走り始めた恋

桜庭なぎさ

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2章

3話

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「美月、応援ありがとう。おかげで走り切れたよ」

彼の言葉に、私の心は高鳴った。これは恋心なのか、それともただの憧れなのか。私にはまだ分からない。しかし、一つ確かなことは、彼と共に過ごした時間が私の中でかけがえのないものになっていたということ。

「拓海さん、これからも一緒に頑張りましょう。私、マネージャーとして、そして…」

言葉を続ける前に、拓海が笑った。
「もちろんだよ。これからも、一緒に走り続けよう」

その瞬間、私たちの間に新たなスタートラインが引かれた。恋愛、学園生活、そしてスポーツ。それらすべてが交差する場所で、私たちの物語は走り始めたのだった。
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