量産型女子

Iris

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きっかけ

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さてと、仕事終わったしかえるか・・・

寄り道して帰りたいけど感染でもしたら会社クビになりそうだし

そんなことを考えながらスーパーマーケットで買い物をする

部屋に帰ってPCを立ち上げて音楽を流す

部屋着に着替えて

冷蔵庫の残り物と相談しながら食事の用意をする

さて・・・発泡酒の缶をあげて口をつける

簡単に食事を終わらせてシャワーを浴びる

下着のまま

髪を乾かしながら

なんだろうな・・・生活のリズムというのか

同じことの繰り返しだな・・・

なんか変えてみる・・・いろいろ変わるかな?

ん?Claudiaさんからメールか

『普通ではない人はこんな感じですか?』

・・・ん?

これは・・・あの人に似てる?かな・・・

まぁ、自分で自分を描く訳もないか・・・私の送ったイメージが・・・

だいたいあってる

ふっ・・・ははは・・・まぁそういうことか

「はい、このイメージでお願いします」

『はい、では進めますね』

「色彩の感じは前回のイラストと合わせて使いたいので同じイメージでお願いします」

『わかりました』

どうしようかな・・・エルフのイラストもお願いしようかな・・・

・・・また今度でいいかな、このイラストが終わったタイミングで

自分の話がどのレベルかはわからないけれど

自分のイメージするイラストをあてたいよな・・・

ClaudiaのSNSを開いてみる

・・・は?

イラストが2枚あがっていいた

あ・・・そういうこと

『今年の8月でイラストを描き始めて3年がたちます』

最初に描いたイラストと同じモチーフの絵が掲示されている

・・・なるほど、3年でこうなるのか・・・私には無理だな

ワードアプリを立ち上げて文章を綴る

メールを受信した音がした

Claudia『これで仕上げてよろしいでしょうか?』

・・・速いな、お・・・これならいいかな、イメージに合ってるし

「はい、お願いします」

小説の1話分を描き終わったころにまたメールが入る

Claudia『これでいかがでしょうか?』

・・・何時だいま?・・・23時か、忙しい人だな・・・

そう思いながらチェックする

「はい、これでOKです」

Claudia『ありがとうございます』

・・・そっか、明日お金を手渡ししてみればいいか・・・現金あったかな?

何て話かけよう
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