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そして、おとこのこは
なにもはなさなくなりました
つらいことも
なにとわからなくなりました
うでをきることも
やめました
いみがなかったからです。
しのうとすることも
やめました。
かなしくなるだけだったからです。
何も感じなくなった
感じたくなくなった
毎日毎日
作業のように学校へ行き、部活、塾、家、
学校では脆い人間関係を壊さないように気を使い、部活では空気のように、邪魔しないように、目が誰にも合わないようにひっそりと体育館の端っこで練習、塾では先生から聞かされる愚痴やら、合図地をうてば次々に出てくる、でも問題に生きず待ったら「話を聞き出そうとしないで早く調べなさい」
何を言う、勝手にベラベラ喋ってただけのクソババア
そんな事は言えず、ただ「はい」「すみません」を繰り返す、
周りの生徒からも笑われ、先輩からも笑われ、勉強どころじゃない
それでも親に辞めたいと言えなかった
助けてと言えなかった
そして家に帰ると叱られている妹
まぁ、妹が悪いんだけどね、何かまたやらかしたのだろう
ほかの日は学校のことで泣いていたり
だから相談に乗ることはよくあった
妹は軽い自閉症持ちで、なかなかクラスに馴染めないようだった
それならこうしたらいいだとか、
たまにすれ違う妹の同級生に密かに注意したり忠告したり
よくある話ではないだろうか
でも僕は
何故か妹をひどく嫌いいじめているという印象が周りの大人にはあったらしい
助ける気も失せ
相談にも乗りたくなくなった
顔も見たくなくなった
全部周りの言う通りになってしまった
一時期八つ当たりのごとく妹を叱ったこともあったが
もう今じゃ何も感じない
妹の存在自体なかったことにしたいのかもしれない
なぜ弟と引き離されてしまったのだ
何故兄弟バラバラに暮らさなきゃいけない
周りの幸せそうな家族を見ると吐き気がした
何も知らない無垢で綺麗な心を持った子供と、
何を考えているかわからない汚い心を持った大人
若い家族を見ると思う
いつ破滅するんだろう
僕は感情を表に出さなくなった分
大人や周りの同級生たちのことを見下し、憎み、
そして恨むようになった
それでも僕には身代わりになった時の笑顔が顔に張り付いて離れない
何度も悩んでるの?と聞かれた
でも話せなかった
信用出来なかったから
周りはそれを反抗期と呼ぶ
「大人が嫌い」「話すことなんてない」
でも大人も最初は子供だったんだから分かるはずだ
本当に辛い時、相談なんて出来るだろうか
信頼をしていない人間に
僕が家族のことで悩んでる、友達のことで悩んでる、僕はいつまで身代わりなんだ
そんな事聴けるだろうか
きっと何を厨二病みたいな事言っているんだ
と馬鹿にされて終わるだろう
大人は忘れてしまったのだ
子供の時の心のもろさ
考えが出来上がりきっていない矛盾だらけの世界に放り出された時の恐怖
それに立ち向かうために
僕は何も感じなくなった
いちいち怒ったり泣いたりしてたら疲れてしまう
だから何もなくていい
笑ってさえいれば
何も感じなくてもいい
空気のように生きていた
小学生から中学生のお話
なにもはなさなくなりました
つらいことも
なにとわからなくなりました
うでをきることも
やめました
いみがなかったからです。
しのうとすることも
やめました。
かなしくなるだけだったからです。
何も感じなくなった
感じたくなくなった
毎日毎日
作業のように学校へ行き、部活、塾、家、
学校では脆い人間関係を壊さないように気を使い、部活では空気のように、邪魔しないように、目が誰にも合わないようにひっそりと体育館の端っこで練習、塾では先生から聞かされる愚痴やら、合図地をうてば次々に出てくる、でも問題に生きず待ったら「話を聞き出そうとしないで早く調べなさい」
何を言う、勝手にベラベラ喋ってただけのクソババア
そんな事は言えず、ただ「はい」「すみません」を繰り返す、
周りの生徒からも笑われ、先輩からも笑われ、勉強どころじゃない
それでも親に辞めたいと言えなかった
助けてと言えなかった
そして家に帰ると叱られている妹
まぁ、妹が悪いんだけどね、何かまたやらかしたのだろう
ほかの日は学校のことで泣いていたり
だから相談に乗ることはよくあった
妹は軽い自閉症持ちで、なかなかクラスに馴染めないようだった
それならこうしたらいいだとか、
たまにすれ違う妹の同級生に密かに注意したり忠告したり
よくある話ではないだろうか
でも僕は
何故か妹をひどく嫌いいじめているという印象が周りの大人にはあったらしい
助ける気も失せ
相談にも乗りたくなくなった
顔も見たくなくなった
全部周りの言う通りになってしまった
一時期八つ当たりのごとく妹を叱ったこともあったが
もう今じゃ何も感じない
妹の存在自体なかったことにしたいのかもしれない
なぜ弟と引き離されてしまったのだ
何故兄弟バラバラに暮らさなきゃいけない
周りの幸せそうな家族を見ると吐き気がした
何も知らない無垢で綺麗な心を持った子供と、
何を考えているかわからない汚い心を持った大人
若い家族を見ると思う
いつ破滅するんだろう
僕は感情を表に出さなくなった分
大人や周りの同級生たちのことを見下し、憎み、
そして恨むようになった
それでも僕には身代わりになった時の笑顔が顔に張り付いて離れない
何度も悩んでるの?と聞かれた
でも話せなかった
信用出来なかったから
周りはそれを反抗期と呼ぶ
「大人が嫌い」「話すことなんてない」
でも大人も最初は子供だったんだから分かるはずだ
本当に辛い時、相談なんて出来るだろうか
信頼をしていない人間に
僕が家族のことで悩んでる、友達のことで悩んでる、僕はいつまで身代わりなんだ
そんな事聴けるだろうか
きっと何を厨二病みたいな事言っているんだ
と馬鹿にされて終わるだろう
大人は忘れてしまったのだ
子供の時の心のもろさ
考えが出来上がりきっていない矛盾だらけの世界に放り出された時の恐怖
それに立ち向かうために
僕は何も感じなくなった
いちいち怒ったり泣いたりしてたら疲れてしまう
だから何もなくていい
笑ってさえいれば
何も感じなくてもいい
空気のように生きていた
小学生から中学生のお話
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