あなたと私の壊れかけた世界

Euclase

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宝箱

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私「なにそれ?」

君「昔やってたゲーム」

私「へぇ・・・あ・・・これ見たことあるかも」

君「こういうのやるんだ」

私「きょうだいがやってたのを横で見てたかな・・・」

君「そう」

私「ん?」

君「どうかした?」

私「昔から不思議だったんだけどさ」

君「はぁ?」

私「ダンジョンっていうの?迷宮かな?なんで宝箱があるんだろう?って」

君「あぁ・・・それね」

私「ん?」

君「ゲームの[宝箱]って本来は死体なんだって」

私「・・・は?」

君「元々は大人向けのゲームで旅人とか冒険者の死体がアイテムを持っているって設定でね」

私「ん?」

君「子供もやるゲームにするのはどうなんだろう?となって宝箱になった」

私「・・・なるほど」

君「聞いた話だから本当かどうかはしらないけどね」

私「宝箱に化けたモンスターとかいたよね」

君「あぁ・・・あれは死体のふりをした強盗って設定かな」

私「なるほど」

君「あとはアンデッドって設定だったらしいけど・・・まぁファンタジーだから」

私「そうね」

君「・・・」

私「ん?」

君「いや、アンデッドって自分で口にして不思議な言葉だと思って」

私「死んでいない?」

君「かな?」

私「死にきれなかった?」

君「かもね・・・あ」

私「どうかした?」

君「全滅した」

私「・・・宝箱になった?」

君「かもしれない」
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