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障害編
33話【hot spring travel】新條 浩平 21歳:「間違えました」(藍原編)②
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唇で摘まむように、ちゅっと口づけをする。それから舌を出して、円を描くように、ゆっくりと舐めてみた。
「ん……」
初めて新條くんが反応して、少しだけ体をよじった。それでも気にせず、舐め続ける。舌先に、柔らかい粒のような感触があって、それがキモチいいようなくすぐったいような、妙な感じだ。……知らなかった、乳首を舐めるのって、相手をキモチよくさせるだけじゃなくて、自分もキモチいいものなのね。
味のないはずの新條くんの乳首が、すごくおいしく感じて、あたしは夢中で舐めた。反対の手で、もう一方の乳首をクリクリとこねてみる。新條くんが寝てると思えば、ドキドキはするけど恥ずかしくはない。後ろのふたりの物音はさっきより激しくなっていて、こっちに気づくどころじゃないみたい。
「あ……ンン……ッ」
新條くんが目を閉じたまま呻いて、あたしの頭をそっと撫でた。……起きてるのかな、寝ぼけてるのかな?
新條くんの呼吸が荒くなってきた。あたしに、感じてくれてるんだ。うれしい気持ちとともに、ムラムラが強くなって、小康状態だったあたしの股間が、またうずうずと疼き出す。
新條くんの胸から顔をあげて、後ろの気配に耳を澄ます。モソモソと布団が擦れることがして、楓ちゃんの小さな呻き声が聞こえる。
「ん……ああ……いいよぅ、もっと……もっとして、大橋クン……」
……楓ちゃん、起きてるのね。それで、大橋くんと……。あたしがいても、やめる気は、ないみたい……。
「んっ、ふ……っ」
ちゅく。ちゅぱ。
どこからの音なのかわからない水音が、時折聞こえてくる。どうしよう、すごく卑猥だ……暗がりで、こんな音を立てて何をやってるのか想像すると……もう、妄想どころじゃない。妄想じゃ、足りない。
あたしは新條くんの下半身に手を伸ばした。布団の中に手を入れると、浴衣の裾ははだけていて、すぐにトランクスに触れた。新條くんのソコは、すでに、大きく硬くなっていた。心臓の鼓動が速くなる。手のひらで包むように触れると、下着の上からでも熱を感じた。優しく握ってみる。硬いけど、まだ軟らかさも残ってる。ドキドキしながら、下着をずり下げてみた。ぴょん、と股間から棒状のものが姿を現す。暗くてよく見えないけど、そのシルエットがまたいやらしくて、もっと新條くんを感じさせたくて、あたしはそっと新條くんの足元に移動した。
目の前のものを、握る。勝手に、生唾が溢れてきた。不思議だ、今まで、男の人のココ……挿れてほしいと思うことはあっても、舐めたいと思うことはなかった。AVとかでも、おいしそうに咥えてる女の人を見ると、卑猥だなと思うことはあっても、あたしもしたいと思うことはなかった。でも、新條くんのは……。
我慢できなくて、ゆっくりと、先っぽに舌を這わせた。思ったよりつるっとしてて、味はないけど、なぜだかおいしい気がした。そして、今度も……舌先から、ゾクゾクと快感が流れ込んでくる。どうしてだろう。新條くんのアソコが、あたしの舌を刺激してる……そう思うだけで、どうしようもない興奮が襲ってきて、あたしはいよいよ我慢できなくなってきた。
ぐるぐると先っぽを何度も舌で舐め回したあと、そっと、新條くんのモノを、口に含んだ。
「ん……あ……ッ」
新條くんがきゅっと眉をひそめて吐息を漏らした。口の中で、ぴくんと新條くんのモノが跳ねる。少しだけ、大きくなった気がした。新條くんがもぞもぞと体をよじって、それから、両腕を布団について……少しだけ、上体を起こした。
「……せ、先生……?」
戸惑ったような小さな声が、聞こえた。新條くんのモノから口を離すと、それは反動でぷるんっと上に立ち上がった。
どうしよう、寝てる間に勝手に咥えちゃう女なんて、はしたなすぎる! わかってるけど、でも、我慢できなかった。さすがの新條くんも、引いてるかな? ああ、男の人のを咥えるなんて生まれて初めてなのに、これじゃあ慣れてる人みたいだ。新條くん、幻滅しちゃったかもしれない。
ドキドキしてた心臓が、さらに加速する。また、とんでもない淫乱のド変態っていわれたらどうしよう……急に、怖くなってきた。次の新條くんの言葉が、怖い。逃げ出したい。逃げ出したいけど、ダメだ、ここで逃げたら高校のときと同じになっちゃう。新條くんは、あたしがどんなに変態でも付き合ってくれるっていったんだから、信じないと……!
固まってる新條くんに、あたしは精一杯勇気を振り絞って、伝えた。
「……な、舐めたくなっちゃったの……」
「ん……」
初めて新條くんが反応して、少しだけ体をよじった。それでも気にせず、舐め続ける。舌先に、柔らかい粒のような感触があって、それがキモチいいようなくすぐったいような、妙な感じだ。……知らなかった、乳首を舐めるのって、相手をキモチよくさせるだけじゃなくて、自分もキモチいいものなのね。
味のないはずの新條くんの乳首が、すごくおいしく感じて、あたしは夢中で舐めた。反対の手で、もう一方の乳首をクリクリとこねてみる。新條くんが寝てると思えば、ドキドキはするけど恥ずかしくはない。後ろのふたりの物音はさっきより激しくなっていて、こっちに気づくどころじゃないみたい。
「あ……ンン……ッ」
新條くんが目を閉じたまま呻いて、あたしの頭をそっと撫でた。……起きてるのかな、寝ぼけてるのかな?
新條くんの呼吸が荒くなってきた。あたしに、感じてくれてるんだ。うれしい気持ちとともに、ムラムラが強くなって、小康状態だったあたしの股間が、またうずうずと疼き出す。
新條くんの胸から顔をあげて、後ろの気配に耳を澄ます。モソモソと布団が擦れることがして、楓ちゃんの小さな呻き声が聞こえる。
「ん……ああ……いいよぅ、もっと……もっとして、大橋クン……」
……楓ちゃん、起きてるのね。それで、大橋くんと……。あたしがいても、やめる気は、ないみたい……。
「んっ、ふ……っ」
ちゅく。ちゅぱ。
どこからの音なのかわからない水音が、時折聞こえてくる。どうしよう、すごく卑猥だ……暗がりで、こんな音を立てて何をやってるのか想像すると……もう、妄想どころじゃない。妄想じゃ、足りない。
あたしは新條くんの下半身に手を伸ばした。布団の中に手を入れると、浴衣の裾ははだけていて、すぐにトランクスに触れた。新條くんのソコは、すでに、大きく硬くなっていた。心臓の鼓動が速くなる。手のひらで包むように触れると、下着の上からでも熱を感じた。優しく握ってみる。硬いけど、まだ軟らかさも残ってる。ドキドキしながら、下着をずり下げてみた。ぴょん、と股間から棒状のものが姿を現す。暗くてよく見えないけど、そのシルエットがまたいやらしくて、もっと新條くんを感じさせたくて、あたしはそっと新條くんの足元に移動した。
目の前のものを、握る。勝手に、生唾が溢れてきた。不思議だ、今まで、男の人のココ……挿れてほしいと思うことはあっても、舐めたいと思うことはなかった。AVとかでも、おいしそうに咥えてる女の人を見ると、卑猥だなと思うことはあっても、あたしもしたいと思うことはなかった。でも、新條くんのは……。
我慢できなくて、ゆっくりと、先っぽに舌を這わせた。思ったよりつるっとしてて、味はないけど、なぜだかおいしい気がした。そして、今度も……舌先から、ゾクゾクと快感が流れ込んでくる。どうしてだろう。新條くんのアソコが、あたしの舌を刺激してる……そう思うだけで、どうしようもない興奮が襲ってきて、あたしはいよいよ我慢できなくなってきた。
ぐるぐると先っぽを何度も舌で舐め回したあと、そっと、新條くんのモノを、口に含んだ。
「ん……あ……ッ」
新條くんがきゅっと眉をひそめて吐息を漏らした。口の中で、ぴくんと新條くんのモノが跳ねる。少しだけ、大きくなった気がした。新條くんがもぞもぞと体をよじって、それから、両腕を布団について……少しだけ、上体を起こした。
「……せ、先生……?」
戸惑ったような小さな声が、聞こえた。新條くんのモノから口を離すと、それは反動でぷるんっと上に立ち上がった。
どうしよう、寝てる間に勝手に咥えちゃう女なんて、はしたなすぎる! わかってるけど、でも、我慢できなかった。さすがの新條くんも、引いてるかな? ああ、男の人のを咥えるなんて生まれて初めてなのに、これじゃあ慣れてる人みたいだ。新條くん、幻滅しちゃったかもしれない。
ドキドキしてた心臓が、さらに加速する。また、とんでもない淫乱のド変態っていわれたらどうしよう……急に、怖くなってきた。次の新條くんの言葉が、怖い。逃げ出したい。逃げ出したいけど、ダメだ、ここで逃げたら高校のときと同じになっちゃう。新條くんは、あたしがどんなに変態でも付き合ってくれるっていったんだから、信じないと……!
固まってる新條くんに、あたしは精一杯勇気を振り絞って、伝えた。
「……な、舐めたくなっちゃったの……」
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