刃愛

のどか

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コトウ

燕飛ぶ

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 ついに、この日が来てしまったか、とハンソンは心の中で呟いた。
 ハンソンは『グランティア』の実質的な司令官である。
 『グランティア』はギルバートの支配下ということになっているが、現場での指示はハンソンの仕事だ。
 ギルバートに実戦は無理だ。
 大人しくマドゥの大幹部として納まっていればいいものを、なにをとち狂って、『サザンクロス』を──クロス・ノーマンを抹殺するなどと言い出したものか。
 諫めはした。大ボスに密かに、報告もした。カナリアと思われるものに、わざと情報を漏らすようなことまでした。
 だが、すべては無駄だった。
 『サモナ』コネクションのウィリスに踊らされ、とうとうギルバートは自ら動いてしまった。
 五代目からは、事態がどう転ぼうと、家族の命だけは保障すると密約を交わしてある。
 クロスが死ねば、『サザンクロス』を襲ったのは謎の敵。おそらくは『サモナ』だとして不問にする。
 ギルバートが敗れれば、『グランティア』とギルバート・マドゥはこの世から消滅する。ただそれだけだ。
 願わくば、この事件でのダメージが最小ですむ事を祈るしかない。
 『グランティア』の中には、比較され続けた『サザンクロス』とどちらが強いか証明できると喜んでいる者もいるが、それが反逆行為だということは無視するつもりらしい。
 ハンソンは『グランティア』に抜擢される前、『サザンクロス』のメンバーと一度だけ手合わせをしたことがある。
 六年ほど前だ。
 相手は有望な新人だと聞いていた。
 だが、その相手は、女のように綺麗な顔をした細身の少年だった。
 これで戦えるのかと、内心馬鹿にしていた。
 しかし、ハンソンは勝てなかった。
 むしろ、審判の身びいきが無ければ、負けていたといってもいい。実質の敗北だ。
 恐ろしく速い剣だった。それ以上に、その身のこなし。ハンソンはその速さを追い切れなかった。
 少年の打撃は浅いと無効にされ続け、少年の剣撃とハンソンの獲物がわずかにかすったのを、相打ちとして引き分けにされたのだ。
 しかし、少年は怒らなかった。
 その口元に浮かべた笑みが、本当はどちらの勝ちか分かっているだろう、とハンソンを嘲笑していた。
 実際には、笑みを浮かべ、一度礼をしただけだ。
 だが、ハンソンは敗北感に打ちのめされた。
 あの少年は、なんという名前だっただろう。
 後で制服を確かめてぞっとした。
 防刃のはずの制服が、何箇所も切られていた。手加減していたのは少年の方だったのだ。
 それが『サザンクロス』だ。
 あれから六年。あのときの少年はもう、一人前の男になっているだろう。
 まだ『サザンクロス』にいるのだろうか。

 車から突き出された銃口が、地面へ向けて銃弾をお見舞いする。
 『モグラ』は破壊され、車を足止めする前に爆発した。
 これでは足止めは難しかった。
「奴らが地面に向けて銃を撃ってます。『モグラ』は役に立ちません」

「分かった。足止めは俺がする。いちおう弾幕は張っておけ」
 スワロウはゴーグルをつけ、副隊長に言いつけた。
「俺は先に行く。おまえは皆を率いて来い」
「はい。隊長」
 スワロウの『韋駄天』が出力を上げた。
 『韋駄天』の最高速度は車をもしのぐ。ただし、そこまで自在に『韋駄天』を使えるものは少ない。
 スワロウは数少ないそのうちの一人だった。
 隊を置き去りにして、バードが送ってくる敵の現在位置へと急いだ。

 敵も『サザンクロス』のやり方を学んだのだろう。車中から地面へ向けて射撃し、爆発の余波が収まってから進む。
 車の足止めをするには、タイヤかエンジンあたりを打ち抜くしかない。
 しかし、車も防弾らしく、後はまぐれ当たりを期待するしかない。
「第三関門突破されました」
 悲鳴のような報告。突破された関所の人員も韋駄天をとばし、追いすがるがとめられない。
 別方向──街の中心部へ向かう道から、韋駄天の稼動音が響いた。
 束ねた黒髪をなびかせ、失踪する人影に、構成員は目を輝かせた。
 スワロウの韋駄天が唸りをあげた。最大出力のそれは、車にやすやすと追いつく。
 車に乗った敵は窓を開け、銃器を撃ってくるが、凄まじい旋回能力でスワロウはそれをかわす。
 鮮やかに運転席側に回り込んだスワロウは剣を振るう──韋駄天の推進力に、強靭なヒルト鉱石の剣。それにスワロウの剣技が加われば──車両ごと運転手を斬った──運転手を失った車はコントロールを失う。
 すぐさまスワロウは回避する。横転する車を尻目に、新たな獲物に襲い掛かる。
 前の車がやられるところを見ていたのだろう、車のドアが開いて、車に乗っていた人員が飛び出した。
 耳慣れた稼動音。
 敵は韋駄天を使っていた。
「ボス、『グランティア』だ。とうとう動いたぜ」

 その少し前、U地区と名づけたあるルートが、クロスへ連絡を入れた。
「ボス、予定に無い客が来ていますが、どうしますか?」
『客だぁ? 連絡は受けてないぞ。今まで攻撃されてない地区だからといって油断するな』
 連絡員はその一団を振り返った。
 その一団は武装していたし、おそらく『サザンクロス』構成員と同じくらいの集団だった。
 それがなぜ敵と判断されないのかというと、よく見える位置に、内部では顔を見るだけで分かる人物が乗っている。
 対応したのも、コネクションでこの人物を知らなければ、もぐりだと言われてしまう有名人だ。
 その人物がわざわざ車を止めて、通行の許可を申請したのだ。
 何も知らない下っ端が、味方と判断してしまっても、仕方が無い。
「でもボス、『マドゥ』のもんですぜ。顔も見たことあります」
『……どこのだ?』
「二番目がいます。ボス、救援です。『グランティア』が着ました」
『それは敵だ! 中に入れるな』
 男は振り返ることが出来なかった。
 背後からの銃撃を受けて後頭部を吹き飛ばされたからだ。

 銃声と悲鳴にそこでなにが行われたか、クロスには瞬時にわかった。
『ボス、『グランティア』だ。とうとう動いたぜ』
 スワロウの連絡が入り、クロスはすぐに指示を出した。
「スワロウ、そっちはそれだけでやれるな」『当然だ』
「U地区から敵の本隊が進行中、敵は『グランティア』だ。『グランティア』が裏切った。バードをU地区に飛ばせ。敵の位置と人数を確認しろ! 総員『グランティア』を殲滅しろ。俺も出る」
 クロスはすぐに立ち上がった。
 リッパーも動く。部屋においてあったクロスの韋駄天を差し出す。
「総力戦、でいいの?」
「ご本人がいたらしい。あっちも総力をかけてくるぞ」
「楽しみ♡ うちとどっちが強いかね?」
 クロスは韋駄天を装着した。
「誰だろうと、目の前に立ちふさがる敵はぶち殺す」
 クロスはリッパーを引き連れて部屋を出た。

 階段の下にリズが佇んでいた。
「また戦争?」
「そうだ。もっとも、お前達には関係ないな。誰が支配していても変わらないだろう」
「そうね。あたし達は、夜の蝶──誰にでも媚びてみせるわ──でも、時には本気になるのよ」
 リズの眼差しに、よく見る光を見出し、クロスは断った。
「──悪いな、大切なものは作らない主義だ」
「嘘つきね。それとも自覚が無いだけかしら?」
「なんだ?」
「あなた、大切なもの──失いたくないものを、持ってるじゃない」
 クロスは答えず、リズの脇を通り抜けた。
「フラレちゃったね」
 リッパーが肩をすくめた。
 リズは微かに笑って見せた。
「あの人、自覚無いの?」
「気がついてた?」
「当然よ。あの人があんな眼をするのは、一人にだけだから」
「無いよ。だから、じれったくなるね」
「……恋敵に塩を送るつもりはないの?」
「送ってるよ。受け取ってもらえないけど。あっちも自覚無いから。気がついてた?」
「当然よ。何年この商売やってると思ってるの?」
 同じ相手に報われない恋をした二人は、共犯者の笑みを浮かべる。
「次に好きになるのは、普通の人がいいわ。あんな男も女も魅了する人は、困るもの。男に負けるのって、ちょっとショックなのよ」

 W4ルートではすでに同じコネクションでの戦闘が開始されていた。
 『グランティア』の構成員は車を捨て、自前の韋駄天で滑走していた。その数およそ十八人。
 横転した車からも脱出した人員もいるが、後から追いついた警備員に始末されていた。
 韋駄天を使う戦い方は、相手を倒せばいい。バランスを失い倒れれば韋駄天の推進力で叩きつけられ、まず起き上がれない。
 互いにヒルト鉱石の武器を使用するため、ライトシールドは役に立たず、防刃の制服を使用しているため、刃は通らない。それゆえに、相手を転ばすよう攻撃することが基本だ。
 しかし、例外がそこにいた。
 誰よりも速く戦場を駆け抜ける影。
 『グランティア』の構成員は、車ごと人を斬るその剛剣に、ただならぬ敵と判断したのか、まだ後陣に追いつかれてないのをいいことにスワロウに群がった。
 幾人もの敵に、同時に追いかけられながら、追いつかせず、逆に急旋回や急激な方向転換で襲い掛かるスワロウの剣は──防刃のはずの制服ごと、相手を切り裂く。
 それほど巧みに韋駄天を操れるものも、そこまでの剛剣の持ち主をも、グランティアの構成員は知らなかった。
「どうした、かかって来いよ! 手早く終わらせたいんだよ! 手前らの本隊を刻まなきゃいけないんでなぁ!」
 言い捨てて、スワロウはすばやく方向転換し、相手の中を縫うように飛燕のごとく走り抜けた。
 走るのは銀色の軌道──噴きだす真紅。
 両刀に血を吸わせ、スワロウは不敵に笑った。

 すでに戦闘は乱戦の様相を呈してきた。
 双方身を運ぶのは、韋駄天と呼ばれる『マドゥ』独特の装備だ。それを装備した相手と戦うのは内乱以外ない。
 ヒルト鉱弾は暴発の可能性が高いと分かっただけに、『グランティア』はその使用を諦めていた。
 結果としてヒルト鉱石の武器による斬り合いとなる。
 だが、ここは『マドゥ』の本拠地であるシェードカオンではない。つい先日占拠した片田舎だ。
 そこでマドゥ内部でも、高名な二大戦闘組織が争うことになろうとは。
 外の『サザンクロス』
 内の『グランティア』
 辺境に位置し、外へとマドゥの支配地域を広げていく『サザンクロス』
 それに対して、本拠地に位置し、外部の干渉を受けたときに活動する『グランティア』
 それが雌雄を決しようとしていた。
 乱戦とはいえ、どうしても目立つものがいる。
 『サザンクロス』では、まず巨漢の二人──見上げのような大男で、グローブをつけた手で相手を殴り殺すもの──ヴィオと──どのような攻撃をされても意に介さず、電撃をもって相手を倒すもの──マリオネット。
 巨大な死神のような大鎌を振り回す痩身の男。どこにそれだけの力を秘めているのか、草でも刈るように人の首を刎ねていく。時には棒術のようにその柄を使っている──ダグラス。
 信じがたいことに、韋駄天の推進力を使い、空中を制するもの──が二人。
 壁面を韋駄天で駆け上がり、上空からの攻撃を可能にしているのだ。角度ひとつ間違えば、空中に放り出されるというのに、そのナイフ使いと──見えない攻撃──おそらくはワイヤー──を使う男は、そここそが自分たちの領域とばかりに、飛び回る。
 ナイフ使い──リッパー──は距離を置いたときはナイフを投擲し、接近戦では鮮やかに相手の喉を掻っ捌いた。
 もう一人──アラン──は、ときおり弧を描くような形で宙をとび、思わぬ方向から強襲する。それから推測すれば、ワイヤーを使って飛び移っているとしか思えず、その見えない攻撃もおそらくはワイヤーソーだろう。
 下っ端同士はいい勝負をしているが、その五人に対抗できるものはグランティアにはいない。
 ハンソンは戦慄した。
 名高き辺境の勇『サザンクロス』
 まさかここまでとは。
 出来ることなら、せめて一人でも止めたいところだが、人波で近寄ることさえ出来ない。
 ハンソンは柄までヒルト鉱石で覆われた槍を使う。その猛勇だけならば、先の『サザンクロス』の五人にも匹敵するだろう。
 グランティアは徐々に押されていった。
 乱戦とはいえ、敵は何か全体の動きを把握しているようだった。
 動きが組織的なのだ。
 それに比べて『グランティア』の指揮系統は崩壊したに等しい。
 全体の動きを把握するには周りの建物が障害となり、軍が今どうなっているのかも分からない。そして、中心にいるギルバートは具体的な指示を出さず、感情的に喚くだけだ。
 『グランティア』は上空を何度も旋回する小さな装置に気づかなかった。
 バードで戦況を把握しているクロスは、陣の奥から個々のリストバンド型の端末を強制起動させ、指示を出していた。
 指示も出すことも出来ず、ハンソンに出来ることは目の前の敵を倒すことだけだった。
 いつの間にか、ハンソンは本陣からはぐれていた。
 ひときわ高い韋駄天の稼動音。
 新たな部隊が戦場に到着したようだった。
 その中から、長い黒髪をなびかせた男がハンソンに斬りかかった。
 ハンソンはとっさに槍の穂でそれを払った。一撃、二撃、続く連続攻撃をしのげたのは、行幸以外の何物でもなかった。
 恐ろしく速い剣だった。そして重い。
 相手が距離をとった。
 まだ若い男だった。眼を保護するゴーグルから透けて見える容貌は、華やかで整っている。獲物は両手の長剣だ。
「やるじゃねえか。さすが『グランティア』、少しは骨があるぜ」
 ハンソンは槍を構えた。
 相手が微かに口元に笑みを浮かべた。
 その瞬間、韋駄天が唸りをあげ、襲い掛かってきた。
 ハンソンは穂先を突き出した。
 相手は、鮮やかな急転換でそれをかわしつつ、斬りかかる。石突でそれを払ったものの、続く一撃が来て、柄を回転させて、なんとかしのぐ。
 なんという身のこなし──これほどに韋駄天を使いこなす相手をハンソンは知らない。
 剣と槍では間合いが違う。槍の方が有利なはずだ。
 しかし、攻撃はすべてかわされる。真似の出来ない旋回で、何度も攻撃を繰り返す相手に、ハンソンは押された。
 だが──これと同じものを──前にも──
「よくしのぐ。だが、ここまでだ!」
 敵が真っ向から斬りつけてきた。
 ハンソンはヒルト鉱石の柄でとめようとして──柄が切断され──刃が肉に食い込んだ。
 男が会心の笑みを浮かべた。
 その間近に見た秀麗な容貌に──以前立ち会った少年の面影を見つけた。
 飛燕のごとき身のこなしに刺激され、ハンソンはその名を思い出した。
「スワロー……だったな……」
 ハンソンは倒れた。
 男──古い名前で呼ばれたスワロウはゴーグルをはずした。
「名はきかねえ。悪いが、消えてもらうぜ」
「仕方ない……ボスの暴挙を止められなかった咎だ……コネクションのためだ……」
 『サザンクロス』を強襲したのは、謎の組織とするために、どちらが勝とうと『グランティア』の死体は隠される。家族の下には帰れないが、家族が無事ならばそれでいい。
「強いな……やっと……本当に負け……ンクロスに……喧嘩を売るとは……間抜けな話だ」
「うちのボスはもっと強いぜ」
 ハンソンは苦笑した。
「……ボスを唆した……『サモナ』のウィリス……う男だ……気をつけろ……ボスはとんでもない……新兵器……ヒルト鉱石の……機関銃……」
 そこまで言って、ハンソンは事切れた。
 スワロウの端末が起動した。
『敵の頭の位置が判明した。今から頭を獲る。B以下は回りの敵を誘き出せ。A表示の出たものはついて来い』
「ボス!」
 スワロウの表示にはAが出ていた。
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