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その日の午後
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午後散歩に出かけると、お隣さんが草抜きをしていた。
庭の草はかなり生えており、背の高い草も見られる。
「手伝いましょうか?草刈り機使えばすぐに終わると思いますよ。」
「助かります。このままこの草と格闘するのかと呆然としてました。
少し放置したら、いっぱい伸びちゃって、草って大変ですよね。」
僕は草刈り機で手伝った。草刈りはすぐに終わった。
「ありがとうございました。よかったら少し休んでいかれませんか?」
「じゃあそうさせてもらいます。」
そういって家に上がった。
彼女の家は昔上がった時とほぼ変わっていなかった。
「ここでくつろいでください」
リビングに通される。ふと見るとリビングの本棚に懐かしいものがあった。
小学校の頃の卒業アルバムだ。僕の方は実家とともになくなった。
麦茶を持ってきた高坂さんに、
「ここの小学校卒業なんですね。僕もここの小学校なんですよ。」
「え、そうなんですか?私は2012年度卒業です。」
「え、僕もですよ。同級生だったんですね。どの子ですか?」
「ちょっと待ってくださいね。ああこのページです。」
アルバムが開かれたのは僕と同じ組のページだった。
「私はこれですね。」
指を指されたのは『佐伯彩花』と書かれた写真だった。
「佐伯さんだったの?でも名字が」
「旧姓が佐伯なんです。」
「僕は藤原です。高坂は中学生の時に養子に行って変わったんです。」
「そうなんだ。なつかしいなー。同級でしかもあの藤原君だったなんて。」
「僕も最初はなんか雰囲気似てるなって思ったんですけど、表札が高坂になってたから別人と思ってました。」
「うん親が離婚しちゃってね。母方の旧姓名乗ってるんだよ。」
「そういえば商店街のおばちゃんが言ってたな」
「あのおばちゃん。悠斗君に会えるってこのことだったんだね。」
「僕のことも言ってたんですか?」
「そうなんよ、最近引っ越してきたって言ってたから、もしかしてって思ってたけど苗字違うし私も別人と思ってた。」
「なんかすごいすれ違いだね」
「そうだね」
そう言いながら笑い合う。この感じ懐かしいな
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僕は草刈り機で手伝った。草刈りはすぐに終わった。
「ありがとうございました。よかったら少し休んでいかれませんか?」
「じゃあそうさせてもらいます。」
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リビングに通される。ふと見るとリビングの本棚に懐かしいものがあった。
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「ちょっと待ってくださいね。ああこのページです。」
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