一花の近況報告と独り言

たいよう一花

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06. 一花がkindleセルフ出版を始めた理由

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2023年8月、私は自作品の「KDP出版」を始めました。
9月3日現在、「世界で一番、尊い奇跡」の「番外編1 ただいま48手に挑戦中」と、「番外編2 その後の魔法使いの塔――新しい日々」の2冊が出版されています。

「KDP」、正式名称「kindle direct publishing(キンドル・ダイレクト・パブリッシング)」とは、あの超有名な世界規模のECサイトAmazonにて、何の肩書も持たない一個人が、自分の本を、主に電子書籍として出版できるサービスです。日本国内では2012年10月から始まりました。
個人が自分の書いたものを、大手サイトに出版できるなんて、私にとっては夢のような話です。

その夢を実現させることができたのは、ひとえに私の執筆活動を応援してくださる読者さまのおかげです。
この場を借りて、心からお礼申し上げます。
私の本をご購入いただいた読者様、本当にありがとうございます。
それから、レビューで★をたくさん下さった方、どなたか存じませんが、ありがとうございました! 初めて★を5個付けていただいたとき、「えっ?!」って、何度も目をゴシゴシして、幻影じゃないことを確認しちゃいました(笑) とても励みになります! おかげさまで、出版した甲斐がありました。


そもそもなぜ私がセルフ出版しようと思ったかと言うと、
私、もうあまりにも貧乏で、すごく悲しくなったからなのです。
労働して時間をお金に変えないと生きていけない上に、家庭の中で無償労働しているため、創作に使う時間がほとんどない。
できればずっと、物語を書いていたいのに、時間をお金に変えないと生きていけないから、創作に回す時間がとれない。
この命が尽きるまでに、頭の中にある物語を少しでも書いて生み出しておきたいのに、お金がないから時間がない。

私は書きたいのです。頭の中で次々、生まれてくる物語を、世に出したいのです。
例え商業的価値がないと言われても、物語を生み出すことを、諦めきれないのです。
私はずっと、限りある時間をできるだけ創作に回したい、と切実に、もうそれは切実に、思い続けてきました。

だからコツコツと、わずかな自由に使える時間を創作に当ててきましたが、10分とかの隙間時間では、全然、まったく、足りないのです!! 
隙間時間の活用は、執筆活動にとっては、ものすごく効率が悪いのです。
1時間のまとまった時間と、10分の隙間時間6回を比較すると、前者の方がはるかに多く書き進められます。隙間時間の場合、前回終わった場所から「どこまで書いたっけ、あれ?」と確認作業から始まりますし、すぐに作業から離れなくてはならないので、集中することができません。もうものすごく、効率が悪い。
私には創作に回す時間が、全然足りない。圧倒的に足りない。

このまま最期を迎えたら、きっと私、
「ああ……あの物語もあのエピソードも、それにずっと温めていた、とっておきのあの物語も書けなかった! 資本主義社会の奴隷というだけの残念な人生だった……」
と思ってしまう。そんなの悲しい、嫌だ。
できれば、
「あの物語も、あのエピソードも書けたし、読んでもらえた。頭の中にあるお話し、いっぱい世に送り出せた。苦労も多かったけど、楽しかった」
と、思って死にたい。

その切実な願いを叶えるには、宝くじ1等を当てるか、何とか自分の書いた物語を収益化できるようにするしかない。前者は絶望的な低確率でほぼ不可能、後者なら、少額であれば期待できる。
後者をチャレンジしてみる価値は、ある、多分。
もし、作品が少しでもお金になるなら、労働時間を減らし、より多くの時間を創作のために使える。

私はそのような、藁にも縋る思いで、収益化できる道はないのかと探しました。
無料公開で1か月150円程度のアルファポリスのインセンティブよりも、稼げる道はないのかと。(インセンティブはお話を更新すれば上記金額より少し増えますが、更新するためには執筆に多くの時間が必要で、長続きはしません。私の場合、3時間かけて書いたお話しで、50円もらえるかな……という程度なのです)
また、アルファポリスに「エール」という、広告を見て作者を金銭的に応援できる機能が実装されたので、私はほんの少し期待しましたが、「エール」を押してくださる数はとても少なく、私にとって「エール」は「読者様のお気持ちがすごく嬉しい」というハートフル機能と位置付けられ、収益化とは程遠いものでした。

そんな折、AmazonのKDP出版という道に辿り着いたのです。
この存在は以前から知ってはいたのですが、私にとってはハードルが高く、実行まで至らなかったのです。
でもサービス開始から10年以上経った今、システムや各種手数料など、サービス開始当初と比べて色々改変されてきたようです。
KDP出版する人も増えてきたようで、web上でレクチャーしてくれる人も増えてきました。
そういうサイトに行くと、「簡単」「誰でもできる」「1時間で出版」とか書いてあるのですよー。
へぇ……と思いました。
……じゃあ、ダメもとで、やってみようかな、と……。
そしてやってみて分かったのですが……結構大変でした。
私の場合は出版したいものが文字数の多い小説のため、校正やword文書の手直しに、かなり時間を要しました。
まあ、ちょっと慣れたので、次はもう少し手際よくやれるかな、と思います。
また機会がありましたら、こちらのエッセイで「KDP出版」で苦労したことを紹介したいと思います。


さて、話は変わりますが、もし私の作品をAmazonから購入してくださった方が、このエッセイを読んでくださっていたら、お尋ねしたい。

kindle版の読みやすさ、何か不都合なところ、なかったですか? 
快適に読めましたか? 
目次のジャンプ、ちゃんと機能しましたか? 
変なところ、不便なところ、ありませんでしたか? 

皆さん個々に、色んなプラットフォームを使って読書されていると思いますので、もし何か、気付いたことがあれば、教えていただけますとありがたいです。改善できる点は、原稿データを見直したいと思います。どうぞよろしくお願いします。

最後にもう一度、KDPにて本をご購読下さった読者様、重ねてお礼申し上げます。
本当に、ありがとうございます!

2023年9月3日 たいよう一花
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