、それともまだこれが夢か幻だとココロのどこかで思っているのか。
体中に走る脱力感と痛みがこれは現実なんだと脳に信号を送る。
仕事で疲れただけならば、眠ればいい。。。
目が醒めれば、また次の朝がいつもの繰り返しのようにやってくる。
多少のヘマを僕や僕以外の誰かがしても、ココロと身体の疲れを残さなければ、完全にとは言わないが、まるで何事もなかったかのように朝にはリセットされる。
それならば、次の日からその失敗の責任を背負って、その失敗が成功のための糧だったと言えるくらい、挽回して頑張ればいい。
だが、今はここで力尽きれば、永久の死を意味する。
この世界に転生したときとは違い、何の準備もしていない。
生まれ変わったら?
そんな自己都合だけの考えは総裁を継ぐ決心を決めた時に、すでに捨ててきた。
責任だけがのしかかる世界で己自身のエゴでは、財閥のトップは維持なんかできない。
己自身を捨てる覚悟をして生きてきたつもりだ。
けれど、本当の命を捨てる覚悟なんかしちゃいない!
絶対生き延びて、もとの世界に戻るんだ!
ん?
よく考えたら、元の世界に戻らなくて、この世界で生きていけば、あの頃より自由に生きられるんじゃないか?
そうすれば、わけ分かんねぇ財閥内の書類整理の仕事もしなくてもいいし。。。
そう思えば、余計ここで死んでたまるか!と言う思いに、僕はかられたのだ!
そして、無意識のうちに、銀色の双銃の薬莢にポケットの中にまだ残っていた瓦礫の弾丸を、僕は両方の銃に装填していた。。。
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