3 / 3
恋に翻弄す
しおりを挟む
こうして家を追い出されたアイク。
やはりまだミンファは来ていな……
「あっ、お客様。こちらへどうぞ」
まさか、もう来ているのか……?
先ほどのウェイトレスが戻ってきて、アイクを中へと案内する。
オシャレとは程遠い俺でさえ、洒落ているなと感じる内装。
カウンターとテーブルの2種類の席があり、俺が連れていかれたのは調理人を一望できるカウンター席側であった。
「……あれは」
連れていかれた席には白いワンピース姿の女性が一人。
トクン……
「何だ?」
俺は女性の後ろ姿を見ながら心臓近くを手で押さえる。
久方ぶりの心臓の鼓動を感じた。
いつもは強敵との戦いの時に感じる事が多かった現象。
俺の体が無意識に何かに備えろと警告を放っているのだろうか?
アイクは周りを見渡す。
危険な人物は見られない。その前に、魔王幹部レベルの敵じゃなければ俺の相手にはならんだろう。
一応、警戒はしておこう。
「あれ? いつの間に来てたの?」
その時。目の前にいた女性がアイクに気が付き、振り向く。
「っ! ミンファ……なのか?」
いつもと違う雰囲気のミンファに呑まれるアイク。しかも、ミンファは普段しない化粧まで施しており、いつにもなく綺麗だと率直に感じた。
「もう、何言ってるの。私以外、あり得ないでしょ」
彼女はふふっ、と笑う。
トクン……トクン……
またっ!
先ほどよりも心臓の鼓動を繊細に感じ、動揺を見せる。
ミンファの前だ。冷静にいかなければ。
「そ、そうだな」
「……変なの。ってか、そんな所に立ってないでこっちに座れば?」
「あ、あぁ」
ミンファに誘導されるように隣の席に座る。
いつも何を話していただろう。日常会話……というモノでも無かったし、ほとんどミンファから話題を振ってくれていたような気もする。
二人は会話をすることなく、時は過ぎていく。
そして、最初に沈黙を破ったのは。
「ねぇ、アイク」
「……なんだ」
「今日の私、どう?」
アイクは言葉を詰まらせる。
何故か言葉が出ない。
ミンファはアイクの目をじっと見て、アイクの返答を待つ。
ただ、いつも通りに返事をすればいいだけじゃないか。ただ、一言。綺麗だ、という言葉をかけるだけで。
しかし、今のアイクにその言葉をかける勇気など持ち合わせていなかった。
「……ううん。何でもない。忘れて」
ま、待て。
ミンファは悲しそうに顔を逸らし、目の前にある飲み物に口を付ける。
おい俺。一体どうしたんだ。何故ミンファの悲しむ姿を見て黙っている。
何のために力を付けたと思ってるんだ。皆を守るため……いや、一番の理由は……
その時。過去の思い出がよみがえる。
~~~
『ミンファ!』
『うぅ……アイク。お父さんが……お父さんが……』
俺とミンファの父は既にこの世にいない。
魔王の勢力に対抗する為の兵として戦場にかられ、とっくの昔に命を落としている。
そうだ。この時。俺とミンファの父の訃報の知らせが届いた時に約束したんだ。
『……俺。決めたよ』
『……アイク?』
『強くなる。強くなって……君が笑っていられる世界を取り戻す』
『……ふふっ。何それ……』
ミンファは枯れたであろう最後の涙を拭きとり。
『分かった。待ってる』
アイクにとって忘れる事の出来ない、最高の笑みを浮かべてくれたあの時の笑顔を思い出す。
~~~
彼女の笑顔を守るためにじゃないのか。
「ミンファ……俺」
悲しそうなミンファを横顔を前に、アイクはようやく重い口を開こうとした瞬間。
「うわっ! この子。チョーかわいいじゃん」
「ホントだ!」
「ねぇ、お姉ちゃん。俺らと遊ばない?」
横から3人組の男性がアイクを無視してミンファにちょっかいを出し始める。
「だ、誰? や、やめてください」
ミンファは嫌そうに抵抗するが、3人は気にも留めず。
「いいじゃん。遊ぼうよ」
「あっちで俺達飲んでるから、一緒に……」
相当飲んでいるようで、一人の男が無理やりミンファの手を握り、自分達への席へ連れて行こうとする。
「きゃあ、離して……」
ミンファは抵抗するが男たちの方が力があり、このまま連れていかれるかと思われた時。
「おい」
「ほら、早くあっちに……」
男の肩を掴み、無理やり動きを止めるアイク。
「イタッ! イタタタタ」
すると男は痛そうに自分の肩を掴むアイクの手を掴み、引き離そうとする。
「おい! そいつに何を」
もう一人の男は仲間を助けようとこぶしを握り、アイクに殴りかかる。
「お前らこそ。ミンファに何をしている」
そんな攻撃をいとも容易く体を少し移動させるだけで避け、腹を殴る。
「ぐはっ!」
その男は苦痛の表情で倒れ込み、もう一人のアイクに肩を掴まれた男は痛みからミンファの手を放し。
「やっと放したな」
その瞬間、顔面にストレートをお見舞いする。
「ちっ! 何だよお前! お前こそこの子の何なんだよ!」
仲間をやられ、我を失った3人目の男はアイクへと襲い掛かる。
しかし、アイクは冷めた視線を送りながら避け様に男の頭を掴み。
「へっ?」
男の体が円を描くように地面を離れ、アイクは男を地面へと叩きつけ。
「約束を誓い合った仲だ」
言葉を吐き捨てる。
その状況に周りの客は唖然。
しまった。やり過ぎたか?
ミンファの事でいっぱいいっぱいだったアイクはしでかした後に内心、焦り始める。
くそっ。ミンファがいる前でやらかしてしま……
「兄ちゃん! よくやった!」
「かっこよかったよ!」
アイクが想定していたのと反対に、周りから熱い歓声が飛び始める。
この声は一体……っ! ミンファは?
状況に混乱していたアイクは、ミンファの事が気になり後ろを振り向くと。
「んん……」
顔を真っ赤にさせたミンファが両手で顔を覆っていた。
「……ミンファ? 顔が赤いぞ? それに怪我は……」
さっきので怪我を負ったのか?
アイクはミンファの手を取り、怪我をしていないか体を確認してまわる。
見たところ怪我は……
「だ、大丈夫だから!」
「しかし……」
心配でミンファを見ていると。
「ちょっとだけ放っておいて」
「わ、分かった」
これは本当に放っておいて欲しい時に見せる表情……やはり、やらかしてしまったか。
顔を隠すミンファと、頭を抱えるアイク。
~ミンファの気持ち~
もう、アイクの馬鹿……こんな所であんな恥ずかしい言葉……
『約束を誓い合った仲だ』
だなんて……
もう、バカバカバカ!
~一方のアイク~
今から謝っても許してもらえるだろうか。
いや、何かミンファの欲しいモノでも一緒に……
しかし……
すれ違う二人の感情。
『『『いや、この二人何してんの?』』』
そして、客の二人に対しての呆れ。
ミンファは真っ赤な顔を隠して体をもじもじとくねらせ。アイクはこの世の終わりだと言わんばかりに表情でその場を立ち尽くしている始末。
こうして二人は心がすれ違ったまま、この場を後にするのだがそんな事、二人は知る由はないだろう。
ここでもう一度言おう。最強の称号は『武』の頂に上った者のみ与えられるもの。そこまで到達するのに膨大な修行と折れない心が必要だ。
だが、そんな者たちでさえ勝てないモノがある。
それは……恋。
そして世界最強と謳われる男、アイク・ゼルロック・シュタインもその例に漏れず、幼馴染のミンファに勝てない運命に生まれてきたのだ。
~終わり~
やはりまだミンファは来ていな……
「あっ、お客様。こちらへどうぞ」
まさか、もう来ているのか……?
先ほどのウェイトレスが戻ってきて、アイクを中へと案内する。
オシャレとは程遠い俺でさえ、洒落ているなと感じる内装。
カウンターとテーブルの2種類の席があり、俺が連れていかれたのは調理人を一望できるカウンター席側であった。
「……あれは」
連れていかれた席には白いワンピース姿の女性が一人。
トクン……
「何だ?」
俺は女性の後ろ姿を見ながら心臓近くを手で押さえる。
久方ぶりの心臓の鼓動を感じた。
いつもは強敵との戦いの時に感じる事が多かった現象。
俺の体が無意識に何かに備えろと警告を放っているのだろうか?
アイクは周りを見渡す。
危険な人物は見られない。その前に、魔王幹部レベルの敵じゃなければ俺の相手にはならんだろう。
一応、警戒はしておこう。
「あれ? いつの間に来てたの?」
その時。目の前にいた女性がアイクに気が付き、振り向く。
「っ! ミンファ……なのか?」
いつもと違う雰囲気のミンファに呑まれるアイク。しかも、ミンファは普段しない化粧まで施しており、いつにもなく綺麗だと率直に感じた。
「もう、何言ってるの。私以外、あり得ないでしょ」
彼女はふふっ、と笑う。
トクン……トクン……
またっ!
先ほどよりも心臓の鼓動を繊細に感じ、動揺を見せる。
ミンファの前だ。冷静にいかなければ。
「そ、そうだな」
「……変なの。ってか、そんな所に立ってないでこっちに座れば?」
「あ、あぁ」
ミンファに誘導されるように隣の席に座る。
いつも何を話していただろう。日常会話……というモノでも無かったし、ほとんどミンファから話題を振ってくれていたような気もする。
二人は会話をすることなく、時は過ぎていく。
そして、最初に沈黙を破ったのは。
「ねぇ、アイク」
「……なんだ」
「今日の私、どう?」
アイクは言葉を詰まらせる。
何故か言葉が出ない。
ミンファはアイクの目をじっと見て、アイクの返答を待つ。
ただ、いつも通りに返事をすればいいだけじゃないか。ただ、一言。綺麗だ、という言葉をかけるだけで。
しかし、今のアイクにその言葉をかける勇気など持ち合わせていなかった。
「……ううん。何でもない。忘れて」
ま、待て。
ミンファは悲しそうに顔を逸らし、目の前にある飲み物に口を付ける。
おい俺。一体どうしたんだ。何故ミンファの悲しむ姿を見て黙っている。
何のために力を付けたと思ってるんだ。皆を守るため……いや、一番の理由は……
その時。過去の思い出がよみがえる。
~~~
『ミンファ!』
『うぅ……アイク。お父さんが……お父さんが……』
俺とミンファの父は既にこの世にいない。
魔王の勢力に対抗する為の兵として戦場にかられ、とっくの昔に命を落としている。
そうだ。この時。俺とミンファの父の訃報の知らせが届いた時に約束したんだ。
『……俺。決めたよ』
『……アイク?』
『強くなる。強くなって……君が笑っていられる世界を取り戻す』
『……ふふっ。何それ……』
ミンファは枯れたであろう最後の涙を拭きとり。
『分かった。待ってる』
アイクにとって忘れる事の出来ない、最高の笑みを浮かべてくれたあの時の笑顔を思い出す。
~~~
彼女の笑顔を守るためにじゃないのか。
「ミンファ……俺」
悲しそうなミンファを横顔を前に、アイクはようやく重い口を開こうとした瞬間。
「うわっ! この子。チョーかわいいじゃん」
「ホントだ!」
「ねぇ、お姉ちゃん。俺らと遊ばない?」
横から3人組の男性がアイクを無視してミンファにちょっかいを出し始める。
「だ、誰? や、やめてください」
ミンファは嫌そうに抵抗するが、3人は気にも留めず。
「いいじゃん。遊ぼうよ」
「あっちで俺達飲んでるから、一緒に……」
相当飲んでいるようで、一人の男が無理やりミンファの手を握り、自分達への席へ連れて行こうとする。
「きゃあ、離して……」
ミンファは抵抗するが男たちの方が力があり、このまま連れていかれるかと思われた時。
「おい」
「ほら、早くあっちに……」
男の肩を掴み、無理やり動きを止めるアイク。
「イタッ! イタタタタ」
すると男は痛そうに自分の肩を掴むアイクの手を掴み、引き離そうとする。
「おい! そいつに何を」
もう一人の男は仲間を助けようとこぶしを握り、アイクに殴りかかる。
「お前らこそ。ミンファに何をしている」
そんな攻撃をいとも容易く体を少し移動させるだけで避け、腹を殴る。
「ぐはっ!」
その男は苦痛の表情で倒れ込み、もう一人のアイクに肩を掴まれた男は痛みからミンファの手を放し。
「やっと放したな」
その瞬間、顔面にストレートをお見舞いする。
「ちっ! 何だよお前! お前こそこの子の何なんだよ!」
仲間をやられ、我を失った3人目の男はアイクへと襲い掛かる。
しかし、アイクは冷めた視線を送りながら避け様に男の頭を掴み。
「へっ?」
男の体が円を描くように地面を離れ、アイクは男を地面へと叩きつけ。
「約束を誓い合った仲だ」
言葉を吐き捨てる。
その状況に周りの客は唖然。
しまった。やり過ぎたか?
ミンファの事でいっぱいいっぱいだったアイクはしでかした後に内心、焦り始める。
くそっ。ミンファがいる前でやらかしてしま……
「兄ちゃん! よくやった!」
「かっこよかったよ!」
アイクが想定していたのと反対に、周りから熱い歓声が飛び始める。
この声は一体……っ! ミンファは?
状況に混乱していたアイクは、ミンファの事が気になり後ろを振り向くと。
「んん……」
顔を真っ赤にさせたミンファが両手で顔を覆っていた。
「……ミンファ? 顔が赤いぞ? それに怪我は……」
さっきので怪我を負ったのか?
アイクはミンファの手を取り、怪我をしていないか体を確認してまわる。
見たところ怪我は……
「だ、大丈夫だから!」
「しかし……」
心配でミンファを見ていると。
「ちょっとだけ放っておいて」
「わ、分かった」
これは本当に放っておいて欲しい時に見せる表情……やはり、やらかしてしまったか。
顔を隠すミンファと、頭を抱えるアイク。
~ミンファの気持ち~
もう、アイクの馬鹿……こんな所であんな恥ずかしい言葉……
『約束を誓い合った仲だ』
だなんて……
もう、バカバカバカ!
~一方のアイク~
今から謝っても許してもらえるだろうか。
いや、何かミンファの欲しいモノでも一緒に……
しかし……
すれ違う二人の感情。
『『『いや、この二人何してんの?』』』
そして、客の二人に対しての呆れ。
ミンファは真っ赤な顔を隠して体をもじもじとくねらせ。アイクはこの世の終わりだと言わんばかりに表情でその場を立ち尽くしている始末。
こうして二人は心がすれ違ったまま、この場を後にするのだがそんな事、二人は知る由はないだろう。
ここでもう一度言おう。最強の称号は『武』の頂に上った者のみ与えられるもの。そこまで到達するのに膨大な修行と折れない心が必要だ。
だが、そんな者たちでさえ勝てないモノがある。
それは……恋。
そして世界最強と謳われる男、アイク・ゼルロック・シュタインもその例に漏れず、幼馴染のミンファに勝てない運命に生まれてきたのだ。
~終わり~
0
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
クラスのマドンナがなぜか俺のメイドになっていた件について
沢田美
恋愛
名家の御曹司として何不自由ない生活を送りながらも、内気で陰気な性格のせいで孤独に生きてきた裕貴真一郎(ゆうき しんいちろう)。
かつてのいじめが原因で、彼は1年間も学校から遠ざかっていた。
しかし、久しぶりに登校したその日――彼は運命の出会いを果たす。
現れたのは、まるで絵から飛び出してきたかのような美少女。
その瞳にはどこかミステリアスな輝きが宿り、真一郎の心をかき乱していく。
「今日から私、あなたのメイドになります!」
なんと彼女は、突然メイドとして彼の家で働くことに!?
謎めいた美少女と陰キャ御曹司の、予測不能な主従ラブコメが幕を開ける!
カクヨム、小説家になろうの方でも連載しています!
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件
さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。
数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、
今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、
わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。
彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。
それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。
今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。
「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」
「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」
「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」
「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」
命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!?
順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場――
ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。
これは――
【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と
【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、
“甘くて逃げ場のない生活”の物語。
――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。
※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。
ヤンデレ美少女転校生と共に体育倉庫に閉じ込められ、大問題になりましたが『結婚しています!』で乗り切った嘘のような本当の話
桜井正宗
青春
――結婚しています!
それは二人だけの秘密。
高校二年の遙と遥は結婚した。
近年法律が変わり、高校生(十六歳)からでも結婚できるようになっていた。だから、問題はなかった。
キッカケは、体育倉庫に閉じ込められた事件から始まった。校長先生に問い詰められ、とっさに誤魔化した。二人は退学の危機を乗り越える為に本当に結婚することにした。
ワケありヤンデレ美少女転校生の『小桜 遥』と”新婚生活”を開始する――。
*結婚要素あり
*ヤンデレ要素あり
S級クラフトスキルを盗られた上にパーティから追放されたけど、実はスキルがなくても生産力最強なので追放仲間の美少女たちと工房やります
内田ヨシキ
ファンタジー
[第5回ドラゴンノベルス小説コンテスト 最終選考作品]
冒険者シオンは、なんでも作れる【クラフト】スキルを奪われた上に、S級パーティから追放された。しかしシオンには【クラフト】のために培った知識や技術がまだ残されていた!
物作りを通して、新たな仲間を得た彼は、世界初の技術の開発へ着手していく。
職人ギルドから追放された美少女ソフィア。
逃亡中の魔法使いノエル。
騎士職を剥奪された没落貴族のアリシア。
彼女らもまた、一度は奪われ、失ったものを、物作りを通して取り戻していく。
カクヨムにて完結済み。
( https://kakuyomu.jp/works/16817330656544103806 )
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
世界最強の賢者、勇者パーティーを追放される~いまさら帰ってこいと言われてももう遅い俺は拾ってくれた最強のお姫様と幸せに過ごす~
aoi
ファンタジー
「なぁ、マギそろそろこのパーティーを抜けてくれないか?」
勇者パーティーに勤めて数年、いきなりパーティーを戦闘ができずに女に守られてばかりだからと追放された賢者マギ。王都で新しい仕事を探すにも勇者パーティーが邪魔をして見つからない。そんな時、とある国のお姫様がマギに声をかけてきて......?
お姫様の為に全力を尽くす賢者マギが無双する!?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる