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エピローグ

あとがき

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 自分の体は自分だけのものだと思っているうちはまだ半人前で、そうでないと気づいた時から人はようやく一人前になれるのだと思います。
 そういう意味では守りたいもの、たとえば恋人、家族、子供、はたまたペット、そんな存在ができたとき人は自然と成長することができるのではないでしょうか。
 何故なら健康でなければ守りたいものもろくに守れないからです。
 そうでなければ逆に迷惑をかけるどころか助けてもらなければならなくなるかも知れません。
 要するに家族で言えば大黒柱である父親が家族の誰よりも健康でなければならないということです。アルコールのとりすぎ、油ものの食べ過ぎでメタボなんてやっている場合ではありません。
 とはいえ健康であること、我慢すること、食生活に気をつけることの継続は大人でも容易なことではありません。
 それだけ世の中には魅力的で美味しい食べ物が溢れています。
 それにやりすぎるとかえってストレスでリバウンドをしてしまいます。
 だからみんな少しずつ変えていくことからのスタートです。
 出来ることから少しずつ。
 出来るだけでいいのです。
 大切なのは誰かのために健康であろうとする意識。
 まずは清涼飲料水を炭酸水に代えてみることからはじめてみませんか?
 その先にきっとあなたなりの素敵な不自由グルメが待っているはずです。
 どうかあなたの健康で大切な人の健康を守ってあげてください。
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